ICU Cherry Blossom奨学金,ICU奨学金,ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜

今回は第1期のICU Cherry Blossom奨学金に採用され、オンラインレクチャーを利用してICUに合格したカンサイジンさん(以下Kさん)にお話を伺いました。

Cherry Blossom奨学金は2024年度から始まった新しい奨学金で、1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)以外の高校出身の学生を対象としています。給付対象は20名で、採用されると入学金全額と、授業料の2/3が免除されます。つまり1/3の授業料でICUに通うことができます。また、予約型の奨学金であるため、入試を受験する前に結果が分かります。

ICU Cherry Blossom奨学金採用候補者内定通知(Kさんご提供)

(Cherry Blossom奨学金に応募したきっかけを教えてください)

はい、総合型選抜に応募するためにこまめにWebサイトをチェックしていたので、Cherry Blossom奨学金の募集が始まるということは高3の春の段階で確認していました。

それから高3の6月に募集要項が公表されて、申請開始から締め切りまでの期間が短かったため、すぐに手続きを始めました。

(Cherry Blossom奨学金の応募方法は?)

応募には「収入を証明する書類」と「調査書」が必要です。収入を証明する書類は取得を親に頼んで役所で取ってきてもらいました。調査書は高校で発行してもらう手続きをしました。これらの書類はレターパックで指定された宛先に送ります。

奨学金の応募はガクシー(https://gaxi.jp/)というサイトで行います。ガクシーの所定の申請フォームに入力して、レターパックの番号を画像をアップロードするなど、指示された手順を経て応募しました。

(志望理由などは記入しましたか?)

いえ、志望理由の記入は無かったです。調査書だけで決まるんだなと思いました笑

(調査書の評定平均はいくつでしたか?)

調査書は高3の6月に発行してもらう必要があったので、自分の高校の場合は2年までの成績で提出しました。評定平均は4.8でした。

(結果はいつ頃、どのような形で分かりましたか?)

結果は8月に分かりました。ガクシーのサイトにログインして、採用された事を確認しました。奨学金の採用通知書が表示されて、予約採用番号が書かれていました。

(予約採用番号とは?)

Cherry Blossom奨学金は予約型の奨学金なので、先に奨学金への内定が決まってから入試を受ける形です。そのため、ICUの入試を受ける際には、Cherry Blossom奨学金の予約番号を入力します。

(応募手続きを経て、Cherry Blossom奨学金の採用候補者に内定した感想は?)

手続き自体は事務的な作業なので、大変ではありませんでした。特に小論文を書くなどはなく、調査書などの書類をそろえて応募するだけなので、対象となる人は応募すべきだと思いました。

私は関西出身なので、東京に出て生活すると費用がかかりますし、奨学金への内定はとてもありがたいと思いました。もちろんその段階ではまだICUに受かった訳ではないので、入試を頑張ってICUに入学しようという気持ちになりました。

また、第1期の募集ということもあったと思うのですが、募集開始から締め切りまでがとても短かったです。こまめに情報収集しておくことは大事だと思いました。

(次回に続きます)

*参考:
今年度の場合は入学金30万円と授業料97万4千円が免除されるので、4年間合計で419万6千円に相当する。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

Aurora

<プロフィール>

西日本の中高一貫校出身、現役で合格。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 6-7割
総合教養得点 = 6-7割
英語リスニング得点 = 8-9割
英語リーディング得点 = 7-8割

(共通テスト得点 参考)

英語 L,R共に9割超
国語 7割弱
世界史 8割弱

4.併願校

東京外国語大学 国際社会学部
関西学院大学 国際学部

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校3年時、まだ志望学部すら決まっていなかった私に母が「国際色豊かで、東京にあるのにムジナが居るくらい自然環境に恵まれた、教養学部のある大学があるよ」とICUの存在を教えてくれたのがきっかけです。

6.ICUに期待するところ

学生生活を壮大な自然の中で過ごしながら様々な学問に触れて、あらゆる事象を多角的に見る事の出来る視野の広さを身に付けていきたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

ICU特有の学習カリキュラム、恵まれた自然環境、そして国際色豊かな点の3つを中心に私自身が魅力的に思った事柄を書かせて頂きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

幼少期からの自然探索と、そこから自身が学んだ事について書かせて頂きました。

a. 人文・社会科学

時間が無く、最後の5問程が解き終わりませんでした。
私が苦手としていた哲学に関する問題だった事もあって混乱して内容が殆ど頭に入らず、過去問では8割前後を安定して取っていたにも関わらず本番は取れていても7割くらいだろうと予想しています。
対策は、とにかく試験本番の緊張感に耐性を持つこと、そして選り好みをせずに様々な文章に日頃から触れる事くらい…?
後は、私が試験中の密かな楽しみにしていたICU特有の少しふざけた問題が今年度は無かった事には個人的に少しショックを受けました。

b. 総合教養(ATLAS)

人文・社会科学と同様、時間が足りませんでした。
自信のあまり無い問題が数問あり、過去問では見切りを付けて飛ばす練習をするよう対策していた筈が本番ではつい飛ばす事を躊躇って結果的に時間をかなり取ってしまいました。
後半10問に集まっていた生物の知識を使えば文章をあまり読まなくても解ける問題にかなり救われた印象です。
皆さんは私と同じ轍は踏まないで下さい。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

特に私が難しく感じていた一番最後の問題(5分程度の英文が流れ、それに関する5つの問を解くもの)は初めの内は集中力が途中で途絶えて肝心な文を聞き逃す、といった事が多く起こっていましたが、オンレクで過去問を解いていく内に解消され、とても助けられました。

本番は途中マークミスをするという思わぬハプニングに慌てましたが、リスニング音声終了後自分の答えを書き込んでいた問題用紙とマークシートを照らし合わせる事によって乗り越えました。

共通テスト対策でもよく言われている事ではありますが、問題用紙に答えを書き込んでおくのは本当に大事だと痛感させられました。

<リーディング>

とにかく時間との勝負といったイメージです。

PartⅠは文章と問題とを照らし合わせ、どれだけ早く答えを探し抜くか、Part2は日頃の積み重ね(単語暗記&分詞、前置詞等に関してどれだけ理解しているか)が肝になっている印象です。

個人的にはPart1よりはPart2の方が難解に思え、本番も半Part1の出来栄えには自信があったのに対し、半分くらいしか合っていないように感じました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

1つの科目で失敗した、と思っても気持ちを逐一切り替えて行きましょう。

私は人文・社会科学とATLASであまり自信が無かった際にICUのキャンパス内を散策し、雄大な自然を見て心を落ち着けました。

また、ICU試験会場の机は問題用紙を開けて置くと余るスペースが殆ど残らない程のかなり小さいものになっているので、本番慣れない環境で試験をするのは…といった方は、似た環境で過去問を解いてみる事をおすすめします。

8. 最後に一言

ICUでお待ちしています。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,ICU総合教養対策(ATLAS),一般選抜

今回は2025年度から実施形式の変わる総合教養(ATLAS)についてお伝えします。

総合教養(ATLAS)とは?

総合教養(ATLAS アトラス)はICU国際基督教大学の一般選抜の試験科目の一つです。一般選抜は文系、理系、英語外部試験利用型など4つの形式がありますが、いずれの形式でも総合教養(ATLAS)は必須です。

2025年度からの変更点は?

ICU国際基督教大学配付資料『教養学部入学選抜「一般選抜」の変更について』より

2025年度の変更点、および判明している注目ポイントは以下の通りです。アンダーライン黄色を付けた箇所はICUの公表する資料には書かれていないものですが、取材等で明らかになった内容です。

・従来は冒頭に放送が流されていたが、2025年度からは開始10分後に約15分の放送が流れる

・試験開始10分間は資料を読む時間として確保されている。この時間は冊子1(資料+メモ冊子)を読む。

・放送時間中(15分)は冊子1を見ながらメモ等をする

設問への回答は放送終了後のみ可能。冊子2(問題冊子)には封がされており、放送終了後に封を開くことができる

・45分間で冊子2の問題に答える。

・問題は40問程度(変わらず)、試験時間は70分(10分短縮)

従来は4パートに分かれていたが、2025年度からはパート分けがなくなる

ATLASの冊子構成と時間のイメージ図

2025年度以降の対策として、2024年度以前の過去問を解く場合の手順

2025年度以降の総合教養の変更点を踏まえて、2024年度以前の総合教養の過去問を解く際は次の手順で解くとよいでしょう。

(1)問題冊子の資料部分だけを10分間読む。この際、設問部分(問1-40)は見ないようにする。

(2)放送講義(約15分)を聴きながら、メモ冊子にメモを取る。問題冊子の資料(論文)部分は見てもよいが、設問部分(問1-40)はまだ見ないようにする(*2025年度以降の試験でも放送を聴きながら問題を解くことはできないので注意)。

(3)放送終了後、45分間で設問を解く。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,オープンキャンパス

今回はICU国際基督教大学で2024年3月20日に行われた、2024年春のオープンキャンパスのフォトレポートをお届けします。

会場入り口付近の様子。全体に夏のオープンキャンパスよりは空いていて、ゆっくりと見学できる雰囲気でした。

まずは学食に行きます。オープンキャンパスの日は均一料金でどのメニューも500円で提供されていました。メニューを番号で選び、隣にある券売機の番号を押して、Suica(交通系カード)で支払うと簡単です。お昼前の時間に行きましたが比較的空いていて快適でした。

入試関連の説明会はD館東棟(旧D館)のオーディトリアムで実施され、「ICU一般選抜説明」では2025年度入試の変更点や、入試の狙いなどを担当教授が詳しく説明されていました。2025年度の入試の変更点に関しては今回確認できたこともあったので、次回のブログ記事でご紹介します。

写真左は改装中の本館です。すでに工事期間に入っていて立ち入り禁止になっていました。写真右はT館エントランス付近。モデル授業や大学紹介など主要なイベントはT館をメインに行われていました。恐らく2025年度入試でも本館が使えないはずなので、今回のようにいくつかの建物に分かれて実施する形になりそうですね。

T館内部の様子。事前予約制のモデル授業が主に行われていました。一部の席に余裕のあったモデル授業では当日参加も可能だったようで、実際にスタッフの方が呼び込みを行っていました。写真右はT館売店で限定販売されていたICU大学ロゴ入りトレーナー、1枚4000円。元は学生有志の方がデザイン・企画されたものだそうで、今後は大学側のオフィシャルグッズとしてこのデザインが引き継がれるとのことでした。今回のトレーナーは限定販売のようでしたが、今後はこのデザインのものがICUオフィシャルグッズとして購入できるようになるかもという事のようですね。

こちらは来場するともらえるパンフレットなどのセットです。

2025年度春のオープンキャンパスを振り返ると、ICU本館が使えないことで、大学の複数の建物を幅広く使った運営がなされていた事が特徴的だったと思います。

各種イベントに参加していくとICUの各施設が見学できる形になっていたので、学生にとってはICUの雰囲気をよりよく理解できる機会になっていたと思います。一方で、イベントの選択のしかたによっては、広いICUのキャンパスを短時間で移動しなければ次のイベントに間に合わないという状況もあったかもしれません。

ICU学内の全部の会場を移動するのは無理なので、学生はモデル授業に参加し、保護者は各種説明会に出席するなど、役割分担している親子連れの方も多かったようですね。モデル授業への参加は学生に限定されているので、効率的な方法だと思いました。

2025年度入試の変更点は、入試説明会の内容と合わせて次回以降の投稿でご紹介します。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,お知らせ

2025年度ICU入試対策オンラインレクチャーの募集を開始いたしております。4月末に開講いたします。

2025年度ICU入試対策、オンラインレクチャーの詳しいご案内は下記URLをご参照くださいませ。
https://icu.bucho.net/icu_onlinelecture/

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

こくさい

<プロフィール>

法政大学出身、大学では映像、軽音、ジャズサークルに入っていました。現役時に不合格だったため仮面浪人をして1年目でB方式編入で合格しました。

2.受験形態

一般選抜 B方式

3.予想得点

総合教養得点 = 7割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校入試の時にMARCHの付属校に複数校合格、そこから次のステップとしてICUを意識し始めた。元々都立国際のような環境を求めていたため少数精鋭、国際性のあるICUを魅力的に感じていた

6.ICUに期待するところ

楽しく過ごし留級しないことが1番ですが、それ以上に教養人になることです。特に今の社会では表層的な知識はどんどん意味を失っていると思うのでより深い思考力や発想力などを得たいと思っています。ある意味でこの方向での努力がこの先社会に出た後自分を助けてくれると思っているので

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

より身近な諸問題や自分の感じる閉塞感などを研究し生きる指針を得たい
↑他にも内容的にはバラバラなものを書いていました

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

映像制作を企業、大学のサークルでも副サークル長として行なっていた←B方式の面接でここも聞かれました、学生の素の部分を見てくれているような気がします

b. 総合教養(ATLAS)

まさにオンレクのおかげで点数が取れました、過去問の答えと例題があるのがありがたかったです。最終的にB方式の編入で唯一の編入合格者になれたのはこの科目のおかげなのでまさに人生が変わりました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文・社会科学
個人的にはよく合格した方が言っている本を読むことと世界史や倫理の素養をつけることが重要だと考えています。

英語リスニング
A方式には落ちてしまいましたが英検一級をとった現役の時より浪人時にtoefl ibtで25/30をリスニングで獲得した後からICUのリスニングでも過去問で7割以上を取れていたのでオンレクの過去問とTOEFLの勉強をお勧めします。

英語リスニング
A方式はなぜ落ちたのかわかりませんが高校2年次の英検一級ではリーディングの素点で8割、仮面浪人時にはtoefl ibtのRで27/30点取っておりました。まさにICUのリーディングは魔境なのかもしれません

現役の時はダウンジャケットを着て逆に暑かったので浪人ではすぐ上着を脱げるようセットアップスーツで行きました。熱い部屋と寒い部屋もあるようなのですぐ脱げる格好はマストだと思います。あと昼は2年連続でばか山の方に行っていたのですが気分転換になるのでおすすめです(浪人時は受験仲間がいなかったので孤独でした)

8. 最後に一言

今年落ちてしまった人も仮面浪人という選択肢は残されています。私も初出願のB方式にまぐれで受かったので生きていれば思わぬ幸運、機会に恵まれることがあります。ICUが全てではないのでなんとも言えませんが学生のうちは自分の思いに従った方が例え失敗してしまったとしても人生に納得できるように思います。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

カンサイジン

<プロフィール>

高校:中堅私立高校の一貫生
趣味:音楽、ゲーム、ネット
部活:外国語部(ほぼ帰宅部)

2.受験形態

一般選抜 B方式

3.予想得点

総合教養得点 = 8割

(共通テスト得点 参考)

国語:70点くらい(ほぼ現代文の点数)
世界史:55点
英語R:7-8割
英語L:8割強

4.併願校

立命館アジア太平洋大学、英語重視方式と共通テスト併用方式
中央大学総合政策学部、学部個別選抜と英語外部試験利用方式

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

予備校の面談で紹介され、キャンパスに行ってみたところ、植物園みたいなキャンパスに惹かれたから。
元々進路としてアメリカのリベラルアーツカレッジが気になっていたので、ICUの教育も魅力的でした。

6.ICUに期待するところ

オルガンの授業をとってみたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

オーバーツーリズムに興味があるので、ICUでは公共政策を主軸に社会学や心理学を学びたい。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

外国語の学習。

b. 総合教養(ATLAS)

高校の授業を真面目に受けることが大切だと思います。
科学基礎や生物基礎の知識は教科書レベルで充分なので、高校のテスト勉強を私文だからといって捨てなかったことが活きたと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの試験は時間との勝負な面が大きいと感じるので、慣れてきたら時間を測ってやることが大切だと思います。
僕はA方式に落ちてB方式で合格したので、TOEFLやIELTSのスコアを高めて合格の可能性を少しでも大きくすることが大切だと思います。英語スコアのための勉強とICUの英語対策は重なるところがあるので、決して無駄にはなりません。
また、首都圏以外の学生のために今年度からICU Cherry Blossom奨学金が始まっているので、対象の方は申し込むことをおすすめします。

8. 最後に一言

オンレクはとても助かりました。自分のペースで読み進められるところがいいと思います。
総合型もA方式もダメでしたが、B方式で合格することができました。ICUに一回落ちても、諦めないで頑張ってください。

(追加の質問)

・提出した外部英語試験の種類と点数は?

→IELTS 6.5を提出しました。TOEFL80も一応持っていましたが、提出したのはIELTSの方です。

・二次試験のオンライン個人面談ではどのような事を聞かれてどのように答えた?

→質問は提出書類(志望理由と学習計画)に基づいた質問と口頭試問のような質問がありました。
志望理由系の質問は「ICUを志望した理由」や「なぜ他の大学ではなくICUなのか」「(願書の最初の項目)志望理由書に書いてあるあなたが興味を持っている分野について説明してください」といった質問でした。願書にあった2番目の項目の「最も得意とすること、好んで行っていること」からの質問はありませんでした。

その場で考えて答える質問は「世界規模の問題はどのようにすることで解決できるか、あなたができることはなにか」「ICUの求める学生像とはなにか」「2040年の自分はどのようになっていると考えるか」といった質問でした。

志望理由系の質問については、通っていた塾の先生との練習で何を話すかおおまかに決めておきました。志望理由は入試の面接では100%聞かれると思うので、何を話すかポイントをまとめておいた方がいいと思います。本番は緊張すると思うので、一言一句準備して暗記することは個人的にお勧めしません。入学後に学びたいことや、卒業後に何をしたいかなどについても整理しておくといいと思います。

口頭試問系の質問については、その場で考えて答えるしかなかったです。答える中で意識したことは、結論を明確に述べることと、その理由が筋から逸れないように注意することです。また、すぐに答えることが難しい質問は結論を最後に述べることで考える時間を稼ぎました。

・関東(1都3県)以外の学生向けのICU Cherry Blossom奨学金はもらえた?

→ICU Cherry Blossom奨学金に第一次募集で内定しました(総合型と同時に出すつもりだったので)。提出したのは高校の成績と収入を証明する書類くらいだったと思います。

(*ICU Cherry Blossom奨学金は、授業料が1学期と2学期の授業料が4年間免除される。つまり3学期だけ授業料を払えばよいので、1/3になる。)

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

般若

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

英語91,94
国語(近代以降)90
数学124
(共通テスト得点 参考)
英語91,94
国語(近代以降)90
数学124

4.併願校

上智大学
慶応大学
早稲田大学

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

英語が得意だったのとリベラルアーツ教育に惹かれたので選びました。

6.ICUに期待するところ

一般教養の授業で幅広い知識を得るのが楽しみです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

リベラルアーツに惹かれたことと、幅広い知識を組み合わせたいことを書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

英語が得意であることを書きました。

a. 入試対策

形式の確認のみ。時間配布やメモの取り方のイメージを掴むためにやりました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文科学は世界史や現代社会の授業を取っているととても有利であると感じました。高い国語能力がかなり試されていると思います。
総合教養は時間にかなり余裕が無いので、迷ったら潔く飛ばすことが大事です。後半に比較的簡単な計算問題がある事があるので、そこは確実にとっておけると良いと思います。前半の方がリスニングの内容ともリンクしていて解きやすいように感じました。
リーディングは現代文を英語で解かされている感じなので、長文読解を中心に勉強するのが良いと思います。
リスニングは選択肢を先に読むのは諦めた方がいいです。数字を中心にメモを取るのがいいと思います。

8. 最後に一言

試験前は深呼吸をして頑張ってください!

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

シャチ

<プロフィール>

沖縄県の県立高校出身
中学三年生から高校2年生まで英語塾に通ってました
洋楽を聴くことと海外ドラマを見ることが趣味です

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

英語R 97 英語L 98
国語 158
数学1A 35 数学2B 48
世界史 87
地理 100
理科基礎 81

(共通テスト得点 参考)

英語R 97 英語L 98
国語 158
数学1A 35 数学2B 48
世界史 87
地理 100
理科基礎 81

4.併願校

東京外国語大学 国際社会学部
早稲田大学 国際教養学部
明治大学 国際日本学部(共テ利用)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校2年生の時、進学する大学を決めるためにネットで色々調べていく中でICUのことを知り、ELA、少人数教育、メジャー制などICUの全てに魅力を感じたので志望していました。

6.ICUに期待するところ

生き物が好きなので生物学や環境に関する授業を受けるのが楽しみです。また、昔から外交などにも興味があったので法学や国際関係の授業も受けてみたいと思ってます。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

少人数教育、ELA、リベラルアーツに魅力を感じたことについて書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

外国語同好会に所属し英語ディベートの活動に関わっていたことなどについて書きました。

a. 人文・社会科学

過去問では割と取れていたので、過去問を解くくらいでこれといった対策はしませんでした。
過去問はいつも大分時間が余っていたのですが、本番は緊張や体調などで大分ギリギリで確認の時間も取れなかったので、
過去問を解く際も時間制限をキツめにして解くことをおすすめします。

b. 総合教養(ATLAS)

講義はワークシートみたいなのに書いてあることを中心に細くメモしていました。特に数字が出てきたら注意してメモをするようにしていました。自然科学パートに関しては国立の勉強で、生物基礎・地学基礎をしていたので特に問題はありませんでした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは英語に耳を慣らすことが重要だと思います。過去問をとくのはもちろん、youtubeや海外ドラマなどの英語音声を英語字幕を見つつ聞くのもおすすめです。本番は音声がこもっているように聞こえて、最初の方は聴き逃しましたが、幸い耳が慣れてきて後半は聞き取れたと思います。本番の放送が聞き取りずらいことは知っていたのですが、スピーカーで音声を聞くなどの対策はできていませんでした。受験する方は1度試してみることをおすすめします。

<リーディング>

速読は得意な方で、時間厳しめの大学の問題をいろいろ解いていましたが、ICUのリーディングは特に時間設定が厳しいように感じられました。自分は人文学系の問題が苦手だったのでそのパートはあまり時間をかけすぎないように気をつけていました。また、最後の穴埋め問題は熟語が分かれば解けるものも多いので熟語の勉強をしておくこともおすすめします。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

自分はICUの入試1週間前くらいに家族にインフルエンザを移されました。熱も下がるのが遅かったので、正直終わったと思っていました。結果的には合格できましたが、入試は体調によって左右されることも多いと思うので受験生の方は気を付けてください。ワクチン接種をおすすめします。

8. 最後に一言

ストレス貯めすぎない程度に勉強頑張ってください!!

<追加の質問>
沖縄県から東京の大学を受験していて、試験日程がそれぞれ空いているが、宿や移動はどうしていた?宿や飛行機で気を付けるべき事は?

<回答>
1ヶ月程マンスリーマンションを借りて友達と生活していました。あとスーツケースが死ぬほど重くて後悔したので、スーツケースにはあまり荷物を詰めすぎないよう気を付けてください。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

マッチ―

<プロフィール>

首都圏の偏差値69の私立高校を卒業後、河合塾で一浪し、地方国立大学に2年通いました。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 7-7.5割
総合教養得点 = 7.5-8割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 満点

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

浪人を経て地方国立大学に進学したものの、直前で志望校を下げてしまったこともあり後悔が残っていました。それに加え、大学で主に勉強していた言語学などの分野にあまり興味を持てず、経営学やITなどの勉強がしたいと思うようになりました。そんな悩みを持っていた大学2年生のある日、編入試験の存在を母から知らされます。調べていくうちに、経営学と情報科学を同時に学ぶことができるICUが編入試験を行っていることを知りました。また、実は浪人時代、英語が比較的得意だったこともあり、父の勧めでICUは受験したものの、不合格だったという過去がありました。大学受験のリベンジを果たしたいという思いと、自分の興味分野の変化から、編入試験を受験することに決めました。

6.ICUに期待するところ

先に述べた経営学と情報科学のみならず、幅広い分野の授業を履修することで多角的な視点を養いたいです。また、英語に関しては、今まで基本的に受験のための勉強しかしてこなかったので、ELAを通じて実践で使える英語力を身に着けたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

在学中の大学では言語学を主に学んでいるが、学んでいくうちにあまり自分のやりたいことではないということに気付いた。経営学や情報科学に次第に興味を持つようになり、これらの2つの分野をダブルメジャーという形で履修できるICUが自分に最適だと考えたこと。また、ELAを通じて英語の運用能力を向上させたいということを書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

週1回サウナに行っていることについて書きました。

a. 人文・社会科学

人文社会科学または自然科学 = 人文・社会科学を受験しました。対策としては、知識問題はほとんど出ない(今年はゼロ)ので、過去問を通じて長い文章に読み慣れるというのが重要だと思います。ここ5年分ほどの過去問は、文章、設問ともに平易で、安定して9割前後取れていたのですが、今年の問題は、哲学的な要素が強くとても難しく感じられました。ただ、受験者の中ではかなりの量の過去問を解いてきたという自負がありましたし、直近の過去問ではオンレク内でも上位を取れていたので、難しく感じているのはきっと自分だけではないと思い、すぐに気持ちを切り替えることができました。

b. 総合教養(ATLAS)

対策は人文とほとんど同じで、過去問をひたすら解いていくのが良いと思います。日本語のリスニング問題が出る大学はおそらくICUだけなので、メモを取る練習は絶対したほうが良いです。過去問では講義の概要を理解していれば解けるような問題が多かったですが、今年の問題は細かい部分までメモしていないと解けない問題が多かった印象です。僕は可能な限り聞こえてきた内容はメモしていたので、大問1についてはほとんど解けました。また、総合教養は元々時間が厳しい試験ですが、今年はさらに文章量が増え、さらに厳しくなっていたと思います。大問ごとの時間配分を前もって決めておくべきだと思います。僕は、大問1は最大7分、大問2は20分、大問3も20分、残りの時間で大問4という風に決めていました。総合教養は試験が始まる時間も微妙なので、ストップウォッチを使うと時間配分がしやすいと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

純ジャパの僕にとって、最大の難関でした。勉強を始めた9月の段階では、オンレクの偏差値で40ほどだったと思います。このままではまずいと思い、毎日リスニングの過去問に触れるようにしました。その結果、1月には安定してオンレクの偏差値50以上、年によっては60ほど取れるようになりました。本番はおそらく9割は取れたと思います。アドバイスとしては、本番はスピーカーから放送されるので、日頃からイヤホンを使わず、スマホから直接音源を流して勉強すること、大問1、2で出題される場面と言うのはある程度パターン化しているので、過去問で出てきた知らない表現は積極的に覚えること、大問3の講義は結構細かい部分が問われたりするので、設問を見ながら必要な情報をメモすることです。リスニングは一朝一夕に上達するようなものではありませんが、純ジャパでもめげずに英語を聴き続けていれば、いつかは見違えるほどに聴こえるようになると思います。

<リーディング>

勉強を始めた9月の段階でオンレクの偏差値60を取れることもあり、比較的得意な科目でした。対策としては、ICUのリーディングはTOEFLと類似している部分があるので、TOEFLテスト英単語3800、TOEFLテスト英熟語700を一通り暗記した後、ひたすら過去問です。上記の参考書に掲載されている表現を抑えれば、長文の内容理解に苦しむということはまずなくなると思いますが、これらに掲載されていない単語のうち、過去問で複数回出てきたものは、頻出度が高いものと判断し、小さいノートにまとめて覚えるようにしました。また、2017年以降は文章量が増えていて、時間がかなり厳しくなっているので速読の訓練をしたほうが良いです。僕は1日に1つの長文を復習して分からない単語と構文をなくし、次の日の朝に5回音読するようにしていました。時間配分は長文一つにつき17分、空所補充に9分がおすすめです。本番は、例年に比べるとやや易しくなり、いつもは各大問につき1つか2つほど悩む問題があったのですが、今年は全ての問題を自信をもって解くことができたので、特にミスが無ければ満点が取れたと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験について、アドバイスを2点ほどさせていただきます。1つ目が、人文のところとも通じますが、試験中は最後まで諦めないということです。試験中、問題が難しくて途中で投げ出したくなるような気持ちになることがあるかもしれません。ただ、難しく感じているのはおそらく周りも同じなので、最後まであきらめず、解ける問題を全て解き切るという姿勢が大事だと思います。2つ目は、受験当日は緊張するということです。おそらく、今まで頑張ってきた人ほど、合格できるか不安になると思います。これはどうしようもないことです。だからこそ、無理に緊張しないようにするのではなく、緊張は今までの努力の証だとポジティブに捉え、自信を持って試験に臨みましょう。

8. 最後に一言

最後に、僕が一番好きな漫画であるNARUTOから、僕が受験生時代に自分に言い聞かせていた名言を紹介します。それは、「自分を信じない奴なんかに努力する価値はない!!!」という言葉です。NARUTOを知らない人のために簡単に説明すると、これは、マイト・ガイという忍者の弟子であるロック・リーという人物が、どんなに努力をしても生まれながらの天才には敵わないのではないかと弱音を吐いた時に、ガイ先生がリーに対して放った言葉です。僕もオンレクを始めたばかりの時は、なかなか結果が振るわず、どんなに勉強をしても合格できないのではないかと不安に苛まれる時期がありました。そんな時にこの言葉に救われました。努力を続けるというのは簡単なことではありません。結果がついてこないと、挫折しそうになる時が出てきます。そんな状況でも踏ん張るためには、自分を信じるしかありません。たとえ根拠が無くても、自分にはできると思い込んで努力を続けていれば、いつかは実を結ぶはずです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ここまで色々と語ってきましたが、くれぐれも健康には気を付けて、息抜きもしながら頑張ってもらえればと思います。