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中央大 総合政策学部 合格体験記

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<お名前>
BUCHO

<受験形態・合格年度>
一般入試・2013年度入試

中央大学総合政策学部国際政策文化学科

 

<予想得点>

英語得点 = 7-8割

国語得点 = 7割

<受験するまでのいきさつ>

ICU、SILS、SFCとの併願校の研究のため。学際的色合いの強い学部であり、また、英語・国語での受験可能な私大としても注目していた。

ICUと重複しない日程もよい。

<大学への期待>

(入学するとしたら)

少人数制

国際政策の学際的研究
-入試対策-
(出願1 志望学科について)

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中央大総合政策学部を受験する際には、3つの学科(コース)を、それぞれ志望順を書くようになっている。

出願時に志望順位をつけるコースは以下の3つ

1.政策学科プロフェッショナルコース
2.政策学科
3.国際政策文化学科

自分の場合国際教養系学部の併願研究をしているので、迷わず3の国際政策文化学科を第一志望にした。

出願時に順位を付けることに関して、中央大学入学センターに確認したところ、この志望順位によって入試の合否に有利不利が発生することはなくて、基本的に全体の合格最低点に達していれば、必ずいずれかの学科(コース)には合格するので、自分の学びたい順に志望順位を決めれば問題ないとのことだった。

中央大の発表している合格最低点によると、例年、3の国際政策文化学科はやや得点が高く、1と2は全く同じであるので、国際政策文化学科を第一志望とする人がやや多いようだ。

(出願2 試験会場)

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中央大は全国17カ所に試験会場を用意しており、この内、12カ所は個別の学部入試を含め、全日程で利用できる。

ただし各会場は先着順で埋まる。このため会場にも志望順位を付け、第二志望まで願書に書いて出す。第二志望の会場まで埋まってしまった場合は、多摩キャンパスでの受験となる。

このためとにかく早く出願した方がよい。

自分の場合東京23区在住なので、圧倒的に後楽園キャンパスのアクセスがよく、そちらを第一志望にして出した(ちなみに第二志望はさいたま市の会場にした。路線検索等で調べたところ、多摩キャンパスより隣県のさいたま市の会場に行った方が早い(汗))

早めに出願したので、無事に後楽園キャンパスで受験できた。

総合政策学部は他学部と比較すると募集人数が非常に少なく、多くの場合希望する会場で試験を受けられるものと考えられるが、それでも自分にとってアクセスのよい会場を確保するためには、早めに出願した方がよいだろう。

(試験の分析)

<英語>

中央大総合政策学部の英語の特徴は以下の通り

・全ての大問に配点が書いてある。

・試験時間100分。大問は9まであり、分量は多め

・問題はよくできており、難度も適切で、英語の実力通りの得点が出そうな問題
(全問正解者が多数でるほど簡単ではないが、極端に難しいということもない)

・大問5の正誤文選択問題は難度が高いが、配点は低い

(実際の試験)

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中央大の入試の特徴として、大問ごとの配点が問題用紙に書かれているので、配点を意識した解き方をすることが重要。

配点の低い前半の短い問題を素早く済ませ、配点の高い後半のリーディング問題等に時間を十分に確保するというのが基本になりそうだ。

特に、例年5つの英文から、1つの間違った英文を探すという問題が出題されているが、これは時間がかかる割に、配点が低く、飛ばした方がよい(今年の場合大問5)

注:同じ文法的誤りを指摘する問題でも、TOEFLのように一文の特定の箇所に下線が引かれていて、その内どこが誤っているのかを指摘するのはそこまで難しくないが、中大総合政策の誤文指摘問題は、どの文中の、どの箇所に文法的誤りがあるかを全て自分で判断せねばならず、時間がかかる。しかも何らかの文法的誤りを見つけたと思っても、そこが出題者の意図しているものと一致しているという保証はなく(例えば文法的には誤りとは言えないが、英文として不自然という選択肢もあり得る)、ここに時間をかけてわずか10点を得点するより、他の内容一致などに時間をかけて得点を伸ばした方が得策。

さて、実際の試験では、前半の短い設問(短文の空所補充)と、後半の英文読解(内容理解)を交互に解くようにした。どうもリーディングの問題を続けて解くと、英文を読む際の集中力が切れがちであるので、読解の大問を1つ解き、終わったら、その次に細かな文法問題などを挟むようにした。問題冊子の順番通り解く必要は全くないので、過去問を研究して、自分にとって最も解きやすい解き方を見つけたいところ。

難しすぎもせず、簡単すぎもしない、概ね実力通りの点数が出るような問題構成で、その上で問題数が多く、スピードが問われている。
<昼食>

中大後楽園キャンパスでは、試験当日も学食が使えたのでそちらで昼食をいただいた。ただこれは受験生用に用意されているというよりは、併設されている高校、および、研究で残っている大学の在学生などを対象にしたもののようだった(席数はそれほど多くない)。

よって受験生は学食の利用は前提としない方がよさそうだが、それでもあるとなしでは大違いだ。

なお5号館地下の大学生協は試験当日も営業していた。飲み物や弁当はもちろん、大学グッズもここで買える。
<国語>

午後から国語の試験。中大総合政策学部の国語の特徴は下記の通り。

・分量が多い。近年は90分で大問4問構成が定着しつつある。

・抜き出し問題が頻出だったが、大問4問構成になった近年は減少している。

・一般書掲載の社会科学分野からの出題が多く、特に国際関係等の出題が多い。

・エッセイや随筆的文章もたまに出る。小説はほぼ出ない。

・大問は4題とも25点で共通。
(実際の試験)

中大総合政策の国語は、英語にもまして分量が多い。特定のわからない問題にこだわらず、スピーディに解くことが求められる。

また、配点が4つの大問全て同じなので、解きやすい問題から解き、時間がかかりそうな問題は後回しにした方がよい。

実際の試験では1,2が比較的答えやすく、3,4が少し時間がかかりそうだったので、結局順番通りに解いていった。

なおもし文章の書き抜き問題が出題されている場合は、時間がかかるので、その問題が含まれる大問は後回しにした方がよい(試験開始直後に記述用解答用紙を見ればどの問題に記述問題が含まれるか、すぐに分かる)。

試験時間が90分で大問が4つありため、大問1つあたり20分強しか時間がない。前半の解きやすい大問2つをなるべく早く終わらせ、後半に時間を残すよう心がけた。

それでも後半の問題、特に「オノマトペ」をテーマにした大問3は妙にややこしく、時間一杯かかってようやく全部の問題を解き終えた形だ。英語に比べても時間がギリギリという印象だった。

<最後に一言>

・合格最低点は年度によって異なるものの、概ね7割-7割5分であり、問題の難度や問題量を考えると、試験としては結構難しい。

・英国とも問題量が多い。特に国語は多い。いかに素早く解くかが重要で、その上、7割以上の正答率も求められるので、一定のスピードと精度の両立が必要。

・合格者数が比較的少なく(国際政策文化で例年70-80人)、倍率が10倍前後と高い上に、2教科型であるから、2科目両方で上位の点を取る必要がありそう。

・国語は科目の特性上、満点などは期待しない方がよい。配点の高い英語で十分に稼いで、国語は7割以上をキープするというイメージか。
・国語の分量が多く、日本語の読解力が求められることから、特にICUとの併願に向いている。SFCの入試も感覚的には近い。日程的にどちらの学部とも重複しないという点もよい。

・消しゴムを忘れた受験生が2人いて、1限目の試験開始前に貸し出しをしていたが、その内1人の名前や受験番号を控えるのを中大の係が忘れたらしく、神経質そうな眼鏡をかけたやや若手の教授っぽい試験官が「今消しゴムを借りた方は、昼休みの間に購買で消しゴムを買って、返して下さい。私はそういう風に思います。」と教室にいた約200人に全員に真顔でアナウンスした。たかだか84円(税込)の消しゴム1個の行方が(自分達のミスで)分からなくなったといって、会場の受験生全員にアナウンスするとか、試験終わる前に買って返せとか、そもそも試験前の集中が必要な時間に余計なアナウンスするとか、とにかくとてもケチくさい印象を受けた(ぴったり200人だったとするとその教室で徴収した受験料は3500*200=700万円)。私はそういう風に思いました。

・やはり中大の多摩キャンパスは少し遠く感じる。中大が駿河台の土地を今の時代に残しておけたなら、高層化等で存分に活用できたはずであり、その点は実に惜しい(後日この話題を話していたら、駿河台時代を知る中大のOBも全く同意見だった)。4年間を後楽園キャンパスで過ごす理工学部はちゃっかりとパンフレットでアクセスの良さをアピールしていたりするし、確かに惜しい。

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