「本館・バカ山」
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ICU本館。授業の大半がここで行われ、学生生活の大半を過ごすことになる空間。この建物も中島飛行機の研究施設であったため、見た目は地味であるが、壁が分厚く、現在の建築では使われない資材が使われているらしい。有名なエピソードとして、第二次大戦末期にはアメリカのB29を越を超える性能を持つ、アメリカの本土爆撃を狙った「富嶽」という爆撃機の作成が計画され、中島飛行機三鷹研究所内にその生産拠点が作られる予定であった。富嶽は計画は途中で中止され、完成しないまま終戦を迎えることになった。アメリカの本土爆撃を狙う爆撃機の計画が進んでいた施設の跡に、アメリカのクリスチャンらが募金をし、アメリカの教育システムを大いに取り入れた大学ができるというのは歴史のおもしろいところ(この辺りに当時の日米の素直さというか実直さを感じるような。紛争が永遠と続く今の時代の戦後処理ではあり得ないことかもしれない)。
 ICUを語る上で、バカ山の存在は欠くことのできないものである。「バカ山」という名称は芝生で寝ていて授業にでないとバカになるということに由来するらしい。バカ山といっても具体的な山を指すわけではなく、本館前の芝生地帯全体を指す。(ただし細かく区別して使う場合は本館から向かって右側の丘をバカ山、左側の丘をアホ山という。)バカ山に生えている芝生は「バカ毛」、中心を通る小道は「花道」と呼ばれることもおさえておこう。ランチ、晴れた日の授業、終電がなくなった時の仮眠場所、疲れた時の昼寝、木陰での読書…などなどあらゆる状況に使用される。昼寝をするのであれば丘の傾斜になっている部分で寝るのがなかなかいい感じである。ちなみにバカ山は図書館を作る際に掘られた土砂でできている。前述の歴史を踏まえると、ちょっと前まで爆撃機の「富嶽(=富士山)」が作られようとしていた場所なのだから、こんな平和な「バカ山」で寝れるなんてほんとうにいい時代だって感謝しなくちゃいけないのかも。





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