ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,お知らせ

2025年度ICU入試対策オンラインレクチャーの募集を開始いたしております。3月末に開講いたします。

2025年度ICU入試対策、オンラインレクチャーの詳しいご案内は下記URLをご参照くださいませ。
https://icu.bucho.net/icu_onlinelecture/

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

こくさい

<プロフィール>

法政大学出身、大学では映像、軽音、ジャズサークルに入っていました。現役時に不合格だったため仮面浪人をして1年目でB方式編入で合格しました。

2.受験形態

一般選抜 B方式

3.予想得点

総合教養得点 = 7割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校入試の時にMARCHの付属校に複数校合格、そこから次のステップとしてICUを意識し始めた。元々都立国際のような環境を求めていたため少数精鋭、国際性のあるICUを魅力的に感じていた

6.ICUに期待するところ

楽しく過ごし留級しないことが1番ですが、それ以上に教養人になることです。特に今の社会では表層的な知識はどんどん意味を失っていると思うのでより深い思考力や発想力などを得たいと思っています。ある意味でこの方向での努力がこの先社会に出た後自分を助けてくれると思っているので

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

より身近な諸問題や自分の感じる閉塞感などを研究し生きる指針を得たい
↑他にも内容的にはバラバラなものを書いていました

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

映像制作を企業、大学のサークルでも副サークル長として行なっていた←B方式の面接でここも聞かれました、学生の素の部分を見てくれているような気がします

b. 総合教養(ATLAS)

まさにオンレクのおかげで点数が取れました、過去問の答えと例題があるのがありがたかったです。最終的にB方式の編入で唯一の編入合格者になれたのはこの科目のおかげなのでまさに人生が変わりました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文・社会科学
個人的にはよく合格した方が言っている本を読むことと世界史や倫理の素養をつけることが重要だと考えています。

英語リスニング
A方式には落ちてしまいましたが英検一級をとった現役の時より浪人時にtoefl ibtで25/30をリスニングで獲得した後からICUのリスニングでも過去問で7割以上を取れていたのでオンレクの過去問とTOEFLの勉強をお勧めします。

英語リスニング
A方式はなぜ落ちたのかわかりませんが高校2年次の英検一級ではリーディングの素点で8割、仮面浪人時にはtoefl ibtのRで27/30点取っておりました。まさにICUのリーディングは魔境なのかもしれません

現役の時はダウンジャケットを着て逆に暑かったので浪人ではすぐ上着を脱げるようセットアップスーツで行きました。熱い部屋と寒い部屋もあるようなのですぐ脱げる格好はマストだと思います。あと昼は2年連続でばか山の方に行っていたのですが気分転換になるのでおすすめです(浪人時は受験仲間がいなかったので孤独でした)

8. 最後に一言

今年落ちてしまった人も仮面浪人という選択肢は残されています。私も初出願のB方式にまぐれで受かったので生きていれば思わぬ幸運、機会に恵まれることがあります。ICUが全てではないのでなんとも言えませんが学生のうちは自分の思いに従った方が例え失敗してしまったとしても人生に納得できるように思います。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

カンサイジン

<プロフィール>

高校:中堅私立高校の一貫生
趣味:音楽、ゲーム、ネット
部活:外国語部(ほぼ帰宅部)

2.受験形態

一般選抜 B方式

3.予想得点

総合教養得点 = 8割

(共通テスト得点 参考)

国語:70点くらい(ほぼ現代文の点数)
世界史:55点
英語R:7-8割
英語L:8割強

4.併願校

立命館アジア太平洋大学、英語重視方式と共通テスト併用方式
中央大学総合政策学部、学部個別選抜と英語外部試験利用方式

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

予備校の面談で紹介され、キャンパスに行ってみたところ、植物園みたいなキャンパスに惹かれたから。
元々進路としてアメリカのリベラルアーツカレッジが気になっていたので、ICUの教育も魅力的でした。

6.ICUに期待するところ

オルガンの授業をとってみたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

オーバーツーリズムに興味があるので、ICUでは公共政策を主軸に社会学や心理学を学びたい。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

外国語の学習。

b. 総合教養(ATLAS)

高校の授業を真面目に受けることが大切だと思います。
科学基礎や生物基礎の知識は教科書レベルで充分なので、高校のテスト勉強を私文だからといって捨てなかったことが活きたと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの試験は時間との勝負な面が大きいと感じるので、慣れてきたら時間を測ってやることが大切だと思います。
僕はA方式に落ちてB方式で合格したので、TOEFLやIELTSのスコアを高めて合格の可能性を少しでも大きくすることが大切だと思います。英語スコアのための勉強とICUの英語対策は重なるところがあるので、決して無駄にはなりません。
また、首都圏以外の学生のために今年度からICU Cherry Blossom奨学金が始まっているので、対象の方は申し込むことをおすすめします。

8. 最後に一言

オンレクはとても助かりました。自分のペースで読み進められるところがいいと思います。
総合型もA方式もダメでしたが、B方式で合格することができました。ICUに一回落ちても、諦めないで頑張ってください。

(追加の質問)

・提出した外部英語試験の種類と点数は?

→IELTS 6.5を提出しました。TOEFL80も一応持っていましたが、提出したのはIELTSの方です。

・二次試験のオンライン個人面談ではどのような事を聞かれてどのように答えた?

→質問は提出書類(志望理由と学習計画)に基づいた質問と口頭試問のような質問がありました。
志望理由系の質問は「ICUを志望した理由」や「なぜ他の大学ではなくICUなのか」「(願書の最初の項目)志望理由書に書いてあるあなたが興味を持っている分野について説明してください」といった質問でした。願書にあった2番目の項目の「最も得意とすること、好んで行っていること」からの質問はありませんでした。

その場で考えて答える質問は「世界規模の問題はどのようにすることで解決できるか、あなたができることはなにか」「ICUの求める学生像とはなにか」「2040年の自分はどのようになっていると考えるか」といった質問でした。

志望理由系の質問については、通っていた塾の先生との練習で何を話すかおおまかに決めておきました。志望理由は入試の面接では100%聞かれると思うので、何を話すかポイントをまとめておいた方がいいと思います。本番は緊張すると思うので、一言一句準備して暗記することは個人的にお勧めしません。入学後に学びたいことや、卒業後に何をしたいかなどについても整理しておくといいと思います。

口頭試問系の質問については、その場で考えて答えるしかなかったです。答える中で意識したことは、結論を明確に述べることと、その理由が筋から逸れないように注意することです。また、すぐに答えることが難しい質問は結論を最後に述べることで考える時間を稼ぎました。

・関東(1都3県)以外の学生向けのICU Cherry Blossom奨学金はもらえた?

→ICU Cherry Blossom奨学金に第一次募集で内定しました(総合型と同時に出すつもりだったので)。提出したのは高校の成績と収入を証明する書類くらいだったと思います。

(*ICU Cherry Blossom奨学金は、授業料が1学期と2学期の授業料が4年間免除される。つまり3学期だけ授業料を払えばよいので、1/3になる。)

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<お名前>

般若

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

英語91,94
国語(近代以降)90
数学124
(共通テスト得点 参考)
英語91,94
国語(近代以降)90
数学124

4.併願校

上智大学
慶応大学
早稲田大学

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

英語が得意だったのとリベラルアーツ教育に惹かれたので選びました。

6.ICUに期待するところ

一般教養の授業で幅広い知識を得るのが楽しみです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

リベラルアーツに惹かれたことと、幅広い知識を組み合わせたいことを書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

英語が得意であることを書きました。

a. 入試対策

形式の確認のみ。時間配布やメモの取り方のイメージを掴むためにやりました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文科学は世界史や現代社会の授業を取っているととても有利であると感じました。高い国語能力がかなり試されていると思います。
総合教養は時間にかなり余裕が無いので、迷ったら潔く飛ばすことが大事です。後半に比較的簡単な計算問題がある事があるので、そこは確実にとっておけると良いと思います。前半の方がリスニングの内容ともリンクしていて解きやすいように感じました。
リーディングは現代文を英語で解かされている感じなので、長文読解を中心に勉強するのが良いと思います。
リスニングは選択肢を先に読むのは諦めた方がいいです。数字を中心にメモを取るのがいいと思います。

8. 最後に一言

試験前は深呼吸をして頑張ってください!

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<お名前>

シャチ

<プロフィール>

沖縄県の県立高校出身
中学三年生から高校2年生まで英語塾に通ってました
洋楽を聴くことと海外ドラマを見ることが趣味です

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

英語R 97 英語L 98
国語 158
数学1A 35 数学2B 48
世界史 87
地理 100
理科基礎 81

(共通テスト得点 参考)

英語R 97 英語L 98
国語 158
数学1A 35 数学2B 48
世界史 87
地理 100
理科基礎 81

4.併願校

東京外国語大学 国際社会学部
早稲田大学 国際教養学部
明治大学 国際日本学部(共テ利用)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校2年生の時、進学する大学を決めるためにネットで色々調べていく中でICUのことを知り、ELA、少人数教育、メジャー制などICUの全てに魅力を感じたので志望していました。

6.ICUに期待するところ

生き物が好きなので生物学や環境に関する授業を受けるのが楽しみです。また、昔から外交などにも興味があったので法学や国際関係の授業も受けてみたいと思ってます。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

少人数教育、ELA、リベラルアーツに魅力を感じたことについて書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

外国語同好会に所属し英語ディベートの活動に関わっていたことなどについて書きました。

a. 人文・社会科学

過去問では割と取れていたので、過去問を解くくらいでこれといった対策はしませんでした。
過去問はいつも大分時間が余っていたのですが、本番は緊張や体調などで大分ギリギリで確認の時間も取れなかったので、
過去問を解く際も時間制限をキツめにして解くことをおすすめします。

b. 総合教養(ATLAS)

講義はワークシートみたいなのに書いてあることを中心に細くメモしていました。特に数字が出てきたら注意してメモをするようにしていました。自然科学パートに関しては国立の勉強で、生物基礎・地学基礎をしていたので特に問題はありませんでした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは英語に耳を慣らすことが重要だと思います。過去問をとくのはもちろん、youtubeや海外ドラマなどの英語音声を英語字幕を見つつ聞くのもおすすめです。本番は音声がこもっているように聞こえて、最初の方は聴き逃しましたが、幸い耳が慣れてきて後半は聞き取れたと思います。本番の放送が聞き取りずらいことは知っていたのですが、スピーカーで音声を聞くなどの対策はできていませんでした。受験する方は1度試してみることをおすすめします。

<リーディング>

速読は得意な方で、時間厳しめの大学の問題をいろいろ解いていましたが、ICUのリーディングは特に時間設定が厳しいように感じられました。自分は人文学系の問題が苦手だったのでそのパートはあまり時間をかけすぎないように気をつけていました。また、最後の穴埋め問題は熟語が分かれば解けるものも多いので熟語の勉強をしておくこともおすすめします。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

自分はICUの入試1週間前くらいに家族にインフルエンザを移されました。熱も下がるのが遅かったので、正直終わったと思っていました。結果的には合格できましたが、入試は体調によって左右されることも多いと思うので受験生の方は気を付けてください。ワクチン接種をおすすめします。

8. 最後に一言

ストレス貯めすぎない程度に勉強頑張ってください!!

<追加の質問>
沖縄県から東京の大学を受験していて、試験日程がそれぞれ空いているが、宿や移動はどうしていた?宿や飛行機で気を付けるべき事は?

<回答>
1ヶ月程マンスリーマンションを借りて友達と生活していました。あとスーツケースが死ぬほど重くて後悔したので、スーツケースにはあまり荷物を詰めすぎないよう気を付けてください。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

マッチ―

<プロフィール>

首都圏の偏差値69の私立高校を卒業後、河合塾で一浪し、地方国立大学に2年通いました。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 7-7.5割
総合教養得点 = 7.5-8割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 満点

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

浪人を経て地方国立大学に進学したものの、直前で志望校を下げてしまったこともあり後悔が残っていました。それに加え、大学で主に勉強していた言語学などの分野にあまり興味を持てず、経営学やITなどの勉強がしたいと思うようになりました。そんな悩みを持っていた大学2年生のある日、編入試験の存在を母から知らされます。調べていくうちに、経営学と情報科学を同時に学ぶことができるICUが編入試験を行っていることを知りました。また、実は浪人時代、英語が比較的得意だったこともあり、父の勧めでICUは受験したものの、不合格だったという過去がありました。大学受験のリベンジを果たしたいという思いと、自分の興味分野の変化から、編入試験を受験することに決めました。

6.ICUに期待するところ

先に述べた経営学と情報科学のみならず、幅広い分野の授業を履修することで多角的な視点を養いたいです。また、英語に関しては、今まで基本的に受験のための勉強しかしてこなかったので、ELAを通じて実践で使える英語力を身に着けたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

在学中の大学では言語学を主に学んでいるが、学んでいくうちにあまり自分のやりたいことではないということに気付いた。経営学や情報科学に次第に興味を持つようになり、これらの2つの分野をダブルメジャーという形で履修できるICUが自分に最適だと考えたこと。また、ELAを通じて英語の運用能力を向上させたいということを書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

週1回サウナに行っていることについて書きました。

a. 人文・社会科学

人文社会科学または自然科学 = 人文・社会科学を受験しました。対策としては、知識問題はほとんど出ない(今年はゼロ)ので、過去問を通じて長い文章に読み慣れるというのが重要だと思います。ここ5年分ほどの過去問は、文章、設問ともに平易で、安定して9割前後取れていたのですが、今年の問題は、哲学的な要素が強くとても難しく感じられました。ただ、受験者の中ではかなりの量の過去問を解いてきたという自負がありましたし、直近の過去問ではオンレク内でも上位を取れていたので、難しく感じているのはきっと自分だけではないと思い、すぐに気持ちを切り替えることができました。

b. 総合教養(ATLAS)

対策は人文とほとんど同じで、過去問をひたすら解いていくのが良いと思います。日本語のリスニング問題が出る大学はおそらくICUだけなので、メモを取る練習は絶対したほうが良いです。過去問では講義の概要を理解していれば解けるような問題が多かったですが、今年の問題は細かい部分までメモしていないと解けない問題が多かった印象です。僕は可能な限り聞こえてきた内容はメモしていたので、大問1についてはほとんど解けました。また、総合教養は元々時間が厳しい試験ですが、今年はさらに文章量が増え、さらに厳しくなっていたと思います。大問ごとの時間配分を前もって決めておくべきだと思います。僕は、大問1は最大7分、大問2は20分、大問3も20分、残りの時間で大問4という風に決めていました。総合教養は試験が始まる時間も微妙なので、ストップウォッチを使うと時間配分がしやすいと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

純ジャパの僕にとって、最大の難関でした。勉強を始めた9月の段階では、オンレクの偏差値で40ほどだったと思います。このままではまずいと思い、毎日リスニングの過去問に触れるようにしました。その結果、1月には安定してオンレクの偏差値50以上、年によっては60ほど取れるようになりました。本番はおそらく9割は取れたと思います。アドバイスとしては、本番はスピーカーから放送されるので、日頃からイヤホンを使わず、スマホから直接音源を流して勉強すること、大問1、2で出題される場面と言うのはある程度パターン化しているので、過去問で出てきた知らない表現は積極的に覚えること、大問3の講義は結構細かい部分が問われたりするので、設問を見ながら必要な情報をメモすることです。リスニングは一朝一夕に上達するようなものではありませんが、純ジャパでもめげずに英語を聴き続けていれば、いつかは見違えるほどに聴こえるようになると思います。

<リーディング>

勉強を始めた9月の段階でオンレクの偏差値60を取れることもあり、比較的得意な科目でした。対策としては、ICUのリーディングはTOEFLと類似している部分があるので、TOEFLテスト英単語3800、TOEFLテスト英熟語700を一通り暗記した後、ひたすら過去問です。上記の参考書に掲載されている表現を抑えれば、長文の内容理解に苦しむということはまずなくなると思いますが、これらに掲載されていない単語のうち、過去問で複数回出てきたものは、頻出度が高いものと判断し、小さいノートにまとめて覚えるようにしました。また、2017年以降は文章量が増えていて、時間がかなり厳しくなっているので速読の訓練をしたほうが良いです。僕は1日に1つの長文を復習して分からない単語と構文をなくし、次の日の朝に5回音読するようにしていました。時間配分は長文一つにつき17分、空所補充に9分がおすすめです。本番は、例年に比べるとやや易しくなり、いつもは各大問につき1つか2つほど悩む問題があったのですが、今年は全ての問題を自信をもって解くことができたので、特にミスが無ければ満点が取れたと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験について、アドバイスを2点ほどさせていただきます。1つ目が、人文のところとも通じますが、試験中は最後まで諦めないということです。試験中、問題が難しくて途中で投げ出したくなるような気持ちになることがあるかもしれません。ただ、難しく感じているのはおそらく周りも同じなので、最後まであきらめず、解ける問題を全て解き切るという姿勢が大事だと思います。2つ目は、受験当日は緊張するということです。おそらく、今まで頑張ってきた人ほど、合格できるか不安になると思います。これはどうしようもないことです。だからこそ、無理に緊張しないようにするのではなく、緊張は今までの努力の証だとポジティブに捉え、自信を持って試験に臨みましょう。

8. 最後に一言

最後に、僕が一番好きな漫画であるNARUTOから、僕が受験生時代に自分に言い聞かせていた名言を紹介します。それは、「自分を信じない奴なんかに努力する価値はない!!!」という言葉です。NARUTOを知らない人のために簡単に説明すると、これは、マイト・ガイという忍者の弟子であるロック・リーという人物が、どんなに努力をしても生まれながらの天才には敵わないのではないかと弱音を吐いた時に、ガイ先生がリーに対して放った言葉です。僕もオンレクを始めたばかりの時は、なかなか結果が振るわず、どんなに勉強をしても合格できないのではないかと不安に苛まれる時期がありました。そんな時にこの言葉に救われました。努力を続けるというのは簡単なことではありません。結果がついてこないと、挫折しそうになる時が出てきます。そんな状況でも踏ん張るためには、自分を信じるしかありません。たとえ根拠が無くても、自分にはできると思い込んで努力を続けていれば、いつかは実を結ぶはずです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ここまで色々と語ってきましたが、くれぐれも健康には気を付けて、息抜きもしながら頑張ってもらえればと思います。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,ICU入試統計倍率偏差値

本日ICU国際基督教大学の一般選抜B方式の合格発表が行われ、以下のような結果となりました。

2024, 2023年度ICU一般選抜B方式入試結果 ※( )=転編入本科学生(内数)

本年度のB方式の志願者数が70名に対し、合格者は10名でした。12名であった昨年度とほぼ同じでした。また、編入でも合格者が出ています。

B方式は総合教養(ATLAS)とTOEFLなどの外部英語試験を用いて行われる試験で、二次面接があります。A方式と比較すると倍率が高く、いずれにしてもICUの試験会場で総合教養(ATLAS)の科目を受験する必要があるため、A方式との併願が推奨され、実際にB方式を受験する志願者の多くはA方式と併願しています。

そして併願受験をして、A方式とB方式一次に見事合格する同時合格する人もいます。したがってB方式一次に合格しても二次試験を辞退している受験生がいるということは、B方式の倍率を見る際に踏まえておくとよいでしょう。

2025年度以降の「英語外部試験利用」

2025年度からはICU入試も制度が変更され、現行のB方式は「英語外部試験利用」という試験になる予定です。

「英語外部試験利用」は

総合教養(会場試験)+外部英語試験(スコア提出)+二次面接(日本語、オンライン)で行われます。

それとは別に、「日英バイリンガル面接利用」という試験も始まります。

「日英バイリンガル面接利用」は

総合教養(会場試験)+英語(会場試験)+二次面接(日英、オンライン)で行われます。

外部英語試験と日英バイリンガル面接利用は併願不可です。両方受ける事はできません。

なので来年度から、英語資格試験のスコアで高スコアを出している人は外部英語試験、

英語資格試験を事前に受けていなくてスコア提出が間に合わない、あるいはICUの会場試験の英語で高スコアを出す自信があり、英語での二次面接を希望するという人は「日英バイリンガル面接利用」を選択する形になりそうです。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

めで鯛

<プロフィール>

帰国子女です。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 7-9割
総合教養得点 = 6割-8割
英語リスニング得点 = 8割- 9割
英語リーディング得点 = 9割-10割

4.併願校

現代文 9割 
英語 9.5割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

青山学院、法政大学

6.ICUに期待するところ

知り合いがICUに行っていた。
リベラルアーツ教育や少人数制授業、国際性に惹かれた。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

リベラルアーツ教育や国際性、少人数制授業について書いた。
異文化理解やコミュニュケーションについて学びたいと書いた。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

ボランティアでの活動や高校の時にした活動について書いた。

a. 人文・社会科学

まずは現代文の参考書で勉強した。田村の現代文、船口の現代文 (現代文開発講座は半分ぐらいまでやった)
そこからはオンレクで過去問を10年分解いた。解いた後の復習に時間をかけた。なんで間違えたのか、どんな問題が苦手なのかを考える。
オンレクの解説を読んで知識問題はルーズリーフにまとめた。
歴史はよく出ると感じた時代だけルーズリーフにまとめて覚えた。
大航海時代、アメリカの建国、冷戦など色々。
日本史は教科書を読んでいた。日本史の近現代は好きだったのであまり時間はかけなかった。
人物で読み解く倫理という参考書をサーっと読んで哲学者の考えをとりあえず理解した。

b. 総合教養(ATLAS)

これもオンレクで対策した。オンレクでは問題も全て見れるし、解説もついているので、ICU第一志望の人にはおすすめです。
人文社会の対策が役に立つ。
計算問題は簡単なやつは解いて、難しいやつは後回しにした。
理系の問題も読めば分かる問題があるので諦めないで読むのが大切だと感じた。
講義の部分は具体例や数字などの細かい所も聞かれる事があるのでメモしていた。本番でも講義の具体例についての設問があったのでメモは大切だと思う。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

2週間ぐらい前からICUのリスニングをよく聞いていた。
直前は2倍速にして聴いたら、本番の音声が少しゆっくり感じた。
Part1と2は絶対に落とさないようにした。part3は流れを意識して聴いた。

<リーディング>

ターゲット1900で基本の単語を一応確認した。
文法はスタサプで関先生の一番上のレベルを受講した。
過去問でよく出る文法事項は教科書で確認した。分詞や接続詞、接続副詞など。
対策としてやっていたわけではないが洋書を趣味で読んでいた。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの小さい机が心配でしたが、意外と大きめでそこまで心配するほどではありませんでした。
ポケット付きの洋服を着て、消しゴムと鉛筆を入れたのでそれが良かったです。鉛筆を何回も落としていた人もいたのでポケット付きの洋服おすすめです。

8. 最後に一言

奨学金もいただけました。
ICUに行きたい人、奨学金を取りたい人にはオンレクとてもおすすめです。
解説も面白くて、楽しめました。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

K@myu

<プロフィール>

埼玉県立K高校、日本大学、独学

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 8-9割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 9割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

もともと通っていた大学に、真面目に勉強している人がとても少なかったことと、学部の勉強に興味を持てなかったことから、編入を志しました。そのような中で、文理の壁を超えた学習をできるICUに惹かれ、受験するに至りました。

6.ICUに期待するところ

その時その時の興味関心に応じて、様々な分野の授業を履修したいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私は日本大学商学部に進学し、一年間商学や経営学について学んできました。そうした中で、自分の興味が商学に限定されず、多方面にあると感じ、学びの幅を広げたいと思うようになりました。貴学を志望した理由は、リベラルアーツ教育に魅力を感じたからです。文系理系の壁を越え、自分の興味関心に応じて、様々な分野の授業を履修できることは、学ぶ側として充実した学生生活が送れるに違いありません。また、少人数・対話型で授業が展開されることで、主体性や、多角的な視点を養うことはもちろん、知的好奇心や探求心を刺激した学習ができると確信しました。私は将来、国連職員になり、世界各地で起こっている紛争問題や、貧困問題の解決に向けた取り組みをしたいと考えています。そのために、貴学入学後は、宗教や国際政治、各国文化を学ぶほか、精神面をサポートするための心理学を学ぶつもりです。以上の理由から貴学を強く志望します。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

私はオペラ鑑賞が好きです。ドイツ語を学んでいることもあり、ドイツオペラをよく観に行きます。オペラの魅力は歌手の迫力ある歌声や、表現豊かなオーケストラの音を直に体感できるところです。歌手が歌に乗せた感情と、それに合わさるオーケストラの音で、作品の世界観に引き込まれる感覚は、生でしか味わえません。今後はさらにドイツ語学習を進め、ドイツオペラをそのままの表現で鑑賞できるようになりたいです。

a. 人文・社会科学

現代文が得意な人は、知識問題を全て捨てたとしても、9割弱ぐらいの得点は狙えるため、無理に世界史や日本史の知識問題を詰め込む必要はありません。人文社会や、ATLASではあまり差がつかないと思うので、その時間があったらリーディングやリスニングを伸ばした方が、合格には近づくと思います。
現代文が苦手な人は、アクセスや、得点奪取などの参考書を通して、現代文の力を伸ばしましょう。それと同時に、過去問を何年も解くことで、ICUの人文社会で求められる背景知識や読解力を身につければ、十分高得点を狙えると思います。

b. 総合教養(ATLAS)

本番もそうでしたが、時間配分が大きく得点の良し悪しに影響します。内容自体は、難しくはないので、時間配分を間違えなければ高得点は狙えます。時間内に解ききることができるようになるまで、練習した方が良いと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

自分は純ジャパで、英語とは無縁の生活を送っていたので、一番苦戦しました。また、大学の中間試験の勉強なども重なり、ICUの対策は12月に入ってからのスタートだったので、一番焦りました。対策ですが、過去問だけやっていれば得点は伸びます。私は15年分過去問を解きました。Ted やポッドキャストを利用する方もいますが、本番と内容は全く違うこと、つい聞き流して内容が入らなくなってしまうことから、過去問しか利用しませんでした。最初は4割ぐらいしか得点できませんでしたが、過去問の年数を重ねるごとに、ページをめくり、問題を先読みする速さや、そもそものリスニング力が上がり、本番前の最後の週に取っておいた2022年と2023年の問題では、8割ぐらい得点できるようになりました。

<リーディング>

リーディングは、過去問に入る前に、ポレポレを一日3題ずつ解きました。2週間ちょっとかかります。全ての問題が終わったら、ポレポレの復習(1日5-6題)と同時並行で過去問を解き始めました。個人的に、ポレポレが読解スピード向上に、大いに役立ったと思います。最初は15分オーバー&5割とひどい有様でしたが、だんだん時間内に解けるようになり、安定して7割取れるようになりました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私は基本過去問ベースの学習でしたが、人によりやり方は異なります。trial and errorして、ベストな方法を探してみてください。試験中は机が本当に小さいので、A4ノートの上で問題を解くなどすることをお勧めします。

8. 最後に一言

ICUの問題は特殊なので、どのような対策を行ったらいいのかわからなかったり、なかなか点数が伸びずに不安になることもあると思います。あまり気負いせずに頑張ってください!意外となんとかなります!

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,オープンキャンパス

ICU入試関連の公式Webサイトが更新され、2024年春のオープンキャンパスのエントリーの受付が本日より開始されました。オープンキャンパスとは、大学公式の見学イベントで、モデル授業やキャンパスツアーなどが開催されます。

ICU2024年春のオープンキャンパス公式Webサイトより

開催日は2024年3月20日(水・祝)で、参加するには専用Webサイトから事前エントリーをする必要があります。

ICUの場合は個別相談が充実していて、入試に関する個別相談や、総合型選抜(AO)の学生相談なども用意されています。

2025年度受験生はぜひとも参加したいイベントです。

すでにエントリー受付が開始されており、前日の12:00まで申し込みをすることができますが、人気のあるモデル授業などは定員に達してしまうと満席扱いとなってしまうので、早めに申し込んだ方がよいでしょう。

2024年春のオープンキャンパスのエントリーは以下のURLの「エントリーはこちらから」というリンクから申し込むことができます。

国際基督教大学(ICU)2024年春オープンキャンパス
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/oc/24sp.html