■6749 / ResNo.1) |
Re[1]: 卒業後について
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つぁらつすとら 2005/10/25(Tue) 17:49:18 ID: Z2VSoYFO
| まず、結論を言いますとそんなことはないと思います。学問というものは、それ単体で存在するということはありえません。他の学問と有機的に結びついています。化学の分野も物理の分野もそうでしょう。また、広く様々なことを学んでもそれは損にはなりません。むしろ、広く様々なことを学ぶということは世界標準です。アメリカの所謂一流大学といわれとところは、例えばハーバード、四年間一般教養を課し、専門的なことを学び始めるのは大学院に進学してからです。日本でもこれを踏襲して、法化大学院が設立されました。(少しアメリカとは違いますけど。)
一つのことだけを学ぶということは"専門バカ"に陥る危険性を孕んでいます。学問というのは日々進歩しています。これは、すべの科学に限らず、古くからある宗教学や美術学等についても言えます。すなわち、一つのことだけに特化していても、自分が在学中に学んだことは未来永劫ではありません。いずら、新しい学説に取って代わられる日が来ることでしょう。これは、すべてについて当てはまるわけではありません。基本的なことはあまり変わらないと思いますが、そこから派生し専門性を増していけばいくほどその可能性は高くなると思います。
要するに僕が言いたいことは、広く学んでおいて損はないということです。過去の偉大な科学者たちは、概して哲学者でもあり、美術家でもあったりしたわけです。 一つの学科に所属しながら、美術、宗教、歴史、数学、政治、言語、心理、教育、経済、文学といった幅広い学問を修めることができるというのはいいことですよ。
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