-ICU Exchange対策を考える-
大学:The University of Queensland (UQ)
GPA:3.1
TOEFL score:550
交換留学を希望する人はまずその国際交流室で「交換留学/海外留学プログラム応募の手引き」を手に入れよう。今年度の場合、9月に出されたようである。この手引きには詳しい手続き、簡単な学校案内、留学体験者の体験記、などが掲載されており、留学を希望する人には欠かせないものある。国際教育交流室というと「なんか怖い」、「入りにくい」などという「国際教育交流室、学内非交流的説」が聞かれるが決してそんなことはない。学生課、教務課ほどの気軽さはないが、「なんだか常連客がシーンとラーメンを食っている自称こだわりの店」ぐらいの入り難さなので、勇気を持って留学への第一歩を踏み出そう。
この成績においてポイントとなるのはなんといってもGPA である。留学の成績は2年春学期までのもので判断されるので、 GPAはELPの成績の影響を大きく受けることになる。いった んELPの成績が落ちてしまうと、他の授業で挽回するということが非常にむずかしい。担当のメインティーチャーやプログラムによって成績の付け方が違うELPに留学の可否がかかっているということに疑問を感じるが、いずれにしてもELP授業はしっかりと受ける必要があると言えよう。このことから、比較的成績の取りやすい1年次SEAプログラムに参加することは戦略上非常に有効である。
筆者の場合新規提携校ということもあり、現地校の先生による面接が行われた。なんといっても自らの「SEA Proでオーストラリア行ってきたもんね」「他の人とは違うもんね」を示す絶好の機会であり、面接には万全の体制で臨みたい。オーストラリアの歴史、時事問題等を調べる。さらに、ここはいかにも「オーストラリア好き」ということを示すたの服装で臨みたいと考えた。面接当日のICUは秋風が吹くかなり肌寒い状況であったが、果敢にもSea Pro参加時に購入した「Australia Kangaroo」というちょっと普段は着れないTシャツを着て面接会場に向かった。実際の面接ではオーストラリア関連の質問はあまりされず、「Do you like Surfing?」などということを聞かれた。( なぜかこの質問は全員聞かれたらしい。) カンガルーTシャツへの努力は現地校の先生に高く評価され「Good T shirt, 5 points」という評価を得た。