| 三段論法は頭だけで解こうとすると失敗します。 数式に置き換えて答えを出してください。 簡単なので、解き方さえ知っていれば、確実に解けます! 一番古いログに三段論法を解説しておいたので、転載しますね。
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【記事番号:515】 三段論法の解き方って
投稿者: KIMI 投稿日時: 00/01/15 16:56:28
三段論法は解き方さえ知っていたら考えなくても解けます。 頭で考えると混乱するので必ずかき出します。
一番簡単な問題から。 人は必ず死ぬ。ソクラテスは人間である。ということが真である場合。
人→死 ソ→人 だから ソ→人→死 つまり ソ→死 ソクラテスは必ず死ぬ。という答えを選ぶ。
これが三段論法。 そして試験問題は対偶をとればまず解けます。
’人→死’の対偶は’不死(死の否定)→人でない(人の否定)となり 人→死が成り立つときその対偶も真なので 死なないものは人間ではないということが言える。 同じように’ソ→人’から人でない→ソでない、ということが言える。 これら対偶をとって出てきた事実から答えがわかります。
じゃあ、問題を解いてみると。。。 「情熱的な人はロックを好む」と言う命題を論理的に導くことができるのは、 次のうちどれか。
問題文は、情熱(人)→ロ(ック)好 一応この対偶もとっておくと、 ロ嫌→情熱でない となる どちらかを導く選択肢がこたえとなる。
情熱的なら、、ではじまる条件も ロック嫌いなら、、、ではじまる条件もない選択肢は答えとはならない。
1.「読書を好む人はテニスを好まない」「テニスを好む人はロックを好む」 「情熱的な人は読書を好む」「活動的でない人はロックを好まない」 つまり、読好→テ嫌、テ好→ロ好、情熱→読好、否活動→ロ嫌 。この対偶は テ好→読嫌、ロ嫌→テ嫌、読嫌→否情熱、ロ好→活動
情熱ではじまるものから見ていく。情熱→読好とある。そのまま続ける。 読好ではじまるものを見つける。読好→テ嫌。 次にテ嫌からはじまるものがないため、ロ好まで続かなかった。
ロック嫌いからはじまるものもない。 この選択肢は間違い。
2.「情熱的な人はテニスを好む」「活動的な人はロックを好む」 「活動的でない人はテニスを好まない」 情熱→テ好、活動→ロ好、否活動→テ嫌。対偶は テ嫌→否情熱、ロ嫌→否活動、テ好→活動
また情熱からみていく。 情熱→テ好、テ好→活動、活動→ロ好
ここで情熱→ロ好までつながった。これが答え。
なれてくると書かなくても出来るけど 複雑になると間違いやすいのでかいた方がいい。
気をつけたいのは カレーまたはうどんが、、とか AとBが、、とかはいっているもの。
英語にしたらわかりやすいけど(または)は、or (と)は、and 否定するとそれぞれ、部分否定、全否定となります。
つまり カレーかうどんが、、、ない。 AもBも、、、ない。となります
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でも、一般能力の対策には はまり過ぎないように気をつけてくださいね…。
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