| 浪人して、欧米に留学した者です。 まず、留学しても卒業を延ばさないことは可能です。 (単位の変換があるので。) 私は、卒業して就職まで別の予定を入れるため、 就職時期を延ばしたので、2年遅れになりますが、 留学していても皆と同じ時期に就職する人はいます。
→ 帰国時期について
ハッキリいって、就職に関しては 留学から帰ってきた7月頃(欧米の場合)から 活動を始めるのは、かなり不利です。 その頃には、もう大抵の会社で内定が出ているので。
最近では通年採用・秋採用もありますが、 その数も種類も微々たる物です。 「何でもいいからとにかく就職したい」なら いくらでもクチはありますけどね。
欧米の難関大学へ派遣された優秀な人でも、 時期が合わないことで納得のいく会社を受けられず、 実家に帰るしかない、ということもよく聞く話です。
けれども、留学中できることはいくつもあって、 留学先で開かれる合同面接会で内定をもらったり、 志望する会社に個人的に問い合わせて、 帰国後面接を受けられるように交渉したり するひともいるでしょう。 一時帰国して面接を受ける人もいました。
ただ、留学先では自分から動かなければ 情報もプレッシャーもありませんし、 (留学組はもともと進学予定者が多い。) 日本で活動をしている人よりも かなり制約があることは確かです。
→ 2年遅れることに関して。
個人的なことを言えば、 私は留学で時期が外れてしまったほかは、 就職活動ではほとんど苦労をしませんでした。 受けた会社でも、2年の遅れは選考過程で 全く問題にされませんでした。 (聞かれもしなかった。)
遅れたことにちゃんと意味があって、 その間、補って余りあるものを得ていれば 関係ないと思います。
留学したことも留学中に身につけたことも 選考にはかなりプラスに評価されたので、 結果的には留学していない人よりも 有利に進めたと思います。 (これは会社の考え方次第です。)
|