| 保護者です。卒業式に参加しました。バスがストライキで運行されず、朝のタクシ-の列はとても長かったです。礼拝堂は卒業生でいっぱいで、保護者は入れず、隣のD館で大型スクリ-ンを見ての参加でした。600人ぐらいの卒業生がガウンをまとい、学長が一人ひとり卒業証書を渡していきました。卒業生一人ひとりが学長と笑顔で握手を交わし、とてもいい感じでした。院生も含めて、全部で2時間半ぐらいかかりましたが、卒業生が何千人もいるマンモス大学ではできない卒業式でした。厳粛な雰囲気の中にも、お辞儀をする時に角帽が落ちてあわてたりして、ほほえましい時もありました。式後、外で子どものガウン姿を写真を撮りましたが、我が子の成長した姿を見ると、4年間もあっと言う間だったような気がしました。4年前、外大は残念ながらだめでしたが、ICU、早稲田、慶応は合格通知が来て、家中で喜びました。しかし、その後どこに入学するかについては、親と子どもの意見が合わず、難しい問題でした。子どもはICUに入ると固く決めていましたが、親としてはICUの良さは認めつつも、就職やその後のことを考えると、寄らば大樹の陰の意識がどうしても捨てきれませんでした。それで早稲田か慶応に入った方が無難じゃないかと子どもにも何回か言い、対立したことを思い出します。しかし、卒業式後の子どもの晴れ晴れした顔を見た時、この子にとってはICUに入って良かったんだなと改めて思いました。(就職も自分の希望した企業に入れました。)3月末のこの時期、同じような問題を経験されているご家庭も多いと思いますが、何かの参考になればと思います。また、ICUでの生活に中でも、特に寮で仲間たちと濃密な人間関係を持てたことが良かったと子どもは言っております。
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