■8882 / ResNo.13) |
学生よ 海を渡れ 留学希望者低調でサポート強化
|
BUCHO 2010/09/15(Wed) 16:25:06 ID: diyUIL1B
| ■就活重なり学生敬遠
東京都三鷹市の国際基督教大学(ICU)では、3年の秋学期から4年の春学期の約1年間を海外の協定校で学ぶ交換留学プログラムがある。協定先は21カ国の約60校。1学年の5人に1人に当たる約130人分の枠があるが、今秋から留学する3年生は枠を大きく下回った。山口京子・教務部長は「国際化を掲げるICUの使命からしても問題」と顔を曇らせる。
留学希望者の減少傾向を受け、今年4月に実施したアンケートでは、留学する上での不安要素として、費用負担と就活への不安を挙げる学生が目立った。「就活の不安を上回るほどの留学へのモチベーションは持てない」と話す学生もいた。
現在、就活は3年生の夏前からインターンシップに向けた動きが始まり、秋からは説明会や選考が本格化。3年生の秋からの留学期間とそっくり重なる。
同大では、就活開始に間に合うよう留学の1年前倒しなども議論している。しかし、1、2年次で集中的に英語を身につけてからでないと、留学先で専門科目を英語で学べない。「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」という3年次での留学の意義を重く見て、従来通りの時期とした。
山口さんは「『就活の時期が遅くなれば留学が増える』と単純には言えない。でも、グローバルな人材が欲しいと言う企業が、採用日程から見て留学経験者に広く門戸を開いているとは言えないのではないか。企業側と大学側の建設的な議論が求められている」と語る。
朝日新聞9月6日(抜粋) http://www.asahi.com/edu/news/TKY201009060145.html
|
|