ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2017 坂本教授さんの場合〜

1. お名前、プロフィール

<お名前>

坂本教授

<プロフィール>
MARCH付属校
東進に1年通っていました。
軽音部に入っていましたが、高3になった時に辞めました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9割
総合教養得点 = 8割5分
英語リスニング得点 = 3-4割
英語リーディング得点 = 7-8割

(センター参考)
英語 9割
リスニング 9割
国語 8割5分
世界史 9割5分

4.併願校

早稲田
上智

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

最初は予備校の偏差値表で見つけ、調べるうちに専攻を2つ、後から決められる事に惹かれて決めました。また、文系でも理系科目を取れるのも良いですね。

6.ICUに期待するところ

英語と第二外国語、前者は論文が書けるくらいまで、後者は会話ができるくらいまで勉強したいと思います。
あと(せっかく高い学費を払っているのだから)理系分野もいくつか学んでみたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

専攻を受験時点で決めるより、多くの分野を学んだ後に決めた方が良いというようなことを重点的に字数ギリギリまで書いた覚えがあります。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

具体的に「プラトンの政治哲学を学びたい」ということと、それに対する考えうる疑問とそれに対する自分の考えを書き、それを確かめたい、というようなことを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

ICUとは全く絡めずにただ音楽が好きで滅茶苦茶に聴くぞ!というようなことを書きました。

a. 人文・社会科学

読めば解ける問題が9割です。選択肢はセンターより明らかですが、全体を読んでその論旨を掴まないと解けない問題が多いので、すこしでも悩んだら飛ばして読み終わってから解くのが良いと思います。時間制限はだいぶ余裕があるのでゆっくり噛み砕きながら読んだほうが良いと思います。
また、知識問題は簡単かつ少ないので、用語集をそっくり覚えるような対策は必要無いです。

b. 総合教養(ATLAS)

ほとんど人文社会科学と同じだと思います。読めば解ける問題が9割。講義を聴く問題はあまり細かい所は出なかったので、大まかなメモを取れば大丈夫でした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

信じられないくらい難しく感じます。1度のみの放送かつアジア系のイントネーションや抑揚無く話すものが多かったので、半分も取れた実感が無いです。
前日に初めて聴いただけだったので、長いこと対策をすれば良いのかもしれませんが、あまり差はつかないと思います。

<リーディング>

穴埋めが減って長文が3題になりましたが、長文1つ1つは難しく無いので焦らず解けば合格点は取れます。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

息抜きをしましょう。映画やショッピングに行ってストレスをコントロールしないと、本当に気が滅入ります。

8. 最後に一言

他の私大と比べて暗記少なめでいけるので、代わりに本を読みましょう。古典新訳文庫のパンフレットに載っている高校生向けの本はためになる上に、問題文に出ます。

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