ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,コロナ

ICU国際基督教大学の入試関連のWebサイトが更新され、2023年度の一般選抜入試と社会人入試で追試を実施する旨と追試の日程を発表しています。これはコロナ関連の措置で、コロナ関連で入試に欠席した場合、追試を受けられる可能性があるというものです。

追試の受験には大学への連絡と医師の診断書等の提出が必要で、大学から追試の受験許可を得る必要があり、誰でも受験できる訳ではありません。

また、過去の追試は通常の一般選抜の問題とは全く別の形式で実施されていました。2023年度ICU一般選抜入試の追試の詳しい内容に関しては2022年10月公表の入試要項内で示されますが、昨年度の追試では小論文の執筆や口頭試問が含まれていました。通常の一般選抜とは全く異なる追試の形式への対応は難しいので、なるべく本試験を受けるべきですが、万が一の際には救済策として追試が用意されているということは覚えておくとよいでしょう。

ICU2023年度一般選抜入試 追試の日程 ICU Webサイトより

ちなみに、コロナ禍以降の2021年度、2022年度のICU一般選抜入試では追試の日程が用意されていましたが、学内取材では、いずれの年度も実際に該当者がいたため、実際に追試が実施されたとのことです。

一般選抜,コロナ

本日ICU国際基督教大学の公式Webサイトが更新され、コロナ等の影響で2022年2月5日(土)の試験を欠席を余儀なくされた受験生に追試が実施される予定であることが公表されました。

追試は本試験から2週間後の2022年2月19日(土)が予定されています。対象者や実施方法は10月の公開の入試要項で公表予定です。

また、感染防止対策として一般選抜B方式(外部英語利用型)の2次面接がオンラインで実施される事が公表されました。

同時に、一般選抜(一般入試)を含む会場試験に関しては、関しては、従来通り、ICUにおいて一斉試験を実施する旨もアナウンスされています。

要するに、会場試験は従来通りで、B方式(外部英語試験利用)の二次試験など、会場で二次面接が行われていたものはオンライン面接になるという事です。

まとめ

一般選抜A方式→変更なし:従来通りICUで行う会場試験のみ

一般選抜B方式→1次:従来通り会場試験 2次:オンライン面接に変更

 

一般選抜,コロナ

ICU入試関連の公式サイトが更新され、2021年度一般選抜・社会人入学試験は当初の予定通りの日時および会場にて入試が実施される予定である事が告知されています。

また、試験当日の注意事項については、試験日1週間前頃に受験生に対して別途案内が送られてくるとの事です。

ICU入試要項には、マスクの着用(必須)、手指の消毒、換気の実施(要防寒具)、発熱時等は受験を控える等の注意事項が書かれているので、これらの内容が当日の注意事項として示される事になりそうです。

また、同じく要項にも書かれていますが、コロナ感染等の影響で受験できない場合は追試がある旨も改めて告知されています。なおICU入試要項によると、追試の手続きには試験当日17:00までに電話連絡が必須であることが明記されていますのでこの点だけ覚えておくとよいでしょう。

いずれにせよ体調を万全にして試験に備えることが大事ですね。

ICU入試実施に関する告知はICU入試最新情報のリンク(2021年1月13日)から確認できます。
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/

 

 

一般選抜,入試説明会,リモート授業,コロナ

ICU入試に関するICU(国際基督教大学)の公式サイトが更新され、10,11,12月分の個別進学相談会の日程の発表と、一部の予約の受付が開始されています。

日程は以下の通りです。
・10月12日(月)~10月14日(水)
・11月9日(月)~11月13日(金)
・12月7日(月)~12月11日(金)

時間はいずれも18:30~20:05で、一人15分の予約制。Zoomを用いて行われます。

10,11月分はすでに予約が可能ですが、直近の10月分はかなりの予約が入っています。12月分は11月9日(月)正午受付開始になる予定です。

今回は来月以降の日程が早めに告知されて枠が多くあるので、予約が取りやすいと思います。おそらくICU入試出願前の最後の日程になりそうです。

進学相談やICU入試に関して、大学の担当者に直接質問したり説明を受けたいというICU入試受験生はこの機会に利用してみるとよいかも知れません。

国際基督教大学(ICU)-入試(入学者選抜)【学部】https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/

上記ページで「オンライン個別進学相談会を開催します」の告知をクリック、12月分は11月分からアクセス可

 

オンレク寮生インタビュー,サークル,リモート授業,コロナ

(各授業の割合-オンライン、対面、ハイブリッド-)

ICUの2学期の授業のシラバスを調べてみたのですが、大まかにいって、8割がオンライン、15%ハイブリッド、5%が対面という割合かと思います。ほとんどの主要な科目はオンラインで開講されています。

ハイブリッドは対面とオンラインのどちらかを選択可能な授業で、1年生向けのELAなどがこれに該当します。

対面のみで開講されている授業は限定的で、PE(体育)や理系の実験がある科目など、どうしても対面でなくてはいけないという授業が該当します。

自分の場合、2学期はGE(一般教育科目)1つ、FD(基礎科目)3つを履修していますが、すべての授業がオンラインで開講されています。ちなみに、ICUは元から少人数制の授業が多いのですが、それでもオンライン開講のものが多く、例えば自分の履修している200番台のFDは英語開講で10数人しか履修していませんが、オンラインのみで開講しています。

(Zoomと録画授業)

オンラインの授業に関しては8割がZoomで開講されていると思います。この割合は1学期に比べると増えています。

自分が2学期に履修している授業でいうと、GEの1クラスだけが収録済みで、その他FDの3クラスがZoomによる生授業です。

Zoomはライブで履修生同士のディスカッションができるという魅力があります。その一方で収録済みのクラスと違って、時間的拘束があり、その授業があるタイミングでパソコンの前に座っていなくてはいけません。

(オンライン授業の履修について)

自分の場合は基本的には寮の部屋でオンライン授業を受けていますが、気分を変えたい時などは寮のスタディルームも使っています。また、ICU学内の各所にオンライン受講ができるスペースが設けられています。

個人的にオンライン授業が厳しいと感じるのはゴロチ(5,6,7限連続の授業)の時ですね。70分3コマをずっとパソコンの前に座って授業を受けるのですが、教室で受ける授業より相当疲れます。正直教室で受講するから耐えられるという授業もあったのだなと実感しています。

(オンライン授業の履修と寮に戻った感想)

自分の場合、1学期はG県の実家からオンライン受講をし、2学期からICUの寮に戻った形です。同じオンライン授業でも大学学内で履修する方が精神衛生上は遙かによいと感じています。

オンラインのみだと誰かと交流をしたいという時も、連絡してから通話をするなどのプロセスを経る必要があって、自然な交流は生まれにくいという事を実感しました。

大学のキャンパスにいれば自然と知り合いに合う機会がありますし、大学での学びを続ける上でそのような環境に身を置くことはとても大事だと感じました。

自宅通学組の中には通学にかかる時間が無くなって助かっているという人もいるので、感じ方は人それぞれのようです。履修している授業はすべてオンライン開講のため、人に会う機会を得るために週に何回かサークルのために登校しているという学生もいます。

(何割くらいの学生がICUのキャンパスに戻っているか)

感覚的にICUのキャンパスにいる学生の数は、普段の2-3割ですね。とにかくキャンパスにいる人が少ないという印象です。授業の多くがオンラインである事が効いていると思います。

図書館など大学の施設も普段より空いています。

それでも1学期はキャンパスに入構が原則禁止されていたので、それに比べれば元に戻りつつあると思います。

(学食や書店)

ICUの学食を利用している人数は普段の2-3割くらいではないかと思います。例年であれば行列もできるお昼時でも学食の席には余裕があります。

学食は短縮営業になっていて、2学期は11時から2時のお昼の時間帯だけ営業しています。提供されている料理はすべてテイクアウトで、食券を買う形式です。

ICU新D館2Fの三省堂も短縮営業で、10月現在は11時から3時まで営業しています。軽食や雑貨等も買えるのでありがたいです。同じく三省堂がやっている1F売店のラ・テラスはお休みしています。

(新入生の様子)

9月4日から対面を含む2学期のICUの授業が始まっていて、新入生も登校しています。ELAは対面かオンラインかを選択できるハイブリッドで行われている授業が多いので、1年生の登校の機会は他の学年より確保されていると思います。

10月に入って新入生向けのオリエンテーションがICU学内で行われたそうです。

サークル活動も再開されていますし、新入生は他の学年と比べても登校機会が多く、積極的に参加しているようです。

(サークル活動に関して)

ICU学内でのサークル活動は2学期から再開しています。

自分は文系のサークルに所属していますが、再開に際して学生サービス部から連絡があり、ガイドラインを元に感染予防のためのサークル内のルールを設定し、
それを提出する事が求められました。自分の所属サークルでは4人以上で部室に滞在しないようにするなどのルールなどを設定しました。

運動系サークルは更に厳しいルールがあって、全体練習は120分以内、ジムは普段より早く閉館、他校との練習試合の禁止などの対策をしているようです。

コロナの影響で多くの試合や公演が中止になるなど、例年に比べるとサークル活動には様々な制約があると思います。その一方で例えば音楽系サークルがオンラインで練習したりするなど、ICUの各サークルがそれぞれ工夫をして活動を継続しています。

tさん撮影のICU学食の様子。座席利用に制約を設けており、対面や多人数で座らないように配置されている。

普段はイベント等にも利用される新D館側の学食の様子。近距離・対面で座らないよう徹底されており、大型の円形テーブルの椅子は半分程度に減らしている。

インタビュー(1)はこちらICU生インタビュー、2学期以降のICUの寮と授業の様子(1)

学食・学生寮,オンレク寮生インタビュー,リモート授業,コロナ

今回はオンレクOBで、ICU2年のtさんに、一部の対面での授業が再開された2020年2学期以降のICUの学生寮と授業の様子を伺いました。

(2020年の1学期の寮について)

2020年の3月中旬にICUの学生部長から、3月31日までに一時、ICUの退寮する事を求めるメールが送られてきました。その後この一時退寮の措置は8月末まで延長されました。

ちなみに就職活動や卒業研究等の事情がある寮生、あるいは日本国内に住居が確保できない外国人留学生などは残寮が認められていたので、ICUの寮自体が閉鎖されていたという訳ではありません。

自分の場合は2年生で一時退寮の対象であったため、1学期のすべての授業をG県の実家でオンライン受講していました。

(2020年2学期以降のICUの寮について)

7月中旬にハウジングオフィスから帰寮に関する連絡があり、入寮前に2週間、検温をして指定されたWebフォームに記録するように指示がありました。一連の検温で異常がなかった場合に帰寮が認められました。

実際に2年生(ID23)以上の既存の寮生がICUの寮に戻ったのは8月24日です。その後24のセプテン(9月入学生)が27日、24のエイプリル(4月生)が31日に入寮しました。

実際の入寮に際しては生活上の注意があり、消毒、マスクの着用や極力自室で過ごす事などが指示されています。その他3密を避ける、換気、対面に座ることを避ける、4人以上で同じテーブルに着かないなどのガイドラインも出されています。自分のいる新々寮では1Fの大浴場が閉鎖されていて、フロアの個室シャワーのみ使用可能であるなど、施設利用上も一定の制限があります。

寮生同士も密にならないよう工夫をしていて、自分の入居しているフロアでは定期的にミーティングを行っているのですが、これもラウンジに集まるのではなく、Zoomで開催するようになりました。学外に出る際は各自が外出先をホワイトボードに記載し、所在を明らかにするとともに、行動履歴を残すようにしています。

(寮への学生の戻り具合)

自分の入居している新々寮の男子フロアでは、30人の定員に対して24人が帰寮していますので、8割の学生が寮に戻っている計算になります。これはかなり戻っている方で、実際にICUの寮全体では7割程度の戻り具合ではないかと思います。特に1年生は多く寮に入ってきています。その一方で上級生の中には寮には戻らずにオンライン受講を続けている人もいます。

tさん撮影のオスマー図書館1Fの様子。元はグループ学習用のスペースだが、現在はオンライン授業履修用に、距離を置いて個別に利用できるようアレンジされている。

 

オスマー図書館1Fの窓際の学習スペース。間隔を置いて座るように、一部座席は利用が制限されている。

(2)に続きます。ICU生インタビュー、2学期以降のICUの学内と授業の様子(2)

オープンキャンパス,コロナ

本日9月16日にICUの公式サイトが更新され、Campus Visit Daysとして、人数限定、完全予約制のキャンパスツアーが開催されることが告知されています。

ICUでは9月4日から一部の対面授業が再開されていますが、ICU入試受験生にもキャンパスツアーでICUのキャンパスを訪問して見学する機会がやってきました。年内に4回予定されているこのキャンパスツアーを逃さないようにしたいですね。

ICU入試対策の意味でも、来年2月のICU入試までに一度はICUのキャンパスを見学しておきたいところです。また、ICU AO入試の受験生でICUのキャンパスを訪問する機会がなかった方は、2次試験(10月24日)までにICUを見学しておいた方が絶対によいので、第1回(9月26日)に参加すべきでしょう。

内容はスタッフによる大学説明(30分)と在学生によるキャンパスツアー(30分程度)が予定されています。参加に際しては検温があり、マスク着用が必要です。

日程は以下の4日間が予定されており、現在9月26日分が申し込み可能です。

追記1:9月26日14時~15時の回は満席、15:30分の回が10組枠追加されています(9月17日現在)。

追記2:9月26日は全て満席になっています(9月18日現在)

第1回:9月26日(土)14時~15時, 15時30分~16時30分 (受け付け終了)
第2回:10月31日(土)14時~15時 (9月30日 正午 受付開始)
第3回:11月14日(土)14時~15時 (10月14日 正午 受付開始)
第4回:12月12日(土)14時~15時 (11月12日 正午 受付開始)

オープンキャンパス・学内見学
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/

一般選抜,社会人入試,ICU入試日程,コロナ

本日9月2日にICU(国際基督教大学)の公式サイトが更新され、2021年度のICU一般選抜、社会人入試を新型コロナウイルス感染症等の影響により欠席せざるを得なかった方について、追試が実施される旨が公表されました。

追試の日程も告知されています。2021年度ICU入試は2021年の2月6日(土)が会場試験の試験日ですが、その2週間後の2月20日(土)が追試日に設定されています。

現段階では追試の対象者や追試の内容などの詳細は明らかになっておらず、10月下旬の入試要項等で公表される予定です。

今回の追試の発表は先日のエントリーでお伝えしたように、文科省の通知を受けてのものです。「大学入学者選抜での新型コロナウイルス感染症対策に伴う試験実施上の配慮」として、各大学は追試等の告知をしています。

今回の発表で分かることは、ICUの場合は共通テスト(センター)を追試に用いるのではなく、何らかの独自試験で追試をやる(らしい)という事ですね。

また、あくまでもこれは新型コロナウィルス関連のものです。すでに対象者を発表している他大学の例を見る限りでは、厳格な要件(医師の診断、保健所の認定等)を満たした受験生のみが該当することになりそうです。

まずは10月下旬に公表される入試要項をしっかりと確認し、引き続きICU公式サイトをよく確認しておきたいところです。

<2021年度ICU入試日程>

出願方式 試験日 合格発表日 入学手続締切
・一般選抜 A 方式 2月6日(土) 2月12日(金) 2月19日(金)
・一般選抜 B 方式

(英語外部試験利用)

・社会人入学試験

第一選考:2月6日(土)

第二次選考:2月20日(土)

第一次選考の結果通知:
2月12日(金)
合格発表: 2月26日(金)
3月5日(金)

<追試の日程>

出願方式 追試対象者 追試験日 合格発表日 入学手続締切
・一般選抜 A 方式 2 月 6 日(土)に欠席した者 2 月 20 日(土) 2 月 26 日(金) 3 月 5 日(金)
・一般選抜 B 方式

(英語外部試験利用)

・社会人入学試験

第一次選考[2 月 6 日(土)]に

欠席した者

第一選考:2 月 20 日(土)

第二次選考:3 月 6 日(土)

第一選考:2 月 26 日(金)

第二次選考:3 月 12 日(金)

3 月 19 日(金)
第二次選考[2 月 20 日(土)]に

欠席した者

第二次選考:3 月 6 日(土) 第二次選考:3 月 12 日(金) 3 月 19 日(金)
第二次選考[3 月 6 日(土)]に

欠席した者

第二次選考:3 月 20 日(土) 第二次選考:3 月 21 日(日) 3 月 26 日(金)

ICU公式サイト 一般選抜https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/exam/general/

一般選抜,センター入試,ICU入試日程,コロナ

文科省は6月19日に、各大学に当て、「令和3年度大学入学者選抜実施要項について」を通知しました。この中で、「大学入学者選抜に係る新型コロナウイルス感染症に対応した試験実施のガイドライン」が明記されています。その最初の箇所では以下のように記されています。

https://www.mext.go.jp/content/20200624-mxt_daigakuc02-100001251_1.pdf

1.基本的な考え方より(P27)

この箇所から、文科省としては余程の事が無い限り大学入試は実施する方針を明記しています。

また、「新型コロナウイルス感染症対策に伴う試験期日及び試験実施上の配慮等」が求められており、具体的には、追試をするか、(元からある)別日程での受験を追加料金なしで認めろという旨が示されています。

令和3年度大学入学者選抜実施要項
第14 新型コロナウイルス感染症対策に伴う試験期日及び試験実施上の配慮等
(2) 個別学力検査(P11)

ICUの場合は、(ア)の追試験の設定が予定されています

令和3年度入試新型コロナウイルス対応状況調査(国際基督教大学)-文部科学省
https://www.mext.go.jp/content/20200817-mxt_daigakuc02-000008996_034.pdf
(8月中旬にUPされている事を確認)

あくまでも現時点(2020年8月末)で公表されている事ではありますが、方向性としては従来通りの入試をベースとしつつ、受験生できない場合に何らかの配慮する形で入試を実施することが各大学から示されています。

私立大学に関しては、大学入学共通テスト(旧センター試験)参加校(早稲田、上智など)は共通テストを追試として利用し、共通テスト不参加校(ICUや慶應など)は何らかの形で追試ということになりそうです。

早稲田、上智、明治、法政など→各校で詳細は異なるが、要するに独自試験に参加できなかった場合は共通テストの成績を追試として利用

ICU→追試(追試の詳細は現時点では不明、ICUは共通テストには不参加)

慶應→検討中(慶應は共通テストには不参加)

各大学がどのような方向で対策をするかは以下の文部科学省Webサイトで公開されています。

令和3年度大学入学者選抜での新型コロナウイルス感染症対策に伴う各大学等の試験期日及び試験実施上の配慮等の対応状況についてhttps://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/koudai/detail/mext_00060.html

 

結局のところ、文科省的には共通テスト参加校はとりあえず共通テストのスコアを追試にしておけば許すということですね。しかしながら、私大の共通テスト利用の追試で合格できる成績がある人は、追試の設定をするまでもなく、元から私大の共通テスト利用型入試に出願している人が多そうです。そのような意味で一般入試(各大学の独自試験)の代替にはなっていないように思われます。

困るのは慶應のようなセンター不参加校で、特に慶應の場合は学部統一型の試験もないので、何らかの独自の追試の設定をする形になるのでしょうか。文科省のページでも慶應は「検討中」になっています。

ICUもセンター不参加校ですが、1学部1学科の試験だけなので、とりあえず一般入試から2週間以上おいた日程で、例えばICUの指定校推薦入試でやっているような試験を追試として設定をしておけば大丈夫なような気がします。場合によっては追試の該当者がゼロになる可能性もあるので、フルの入試問題を2セット作るとかはしないでしょうね。

(2021年2月追記、ICU一般選抜の追試は通常日程の一般選抜と同じく3教科かつ別の問題で行われで行われたとのことです)

ちなみに、すでに追試の予告をしている早稲田、上智、明治などは、追試の該当要件がとても厳格で、当てはまる受験生はごく限定的になるかも知れません。