ICU学生新聞The Weekly GIANTSに2023年度ICU入試対策記事として英語リスニングの分析記事を投稿させていただきました。WGのサイトはICU唯一の学生新聞で、ICU学内情報が満載ですので、ぜひWGのWebサイトをご参照下さい。ICU入試英語リスニング対策記事は下記URLよりご閲覧いただけます。
ICU入試直前!ICU英語リスニングの傾向と対策
http://weeklygiants.co/?p=10831
学生新聞The Weekly GIANTS
未来のICU生のためのICU入試情報サイト
ICU学生新聞The Weekly GIANTSに2023年度ICU入試対策記事として英語リスニングの分析記事を投稿させていただきました。WGのサイトはICU唯一の学生新聞で、ICU学内情報が満載ですので、ぜひWGのWebサイトをご参照下さい。ICU入試英語リスニング対策記事は下記URLよりご閲覧いただけます。
ICU入試直前!ICU英語リスニングの傾向と対策
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本日1月6日より2023年度ICU一般選抜入試のWEB出願が開始されています。
入試要項に記載されているように、今年度から出願時の志望動機等の入力が簡略化されています。
過去の年度よりは質問項目と入力文字数が減ったので、受験生の負担は減ったと言えるかもしれません。
注意事項として、ローマ数字等の機種依存文字は使用できません。
また、フォーム内で改行することはできず、改行を入れるとエラーが出ます。
Web出願は途中保存が随時できるので、とりあえず住所や出身高校など登録者情報の入力を進めておくとよいでしょう。
ただし、このフォームは指定された順番でしか入力できず、志望動機の入力は写真のアップロードの後であるため、写真を用意しておかないと志望動機のフォームまで進めません。
また、志望動機とは別に、出願サイトの最後に割とボリューミーなアンケートがありますので、早めに見ておいた方がよさそうです。アンケートの回答内容は合否に関係はありません。
さらに、奨学金に応募する場合は別途資料等を用意する必要がありますので、特に奨学金への応募を考えている方は今すぐにWeb出願サイトを確認した方がよいです。
いずれにしてもフォームは途中で保存でき、出願確定前であれば写真を含め、ほぼ全ての項目が修正できるので、まずはWeb出願のサイトからメールアドレスの登録を行い、入力可能な項目を進めるところから始めるとよいでしょう。
Web出願ページの入力は1月19日(木) 23:59(日本時間)締切であるため、早めに入力作業をしておくべきでしょう。
ICUの出願サイトは下記URLからアクセスできます。
国際基督教大学 Web出願
https://www.eraku-p.jp/erp/icu/
ICU一般選抜入試、出願の流れ
1.Web出願ページ(https://www.eraku-p.jp/erp/icu/)でユーザー登録を行い、必要事項を全て入力し、証明写真のアップロードをする(1月19日(木) 23:59(日本時間)締切)
↓
2.Web出願ページの指示に従ってコンビニやクレジットカード等で検定料の支払いを完了する(1月19日(木) 23:59(日本時間)締切)
↓
3.支払い確定後、Web出願ページより願書、ラベルを印刷する。角2封筒(A4が入る封筒)に印刷した願書と高校が発行した調査書を入れて、封筒に印刷したラベルを貼って、郵便局から郵送する(1月20日消印有効)
↓
4.Web出願ページより受験票を印刷(1月28日以降)
↓
5.受験票を持ってICUの入試会場に行く(2月4日)
ICU(国際基督教大学)の入試関連の公式サイトが更新され、2023年度一般選抜入試の出願期間が告知されています。
今回の告知は事前に発表されていた入試日程と同じで、リマインダーとして出されています。
2023年度 教養学部入学者選抜の出願期間について(一般/転編入/社会人)
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/news/20221219.html
ICU入試の出願に際しては、調査書や卒業(見込み)証明書の提出、証明写真のアップロード、Webフォーム上にて志望理由の記入などが必要となりますので、今のうちから用意しておくとよいでしょう。
<調査書・卒業(見込み)証明書>
現役生は所属校の指示に従えば問題ありません。高卒生は自分で出身高校に行って用意する必要がありますので、早めに出身高校に確認しましょう。
<証明写真>
出願サイトよりデータをアップロードします。他の大学の出願にも用いますし、入学後の学生証に用いられるため、写真屋さんで撮ってもらった方がよいと思います。データ(JPG/PNG)でもらえるお店を選びましょう。写真は縦横比4:3、ファイルサイズ10MB以上、縦320px以上、横240px以上とされていますが、一般的な証明写真を撮ってデータでもらえばほぼ該当します。
スピード写真のブースでデータ出力できるものもありますが、写真屋さんの方がきれいに取れますし、スピード写真のブースは照明や機材などが店舗ほどそこまでよくないので、うまく撮るのが難しいと思います。
<志望理由の記入>
ICU入試では以下の志望理由を出願サイトのフォームに記入します。テキストはコピペできるので、今のうちから書いておいて、あらかじめテキストを用意しておくとよいでしょう。ちなみに今年度から志望理由に関する質問数が3つから2つに減っています。
• ICU を志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICU で何を学びたいか、その理由も含
めて述べてください。(400 字以内)
• 学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。
(200 字以内)
ICU入試対策と出願の準備して、ICU入試の出願時期がきたらすぐに手続きできるようにしておきたいところですね。
ICU(国際基督教大学)入試の公式サイトが更新され、2023年度一般選抜入試要項が公開されています。ICU入試対策として、前年度からの変更点を中心に確認していきます。
2023年度ICU入試、一般選抜の会場試験は、2023年2月4日(土)に行われ、合格発表(A方式)は2月13日(月)です。
昨年度の入試では、会場試験からの5日後に合格発表が行われていたので、試験から9日後に合格発表が行われる今年度入試は、試験日から合格発表までの日数が増えています。
2013年度以降過去10年のICU入試の日程を調べてみると、いずれの年度も試験日の5日後、もしくは6日後に合格発表が行われていました。
今年度のように合格発表までが9日間かかるのは、近年のICU入試ではなかったことですが、それ以前の年度では10日前後かかっていたと記憶しているので、昔に戻った感じですね。
また、それに合わせて入学手続き締め切り日も遅くなっており、2月20日(月)までとされています。
・合格発表が遅くなった影響は?
近年のICU入試では2月の第1週の土曜日が試験、2月第2週の木曜日(もしくは金曜日)が合格発表のパターンが多かったのですが、今年は2月の第1週の土曜日が試験、2月第3週の月曜日が合格発表です。
合格発表が2月13日と、例年よりは遅いため、この変更は併願校の受験に影響するかもしれません。例えば早稲田大学の国際教養学部は試験日が2月13日であり、早稲田国教の入試実施日の午前11時がICUの合格発表の日なので、両校を併願する受験生は、ICUが第一志望でも早稲田国教の試験会場には行く必要がありそうです。
ICUでは出願時にWebフォームから志望動機などを記入しますが、その内容が昨年度まで3箇所(850文字)から、2箇所(600文字)に簡略化されています。昨年度までの質問1と2が統合されたてシンプルになった形です。
志望動機を出願者全員が記入するのはICU入試の伝統と言えますが、確かに「志望理由」と「何を学びたいか」は関連した内容であるため、1つの質問とした方が答えやすいですね。文字数と質問数が減ったことで、受験生のICU入試出願時の負担が軽減されたとも言えるかもしれません。
ICU一般選抜はいわゆる編入試験も兼ねており、ICU入試の転入本科の合格者は2年次、3年次に編入することができます。この条件に「高等専門学校を卒業した者(見込みの者を含む)」が追記されており、高専卒業者がICUの学部に編入できることが明記されています。国際色豊かなキャンパスで英語を学びたいと考えている高専生にとっては、ICUへの編入はよい選択肢になるかもしれません。
・B方式二次面接は一次合格発表の5日後
B方式(外部英語試験利用)では、一次合格者に対して二次面接が実施されますが、昨年度は一次合格発表の9日後が二次試験の試験日であったのに対し、今年度は一次合格発表の5日後に二次試験が行われます。B方式受験者は、一次試験の合格発表から二次面接までの間隔が短くなっている事は押さえておいた方がよいでしょう。ちなみにいわゆる「一般入試」の「A方式」には二次面接はありません。
・B方式二次面接の表記が「オンライン面接」から「面接」に戻る
B方式の二次面接に関して、昨年度(2022年度)の要項では「オンライン個人面接」と表記されていたものが、2023年度は「個人面接」と書かれていて、コロナ前に会場で二次面接が行われていた時の記述に戻っています。よって現時点ではB方式の二次面接を会場でやるのかオンラインでやるのかは不明ですね。これに関しては追って連絡があると思われます。
・コロナ追試の口頭試問が論述試験に変更
これはマイナーな変更点なので気にする必要はありませんが、昨年度のコロナ用の追試で、人文・社会、自然科学に相当する科目は、「口頭試問」で行われていましたが、これが「論述試験」に変更されています。コロナ用の追試は医師の診断書等が必要です。元々ICUの試験は大学の授業をベースしているため、高校の科目を超越している部分がありますが、追試ではさらに小論文や論述が含まれるため、通常の試験より難度が高く対策は難しいと考えられます。体調を万全にして通常の試験を受けるべきでしょう。
2023年度一般選抜入試の受験生は、ICU入試対策として入試要項に目を通しておくとよいでしょう。2023年度ICU一般選抜入試要項は下記URLから確認できます。
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/exam/general/
(ページ上部の「詳細は2023年年度入学試験要項で必ずご確認ください。」というリンクから閲覧可能です。)
ICU国際基督教大学の入試関連のWebサイトが更新され、2023年度の一般選抜入試と社会人入試で追試を実施する旨と追試の日程を発表しています。これはコロナ関連の措置で、コロナ関連で入試に欠席した場合、追試を受けられる可能性があるというものです。
追試の受験には大学への連絡と医師の診断書等の提出が必要で、大学から追試の受験許可を得る必要があり、誰でも受験できる訳ではありません。
また、過去の追試は通常の一般選抜の問題とは全く別の形式で実施されていました。2023年度ICU一般選抜入試の追試の詳しい内容に関しては2022年10月公表の入試要項内で示されますが、昨年度の追試では小論文の執筆や口頭試問が含まれていました。通常の一般選抜とは全く異なる追試の形式への対応は難しいので、なるべく本試験を受けるべきですが、万が一の際には救済策として追試が用意されているということは覚えておくとよいでしょう。
ちなみに、コロナ禍以降の2021年度、2022年度のICU一般選抜入試では追試の日程が用意されていましたが、学内取材では、いずれの年度も実際に該当者がいたため、実際に追試が実施されたとのことです。
本記事ではICU入試一般選抜対策として、A方式とB方式の内容をまとめてみました。
ICU(国際基督教大学)入試の一般選抜にはA方式とB方式があります。
A方式はいわゆる一般入試で、会場試験のみ、3教科型の入試です。
B方式はTOEFLやIELTSなどの英語外部試験の利用する方式で、会場試験1教科と英語のスコアに加えて、二次試験では面接が実施されます。B方式に出願するためには英語外部試験で一定のスコアを取る必要があります。
ICU入試のA方式とB方式の内容は以下の通りです。
<A,B方式の試験内容>
A方式(会場試験3教科) | B方式(総合教養+英語外部試験のスコア+面接) | |
会場試験 | 3教科(総合教養、英語、人文社会or自然科学) | 1教科(総合教養) |
英語外部試験のスコア | 不要(提出なし) | IELTS 6.5以上、TOEFL iBT 79以上、Cambridge English 175以上、GTEC CBT 1300以上 |
二次面接 | なし | あり(オンライン個別面接) |
A方式とB方式は併願が可能であり、共通科目である総合教養(ATLAS)に関しては、試験当日に同じ会場で同じ試験を受けます。よって、A方式の会場試験の日程はB方式の会場試験(1次試験)の日程と同じです。
A方式は会場試験の1日だけで試験が終わりますが、B方式には二次面接があります。
A方式とB方式のの日程の例は以下の通りです。
<A,B方式の試験の日程の例(2023年度入試の場合)>
2月4日 | 会場試験:A方式は3科目(総合教養、英語、人文社会or自然科学)Bは1科目(総合教養) |
2月13日 | A方式合格発表、B方式1次結果発表 |
2月18日 | B方式二次試験(オンライン個別面接) |
2月24日 | B方式合格発表 |
上記を踏まえて、ICU入試一般選抜のA方式とB方式を図にすると以下のようになります。
ICU入試一般選抜のA方式とB方式のまとめです。
・A方式とB方式は併願可。併願時は受験料が割り引きになる。
・A方式は会場試験のみ(総合教養、英語、人文社会or自然科学)
・B方式は会場試験(総合教養)+英語外部試験のスコア+二次面接
・総合教養(ATLAS)は共通科目。B方式のみを受験する場合はA方式と同じ日に同じ会場で総合教養の試験を受け、総合教養が終了したら先に会場を出る。
・B方式受験者はA方式の受験資格を満たしており、また、B方式だけを受験するにせよ、ICUのキャンパスまで行って会場試験を受ける必要があるため、B方式受験者はA方式も併願受験している場合が多い。
ICU入試B方式合格し、High Endeabor奨学金獲得したTAKEZOさんのインタビュー4(最終回)
(引き続きICU一般選抜B方式、二次オンライン個別面接対策に関して伺います。面接対策としてどのような準備をしましたか?)
はい、面接はパソコンで受けようと思っていましたので、パソコンで録画をして面接の練習をしました。また、回答内容を声をだして録音をしてみたりもしました。
面接に向けて実際に口に出して答えることが大事だと思ったからです。
(B方式の場合、1次試験から2次試験は期間が空くので対策をする時間はありますね?)
はい、会場試験から面接の試験までは日数があるので長く感じました。
(オンライン面接は受験生一人に対して面接官2人ですね)
その通りです。
(面接どのような雰囲気でしたか)
丁寧に話を聞いてくださる雰囲気でした。
ただし、実際の面接では選抜のための質問が多かったと思います。
質問の数も想像していたより多かったです。
(具体的にどのような質問が出て、どのように答えたか教えてもらえますか?)
はい、記憶が曖昧な部分もありますが、以下のような質問がありました。
Q.表現の自由とヘイトスピーチの違いは?
A.
表現の自由は大事だが、それを逆手にとって他人を攻撃するような人もいる。
場合によってはそういった自由が人種、宗教、容姿の差別につながる可能性もある
両者の違いは明確にはできない部分も大きいが、自由には責任を伴うことを各自が認識しなくてはいけないと思う。
Q.国際生とはどのように関わるか
A.国際生のバックグラウンドとなる文化や環境は多種多様だから
どちらが正しいとかおかしいとかではなくて
まずはコミュニケーションを取ることが大事
Q.文理教育に関してどう思うか。
A.元々理系だったので、その体験から
文系も理系の間に差があるわけではなく
それぞれが様々な学問分野の一つ
リベラルアーツでいろいろなことが学べるのは魅力的
(確かに口頭試問のような内容ですね。二次面接で受験生を絞り込んでいるという印象は受けましたか?)
実際にどの程度が二次面接で絞り込まれるかはわからないのですが、面接を受けてみて、B方式は二次もちゃんとやるのだなという印象を受けました。
(志望動機なども聞かれましたか?)
はい、聞かれました。
(ICU入試B方式の二次試験を突破できた勝因はどのあたりにありそうでしょうか?)
前の大学で授業を受けていたのは大きかったと思います。
授業で学んだ内容もためになりましたし、大学の授業はZoomが中心だったので、Zoomでの面談になれていたという点も有利だったかもしれません。
またICU一般選抜入試のA方式の人文・社会科学で問われている教養は、B方式にも通じるところがあって、A方式対策としてICU入試のの過去問にたくさん解いた事は入試対策としてとても有益だったと思います。
(今年度のICU入試のB方式は合格者が少なかったのですが、この結果はどのように考えますか?)
ICU入試のB方式の受験生はA方式と併願している人が多いのかなと思います。
私もA方式で合格していたらB方式の二次試験は受験しなかったはずなので。
(結果が出なかった去年の入試との違いはどの辺りにあると思いますか?)
体調に気をつけて、最後までモチベーションを維持して勉強を続けられた事、
本気で受験勉強を頑張れた事だと思います。
ICU入試対策や大学受験はこれが最後というつもりで勉強しました。
(B方式で合格した上に、奨学金まで獲得できたのはよかったですね)
合格できてほっとしました。
B方式の方で奨学金がもらえるとは全く思っていなくて、本当にうれしかったです。
(ありがとうございました)
ICU入試B方式合格し、High Endeabor奨学金獲得したTAKEZOさんのインタビュー3
(引き続き、B方式対策に関して伺います。ICU入試のB方式は、会場試験が総合教養だけですが、今回はA方式も併願したので、全教科受験した形ですね?)
その通りです。どちらかの方式で合格できればと考えていたので、B方式を併願したのは結果的にとてもよかったです。
<表 ICU入試、一般選抜のA方式とB方式>
(ICU入試の総合教養対策はどのようにしましたか?)
オンレクの総合教養の過去問を中心に勉強しました。
オンレクでは演習がたくさんできたのがよかったと思います。
独特な試験なので形式に慣れていると有利ですね。
(過去問演習を通してどのようなコツをつかみましたか?)
総合教養は講義が放送で流れるというのが独特で、最初の内は全部をメモを取ろうとしていましたが過去問をこなす内にメモを取るポイントがわかっていったと思います。
また例年出題形式は同じで、おなじみのパターンの設問が多いのですが、
例年ほんのちょっとだけ違うパターンの問題がでたりするので、
そのような変化を楽しみにして受験するような意識で臨みました。
例えば今年度はメモ冊子の中に年表が入っていました。
慣れていなければ焦ったと思うのですが、実際には講義やその後の論文をわかりやすくするためのものでした。
最近のICUの総合教養は文章を読んで答える問題が増えていて、実際に去年の問題も読解問題が多かったと思います。
全体としてはICU入試の人文・社会科学に共通する部分があるので、その意味でもA方式対策をしていてよかったと感じています。
論文をじっくり読んで答えるような問題も出ているので、時間配分には注意が必要だと思いました。
(総合教養はどのような時間配分で解きましたか?)
制限時間は講義を含めて80分で、講義は例年通り冒頭の15分くらいでした。
その後、約60分で一通り問題を解きました。最後に残った5分で解けなかった問題をすべて埋めるようにしました。
(どのパートから解きましたか?)
Part1, 4, 2, 3の順番で解きました。
敢えてPart 4の自然科学は意識して先に解くようにしました。
心の余裕を持つためには最後に自然科学を取っておくのは怖いという意識がありました(笑)
Part 4はよく考えれば答えられるという問題が意外に多くて、
過去問の演習をしていても、最後にPart 4を残すのはもったいないというパターンが多かったです。
(その後B方式で1次を通過されるわけですが、その時のはどう感じましたか?)
その時は複雑な気持ちでした(笑)
(A方式で結果がでなかったのはどうしてでしょうか?)
3教科目の英語で失敗をしてしまったことが原因だと思います。
ICU入試の前日にホテルで前泊をしたのですが、寝付けなくて、あまり眠れないまま試験に臨んでしましました。
最後の教科の英語の頃には疲れと緊張感と眠気で気持ちが切れてしまった感じです。
総合教養の試験に関しては普段通りできていたので、B方式の一次を通過できたのはよかったと思いました。
(次回、ICU入試B方式二次面接対策に続きます)
ICU入試B方式合格し、High Endeabor奨学金獲得したTAKEZOさんのインタビュー2
(B方式に関して伺います。英語外部試験利用でTOEFLを利用されたのですね?)
はい、TOEFLを利用しました。
(TOEFLは何回受験しましたか?)
B方式に必要なスコアが出るまで3回受験しました。
TOEFLの試験は慣れの部分が大きいので、試験を受けながらスコアアップをすることを目指していました。
実際に最初に受験した時は独特の試験の形式に合わせるだけで大変でした。
TOEFLの方向性がわかってからは対策に集中できました。
TOEFLは他の試験と違って、個室で受験できますし、予約さえ取れれば自分の好きなタイミングで受験できる点はとてもよいと思いました。
(ICU入試のB方式出願には80点が必要ですが、80点に達したのはどれくらいの時期でしたか?)
8月です。直前の7月はTOEFL対策だけをやっていました。
(TOEFLで80取るにはどうしたらよいでしょう?)
あくまでも私の場合ですが、
1.リーディングとリスニングを頑張る
2.スピーキングは諦める
3.ライティングはテンプレート通りに書く
という方向で対策をしていました。
特にリーディングは大学受験と共通している部分が大きいですし、
しっかりと対策をしました。よいスコアが出たときはよく取れていた部分です。
スピーキングはブレがあると思いましたし、短期間で対策するのは無理だと実感したので、特に対策をせず、試験中にその場で頑張るという感じでした。
リスニング、リーディング対策としてはTOEFLの公式問題集を中心に勉強しました。
特にリスニング対策として講義のディクテーションをよくやりました。
公式問題集は問題がよくできていて、TOEFLでよく出る問題が一通り登場します。
最初は公式問題集は問題数がそこまで多くないのでこれだけでは足りないのではないかと思っていましたが、逆に、何回も解いて完全に内容を理解することが大事だと思いました。
公式問題集2,3周した感じです。
何回もやると答えを覚えてしまうかもしれないのですが、
講義や論文の展開のパターンや、こういうものが出るというアンテナを張れるようになります。
例えばTOEFLはサイエンス分野が毎回のように出てくるが、特に航空宇宙分野が頻出だったりします。普通に日本の高校で勉強しているとそれほど触れることのない分野なのですが、こういう「TOEFLで出そうな」分野にアンテナを張れるようになると、別の勉強をしたり、Yotubeを見ている時などにも注意が向くようになります。
公式問題集を解いて、実際に試験を受けると、段々とこういう知識を持っていたい方が有利という分野がわかってきたので、TEDやYouTubeでそれらの分野の講義を探して見ていました。
(リスニングでディクテーションをやったのはなぜでしょうか?)
最初はシャドーイングをやろうと思っていたのですが、シャドウイングは聞くのと自分の声とかぶってできているのかできていないのか分からず効果が実感できませんでした。
結構大変ではあるけどもディクテーションは1文ずつをしっかり書いていくことで、
語彙力もついたし、理解の幅が広がった。
会話文はディクテーションには適さないとわかったので
講義パートだけディクテーションをやりました。
もちろんこれらはICUのA方式でも活用できます。
講義のディクテーションは手間はかかるがリターンは大きいのでおすすめです。
(TOEFLで80点を取れたというのは安心材料になりそうですね?)
少なくとも夏の段階でB方式の併願が確保できたので大いに安心材料になりました。
また、ICUの英語も自信を持って解けるようになったと思います。
何かクリアできている感じが出てきました。
(次回 B方式会場試験に続きます)
ICU国際基督教大学の公式サイトが更新され、2023年度入試の概要が公表されています。
まず一般選抜を見ていきます。
2023年度入試の一般選抜の試験日は2023年2月4日(土)です。
例年通り2月の第1土曜日が試験日です。
合格発表は2023年2月13日(月)です。
細かな変更点ですが、昨年度は2月5日に試験で2月10日に合格発表だったので、わずか5日間で結果が出ていたのに対し、今年度は従来通り10日程度で入試の結果が出る日程に戻りました。
試験科目や募集人員には変更はありません。
引き続き総合型選抜です。
総合型選抜の日程や内容はほぼ去年と同じです。
2021年度、2022年度はコロナの影響で二次試験がオンラインの個別面接で実施されていましたが、今年度から二次試験が正式にオンライン個別面接に変更されます。
細かな変更点として、IB認定校のオンライン個別面接は(日英)で行われることが明記されています。
よって、逆に言えばその他の英語外部試験利用や数理探求型は日本語で面接が行われる事が示唆されています(従来もこれらの形式では日本語で面接が行われていました)。
2023年度のICU入試の日程は上記の通りです。実際のICU入試はまだまだ先の話ですが、まずはカレンダーにチェックをするなどして試験への意識を高めていきたいですね。