ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,ICU総合型選抜(AO入試),ICU入試統計倍率偏差値

2027年度のICU(国際基督教大学)総合型選抜〈4月入学専願〉の結果が公表されました。

英語外部試験利用・理数探究利用・IBDP利用の3区分を合計すると、志願者数は前年の406名から366名に減少し、合格者数は81名から86名に増加しました。志願者数を合格者数で割った倍率は、前年の5.01倍から4.26倍に低下しています。

英語外部試験利用は4.93倍から4.11倍に低下した一方、IBDP利用は5.00倍から7.25倍に上昇しました。理数探究利用では、前年の合格者0名に対し、今年度は1名が合格しています。

以下では、2026年度との比較を通じて、今年度の結果を整理します。

2026年度・2027年度の入試結果比較

区分年度志願者数合格者数倍率
英語外部試験利用2026年度365名74名4.93倍
2027年度333名81名4.11倍
理数探究利用2026年度6名0名ー
2027年度4名1名4.00倍
IBDP利用2026年度35名7名5.00倍
2027年度29名4名7.25倍
合計2026年度406名81名5.01倍
2027年度366名86名4.26倍

※合計は4月入学専願(旧AO入試)の3区分です。帰国生などは含みません。

英語外部試験利用:志願者減・合格者増で4.11倍に

英語外部試験利用の志願者数は、365名から333名へ32名減少しました。一方、合格者数は74名から81名へ7名増加しています。倍率は4.93倍から4.11倍に低下しました。

IBDP利用と理数探求利用

IBDP利用は、志願者数が35名から29名に減少した一方、合格者数も7名から4名に減少しました。

志願者数の減少以上に合格者数の減少が大きかったため、倍率は5.00倍から7.25倍に上昇しています。今年度の3区分では最も高い倍率となりました。ただし、IBDP利用は合格者数が少なく、数人の増減によって倍率が大きく変わる方式です。

理数探究利用は、志願者4名に対して合格者1名でした。前年は志願者6名、合格者0名でした。

まとめ

2027年度の総合型選抜(4月入学専願)の結果から確認できる主な点は以下の通りです。

  • 英語外部試験利用:志願者数が減少し合格者数が増加した
  • IBDP利用:志願者数・合格者数ともに減少
  • 理数探究利用:志願者4名に対して合格者1名

全体としては、総志願者数の減少と合格者数の増加に伴い、全体の倍率は前年より低下しています。一方で、区分ごとに倍率の推移は異なっており、特に募集人員や志願者数の規模が小さい区分では、わずかな人数の変動でも倍率が大きく変わる点に留意が必要です。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜

2027年度のICU(国際基督教大学)一般選抜の入試要項が10月末に公開され、いくつかの重要な変更点が明らかになりました。今年度は、出願書類の作成における生成AI使用禁止の明記や、スマートグラスなどの電子機器に関する注意事項の追加、英語外部試験のスコア提出方法の変更などが主な変更点です。

募集人員や試験科目、配点に変更はありませんが、出願締切や提出方法、試験当日の注意事項には確認しておきたい変更があります。まずは全受験生に共通する事項から、順に紹介します。

※以下のページ番号は、2027年度入試要項の紙面に記載されているページ番号です。

2027年度一般選抜入試要項は2026年10月下旬に公開された

1. Web出願の締切が3日前倒しに(P2)

Web出願の開始日は昨年度と同じ1月6日ですが、締切は前年度の1月22日から1月19日へ、3日早くなっています。また、出願書類の提出・アップロード期限も1月23日から1月20日へと変更されました。

項目2026年度2027年度
Web出願期間1月6日~1月22日1月6日~1月19日
出願書類提出/アップロード期限1月23日1月20日

2027年度のWeb出願は、1月6日(水)10:00から1月19日(火)23:59までです。出願書類の提出・アップロード期限は、翌日の1月20日(水)となります。

出願期間が短縮されているため、各種証明書の準備は余裕をもって進めておきましょう。

2. 一般選抜は2月6日(土)実施、試験科目・時間割は変更なし(P2、P21)

2027年度の一般選抜は、2月6日(土)に実施されます。

項目2027年度の日程
試験日(第一次選考)2月6日(土)
人文・社会科学選択/数理・自然科学選択の合格発表2月12日(金)11:00
日英バイリンガル面接利用/英語外部試験利用の第一次選考結果通知2月12日(金)11:00
第二次選考(オンライン面接 日英バイリンガル面接利用/英語外部試験利用のみ実施)2月20日(土)
第二次選考の最終合格発表2月26日(金)11:00

第二次選考のオンライン面接は、日英バイリンガル面接利用・英語外部試験利用の第一次選考合格者が対象です。

募集人員、試験科目、筆記試験の配点(各科目80点)、試験当日の時間割には変更ありません。「数理・自然科学」は、引き続き数学・物理・化学・生物の4分野から2分野を選択して解答します。

3. 出願書類の作成における生成AI使用禁止を明記(P8)

昨年度は、生成AIに関する大学の考え方を別途Webサイトで確認するよう案内されていました。今年度は、要項内に次の一文が追加され、使用禁止が明記されています。

2027 年度入学試験要項一般選抜P8より(マーカーは当サイトでつけたもの)

一般選抜では、出願時に以下の2つの文章を入力する必要があります。設問と字数は昨年度から変更ありません。

項目設問
志望動機・学びたいこと
(400字以内)
ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。
得意なこと・好んで行っていること
(200字以内)
学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。

今年度は、AIに関して、大学の方針への参照案内にとどまらず、出願書類の作成について生成AIの利用が直接禁止が記載された点が大きな違いです。志望理由などの文章は、自分自身で考え、自分の言葉で作成してください。

ICUの生成AI利用に関する方針は下記URLから閲覧できます。
学部 教育方針→「学生の生成AIの使用に関する本学の考え方」をクリック

https://www.icu.ac.jp/academics/undergraduate/policy/

4. スマートグラスの持込禁止を明記、本人確認の注意事項も追加(P21–22)

試験当日の持ち込み禁止機器の例に、新たに「スマートグラス」が明記されました。また、多機能付き時計の禁止例も「計算機能・辞書機能等」から「計算機能・通信機能等」へ変更されています。

あわせて、本人確認のため、写真照合時や試験時間中に「マスクや眼鏡等を一時的に外すよう指示する」場合があることも追記されました。昨年度はマスクについての記載のみだったことから、今回の眼鏡に関する追記は、スマートグラスなどへの対策も意識したものと考えられます。

項目2026年度2027年度
持込禁止のウェアラブル端末の例スマートウォッチなどスマートウォッチ、スマートグラスなど
多機能付き時計の禁止例計算機能・辞書機能等計算機能・通信機能等
本人確認に関する説明写真照合時にマスクを一時的に外す写真照合時や試験時間中に、顔を上げることや、マスク・眼鏡等を一時的に外すことを指示する場合がある

また、試験時間中にスマートフォン、タブレット、ウェアラブル端末、多機能付き時計等を使用した場合は、不正行為とみなされます。

試験当日は、持ち込める時計や電子機器の扱いを確認するとともに、本人確認に関する監督者の指示にも対応できるようにしておきましょう。

5. 受験票の再発行に写真付き身分証が必要に(P20–21)

試験会場に受験票を忘れた場合の注意事項に、次の一文が追加されました。

受験票の再発行には顔写真付きの身分証明書が必要です。

2027年度の受験票は、1月30日(土)からWeb出願システムで印刷可能となる予定です。事前に印刷し、当日の持ち物とあわせて忘れずに確認しておきましょう。また、念のため学生証など写真付き身分証も持参しましょう。

6. 英語外部試験の要件変更とスコア直送の義務化(P4、P7–8)

英語外部試験利用では、スコアの提出方法や出願要件に変更があります。有効なスコアは、2025年2月1日以降に受験したものです。

IELTS・TOEFLの公式スコア電子直送が必須に

英語外部試験利用のIELTS・TOEFLは、昨年度まではスコアのPDFアップロードのみで、大学へのスコア直送は不要でしたが、今年度は、スコア直送が必須になりました。

提出・手配するものIELTSTOEFL
スコアのPDFをアップロードTest Report FormTest Taker Score Report
直送手配の証明をPDFでアップロード依頼完了日が確認できる画面やメール等依頼完了日が確認できる画面やメール等
試験実施団体からICUへ電子直送Test Report FormOfficial Score Report

IELTS・TOEFLの公式スコアは、出願書類提出期限までに大学へ到着している必要があります。PDFのアップロードだけでは提出完了になりません。IELTS・TOEFLのスコア直送は出願期間開始前でも可能ですので、早めに手配しましょう。

TOEFLの新スコア対応とGTEC検定版の追加

TOEFLの出願要件は、2026年1月20日以前の受験では「79以上」、同年1月21日以降では「4.5以上」です。

GTECはCBTに加えて検定版も利用可能になりました。出願要件は1300以上で、検定版は成績連携による成績番号の入手が必要です。アセスメント版は引き続き利用できません。

まとめ

2027年度のICU一般選抜では、募集人員や試験科目などの基本的な枠組みは維持されています。一方で、出願締切が前倒しされ、出願書類の作成における生成AIの使用禁止や、スマートグラスの持ち込み禁止などが明記されています。また、英語外部試験利用では、IELTS・TOEFLの公式スコア直送が必須となっています。

ICU一般選抜受験生の皆さんは、ICU公式サイト「一般選抜」から、2027年度の入学試験要項(PDF)を確認してください。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,オープンキャンパス

2026年11月28日(土)、ICU(国際基督教大学)でミニオープンキャンパス「Science Day ~リベラルアーツで学ぶサイエンス~」が開催されます。

タイムテーブルはまだ「近日公開」ですが、来場エントリーはすでに受付中。申し込み画面では定員400名になっています。参加予定の方は早めに申し込んでおくと安心です。

2027年度一般選抜前、最後のオープンキャンパス!

現在公表されている日程では、今回のScience Dayは2027年度一般選抜前に開催される最後の来場型オープンキャンパスです。

名前に「Science」と付いていますが、理系の志望者だけでなく、文系の受験生も、もちろん参加できます。キャンパスツアーや文系を含めた全31メジャーの紹介ポスター展示もあるため、ICU入試受験生は、受験対策として入試前にICUの雰囲気を体験しておきたいところです。

開催概要

項目内容
日時2026年11月28日(土)10:00~15:00(9:30受付開始)
主会場トロイヤー記念アーツ・サイエンス館(T館/三鷹キャンパス)
対象受験生・中高生・保護者・高校教員
参加方法事前エントリー・定員制
申込期間10月9日(金)9:00~11月28日(土)15:00
保護者原則1名まで同伴可。

メジャー紹介やラボツアー、学生トークライブを予定

ICUでは、生物学・物理学・化学・数学・情報科学・環境研究などの理系分野も専門的に学べます。

当日は、各メジャーの紹介に加え、普段はなかなか立ち入れない研究施設・設備を見学するラボツアーなどが予定されています。

主なプログラム

  • 教員(数学)によるICUガイダンス
  • 入試・奨学金制度の案内
  • 自然科学系メジャーの紹介・ラボツアー
  • 全31メジャーの紹介ポスター展示
  • 学生トークライブ・個別相談
  • キャンパスツアー

大学食堂とT館売店も11:00~15:00に営業します。

参加予定の方は早めにエントリーを

詳細な時間割はまだ公開されていませんが、来場エントリーはすでに可能です。今回は定員制のため、参加する予定が決まっている方は、タイムテーブルの公開を待たずに申し込んでおくと安心です。

※2026年10月23日時点の情報です。

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当ブログでも何度かお伝えしているICU(国際基督教大学)本館の改修プロジェクト。
ICU本館の改修工事は2025年3月末に完了しましたが、同プロジェクトでは募金が行われており、「一定額以上の寄付でICU本館の顕彰板に名前を掲載していただける」とのことだったので、当方BUCHOも参加させていただきました。

本館改修募金顕彰板は2026年10月に完成。ICU祭でさっそく見学してきました。

設置場所は本館2Fのラウンジで、両側の壁にあります。

ICUの豊かな自然をイメージし、すくすくと育つ大樹に、寄付者の名前を刻んだ約1,700枚の木の葉型銘板が豊かに茂る、というデザインだそうです。

掲載者全員の名前をチェックするために事前の郵送での確認などもあり、これだけの数を1枚ずつ形にした大学側としてもかなりの労作ですね。

葉っぱ1枚ずつが独立したネームプレートで、こんなに立派ならもっと募金しとけばよかったとちょっとだけ思った🤭🍃

なお、正式なお披露目イベントは2027年5月のICU同窓会のイベント「ホームカミング」で行われる予定だそうです。

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今回は、2026年10月11日、12日に開催されたICU(国際基督教大学)の学園祭「ICU祭」の様子を、フォトレポートでお伝えします。

今回のテーマは「Blue Rose -夢叶う–」。エントランス付近にはオブジェとゲートが登場。ゲートを通ると、出店のテントやICU教会が見えてくるという凝った作りになっていました。「学園祭に来たぞ!」という期待感が高まります!
入り口付近はICU学外の団体・飲食店等の出展です。

ICU教会前ロータリー付近の様子。「ICU」の立体オブジェと「ブルーローズ」をかたどった花文字モニュメントがお出迎え。人気の撮影スポットになっていました。

同エリアには、恒例のICUグッズやICU祭グッズを販売するテントも。今回は、ICU公式マスコット「はちろう」のキーチェーンも登場。さっそくバッグに付けている高校生も見かけましたよ! ICUグッズがあると、受験勉強のモチベーションも上がりそうですね。

ICU教会の横からは、ICU生による出店テントが連なります。

このエリアでは「ICU地域猫クラブ(ICU cats)」が出展していました。ELAの先生が始めた猫の保護活動がきっかけで、現在は活動開始から約10年になるそうです。シフトを組んで餌やりをするほか、地域の団体と連携し、猫の捕獲や不妊手術などにも取り組んでいるとのこと。活動を続けるなかで、学内の猫の数は減ってきていると伺ったのが印象的でした。現在は大学非公認のサークルとして、有志で活動しているそうです。学内で暮らす猫たちをモチーフにした、かわいい巾着袋も販売されていました。

こちらは本館前のバカ山付近の様子。本館に向かって左側が子ども企画、右側があほ山ステージです。

恒例の子ども企画は今回も大人気。木工遊び、そりすべり、お絵かき、動物ふれあい体験「アニマルランド」など、内容も充実していました。なかでもアニマルランドは人気で、時間ごとに予約して入場する形式でした。

バカ山付近の出展テントでは、ICU祭で恒例となった養蜂サークル「ICU Honey Project」の蜂蜜販売も。ICUのキャンパスで採れた蜂蜜は濃厚で美味しいです。お土産にオススメ! 少しお話を伺ったところ、ミツバチは本館の方には飛んでこないため、授業などへの影響もないそうです。

こちらは室内の企画の様子。恒例のアーチェリー部の皆さんによるアーチェリー体験は、今年も子どもたちに人気で、ハイスコアを取ると黒板に名前を書いてもらえます。

本館201では、事前予約制でELAの体験授業が実施されました。こちらはICUの中でもコンパクトなタイプの教室で、参加者は少人数授業の雰囲気を実際に体験できたことでしょう。

また、本館のお隣のT館では、アカデミック企画も実施されていました。会場のT-171は、約300人を収容する大教室。段差が少ない横長の構造で、講義を聞きやすく感じました。

今回は、10月12日に実施された公開講義「AIとリベラルアーツ」を聴講しました。情報科学・音楽学・言語学の先生方が、研究や教育でAIをどのように活用しているか、どのような点に注意が必要かを、それぞれの立場からお話しくださいました。

特におもしろかったのは、言語学の視点からのお話です。少数言語にはAIの学習に使える資料が少ないという課題がある一方、AIに言語を学習させ、将来もその言語を学べるように残しておくプロジェクトも紹介されました。また、膨大な量の言語データを学習するAIに対し、人間はずっと少ないインプットで言語を身につけるという、学び方の違いも印象的でした。

お天気にも恵まれ、のんびりとキャンパスを歩くのも楽しい一日でした!



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2026年のICU祭は、10月11日(日)・12日(月・祝)の10:00〜18:00に開催されます。今年のテーマは「Blue Rose – 夢叶う -」です。

ICU祭は学生が主体となって運営する学園祭です。大学公式のオープンキャンパスのような「受験生向けのイベント」ではありませんが、数ある企画の中には、ICUの授業や雰囲気がよくわかるものがいくつかあります。

ICU Fes 2026公式Webサイトより

とりあえずICU受験生におすすめ企画📝

細かい内容は当日のお楽しみとして、受験生に特におすすめなのは次の3企画です。

  • Welcome to ELA(ELA授業体験): 1年生必修の英語プログラムを体験できます。ただし参加可能な人数は少なめです。
  • 公開講義・パネルディスカッション(AI): 言語学・音楽・情報科学の教授3人がAIについて議論します。
  • 公開講義・パネルディスカッション(哲学・法律・物理学): 宗教哲学・法学・物理学の教授3人が「不可能の超え方」を議論します。

いずれも現職のICUの先生が授業やパネルディスカッションをする企画なので、授業や大学の雰囲気を知るきっかけになりそうです。

ICU入試対策として、ELAや分野横断型の総合教養(ATLAS)の雰囲気を感じられるかも知れません。

公式サイトから予約しておこう

注意点として、ELA体験会は本館の教室(201教室)で行われます。約300人が入るT館171の大きなホールとは違い、教室のサイズは大きくありません。ELA体験会はすぐに予約しておくことをおすすめします。

「当日ウォークイン可」と書かれている企画もあります。ただし、これは当日に空きがあれば参加できる、という意味だと思われます。参加したい企画が決まっているなら、事前予約をしておく方が安心です。

なお、ICU祭への来場(キャンパスへの入場)そのものに事前予約は必要ありません。予約が必要なのは、一部の企画への参加だけです。

ICU祭 注目企画一覧

日時と企画名は公式サイトの掲載情報に基づいています。T館(トロイヤー記念アーツ・サイエンス館)は本館のすぐ横にある新しい建物で、T館171はホール型の大教室です。

企画名日時場所内容予約
Welcome to ELA10/11(日)・12(月)
13:00〜
本館201ELAの授業体験事前予約あり
(会場は小さめ)
公開講義(パネルディスカッション)
「AIと未来」
10/12(月)
15:00〜16:00
T館171言語学・音楽・情報科学の教授によるAIの議論事前予約あり(当日ウォークイン可)
公開講義(パネルディスカッション)
「奇跡に、説明書はあるのか。」
10/11(日)
13:45〜14:45
T館171宗教哲学・法学・物理学の教授による議論事前予約あり(当日ウォークイン可)
卒業生講演10/11(日)
15:00〜16:00
T館171スターバックス コーヒージャパンCEO・森井久恵氏の講演事前予約あり(当日ウォークイン可)
名誉教授の会による講義10/11(日)
12:00〜13:30
T館171森本あんり氏(名誉教授)による、アメリカ史とキリスト教の話事前予約あり(当日ウォークイン可)
自然キャンパスツアー10/11(日)・12(月)
11:00〜 / 14:00〜
チャペル前
ロータリー集合
キャンパスの自然を歩くツアー
(雨天時は本館302)
事前予約あり

予約方法の補足

予約フォームへのリンクの場所が少し複雑なので、補足しておきます。

予約は、ICU祭公式サイトの「本館企画」ページから行えます。
https://icu-fes.com/groups.html#main-building

  • ELA体験会:ページを下にスクロールし、「本館2階の企画」の項目を探してください。その中に予約へのリンクがあります。
  • 公開講義・パネルディスカッションなど:同じページの一番下にある「その他の企画」から、予約フォームに進めます。

気になる企画があれば、早めに予約しておきましょう。

ELAを体験したり、ICUの先生が登壇する企画を聞いたりすれば、パンフレットやWebサイトだけでは分からないICUの雰囲気に触れられることでしょう。特に分野融合のアカデミックな企画もあり、ATLAS(総合教養)などICU入試の対策にもなりそうです。

気になる企画を一つか二つ予約して、あとは学園祭らしくキャンパスを歩いてみる、という参加の仕方でよいと思います。特にELAに興味がある人は、先に予約をしてから予定を組むのがおすすめです。

なお、11月28日(土)には、理系分野に関心のある受験生向けの「ICU Science Day ミニ・オープンキャンパス」も予定されています。こちらはプログラムの詳細が公表され次第、改めて当サイトでもお知らせします。🔬

ICU祭公式サイト
https://icu-fes.com/index.html

ICU奨学金,ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜

【10月22日追記】第2次募集要項が公開されました。高校から取得する書類は、成績証明書ではなく「卒業証明書または卒業見込証明書(厳封)」です。申請の流れと必要書類は、最新記事をご確認ください。
https://icu.bucho.net/icu-cherry-blossom2027-nijiyoko/

1都3県以外の高校出身者に大きな制度変更のニュースです!

ICU(国際基督教大学)の奨学金「ICU Cherry Blossom奨学金」(学費2/3免除)において、一般選抜向けの採用人数枠が「制限なし」となりました。これにより、2027年度からは、所定の家計基準などを満たして事前申請を通過し、一般選抜に合格して入学すれば、原則として全員が採用されます。

要するに、1都3県以外の高校出身で家庭の収入基準(1,100万円未満)を満たしていれば、高校の評定平均や入試の成績順位に関係なく、事前に申請して一般選抜に合格・入学するだけで、誰でもICUの学費が2/3免除されるということです。実質的に国公立大学に近い学費負担で学ぶ道が広がる素晴らしい制度ですが、事前採用型で「申請締切が11月と非常に早い」点に最大の注意が必要です。

1. 一般選抜は「採用枠制限なし」(対象・条件まとめ)

ICU Cherry Blossom奨学金(学費2/3免除)は、従来は高校の成績などを元に全体で20名の枠内で選考されていましたが、2027年度入試からは要件(家計基準など)を満たして事前申請を通過した受験生が、一般選抜に合格すれば原則全員採用される仕組みへと大幅に拡充されました。

項目内容
対象者1都3県以外(東京・神奈川・埼玉・千葉以外)の国内高校等の出身者
対象入試一般選抜
採用枠制限なし(条件を満たす合格者全員を採用)
※総合型・学校推薦型を対象とする第1次募集は約10名の定員あり
給付内容入学金全額 + 各年度第1・第2学期の授業料・施設費を原則4年間免除
免除額2027年度は初年度約134万円を免除 / 4年間総額約445万円(返済不要)
主な収入基準父母合算で給与・年金収入:税込1,100万円未満 / 事業所得等:632万円未満
※複数ある場合などは提出書類をもとに総合審査

2. 締切は入試より約3か月早い「11月11日」

ICU Cherry Blossom奨学金(学費2/3免除)で最も気をつけなければならないのは、年明けの一般選抜出願時に申し込む制度ではないということです。

  • オンライン申請開始: 2026年10月28日(水)
  • オンライン入力締切: 2026年11月11日(水)23:59まで
  • 必要書類の郵送締切: 2026年11月12日(木)当日消印有効(※レターパック限定)
  • 奨学金採否発表: 2026年12月3日(木)午前11時予定
  • 入試の出願期間(Web):2027年1月6日(水)10:00 ~ 1月19日(火)23:59(日本時間)
  • ICU一般選抜試験日:2027年2月6日(土)

ICU Cherry Blossom奨学金に申し込むには2026年11月11日までに申し込みを完了させる必要があります。この期限を逃すと後から申請することはできません。

3. まずは現在公開されている第1次募集要項を読んでおく

2027年度ICU Cherry Blossom奨学金の第2次募集の正式な要項は「10月中旬に公開予定」とされています。しかし、オンライン申請の開始は10月28日で、締め切りまでがかなり短めです。

現在、ICUの公式サイトには総合型・学校推薦型向けの「第1次募集要項」がすでに公開されています。一般選抜での応募を考えている方は、第2次募集要項が出るのを待たず、まずは第1次募集要項を読んでおくとよいでしょう。1次募集から推測すると以下のような書類を手配しておく必要があると思われます。ただし、実際に必要になる書類や申し込み方法の詳細は第2次募集要項で再度確認してください。

(第1次募集要項から推測される必要書類等 ※第2次募集要項を見て各自で確認)

  • 在学・出身高校を確認する書類(成績証明書等 要確認): 高校成績による審査ではありませんが、1都3県以外の高校出身であるという要件の確認等のため、当然提出が必要になると見込まれます。成績証明書などを高校に発行してもらう場合は発行に数日かかることもあるため、第2次募集要項が公開されたらすぐに手配できるよう、所属高校に書類の手順を確認しておくとよいでしょう。
  • 出身高校等の「卒業証明書」または「卒業見込証明書」
    ※二次募集要項により、高校の「成績証明書」ではなく「卒業(見込)証明書」が必要と確認できました。成績証明書は提出不要です。
  • 父母の所得・課税証明書等: 令和8年度(令和7年分)のもの。源泉徴収票などは不可か。
  • レターパック: オンライン申請時にお問い合わせ番号(12桁)を入力。

(ICU公式Webサイトでは2027年度ICU Cherry Blossom奨学金の第1次募集要項がすでに公開されているので、第2次募集の準備の参考にしたい)

4. いざというときはHigh Endeavorも全員採用だが

万が一、11月の応募に間に合わなかった場合、1月の一般選抜の入試出願時に同時に申し込める「High Endeavor奨学金」もあます。こちらも年収の条件(1,000万円)を満たせば原則全員採用ですが、免除額が学費の1/3相当に減ってしまいます。より有利な「学費2/3免除」を逃さないためにも、まずは奨学金のwebサイトを確認し、2026年10月募集開始のスケジュールをカレンダーに入れておきましょう。

一般選抜の奨学金の比較表(*総合型選抜などは含まれない)

※表は横にスクロールしてご確認いただけます ↔
奨学金名 対象地域 申請時期 採用枠 給与年収条件 4年間の免除額 特徴
🌸Cherry Blossom 1都3県以外 2026年10月28日-11月11日
(事前採用)
一般選抜は全員採用 1,100万円未満 約445万円
(2/3免除)
★地方専用、締め切りが早い!
🚀High Endeavor 全国(1都3県含む) 2027年1月
(出願時)
一般選抜は全員採用 1,000万円未満 約237万円
(1/3免除)
一般選抜と出願と同時に申し込める

とにかく、2027年度入試では、年収等の条件を満たした地方受験生は、事前に奨学金の申請すれば高校や入試の成績に関係なく原則全員が採用され、2月の一般選抜に合格して入学すれば、ICUの学費の2/3が免除されます!締め切りは早いですが、このチャンスは見逃せません!🌸

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(2027年度のICU総合型選抜では、二次面接はオンラインではなくICUの教室で行われる。写真提供 Mさん)

面接では、志望理由や小論文以外の話が多く出た

B:ここからはICU(国際基督教大学)総合型選抜の二次面接について伺います。実際の面接はどうでしたか。

Mさん:結果的には、志望動機や小論文の話はあまり出なくて、時事問題や国連の話が多かったです。

B:それは予想していましたか。

Mさん:もっと書類から聞かれると思っていました。もう少し調べておけばよかったなと思いました(笑)

B:書類に書いたことをそのまま聞かれるというより、そこから広げた質問が多かったわけですね。

Mさん:そうですね。自分が書いたことの周辺も含めて聞かれる感じでした。

質問を聞き返した場面もあった

B:一部の質問は聞き返したということでしたが、どのような場面でしたか。

Mさん:「異文化交流で何を学びたいですか」という質問があったのですが、そのときに、それは具体的に教科のことを聞かれているのか、それとももっと広い意味で聞かれているのかを確認しました。異文化交流というと範囲が広いので、確認した方がいいと思いました。

B:なるほど。たしかに、そのまま答えると広がりすぎる質問ですね。

Mさん:はい。質問の意図を確認してから答えた方が、自分としても話しやすかったです。

B:面接全体を通して、どんなところが見られていると感じましたか。

Mさん:書類で直接書いたことだけではなくて、そこから少し外れた部分や、時事に関わる部分も見られていたと思います。ちゃんと書類に書いたことが、自分の中の考えの土台になっているかどうか、というところです。

B:なるほど。

Mさん:オンライン面接だったので、もしかしたら、AIを使っていないかということも見ていたのかもしれないと思いました。即興的で少し抽象的な質問もあったので、その場で考えて答えられるかどうかを見ていたのかなと感じました。

2027年度からの会場面接は、地方受験生にはかなり影響がある

B:ちなみに、2027年度からICUの総合型選抜の二次試験はオンライン面接ではなく、会場面接になります。この変更についてはどう思いますか。

Mさん:地方の受験生には影響が大きいと思います。私はAIUの地域枠の総合型選抜も受けていて、その面接がICUの二次面接と同じ日だったんです(笑)。

B:かなり大変な日程ですね。

Mさん:はい。でも、私が受けた年はICUがオンライン面接で、しかも午前中に受けられたので、午後にAIUの面接会場に行くことができました。AIUの方はわりと長い試験だったので、ICUが対面だったら絶対に併願はできなかったと思います。

B:それはたまたまそうなったのですか?それとも最初から午前午後は決まっていた?

Mさん:ICUの二次試験は日程だけしか分かっていなくて、一次に合格してから、ICUが午前中の面接に決まって、AIUもたまたま午後だったので受けられたという形です。

B:なるほど、今後は日程が重複していたらもう受けられないというケースが増えそうですね。

Mさん:あると思います。特に地方受験生には日程の問題がかなり大きいと思います。

併願について

B:ちなみに、ICUのオンライン面接とAIUの対面面接では、どちらの方が受けやすかったですか。

Mさん:AIUの方がやりやすかったです。面接官が書類ベースで、「自己PRについてもう少し詳しく話してください」という感じで質問してくださったので、答えやすかったです。

B:併願して気づいたことはありますか。

Mさん:総合型選抜だと、似たような書類を出すこともあるのですが、それでも大学ごとに内容やテーマにしている活動は違いました。私の場合はICUとAIUでは提出した書類のテーマが微妙に違っていたので、面接のときに、うっかりと内容が混ざりそうになりました。

B:それは確かにありそうです。

Mさん:はい。総合型選抜を併願する人は、そのあたりをきちんと整理しておいた方がいいと思います。

ICU総合型選抜と一般選抜とのバランス

B:一般選抜とのバランスはどう考えていましたか。

Mさん:オンレクを受講してからICUの過去問をいくつか解いて、ある程度手応えがありました。なので、「一般もまったく無理ではない」と思えたことは大きかったです。

B:そのうえで、夏は総合型に寄せたわけですね。

Mさん:はい。夏休みは、総合型選抜8、一般2くらいの割合でした。まずは夏まで総合型選抜の準備に集中して、そのあと一般に切り替えようと思っていました。

B:一般対策も一応は続けていた。

Mさん:そうですね。オンレクでICUの一般選抜の過去問は定期的に解いていました。ただ、AIUの準備もあったので、本当に時間は足りなかったです。

ICU総合型選抜受験の不安への対応や準備

B:総合型選抜は準備期間が長いぶん、不安も大きいと思います。そこはどう対応していましたか。

Mさん:同じ高校にAIUの地域枠を受ける同学年の友達がいて、みんなで意見交換できたのが大きかったです。不安なことを話すだけでも少し軽くなりましたし、情報交換も役立ちました。

B:ICU受験生が少ない環境でも、総合型選抜を受験する仲間がいたのは大きかったわけですね。

Mさん:そうですね。ICUを受ける人が周りにいなくても、総合型選抜の人たちと一緒に準備するのはすごくいいことだと思います。その意味では他大学も併願してよかったと思っています。

B:受験全体を振り返って、合格につながった一番大きな要因は何だったと思いますか。

Mさん:まずは、絶対に総合型選抜で受かろうと思っていたことだと思います。その気持ちがあったから、総合型選抜にかける時間も変わりましたし、ある程度リスクを取ってそこにかけようと思えました。

B:気持ちの持ち方が、準備の量にもつながった。

Mさん:はい。あとは、さっきも言ったように、周りとのコミュニケーションもすごく大事でした。同時期に他大学の総合型選抜を受ける友達と意見交換できたのもよかったですし、先生方ともたくさん話しました。AIU出身の先生もいらっしゃったので、そういう方との対話も大きかったです。

B:一人で抱え込まなかったことが大きそうですね。

Mさん:そう思います。話すことで気持ちも落ち着きましたし、新しい視点も得られました。

自分なりの課題意識

B:入学してから、ICUの総合型選抜で入った人たちにはどんな印象を持ちましたか。

Mさん:本当にいろいろな人がいます。自分なりに解決したい課題を持っている人が多いという印象です。あとから知ったのですが、問題解決のための団体を立ち上げていたり、子どもたちのために活動していたりする人もいます。

B:課題意識を持っている人が多いということですね?

Mさん:そう思います。総合型選抜の人は何かしら自分のコアなものを持っている人が多いと思いました。活動の形は違っても、自分なりのテーマを持っている人が多いと感じました。

ICUに入って感じたこと

B:実際にICUに入学してみて、印象的だったことは何ですか。

Mさん:ELAですね、とにかく課題が多いです。課題だけで夜12時を過ぎることがよくあります。

B:特に大変なのは?

Mさん:RCA(Reading & Content Analysis)が大変です。でも、セクションメイトはすごくフラットな雰囲気で、英語のレベルが高い子ももちろんいるのですが、だからといって萎縮する感じではなくて、間違いも気にしすぎずにみんなが発言できています。

B:授業の雰囲気はどうですか。

Mさん:高校では、隣の人と話すといっても授業やテストの答え合わせくらいだったので、ICUみたいにディスカッションをして、正解のないことについて話し合うのはとても新鮮でした。

ICU総合型選抜、まずは自分を振り返るところから

B:最後に、これからICU総合型選抜に挑戦する人に向けて、まず最初にやるべきことを教えてください。

Mさん:まずは、自分の活動やこれまでの人生を振り返ることだと思います。私は学校行事にも参加していた方でしたが、それでも最初は「東京の高校の人はもっといろいろやっていそうだな」と思っていました。

B:たしかに、そういう不安は出てきますよね。

Mさん:でも、先生など自分のことをよく知っている人と話しているうちに、「これは自分にしかできなかった活動かもしれない」とか、「そこから自分が得てきたものがある」と気づけるようになりました。そういう振り返りの時間はすごく大事だと思います。

B:では、ICU総合型選抜を受けるべきかどうかは、どう判断したらよいでしょうか。

Mさん:振り返ってみたときに、自分の活動にある程度自信が持てるかどうかというのが一つの基準になると思います。不安な要素が大きいなら、一般選抜も考えながらがいいと思います。自分の活動に意味を見いだせるなら、ICUの総合型選抜に挑戦する価値はあると思います。

B:ありがとうございました!

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,オープンキャンパス

本日7月3日、ICU(国際基督教大学)の公式Webサイトが更新され、8月14日(金)と8月15日(土)に開催される夏のオープンキャンパスのエントリー受付が開始されました。

本年度は例年とは違って7月の開催がなく8月のみの開催ため、例年以上の混雑が予想されます。満席になる前に、早めの予約をおすすめします。

以下の記事ではICU入試対策の視点からICUオープンキャンパスで開催されるモデル授業などをお伝えします。

ICU夏のオープンキャンパス2026の注目ポイント

ICUのオープンキャンパスで特に注目したいのは、受験生向けの「モデル授業」が充実していることです。

ICUの入試は、単なる暗記力ではなく、「大学での学びにどれだけ適性があるか」を測る試験という側面が強くあります。そのため、ICUでの学びを実際に体験できるモデル授業は、大学の雰囲気を知るだけでなく、入試のイメージをつかむうえでも非常におすすめです。

ICU入試の場合、一般選抜であっても願書で必ず、ICUの志望理由を書く必要があります。その意味でも関心のある分野がある人はもちろん、「まだ学びたいことがはっきり決まっていない」という人にとっても、モデル授業はICUの学びの特徴を知る絶好の機会になります。

また、入試対策上、ICUの試験会場を事前に見ておくことは大変重要です。

オープンキャンパス当日の回り方

受験生本人は、まずモデル授業の予約を最優先に考えるのがおすすめです。人気のあるプログラムは早い段階で埋まる可能性があります。例年ELA(英語教育)の授業が一番人気があり早期に満席になる傾向があります。

保護者の方はモデル授業には参加できないため、その時間帯に保護者向けガイダンスや大学説明会、各種相談コーナーを回ると効率よく情報収集ができます。

また、気になることがある場合は、ICUスタッフや学生による個別相談も積極的に活用したいところです。

ちなみに、ICU生主体のイベント(学生による座談会やディスカッションなど)、ICU卒業生の講演なども例年ありますが、限られた時間の中で入試対策を重視するなら、授業や研究のプロであるICUの先生方が実施しているモデル授業を優先した方がよいです。

キャンパスツアーもオススメです。しかし酷暑が予想されますので、モデル授業に影響がない時間帯に参加するとよいでしょう。

【8月14日・15日】モデル授業一覧

ここではジャンル別に整理して一覧にしました。スケジュールを考える際の参考にしてください。

8月14日(金)のモデル授業(7月3日時点で確認できたもの)

※14日に実施されるモデル授業は、1つをのぞき、午前・午後で1回ずつ、計2回実施されます

授業タイトルメジャー実施時間備考
営利組織と非営利組織:強みと弱み、メリット・デメリット経営学/開発研究①10:55-11:40 ②13:40-14:251日2回 180名
オデュッセウスの冒険と大学での学び文学①10:55-11:40 ②12:45-13:301日2回 180名
進化する映像制作 -XR・空間コンピューティング・AIの最前線-情報科学①10:55-11:40 ②14:35-15:201日2回 180名
法は何のためにあるか法学①11:50-12:35 ②15:30-16:151日2回 180名
Why and how are we learning?Education (教育学)①12:45-13:30 ②14:35-15:201日2回 英語開講 180名
ELA and How We Can Achieve Better Outcomes in Our Academic Discussions?英語教育(ELA)①11:50-12:35 ②14:35-15:201日2回 英語開講 300名
量子革命 et ポストヒューマン物理学①14:35-15:50PMのみ(分野横断・少人数授業体験)60名

8月15日(土)のモデル授業 (7月3日時点で確認できたもの)

※15日に実施されるモデル授業は、すべて午前・午後で1回ずつ、計2回実施されます。

授業タイトルメジャー実施時間備考
ことばについて、私たちが知っていること・知らないこと言語学①10:55-11:40 ②13:40-14:251日2回 180名
地図は事実を語るのか? 前近代・近代日本における世界認識歴史学/日本研究①10:55-11:40 ②12:45-13:301日2回 180名
Statistics: Developing the Power to Think Through Data数学(Mathematics)①10:55-11:40 ②14:35-15:201日2回 英語開講 180名
哲学とは何か—マルティン・ハイデガーの哲学を手がかりとして哲学・宗教学①11:50-12:35 ②15:30-16:151日2回 180名
Moral Issues Connected to Self-Driving Cars英語教育(ELA)①11:50-12:35 ②14:35-15:201日2回 英語開講 300名
10人のデータで1億人がわかる!?〜社会の真の姿を捉えるための社会調査〜社会学①12:45-13:30 ②14:35-15:201日2回 180名

モデル授業を選ぶときのポイント

モデル授業は、「自分が将来学びたいことに近いか」「ICUらしい学び方が見えそうか」という視点で選ぶと、より有意義になります。

また、英語開講の授業も含まれているため、英語での授業に関心がある人は積極的にチェックしてみるとよいでしょう。特にELAは一番人気があり、ICUらしさを感じやすい授業の一つです。

早めの予約がおすすめ

人気のモデル授業は、予約開始直後から一気に枠が埋まることがあります。ICUの学びの魅力を体感できる貴重な機会ですので、参加を考えている方は早めにエントリーを済ませておくのがおすすめです。

ICU総合型選抜の受験生にとってはICUを公式に訪問できる最後の機会です。また、ICU一般選抜を受ける受験生も、ICUの入試会場を見ておくという意味でも、入試対策上、大変おすすめです。

予約はこちら
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/oc/26sm.html

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,ICU総合型選抜(AO入試)

本記事では、2026年度のICU(国際基督教大学)の総合型選抜に合格されたMさん(秋田県出身、現ICU1年生)に、出願準備から面接、併願のこと、一般選抜との両立まで詳しく伺いました。Mさんは2026年度ICU入試対策オンラインレクチャーの受講生です。

地方の進学校から、周囲にICU受験者がほとんどいない環境で総合型選抜に挑戦したMさん。書類準備、推薦状、AI利用について、そして併願や一般選抜も視野に入れながら進めた受験対策など、詳しく伺いました。前後編の2回に分けてお届けいたします。

2026年度版のICU The ELA Reader(Mさんご提供)

前編:ICU志望理由・提出書類・準備の進め方

ICU志望

BUCHO(以下B):まずは、ICU(国際基督教大学)志望に至るまでの経緯から教えてください。

Mさん:もともとは地元のAIU、国際教養大学に興味がありました。そこから、国際的な学びができる大学をいろいろ調べる中でICUを知って、志望するようになりました。

B:ご出身は地方進学校ですね。やはり進路としては国公立大学志向が強いですよね。

Mさん:東北大学に進学する人が多いですし、秋田大学やAIUに進む人も多いです。地元の国公立志向は強いと思います。

B:その中で、総合型選抜を受ける人はどのくらいいましたか。

Mさん:ICUを受ける人はほとんどいなかったですが、総合型選抜で他大学を受験する学生はそれなりにいました。最近は総合型選抜が少しずつ増えてきていたと思います。東北大でも総合型に近い形式がありますし、学校としても、一般だけではなくて総合型も選択肢としていこうという雰囲気はありました。

B:ICUを本格的に志望するようになったのはいつ頃ですか。

Mさん:高校3年生になってからです。オンレク(BUCHONETオンラインレクチャー)を受け始めたのは6月で、総合型選抜の書類を書き始めたのも6月でした。

B:要項やテーマが出たらすぐに動き始めたわけですね。

Mさん:はい。とりあえず一回書いてみようという感じでしたが、結果的に書類の準備に時間をかけることができましたので、早期にはじめたのはよかったと思います。

ICU総合型選抜の受験理由

B:高校時代は本当にいろいろな活動に取り組んでいますね。サッカー部のマネージャー、ピアノ、バレエ、英語ディベート同好会、文化祭のダンス企画、さらにアメリカでの1週間の海外研修など、かなり幅広いです。

Mさん:振り返ると、いろいろやっていたと思います(笑)

B:ずばり、総合型選抜で受験しようと思った理由はありますか?

Mさん:学校行事や活動にはかなり力を入れてきたので、勉強一辺倒ではない自分には、総合型選抜の方が合っているのではないかと思っていました。

B:ICUのオープンキャンパスには参加しましたか。

Mさん:春と夏の2回行きました。

B:実際に行ってみてどうでしたか。

Mさん:ICUをより具体的にイメージできるようになりましたし、東京に行ったこと自体が小論文のテーマにもつながりました。

AIを「内容を書くため」には用いなかった

B:ここからは提出書類の準備に関して伺いたいと思います。まず、今年度(2027年度)からは、ICUの願書でも生成AIに関する注意書きが入るようになりました。昨年度もWebサイトで生成AI利用に関するICUの考え方は示されてましたね。MさんはAIをどう使っていましたか。

Mさん:要項やICUの公式サイトを読んで生成AI利用の禁止事項には当たらないように気をつけていました。つまり、書類の内容そのものを考えてもらうためには使わないよう注意しました。AIの使い方としては、自分は長く書いてしまう癖があったので、冗長な部分がないかとか、文章として不自然なところがないかとか、誤字脱字がないかを見てもらうために使っていました。

B:線引きを意識して使っていたのですね。

Mさん:はい。AIのプロンプトをきちんと指定して、文章の内容に踏み込まれないようにすることはとても意識していました。

B:具体的には、どのようなプロンプトですか?

Mさん:「この文章を見て、冗長になっている部分や意味がおかしいところがあれば指摘してください。ただし、内容には触れないでください。論理がぶれているとか、この具体例を入れた方がいいとか、そういうことは言わないでください」というような形でした。

注:2027年度からは「出願書類の作成において、生成AI を用いてはいけません」と要項に書かれるようになった。一方、Mさんが受験した2026年度では、生成AIの利用については、大学の公式Webサイトに掲載されているAI利用に対する大学の考え方を参考にするよう案内されているにとどまっていた。

小論文は大きく方向転換した

B:提出書類の小論文について詳しく聞かせてください。最初はバレエをテーマに書いていらっしゃったのですよね?バレエから始めた理由は何だったのでしょうか。

Mさん:自分の経験もありますし、作品の中から学べることもあると思ったからです。ただ、実際に書いてみると、どうしても自分の感想が中心になってしまって、問題意識として広げていくのが難しかったです。

B:最終的には「インバウンド」を扱う形になりました。そのテーマはどうやって見つけたのでしょうか。

Mさん:オープンキャンパスで初めて東京に行ったときに、インバウンドの状況を実際に見て、少し違和感を持ったのがきっかけです。外から見ると盛り上がっているように見えるけれど、そこに何か引っかかるものがありました。

B:地方出身だからこその視点があったわけですね。

Mさん:そう思います。私は地方出身で、ふだんインバウンドに直接関わることが多い環境ではなかったので、逆に別の見方ができるのではないかと思いました。

B:実際の小論文では、秋田の竿灯まつりを題材にしていましたね。しかも、単に「良い祭りだ」と書くだけではなく、現状の課題や改善の余地にインバウンドの視点から踏み込んでいました。

Mさん:はい。インバウンドが表面的に盛り上がっていることだけを書くのではなくて、もっと学びや理解につながるような体験にできるのではないか、という方向で考えました。より深く日本文化や地方文化を理解してもらえるような形にできれば、外国からのリピーターにもつながるのではないかと思っていました。

B:書きたい内容が先にあって、テーマの番号は後から決まったという感じでしたか?

Mさん:そうです。最初から「①で書こう」と決めていたわけではなくて、問題意識を持った内容があって、その結果として選択したテーマが①になりました。自分としては、まず何について書くかの方が先でした。

参考:2026年度 ICU総合型選抜 小論文(1500文字)のテーマ:
① 社会的または国際的に関心が高まっている時事問題、あるいは志願者自身が感銘を受けた芸術作品 (絵画、文学、音楽など)、歴史的エピソード、科学的業績  
② 古典探究、日本史探究、世界史探究、理数探究基礎、あるいは総合的な探究の時間などの探究型学習で主体的に取り組んだ課題とその成果の要約

自己活動歴と自己分析

B:活動歴についても聞かせてください。最初は文化祭の話を書いていたけれど、最終的には英語ディベート同好会の活動に書き換えましたよね。

Mさん:はい。もともとオンレクの添削の中でも、もし賞を受けたものがあるならそちらの方がよいのではないか、という指摘が出ていて、書き換えたいとは思っていました。ただ、英語ディベートの大会が8月にあって、その結果が出たのが8月末だったので、書き換えるならそこからになりました。

B:ディベート同好会は以前から参加していたのですか?

Mさん:いえ、もともとその同好会は私が中学3年生の頃に設立されたものです。ただ、高校2年生のときに人数不足で一度活動が途絶えてしまいました。その後、高校3年生のときに先生に参加を勧められて加入し、同好会の活動も再開される形になりました。既存のメンバーと新しいメンバーで大会に出場しました。

B:その大会でメンバーの皆さんが個人賞を取った。

Mさん:はい、秋田県の大会で個人賞を取ることができました。

B:ディベート同好会の活動を復活させるところから個人賞の受賞まで、活動として充実していますね。

Mさん:そうですね。結果が出てうれしかったですし、提出直前になってしまいましたが活動歴の内容は書き換えてよかったと思います。

推薦状

B:推薦状についても伺いたいです。担任の先生と、サッカー部・英語ディベート同好会の顧問の先生にお願いしたんですよね。

Mさん:はい。顧問の先生には3年間お世話になっていました。

B:やはり総合型選抜では推薦状も大切だと思いますか。

Mさん:とても大切だと思います。総合型選抜では、先生方との関わりが大事だと感じました。

B:サッカー部のマネージャーはいつまで続けていましたか。

Mさん:高3の夏までです。6月くらいまでは続けていました。サッカー部の活動は週5回あって、そのうえ夏までディベートもやっていたので、かなり忙しかったです(笑)。

B:推薦状を書いていただくという意味でも先生方との関係性も大切ですね。

Mさん:そう思います。特に顧問の先生は、マネージャーとしての活動についても書いてくださったと聞いています。

B:マネージャーとしての活動はMさんが自分で書いた書類には詳しくは書いてありませんでしたね。推薦状が他の書類では書き切れない部分をカバーしてくれる場合や、内容を裏付けてくれる場合もありそうです。

英語スコア

B:その他の提出書類でいうと、英検準1級も提出されていますね。どう準備しましたか。

Mさん:英検準1級は高校2年生の夏に取りました。英語はもともと教科として得意で、英検対策もしていました。

B:早い段階で英語のスコアを取っていたことも大きかったですね。

Mさん:そうですね。書類として出せる材料の一つにはなったと思います。

総合型選抜の1次書類準備で一番大変だったのは

B:合格体験記では、提出書類に関して「書いたものに一貫性を持たせることが大事だった」と書いていました。これは具体的にはどういうことでしょうか。

Mさん:まず、自分の中に「文化」への関心がありました。カルチャーに興味があって、人とコミュニケーションを取ることも好きでした。先生との関わりもそうですし、人との「交流」が自分の中で大きな軸だったと思います。

B:その軸が、小論文や活動歴にもつながっていた。

Mさん:はい。文化にも交流にも関心があって、その結果として小論文のテーマにもつながりました。いろいろな人と関わる中で、自分の軸みたいなものが見えてきたのだと思います。

B:ICUの総合型選抜の1次書類の準備で、一番大変だったのは何ですか。

Mさん:ICUの総合型選抜で大変だったのは、すべての書類が事前提出なので、いくらでも直せてしまうところです。時間をかけようと思えばどこまでもかけられるので、そこは本当に大変でした。他の受験生がどれくらい時間をかけて仕上げてくるのかという意味でも不安はありました。

(後編に続きます。後編では、二次面接の実際、併願で感じたこと、一般選抜とのバランス、そしてICU総合型選抜に挑戦する人がまずやるべきことについて、詳しく伺います。)