ICU入試合格体験記2009

2009年度入試結果(公式)

2008年度入試結果(公式)

<2009年度一般入試分析>

*数字はいずれもBUCHO.NET調べ、一部予想値

ICU入試合格体験記2009

ICUのELPは20数名のセクションごとに授業が行われますが、09年度入学のプログラムCの1セクションに、オンレクを受講した方が3人もいたということから、春学期終了後の7月上旬にセクメ(セクションメイト)3人にお集まりいただき、武蔵境にてオンレクセクメ座談会を開催いたしました。以下はその時の様子をまとめたものです。

soleilさん(以下IDはいずれもオンレク使用のもの)

(ICU入試はできはいかがでしたか?)

私自身も驚いたのですが、実はICU入学後に入学試験の順位が9位だったとアドバイザーの先生に教えていただきました。

(それはすごいですね。それほど上位ですと奨学金などは支給されるのですか?)

今年は授業料の1/3免除になります。その他にICU Peace Bell 奨学金という400万円の奨学金があったのですが、それは受験時に申し込まなくてはならず、さらに経済的な要因なども考慮されるようで、私は該当していません。

(授業料一部免除でオンレクの受講料の元は取ったと)

結果的にはそうなりますね(笑)。実はオンレクの受講料は一応自分で払っていたんです。といっても親からもらったお金を貯めていたものですが。

(オンレクの受講に際して、オンラインで勉強することなどの抵抗はありませんでしたか?)

実はありました。特に親が心配していて「申し込んだのにサイトに繋がらなかったりしたらどうするの?」という風に心配されました。

(それはどのように説得されましたか?)

まず一応自分のお金であったこと、それにICU対策で他の選択肢があまりなかったことです。

(ICU対策の予備校などは考えませんでしたか?)

私の住んでいる地域にはそういった予備校はなくて、予備校や塾自体全く通っていません。また自分はかなり学校に真面目に通うタイプだったので、受験前に「もう来なくてもよい」と言われる時期でも学校に行っていたほどです(笑)。なので学校に通い続けることを考えるとオンラインでの学習は適していました。結果的に学校の授業を熱心に受けたことがICU入試ではとても役に立ちました。

(高校の成績はよかったのですね?)

評定平均は4.2〜4.3程度だったと記憶しています。

(オンレク自体はどこで使用されたのですか?)

家のパソコンでやっていました。

(オンレクはかなり資料が多いですが、プリントアウト等はどうされていましたか?)

基本的に家のプリンターで印刷していました。インクがしょっちゅうなくなっていた記憶があります。しかし後半は慣れてきたこともあり、分からない箇所だけ解説をプリントアウトするようにしていました。

(ICU以外にはどの大学を受験されたのですか?)

ICU以外の大学は受験していなくて、出願もしませんでした。

(全くの単願ですね。どうして他大学を併願しなかったのですか?)

受験勉強、特に暗記で伴うよう詰め込む勉強を全然してこなかったので、まず今年はICUをと考え、不合格であったら浪人してもしょうがないと思っていました。それに将来の方向性がそれほど定まっていなかったので、もし他の大学に受かってもICU程の柔軟性がなく、結局は無駄になるのではないかと思い、ある意味で覚悟を決めていました。

(ご両親は心配されませんでしたか?)

当然心配すると思って、「ICUだけを受験する」と言ったのではなく、家族の結論として今年はICU受験に集中するという感じに持っていきました。

(しかし専願だと不安かつリスクがありますよね?)

確かにそうで、全ての受験生に勧められるものではありません。ただし私の場合はICU単願という方針やオンレクの申し込みが直前になったこと、センターの勉強等もしていなかったことなどもあり、慌てて受験勉強のための勉強をするよりは、学校の勉強をしっかりやり、過去問を徹底的に演習するなど、自分が進学したいICUに専願して対策をした方がよいと判断しました。

(どれくらい過去問をやったのですか?)

オンレクの申し込みも遅くなったのですが、直前期はかなりやりこんで、1日に1カ年分のペースでやり続けました。

(かなりのペースですね)

ICUの過去問は昔のものほど難しいので、最初のうちは大変でしたが、おかげで実際の入試でも全く疲れは感じませんでした。

(ICUでは理系の専攻をされる予定とのことですが、理系であったのにICU入試で自然科学ではなく、社会科学を選択したのはなぜですか?)

自然科学は社会科学と比較すると問題数が少なく、場合によっては全問正解か不正解かのようなイメージがあったので、安定感がありそうな社会科学を選択しました。ただ今年の試験では論文と設問との関連がほとんどなく、論文の内容から分かった問題は数問というものでした。今でも試験の話をすると必ずこの社会科学の話題が出てくるほどで、試験終了後には会場のあちこちから「何だこの問題は?」といった悲鳴やブーイング的なものが聞こえてきました。

naoさん

(入試の出来映えはいかがでしたか?)

私の場合は人文科学に不安があったのですが、結果的には無事に合格できました。実は入学式で人権宣言の宣誓をするという大役を仰せつかってしまいまして、むしろ入試後に緊張したりもしていました。

(ということは入試成績で最上位だったということですね?)

必ずしもそうではないかも知れませんが、入学式の打ち合わせのようなものが事前にありまして、その際にそこに呼ばれている人はよい成績であったと担当の先生がおっしゃっていました。偶然と言えば偶然なのですが、ICU高校の入学式でも人権宣言の宣誓をする役をやったことがあります。なので人権宣言は同じものを2回読んでいるです(笑)。

(それはすごいですね。プロフィールを拝見すると、ICU高校を卒業された後に、国立大学に進学され、さらにトランスファーでICUに入学されたのですね)

そうですね、ICU高校ではICUに進学する学生がやはり多く、そのような環境に身を置くと事には疑問を感じ、国立大学(H)に進学しました。様々な理由があってICU編入を決めたのですが、国立大学には2年間通いました。

(なるほど、それは上位で合格となっても不思議はないですね。ICUの入試通過に関しては盤石過ぎるキャリアで、オンレクなどの対策は必要なかったのではないですか?)

いえ、今年の編入の入試は特に厳しい結果で、自分の受けていた教室(編入・自然科学)では自分だけしか合格しておらず、驚きました。対策はしておいてよかったと思います。

(確かに今年度の入試は全般的に難しかったのですが、トランスファー生の自然科学受験の合格は1名だけと特に厳しかったですね。トランスファーの合格には在籍している大学での勉強の両立やICUの受け入れ定員など、読みにくい点がありそうです。前大学で文系の学部にいらっしゃったのに、入試で自然科学(数学・化学)を選択されたのはどうしてでしょうか?)

数学はもともと好きで、文系ということに関係なく得意としていました。一方で化学はかなり受験としての知識は抜けていたので、勉強しなおしました。

(具体的にはどのような勉強をされましたか?)

化学の試験勉強に関してはほぼ0からのスタートで、きっちり対策をしました。過去の傾向から化学Iがあれば十分であると分かっていたので、基本的にはIの範囲をやりました。ICUの化学の問題では、発展的な出題などはきちんと本文中に説明があるので、やはりIだけで十分だと思います。

(前の大学の勉強が役に立ったというものはありますか?)

リベラルアーツ学習適性は様々な分野から出題されるので、ここでは大学で学んだ学問の知識が役に立ったと言えるかも知れません。また大学で論文などを読んでいたことから、日本語の長文への抵抗もなくなったとは言えます。

(3人のセクメがお互いにオンレク受講生だったというのはどうしてわかったのですか?)

car-rewさんが私の合格体験記を読んで私だと分かったそうで、セクションでオンレクの話をしていたらsoleilさんも「私もやっていた」という具合に、20数名のクラスに3人もオンレクで合格したセクメがいたことがわかったんです。本人遅刻してますけど。

car-rewさん

すみません、私が集合時間決めたのに1時間半寝過ごしました。

(何をなさっていたのですか?)

TSUTAYAのバイトの後、シンドラーのリストのDVDを観ていました。シンドラーのリストはすごく長いと聞いていたのですが、意外に早く終わったと思ったら、なぜかDVDのDisc 2から観ていました。結局4時に寝て今まで寝ていました。

(オンレクはどうやって知ったのですか?)

昨年夏にオープンキャンパスに参加した際に、最後にICU生から個別のアドバイスをもらう機会があったのですが、その方がたまたまオンレクの元受講生で、「BUCHOさんのオンラインレクチャーがよかった」という話を伺いました。その方と同じお名前だったこともきっかけでした。

(確かに去年同じお名前の合格者がいらっしゃいましたね(注:後日調べると08年オンレク合格者に2人同じ名前の方がいらっしゃいました)。高校は東北の英語重視校ですね?)

はい、SELHi(セルハイ)という文科省の英語重視校のプロジェクトに指定されているカトリック系の高校でした。セルハイはSuper English Language High Schoolの略だったと思います。微妙な名前なのですが。

(併願校には慶応SFCなど、英国型の受験校が多いですね)

はい、高校の2年次に交換留学にも行って、英語だけは得意だったのですが、その他の教科があまり得意ではなくて、担任の先生などにはICUの一般は無理だと言われていました。ICUの結果が先に出たので、SFCなど他の大学は受験しておらずICU専願のような形になりました。

(AO入試も受験されたのですね?)

なぜか根拠もなく自信があって、一時の書類選考で不合格だった時はショックでした。AOで不合格になった後、オンレクを始めた形になります。

(塾や予備校にはいかなかったのですね)

いっていません。おかげでセンターを受けた際に世界史が4割とかでした。大学受験は結果的にICUだけだったので、学校の勉強とオンレクを中心に学習しました。

(やはり学校の授業はきちんと受けた方がよいようですね)

特に今年に関しては現社の授業が社会科学でとても役に立ちました。

*以下発言者不詳で座談会で出た話題

(内申書はICU入試で関係があるか)

ICUは他の大学と比較すると内申書を重視しているように思える。高校の先生にICUはある程度内申書を見るという話を聞いた。ただしどの程度重視するかは分からない。願書に志望動機や高校での活動、関心を書く欄があるということからも、内申書や高校での活動は単に参考程度にするという以上の意味を持つ可能性はある。

(英語はやはり大切か)

英語はしっかりやった方がよい。特に他の教科ができるのに、英語ができていないというのはもったいない。もちろん英語だけではだめだが、英語ができるといことは入試問題を解く上で、また受験勉強を進めていく上で自信になる。

特に苦手な場合は、入学後も1年次は相当なコマ数がELPに割かれるので、それだけ英語をやる学校に入るという覚悟を持ち、しっかりやっておくべき。

(その他アドバイス)

近代史、思想史はさらりとやった方がよい。どのような思想、概念があるかどうか知っているだけでも、特に人文・社会科学において論文の理解度がかなり変わってくる。ただしこの場合一字一句覚えるような暗記が求められるのではなく、流れを掴むことが大切。新書を読む程度でも十分。高校の一般常識的な部分を学習した方がよい。

要約の学習は役には立つが、理解できなかった内容を要約してもしょうがないので、論文を読んでよく分からなかったという場合は、設問等の答えや解説を一通り、理解した後、要約に取りかかった方がよい。分からない文章を無理に要約する必要はない。

英語のリスニングのマークシートの書き込みをリーディングの時間に行うという技は今年も特に問題なくできた。他の受験生が試験官に確認していて、問題ないと言われていた。もちろんその記入時間の分はリーディングの解答時間が減ってしまう。

(BUCHO的感想)

皆様上位で合格されていたのでびっくり。 トランスファーのnaoさんに関しては、入学後のICUのしきたりにより、最上位もしくはそれに準ずる成績での合格であることが分かるが、放っておいてもボーダー上くらいには合格したような気がしないでもなく、オンレクで「不合格の要素がなくなった」というくらいのノリだろうか。まさに鬼に金棒。

soleilさん、car-rewさんはいずれもICU単願もしくは実質単願で、他の予備校にも行っておらず、普段の学校の勉強を重視しているタイプだった。それぞれAOに出願できるレベルの評定平均で、元々の英語成績がよく、オンレクがうまくはまったケースと言えるだろうか。併願対策をしていないのはICU入試前日に風邪を引いたら人生変わっちゃうもんね的な要素は感じないでもないが、ICU進学にターゲットを絞って取り組み、ICU入試を意識して専門的対策及び、普段の高校の授業をきちんとこなし、さらに英語の成績がよかったことが上位合格に繋がったようだ。

ICU入試に限らず、自分の進学先と将来の方向性を見定め、それに向けて取り組んでいる人は強いなと思った。またICU入試の特殊性から、ポテンシャルのある受験生が専門的に取り組んだ際ののびしろはかなり大きいのだなとも感じだ。

またTOEFLで割り振られるELPのクラスでも上位であり、3人とも英語の成績がよく、単に入試の成績以上に、勉強を続ける上で、また、英語の試験が最後にあるという入試の特性上も有利であるという感触を持った。一方でオンレクの合格者には英語がそれほど得意としていなかった受講生もおり、そのような受講生のインタビューもしてみたいと思った。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

うりぼう

<プロフィール>

某関東近郊の某私立高校。
一応進学校。
予備校はなし。
部活はディベート部。

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 7割弱
人文科学得点 = 8割5分
社会科学OR自然科学得点 = 社会 6割強
英語リスニング得点 = 6割ぐらい
英語リーディング得点 = 6割5分ぐらい

(センター得点参考)

受けたけれど完璧にセンター失敗でしたw
とても書ける点数ではないです・・

4.併願校

早稲田国際教養
慶応文学部
北海道大学文学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

元々は東京大学志望でした。ただ学校の指導によって東大志望になったともいえます。
だから本当に自分が考えてることは何なのかと、思索にふけっていたところICUをたまたましりました。学部のない大学で、入学してから専攻を決められる大学に行きたかったです。
オープンキャンパスに行って雰囲気もすごく好きでした。
センターで失敗したから東大受けられなくて、だからこそICUに合格できたのだと思っています。

6.ICUに期待するところ(入学してからの印象)

長所→勉強して当り前なところ
   むりやり飲ませる人がいないところ(新入生歓迎会など)
   自然が豊かなところ
   人にもよるけど私は雰囲気が好きです。
   授業にディスカッションが多いので理解が深まる(先生によるとは思いますが)
短所→大学内で完結してしまうところ(立地的に、それからやはり普通の日本社会とは違う) 
   英語を使えることを若干誇示しようとする人がたまにいる。それが普通っていうのもあるんですけどね。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

文系理系にとらわれず幅広く学びたいし、専攻は大学に入ってから決めたい。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

言語学や哲学が好き。知らない分野も学んでみたい。
民間企業に就職したい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

準備をした上でスピーチをするのが得意です。

b. リベラルアーツ学習適性

SPI対策と、赤本の例題。五教科七科目(センター対策)は役立ちました。

c. 人文科学

世界史日本史倫理、社会三科目は大きなアドバンテージになりました。

d. 社会科学

人文科学と同様です。政経や現代社会の図表見たり。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

TOEIC対策のリスニング、同じものを直前は繰り返して聞きました。

<リーディング>

赤本と学校の授業のリーディングぐらい。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICU受験は試験時間が短く、各教科の回転がとても速いです。
テンポよく出来にかかわらず、次に切り替えていくのが大切です。
英語は一番最後なので、英語に自信があっても体力切れしたらアウト。
集中力を持続させましょう。

8. 最後に一言

受験で成功したかったら体力をつけましょう!

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

asakura so-so

<プロフィール>

法政大学高校

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 6〜7割
人文科学得点 = 8〜9割
社会科学OR自然科学得点 = 5〜6割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 7〜8割

(センター得点 参考)
英語 176点
国語 148点
日本史 70点

4.併願校

上智大学文学部フランス文学科(合格)
明治大学文学部文学科フランス文学専修(合格)
学習院大学文学部フランス語圏文化学科〈合格)
中央大学文学部人文社会学科フランス文学専修(合格)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校の担任がちらっと言っていたのが気になってホームページを。良いなあと思って、オープンキャンパスに行ったら、さらに良いなあと思い、高3の夏に受験を決定。以前から花見には行っていた。

6.ICUに期待するところ

ELPと幅広く学べる教育制度。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツとELPに対して自分が共感したということ。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

フランス文学を多角的な視点から学びたい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

図書委員として活動していたこと。バレーボールが好きなこと。小説や詩作もしていること。

b. リベラルアーツ学習適性

数学が苦手だったので、問題のパターンを知って、演習形式で解法を覚えた。
時間配分を自分なりに考えた。まずすぐに解けるものを解いて、あとから時間のかかるものに取り掛かったり。

c. 人文科学

とにかくなんにでも興味を持てる姿勢を持つことが大事。
あとは演習形式で慣れる。

d. 社会科学

これもとにかくなんにでも興味を持てる姿勢を持つ事が大事。
これもまた演習形式で慣れる。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

TOEFL対策のリスニングCDを毎日聞いた。でも正直リスニングは最後まであまり上達しなかった・・・。

<リーディング>

対ICUという感じでは勉強していないが、過去問とかICUらしい問題は解いた。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験中はとにかくマイペースに、集中力を持続させること。自分は本番で今までにない集中力を発揮できたと思う。どうしても入りたい気持ちがあったからだと思う。

8. 最後に一言

学ぶ意欲があれば受かると思う。自分はAO入試に落ち、もう10月という状況の中、試験の詳細も分からず、焦って予備校に入った。もちろんそれは役に立ったと思うが、一年あれば塾に行かずとも受かることは可能だと思う。とにかく本番で力を発揮することが大事。本番まではICUへの気持ちは抑えて他の大学の勉強に集中したほうがいい。本番になって初めて「ICUに入りたい」という気持ちを解放するべき。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

toko

<プロフィール>

中高一貫校塾なしの後一浪で駿台

2. 受験形態

一般入試(センター併願)

3.予想得点

リベラル得点 = 7割?
人文科学得点 = 7割5分
自然科学得点 = 1ミス?
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 7割ちょい

(センター得点 参照)
英語167/200
リス44/50
国語139/200
数1A92/100
数2B63/100
生物61/100
化学96/100
政経92/100

4.併願校

後が無かったためとにかく色々受けました。
国立農学部
早稲田・上智・理科大の理工
私立の薬学
あとセンター利用を3〜4校

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

昨年度ほぼ国立一本で玉砕し、中学と同じように大学もなんとかなると根拠のない自信を持っていた私は、受験界の厳しさを高校卒業時にやっと思い知りました・・。遅いよ!
今回は必ず進学してくれと言われて予備校生活がスタート、秋にとりあえず受けられる主要大学をリストアップしていた時に見つけたのがICU。
ですからICUの存在を知ったのは浪人の時。9月の終わり
そんなこんなでICUについて調べていくうちに、教育体制・リベラルアーツ・キャンパスの雰囲気に惹かれてあっという間に第一志望になりました。
正直にいうと、将来学歴上不利にはならないというのも最後の決め手だったかもしれません。

6ICUに期待するところ

全てが楽しみです。

7.受験対策

a.願書

<1ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

大学生活を通しての目標について軸にし、メディアに依存しないで自ら考える力を育てたたいという事、それには何が必要か(能力など)、その上でICUのどんな点が魅力的だったか、ICUで学ぶことは自分にとってどんな事なのかを書きました。
ELPや少人数制教育については魅力的に思う点で例示した程度です。

<2ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

化学が大好きだったので、自分にとっての化学の魅力、あとは時事問題と絡んで文系科目にも関心がある、国家間の問題の解決策を考え、実現方法を模索したいというような事を書きました。将来については、今年は書けとはなかったので、特に何も書きませんでした。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

部活を何もやっていなかったので、中高での学校の寮生活、下宿、委員会活動や外部の先生との交流をあげて、色んな人と接してきて、交流を持ち意見を交わすことが好きだということを書きました。
特定の部活には入らなかった事も書き、そのメリット、それについて自分がどう思っているかも簡単に述べました。

b. リベラルアーツ学習適性

とにかくもう10月で時間がないっっ!そんな何もかも覚えらんねーよ!!・・ということで覚える物は最低限に絞りました。

�@就活の問題集→一般常識、計算系のもの各一冊
熟語・ことわざの意味(英語のことわざ、時事単語も含む)、いろは、日本文学、白寿とか十五にして学問に志す〜とかの系統を新しく覚え、古典文学、十二支、春の七草の確認程度はしました。ばねとてこ、いろんなタイプの計算を速く解く方法の練習をざっとしました。
政経絡みでない部分の歴史の知識は殆どなかったのですが、秋から始めるには量が多すぎたのとICU以外の対策もしなければいけなかったのでこれはスッパリ諦めました。

�A過去問の例題とICUの英語
主にどんなパターン・法則があるか、どういう作戦で臨めば自分は高得点が取れるのかをひたすら分析し、戦略を立てました。それを紙に書き出して、本番はそれだけを持って行って確認しました。本番直前5日間くらいで集中的にやりました。

c. 人文科学

過去問演習。

d. 自然科学

過去問演習。
自然科学の化・生において知識についてはセンター程度の学習をきちんとすれば十分、素直な問題、そういうことをよく聞きますが、あまりに舐めてかかるとひどい目にあうと思います。
ある程度の力があるなら大事なのは時間配分です。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ICUの英語とあとはtofulで単語を増やしました。

<リーディング>

ICUの英語で大体つかめるとおもいます。あと過去問。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの英語、本番は集中することと時間配分が大事!
折角面白い問題なので楽しんで受けるとか?

8. 最後に一言

とにかく戦略はきちんと立てましょう!全然出来が違います、多分。
これから受験される方は頑張ってください!

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

苺ジャム子

<プロフィール>

東邦大学東邦高校出身
ピアノと背黄青鸚哥のピーチャンが好きです
外国に魅力を感じる19才です

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 6割5分
人文科学得点 = 6割ぐらいかな
社会科学得点 = 7割5分
英語リスニング得点 = 7割5分
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

東京外大
早稲田国際教養
立教観光
津田塾センター
中央総合政策センター

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

友達がICULoveな人でした。
もう一年受験することになったとき、ちょっと視野に入ってました。
でもすごく逃げ腰でまさか受験するとは思いませんでした。

6.ICUに期待するところ

開発学を大学からできるのが魅力的です。
教授がワンツーマンで相談にのってくれるみたいなので、イギリスの大学院も夢じゃないかもしれないとワクワクしてます。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ぎりぎりまで出願を迷っていました。
私はクリスチャンではないけれど……
やっぱり学べる学問、ICUに魅力を感じるので受験しようと決意しました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

リベリラルアーツ 開発学 地域研究

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

作詞作曲  読書

b. リベラルアーツ学習適性

ぎりぎりに出願してから対策したので過去問にのっているのをやっただけです。
去年受験した子に相談して心構えを大切にしました。

c. 人文科学

とにかく過去問で大変なことを実感しました。

d. 社会科学

世界史をやってると有利みたいだなと思いました。
本番は政経が出ましたが。
でもセンター対策で得意になってたのでラッキーでした。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ホームページの問題と自分のリスニングの問題。
本番は先生の生声にドキドキしながら解きました。

<リーディング>

ひたすら過去問を解きました。
試験当日は単語を確認したりしてました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

わからなくても飛ばしてできるだけ点数を稼ぐ。

8. 最後に一言

ほんとのぎりぎりの対策でも大丈夫です。
国立の人は受験をオススメします。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

HARU

<プロフィール>

カトリック系女子高校出身
新聞部・水軍太鼓部所属

2. 受験形態

AO入試

3.併願校

基本はICU一本でしたが、落ちたら地元の私立大学に行こうと思っていました。

4. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

1年生の時、予備校の夏期講習に参加した際先生に勧められて初めて知りました。
その時は学費が高い難関校という理由で親から反対されたので、私自身は興味があったのですが諦めました。
しかし高校三年生になり志望校を決める時、学校の先生から再び勧められ、私も諦めきれなかったので、親を一生懸命説得してやっと決めました。

6.ICUに期待するところ

国際色の高いリベラルアーツ学校ということで、色んな価値観を持ったたくさんの人々との交流を期待しています。
噂ではICUには変わった人たちが多いと聞いたので・・・これから楽しみです。笑
勉学では英語を操れるようになるのはもちろん、他の言語の習得にも励み、複数言語話者を目指したいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

・リベラルアーツ教育を受けることができるということ
・高水準の英語教育を受けることができるということ
・国際色豊かであるということ

この3点を中心に書きました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

・希望するメジャー名
・Critical Thinkingについて
・サービス・ラーニングについて

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

AO入試は上記ではなく、<3あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由>についての質問でした。
・何事にも好奇心旺盛でチャレンジしていくこと
・自分の信念について
・ICUの献学の理念を実行に移すことができるということ

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

AO入試に関して

A. 提出書類の成績
評定:4.7
英語提出成績:英検準1級、TOEIC845点

B-1.エッセイについて
・1500字エッセイ:テーマ「あなたに深い感動を与えた人物との出会い」(テーマは3つの中から選択するようになっており、他には「あなたの人生の転機となった経験」「あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験」の2つがありました。)
尊敬する担任の先生との出会いについて書きました。
・800字エッセイ:テーマ「高等学校在学中に、学校の内外で比較的長期にわたり参加した教科外の活動を通して、リーダーとしての自分の資質を、どのように評価することになったかを書きなさい。」
短期留学に行った際にリーダーとして皆をまとめ上げた出来事について書きました。

B-2.推薦書について
英語主任をされている担任の先生とALTの先生に書いてもらいました。

C. 面接について

AOでは一次試験に合格すると、二次試験があります。
二次試験では面接官の前でグループディスカッションを行います。
その際、一緒にディスカッションをする人たちを競争相手と思わずに、「仲間」と思ってください!
それだけで緊張が和らぎ、ディスカッションがまとまりやすくなります。
相手を蹴落として自分だけ合格してやろう、という邪な気持ちは口に出さずとも面接官に伝わり、悪い印象を与えてしまう恐れがあります。
ここはみんなで協力して、みんなで受かりましょう!
面接室に行く途中で、みんなで頑張ろうね〜などと声をかけあうと和気あいあいとして良いですよ〜。

8. 最後に一言

私はAO入試を通して、自分自身を見つめなおし、今まで気づかなかった自分を発見することができました。なので是非たくさんの人にAO入試に挑戦して欲しいです!頑張ってくださいね!

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

とらんすふぁー

<プロフィール>

地方の私立大学よりICU編入(トランスファー)

2. 受験形態

転入本科(ICU編入)

3.予想得点

リベラル得点 = 6−7割
人文科学得点 = 8−8割5分
社会科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 8割

4.併願校

N/A

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

他大学に進学後、興味関心が変わりICU編入受験を決意。

6.ICUに期待するところ

横断的に学問の垣根なしに励めるところ。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

今まで他大学に在籍しながら活動してきたところ、自分の学問に対する方向性の
変化も含め言及。
上に同じく。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

哲学を支柱にしながら学際的に。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

読書。

b. リベラルアーツ学習適性

特別な対策はしていないが、以前お世話になった予備校(ICU対策もしている)
の資料を参考に勉強。(試験一週間前につめこむ。)

c. 人文科学

とくに対策はしていない。
出題傾向として、今年は正統派のしっかり読ませる問題が出たかなと思って
います。プラトンの『国家』から洞窟の比喩のところを言及しながら書かれ
た論文でした。(プラトンのこの著作の章は受験前にちょうど読んであった
ところなので安心して試験に挑めました。)

d. 社会科学

とくに対策はしていない。
出題傾向として、知識問題が多々問われましたが、いい意味でも悪い意味でも
受験者の「力量」が問われていたと思います。新聞など、よんでいたら解ける
問題も多く、政経という分野にのみ限られていない問題だと思います。
私はあまり時間がなかったの集中的に対策はできませんでしたが、
一般能力検査の対策としても日本国憲法の主要な部分とそのおもな言及事項や
ギリシアの神々の名前、戦後の主要な国際関係の流れを把握しとくとよいかと
思います。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

BUCHOさんのオンレクで、耳をならした。

<リーディング>

とくにやっていない。
ただ、例年と比べ英語の問題は易化の傾向があると感じた。
(穴埋め含め、センターレベルぐらいのものかと。)

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私は転入本科(ICU編入)生として入ったので転入本科(ICU編入)生としてICUを目指す人に向けて以下の
ことを記述します。
第一に在学中の大学の授業をおろそかにしないこと、そして英語の勉強をコンスタン
トに継続することは重要だと思います。
大学の授業がICU入試で役にたつ、たたない以前の問題として他大学で在籍してい
る分のコストパフォーマンスが得られない限り、編入試験のみの勉強をするのは(特
にICUのみ編入試験を受ける人。)時間の無駄だとまではいかないけれど、かなり
時間とお金を損しているかなと思います。
私は結果的に転入本科(ICU編入)生として入学することになりましたが、私の場合実質試験を受
けようと決意したのが一月初頭、編入試験対策はそこからでした。
英語に関してはコンスタントにICUの試験があるなしにかかわらず夏は一日4、5
時間はTOEFLの対策をかねてやっていたのでそれがあとあと効いてきたのかな、
と思いました。大学の授業も、厳しいものもかなりとっていたので、(ひとつの授業
でダンボールいっぱいになるほどの文献を読み、毎回レポート(8000字以上)を課すも
のや大量に本を読ませるもの(13冊から15冊))その分社会科学や人文科学などが要求
される「読解」の下地のようなものは自然と身についたと思います。
(リベラル以外の教科はほぼ20分時間があまり、見直しに使った。)

8. 最後に一言

上記にも書きましたが、転入本科(ICU編入)生として準備する人は在籍している大学の授業と
ICU対策に使う時間とそれ以外の時間をいかに有効的に使うかが重要だと思います。

大学生になりたての1年から2年という貴重な時間をはじめから最後まですべてICU
に費やすのは非常にもったいないと思います。

いろんな見識を広めた上でどうしてもICU!ということなら良い選択肢のうちの
ひとつになるのではないかな、と思います。

がんばってください!

合格体験記筆者が受講したICU編入対策のオンレク(ICU編入オンラインレクチャー)

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

u-.-u11colon

<プロフィール>

関西の公立卒業
25歳
色々あって大学受験にトラウマ
4年ほど前から今年の7月まで、通信制大学に通いつつ親戚の会社の事務員してました。

予備校は地元のドロップアウター専門で有名なところ
4月から週1〜2ぐらいの割合で通っていました

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 6〜7割
人文科学得点 = 7割ぐらい
社会科学得点 = 3割〜4割?(判定不能)
英語リスニング得点 = 3〜5割
英語リーディング得点 = 6〜7割

(センター得点 参考)
英語144(こけた…)
国語182
世界史65

4.併願校

センター利用で関学、明治を受けるも失敗。
一般入試はすべてICU発表後だったのでキャンセルしました

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

まじめに勉強できる環境で、英語ができて、留学に強くて、経済や政治学以外に理系や情報科学も学びたい……でもそんな都合のいい大学あるわけないよね。
そんな風に考えながら大学情報を漁っている時に見つけました。
運命的でした。

6.ICUに期待するところ

ELPで英語の情報を読み取る力を身にいつけたい。
また、政治学、経済学に加えて、幅広い分野の知識を身につけられたら…と思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

要約すると

コミュニケーションツールの変化に伴う社会的価値観等の変化について勉強したいと思った。そのためには文理の枠組みにとらわれない幅広い知識が必要であり、その条件を満たす大学としてICUに惹かれた。

的なことを書きました

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

メディアコミュニケーションを機軸に、経済学、政治学、社会学、情報科学などを学びたい。また、学習のためのツールとして、英語力は必須である。そのための読み書きの力を身につけたい…みたいな感じで書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

インターネット、書籍問わず活字中毒気味なのでそのことを書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

オンレクメインでした。

一見異なる問題でも答えを導くプロセスは共通なことが多いので、解答を見ながら同じ問題を解きなおし、そのプロセスを身に着けるように心がけました。

ただ本番の問題は、オンレクオリジナルの問題より時間がかかるように思います。
オンレクでも、*マークのついた問題は、ついていない問題よりも時間がかかったり、ひねりが聞いているように感じました。また、本番では問題数が減ったにもかかわらず、いつもよりも時間不足になり、いくつか適当にマークする羽目になりました。

いつも以上に早めに解く事、分からない問題は飛ばす事を心がけて本試験に挑んだほうがいいと思います。

c. 人文科学

基本的に、論文の趣旨をつかめるか、細かな部分の読み取りが正確にできているかを求められているのだと思います。現文と同じです。
最初の3分程でさっくり読んで文の構成、概要を押さえ、次に問題を解きながら文章を章ごと、まとまりごとに何度も読み返し理解を深めていくという感じでした。

最初にさっと目を通して頭の中で文の構成をつかむクセをつけておくと、答えの根拠が本文中のどこにあるのか押さえられるし、数箇所を参照して答える問題、全体の内容を答える問題にも対応できるのでおすすめです。

自分は時間がなくてできなかったのですが、ギリシア哲学やキリスト教に関する話題が多いので、その分野関する基礎知識を身につけておいたほうが良いだろうと思います。

d. 社会科学

人文と大して変わらないのですが、社学は知識問題と文章中の問題の区別をつけるために、一回目から比較的丁寧に読んでいました。

ただ、今年度の問題は知識問題のオンパレード。
読解力勝負だと思っていたので、正直、テスト中に乾いた笑いがこみ上げました。
放送大学では経済と社会専攻だったから他の人より有利なはず!
そう自分に言い聞かせて、文章中から何とか根拠を探しつつ挑みました。

気持ちの切り替えが大事です。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

受験する前の年にTOEICの勉強をしていたのですが、勉強を始めた当初は300点台、酷いときは200点台を取っていたと思います。もちろん筆記も含めた総合点です。
最終的に600点台まであがったのですが、そのときに導入して効果があった勉強法が、闘耳による発音練習の徹底と

http://homepage3.nifty.com/mutuno/
こちらのサイトの、音読パッケージというやりかたでした。

○まず、オンレクの解答を見ながら文章を理解する
○次に、音声教材を流す。意味の取れる適当な長さで停止しては、それを真似て音読5回
○さらに、教材をながしっぱなしにして、それに合わせて10回ぐらい音読
○再び意味の取れる長さで停止しながらテキストを見ないで音読5回(できないなら見ても良い)
○最後に音声流しっぱでテキスト見ずにシャドーイング5回(同上)

の30回一セットで、2回目からは全体を20回ぐらいに減らして、最終的合計100回に名あるようにしてやっていました。

ただ、これは効果はあるんですが、時間とられるし、やるのが面倒くさい。
結局ICUのリスニング対策に導入したのは12月ぐらいだったと思います。
耳がなまりまくってて、あと一ヶ月早くはじめてればー!と、試験直前までぼやいてました。継続が大事ですね…

本番では、
大問を解き終わる→次の大問の説明→ページをめくる指示→少しの時間→問題を解く
という感じなので、問題を聞きながらマークシートに印をつけて、日本語の説明の時に塗りつぶすようにすればリスニングに集中できます。

また、問題の先読みができるのとできないのとではぜんぜん違ってくるので、自分みたいにリスニングが苦手な人は、問題を読むのにも注力したほうがいいかと思います。

<リーディング>

高校でて長い間英語に碌に触れてなかったので、自分の英語力というのはそれはそれはひどいものでした。
上に書いたとおり、おととしの10月のTOEICは200点台。
その後、努力のかいあってある程度点数は伸びたのですが、主にリスニングで稼いでいたため、リーディングは苦手。

予備校の授業もこなしたし、少しは力がついただろうとやった一回目のオンレクが12点。
それ以降も見事な低空飛行。過去問を解いては読み返し、分からない単語を覚え…という感じやりましたが、がんばってもがんばっても平均いかない。点取れたと思ったら、みんなもっとできてる。偏差値30台はおろか20台も叩き出しました。
センターでも時間配分ミスで英語コケたりと、果たして本当に英語の力はついてるんだろうかという気分。

ただ、横山のロジカルリーディングという参考書を終えたあたりから、英文全体の構造や、段落のつながりを意識して読むようになりだしました。点数は安定しないものの、少しずつ英語の問題をどう解けばいいのかというのが分かり、ごくたまに平均取れるようにもなりました。

本番は一番手ごたえありました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

勉強法は概ね書きましたが、それ以外で効果があったのはストップウォッチを使って何時間勉強したかを測ることでした。
また、手帳を利用して、勉強の計画を立てたりもしていました。
うまくいかないのはしょっちゅうでしたが、とにかく継続すること、目的のために何をすればいいかをできるだけ考えて勉強しました。
オンレクでは、偏差値が出て自分の弱点がつかみやすかったので非常に役立ちました。

精神的なことを言うと、最後まであきらめないのが本当に大事だと思います。

8. 最後に一言

合格できたのは、オンレクの力も大きいと思います。
オンレクで自分がどの位置にいるのか分かったこととリスニング対策、リベラルアーツ学習適正の問題は非常に役立ちました。
自分で言うのもあれですが、よく受かったなと思います。
正直言って、どの大学にいくにしろもう一年かかるだろうと踏んでいました。
実力で受かったというよりも、周囲の方の力添えあっての合格だと思っています。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

りょこ

<プロフィール>

都立高校 一応進学校…
Wアカデミー

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 6〜7割
人文科学得点 = 7割
社会科学OR自然科学得点 = よくて半分
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 7割
(センター得点率  参考)

英語 172
L  44
国語 166
世界史 98
4併願校 =

4.併願校

センター:
津田塾大学英文 ○

一般:
津田塾大学国際関係 ○
早稻田大学国際教養 ○
政治経済 ×
社会科学 ×
慶応大学法政治   ○
東京外国語大学   待

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校受験もここを目指していました

大学も自然たっぷりのキャンパスと
リベラルアーツ制度・少人数制にやはり惹かれました

6.ICUに期待するところ

ELP!
国際関係学や開発研究に興味があります

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

・校風・リベラルアーツ制度・少人数制に惹かれた
・素晴らしい環境の中でレベルの高い英語を学ぶことのできる大学はここしかない!
みたいなことを書きました

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

・グローバル化がすすむ現在の世界において国際社会で仕事を
していくために欠かすことのできない生きた英語
・今の時点では国際関係に興味があるが、更に自分の可能性を探り
興味範囲を拡げつつ自らを高めていきたい
みたいなことを…

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

バスケをずっとやっていたのでそこから得たものを
自分の長所に絡めて書きました

b. リベラルアーツ学習適性

オンレクが主です
あとは国語便覧をみたり就職試験の問題集をやったり…
数学をすてちゃやばいなーと思ったので
ノートをひっぱりだして公式を確認したりしました

c. 人文科学

始まったら問題を一通りみて知識問題をやっつけ、どこらへんを
きいてるのかを頭の片隅において本文へ…
読みながら解く、の方法でやりました

国語がすごい苦手だったのでこの試験は一番苦手でした
私は文を早くばーっと読んでしまう癖があったので、まずは内容を
しっかり理解するためゆっくり読むことを心掛けました
文が理解できたら次は答の根拠をきちんとさがすorつくる
理解するため問題用紙に絵とかよくかきましたー
そしてどーしても解らない問題は潔く諦める!!

採点したあとはBUCHOさんの解説を自分が理解できるまで読みました!
間違えたところは自分がなぜ間違えたかを理解しないとまた同じことを
繰り返すだろうなと思ったので特に念入りにこの作業をしました

解説を読み終わってからまた本文を読むと理解できた気がして嬉しかったです

d. 社会科学

世界史選択で今までの試験は世界史の知識問題が多かったのでラッキーとか
思ってたのですが今年は泣きそうになりました
あとはもう最後まで諦めない精神です…笑
どんなに問題ができなくても、休み時間に気分転換をして次の試験にまで持ち込まない!
長い長いICUの試験では大事なことだと思いました!

人文と同じやり方で解いてました

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

普段から英語のラジオを聞いたりテレビをみてたので、オンレクのCD以外は
特にやったものではないです
CDは解き終わった後、解説をみながら自分で発音したり聞き取れるまで聞いたり
するようにしてから得点があがったように思います

<リーディング>

伸び悩みました…
落ち着いて文の構造をしっかりみることを心掛け、分からないところは何度も
読み返して問題に取り組みました
分からない単語にまどわされず!!みんな分からないさ!と信じ込み←
トフルゼミナールの「ICUの英語」もフル活用しました

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

とにかく最後まで諦めないでください
気持ちで負けたら試合終了です!
あとはもう自分のペースで体調に気をつけてください★

8. 最後に一言

ずっと行きたかったICUに合格して、目標としてた体験記を書くことができて
本当に嬉しいです!!
BUCHOさんありがとうございました!