ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

tom66

<プロフィール>

某地方県立進学校 一浪

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 人文社会8割
総合教養得点 = 9割
英語リスニング得点 = 英語リスニング6割
英語リーディング得点 = 英語リーディング6割

(センター得点 参考)

センターはなぜか理系で受けてしまっ勉強してなかったので理系科目は死にました。ICU入試は人文社会で受けました
日本史77点
国語168点
英語178点
英語リスニング46点
数学1A 72点
数学2B 68点
化学58点
物理56点

4.併願校

早稲田大学国際教養
慶應大学総合政策
中央大学国際経営

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

私は現役時そして浪人してからの半年間国立医学部志望でした。しかし、もともと文系科目が得意で理系科目が苦手という、医学部に向いてない人間でした。一年浪人すれば理系科目が伸びるだろうと考え、懸命に勉強を続けましたが理系科目が伸びず、何浪もするほど金銭的余裕もなく結局医学部を浪人してからの9月ぐらいに断念します。そしてから1ヶ月間ぐらいこれまでの勉強量への反動もあり、そして医師になるという大きな夢が消えてしまったからか1ヶ月ぐらい勉強が手につかない状態でした。そして10月になりこのままではまずいとなり、たまたま大学受験案内という各大学を紹介している本を手に取り読んでいるとICUを見つけました。ICUでは二年次の終わりに専攻(メジャー)を選択でき、文理の壁を超えた自分の学びたいことを幅広く学べるリベラルアーツ教育を行っていると知りました。その時これは夢破れ、情熱を失った自分にとって合っているのではないかと直感しました。そして大学のパンフレットを取り寄せ大学のホームページを見てICUについて知れば知るほど好きになっていきました。ICUの過去問を中心に読書もしつつ勉強を進めていきました。今のところ公共政策メジャーを考えています。

6.ICUに期待するところ(もしくは入学して感じたこと)

ICUの授業は、まず一年の間はEnglish for Liberal Arts(ELA)を履修することになっています。(日本語が母国語ではない学生はJLPという日本語教育プログラムを履修します)ELAの課題はストリームという英語習熟度別のクラス分けにもよりますが、大学生の勉強としては量において大変だと思います。他にもいくつか制約があるものの、取りたい科目を文理関係なく取ることができこれはICUのメリットかなと思います。

ICUのキャンパスは緑がいっぱいの都会の喧騒とはかけ離れた過ごしやすい場所です。勉強したい人には少人数授業やディスカッションが多い講義は恵まれた環境だと思います。そこまで勉強したくない人でもELAは大変かもしれませんが自分の英語力がついてくるのが実感できるので英語にビビらなくなると思います。あと本当にいろんなバックグラウンドを持つ生徒が多く、日々刺激的な日々を送っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私は格差や差別、偏見によって生きづらさを感じている人を減らしたいと考えます。高校時代、地元の人々の健康に貢献したいと思い医師を志していました。しかし、浪人し「やりたいことは何か」と自分に問い、自分と向き合う中で地方創生政策を既存の見方とは異なる視点で学びたいと強く思うようになりました。そのためには常識や既成概念に囚われず、国際的視野で考え、分野横断型の知性が必要と考えます。貴学の理系・文系の垣根を超えたリベラルアーツ教育、少人数教育、留学経験こそ私の礎になると確信しています。社会の不条理に苦しんでいる人々に寄り添い、より良い社会を目指し未来を切り拓いて生きたいと思います。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は中学から、新聞を読むのが習慣になり、社会に対する問題意識が芽生えました。特に、日本の少子高齢化に伴う社会保障制度とその財政維持の問題について、現状の政策では限界があると考えます。高校では医療ゼミに所属し、日本の介護保険制度を他国の制度と比較検討することで、その問題点を発表しました。私は貴学で政治学・経済学・社会学が複雑に絡み合う少子高齢化問題の解決策を模索していきたいと考えます。私は二年次までに幅広い知識や考え方を身につけ、諸活動を通して見識を深めた上で公共政策学を学びたいと考えます。私は中学、高校で多くの科目を学習し、科目間の結び付きを発見することで視野が広がりました。貴学のリベラルアーツ教育でさらに自分の可能性広げ、新たなことに挑戦していきたいです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校の部活について書きました。

a. 人文・社会科学

オンレクで過去問を解いていきました。
過去問を参考に本を読むといいと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクの演習をしました
講義は要点を押さえてメモするようにしましょう

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

本番は聞き取りづらかったので対策は入念にした方がいいと思います

<リーディング>

時間がない中でどれだけ点が取れるかが試されていると思います

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

過去問をやりまくってください

8. 最後に一言

私は紆余曲折の末ICUに合格しました。ICUには多様性を受け入れる学風があり、いろんな人が一つのキャンパスで学んでいます。ICUはユニークな入試なので楽しんで勉強することが合格の鍵かなと思います。

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

牛乳

<プロフィール>

高校は中高一貫の私立でした。(自称進学校というやつです。)
現役時は旧帝大の一つに落ちて、浪人しているときは河合塾に通っていました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会得点 = 7割
総合教養得点 = 7割
英語リスニング得点 = 6,7割
英語リーディング得点 = 6,7割

(センター得点 参考)
英語 169
リスニング 46
数1A 85
数2A 73
国語 175
物理基礎 46
化学基礎 40
日本史  85
倫理政経 65

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役時は特にやりたいこともなく、模試の結果や偏差値だけで大学を決めていました。そのため、高3の途中で精神的につぶれてしまいました。浪人覚悟で第一志望の大学はかたくなに譲らず、予想通り落ちました。
浪人して予備校に通い始めました。予備校では文系の中で一番上のクラスにいました。このクラスは旧帝大クラス、またはそれに準ずる難易度の大学に合格する人が属していたのですが、通って2,3か月で違和感を覚えました。なんとなく、大学に入ればこういう人たちと通うんだなーと考え始めると、自分の期待していたものとは違うような気がしてきました。みんな真面目だし、他のクラスに比べれば、人のうわさをほとんど言わない人が多かったのですが、私にはどこか合わないそんな気がして、ますますモチベーションがなくなっていきました。
そんな時に父がICUを紹介してくれました。知れば知るほどICUに惹かれていきましたが、東京に住んでいなかったので少し迷いました。そのころ、第一志望にしていた大学の二次試験の模試で数学が大コケしたことをきっかけに、きっぱりとICU一本に決めました。

6.ICUに期待するところ

勉強したいことはまだやんわりとしか決めていないので、ICUでいろいろな授業を受けながら進む道を決めたいと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私が貴大学を志望する理由は、私が大学生活における目標として掲げている「より多角的な視点を持つこと」を達成するに最も適した大学だからです。私は高校生の時アメリカに留学し、現地の高校生の政治への関心の高さに驚きました。日本人の政治への関心が低さを頭ではわかっているつもりになっていたからです。自分の視野の狭さに失望し、住み慣れた日本で身近な人とだけ交流していた現状では何も変わらないと考え、海外の大学への進学も考えましたが、費用の関係から断念しました。そんな時に貴大学を知り、様々な背景をもつ学生や教員と出会い、少人数制で密な時間を過ごすことが出来る貴大学の環境が私にとって最も理想的だと感じました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は心理学と経営学の両方を学びたいです。私は、幼いころから友人との関係が上手くいかず、その原因もわからず、悩むことが多かったです。高校生活を経て、様々な人と対話を繰り返す中で、自分は人を友人だと認める範囲が狭かった為に必要以上に人とのコミュニケーションを取ることを避けてきたことが悩みの原因であることに気が付きました。高校を卒業後、自分自身を見つめ直す時間が出来、私はなぜそのような考えに至りわざわざ自分を苦しめる状況を作り出してしまったのかを考えていました。そのような中で心理学に興味を持ちました。どうすれば人間関係がうまくいくのかを心の側面から研究し、それを人との交わりが避けられない会社の経営に適用することで、社会で働く人々の助けとなるような研究がしたいです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私の得意とすることは、絵を描くことです。高校では美術部に所属していました。文化祭で開かれる絵の展示会で、自分の絵の感想を聞いて、想像もできない感想が返ってくる瞬間が好きです。絵を通じた対話によって生まれる新たな創造が観客と作者の両方の心を豊かにする点で最も絵に魅力を感じています。現在は、人が手に取って思わず想像力を膨らませたくなるような奥行きのある絵を描くことを目標としています。

a. 人文・社会科学

人文・社会科学を選択しました。
とにかく過去問を解きました。(15回分は解いたと思います。)一年間予備校で国語の二次力を伸ばしていたことが良い方向へと導いてくれたと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

人文・社会科学とあまり変わらないと思います。
オンレクの過去問を解いて慣れておきました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

幼稚園の頃、インターナショナルスクールに通っており、リスニングは得意なのでここで点数を稼ぐ作戦でした。
過去問を解きながらあとはz会が出しているTOEFL IBTのテキストを半分くらいこなしました。

初めて過去問を解いた(2017年のもの)時は平均点しか取れませんでしたが(11月末)、1週間弱z会のテキストを進めるとオンレクの偏差値62以上とれるようになりました。
ここから、伸びが悪かったので、自分の「日本語で理解するリスニング法」を見直し「言葉を介さないリスニング法」へと変えました。(参考にしたサイトhttps://mysuki.jp/listening-study-105)1,2問は多くとけるようになりました。

私の解き方は1必要最低限しかメモしない
2問題の先読み
この二つを心掛けました。
1に関して。数字など覚えてられないようなものしかメモしませんでした。数字といっても、問題を先読みして数字が一切出てこないとわかる(問題文中に数字が見えない)と数字すらメモしませんでした。なぜなら、書きながら聞くが私には難しかったです。長い単語は時間がかかるし、日本語でメモを取ると脳が一瞬、日本語に切り替わってしまうからです。
2に関して。問題文中には難しいキーフレーズなどが親切に書き込まれているので、知らない単語でも読み方を予測し、リスニングで拾えるようにしました。また、問題文から全体像をつかむだけで格段に聞きやすくなりましす。(時間がないので選択肢は読みませんでした)

リスニング当日に気づいたこと。
1ページのめくり方を指示されるので、次のパートの先読みができない。パートの問題説明中(例「このパートでは四つの選択肢から、、、」)も次のパートに進むことが許されないので、特にパートの一問目の先読みに必死でした。
2音質。このことを合格体験記に書いていらっしゃる方は他にもいたので心構えしていましたが、音質が悪いというより、一部の話者と機材との相性が悪いと感じられました。2018年パート3の第三問を担当していらした方が2019年にもう一度パート3で登場しましたが、この方が最も相性が悪いように感じられました。
なので、リスニングに自信のあった私でも2個くらいは当て勘でマークしました。リスニング苦手な方はパート3の各講義はそれぞれ2,3点取れれば十分ではないかと思いました。(得意な方も苦手な方もパート1、パート2で稼ぐことをお勧めします)

<リーディング>

オンレクの偏差値は、良い時は60悪い時は50弱という感じで波があったのですが、時間がなかったため人文・社会科学のために時間を削りました。
解いた後は音読を繰り返していました。

8. 最後に一言

私は見かけによらずメンタルが弱いです。ですが、ICUという目標を掲げてから大きく心が折れることはありませんでした。(もちろん、過去問がうまくいかずうじうじしたり、現役で受かった恋人に当たり散らしたりしましたが、、、)
机に座れない、ペンを持つだけで涙がこぼれる、そんなときは多分、明確に目標が定まっていないのではないでしょうか。第一志望の大学はもう決まっているとかそういうことではなくて、心の芯がぶれているのではないかと思います。
どんなに模試に心を踏みにじられて、誰かに何かを言われて心がしゅんとなっても、目標や夢、めざしたい道があれば、すぐではなくても、ぼろぼろの心のままでも立ち直れます。
立ち直れないときは自分が何をしたいのか、何を本当は望んでいるのかを考える良い機会だと思います。
私は考え悩んだ結果、ICUへたどり着きました。
来年、開催される高校の同窓会にはまだ行けません。1年浪人して自分と向き合い、母や恋人に高3の頃に比べずいぶん成長したと言われた私ですが、まだ高3の頃を思い出し、教室に通うことを考えただけで涙がこぼれます。学ぶことが好きな私にとって、受験のためだけに勉強する、これがとても辛かったです。しかし、今の私はICUに落ちて全く視野になかった大学へ行くことになっても充実した大学生活を送れると確信できます。万事塞翁が馬などと簡単に済ませたくありませんが、私にとって心が折れ、浪人したことはラッキーでした。
薄暗い部屋の中が心地いいと感じるほどに疲れているみなさんへ、あなただけの道を模索してください。

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ぴんく

<プロフィール>

一浪・女子

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

自然科学得点 = 9割
総合教養得点 = 7.5割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 8.5~9割

(センター得点 参考)
倫政 88
国163
英 192
数 85/90
理 90/84

4.併願校

京大・工
早稲田・理工
中央・理工

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校に案内が来ているのをみて、面白い大学だなあ、と思いました。私は理系ですが受験勉強をしていくなかで文系科目のほうに楽しさを覚えてしまっていたのでICUで文系のメジャーを勉強していくのもアリかなと思って受けました。

6.ICUに期待するところ

英語を学ぶというより、英語で学んでみたいな、と思っています。ある程度何でも勉強できる大学だと思うので、ICUで学ぶならじっくり時間をかけてメジャーを決めたいなと思います。興味の幅を狭めないようにしたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私は理系選択ではありますが、高校時代は社会研究の活動を自主的に行うなど、社会科学にも、自然科学と同じくらいの興味をもっています。私は高校時代に学んだ理系の知識を活かしながら、理系文系の枠にとらわれない学びをしたいと思っており、ICUでならそれが出来ると思い志望しました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

現時点で興味を特にもっているのは物理学と社会学のメジャーです。物理が得意なので大学ではもっと深く物理を勉強してみたいという気持ちがあります。また、社会問題にも関心があるので、社会科学系の講義も取りたいです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私はこれまでに部活の部長やクラス委員など人前に立つ機会を多く持ってきましたので、大人数をまとめていく能力に自信があります。

a. 人文・社会科学

人文社会科学または自然科学 = 自然科学選択です。過去問を2年分といて、数学と化学で受けることを予め決めました。(自分的にはこの2つが解きやすかった) それ以外は第一志望の国立の対策が忙しくてほとんど何もしてません。当日7時に会場に行って、数学の計算に慣れておき、化学は教科書を再読して基礎を確認しただけですが、ほかに思いつく対策もありませんでした。知識より考え方とか読解力が必要だと思ったので、国立等、理科の問題でリード文が長い大学の対策をしている方など、普段からリード文が長い問題に慣れている方が有利かなと。

b. 総合教養(ATLAS)

事前にどのような問題か目を通しておくとよいと思いました。ただ、倫政選択で哲学チックな文を読むのに抵抗がなかったのは有利でした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

甘く見ていたら当日全く聞き取れず、大パニックに陥りました。センターのリスニングは模試等でも一ミス程度だったので油断してしまい、センター後リスニングをほぼ勉強していなかったのは失敗でした。過去問もあまり手をつけてないです…。リスニングは毎日やるべきです…

<リーディング>

難しい、難しい、と先生から言われていたので戦々恐々としていたのですが、京大の対策を行っていたこともあってか、自分的には恐れるほどの難しさは感じませんでした。というか問いが直球で解きやすかったです。ICUの英語は、早稲田とかのより、"うん、解いてる!"という実感があって好きでした。(うまく言えない)

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私はICUを受けるのを12月に決めましたが、理系でも国語や社会の勉強をそれなりにやっていたことで総合力というか教養力には自信があって、合格するだろうという自信はありました。ただ、やはり形式に慣れるのは大事なので、もう少し(5年分とか)過去問演習をしておけば当日あまり焦らずに済んだのかなあとも思います。

英語もストレートに力を問うていると感じたし、自然科学もリード文を丁寧に読めば素直な問題なので、基礎を固めることが即ちICU対策になるのではないかなと思います。総合教養は………過去問云々より文系でも理科基礎頑張るとか、理系でも地歴公民頑張るとか、そういうこと(苦手でも逃げずに全科目頑張る)が効いてくるはずです。

8. 最後に一言

ICUの問題は解いていてとてもワクワクしました。皆さんにも楽しみながら解いてほしいなと思います。ガンバレ!

・追加の質問

(1.数学および理科の受験勉強をどのようにしたか教えてください)

1.数学の対策で主に使った参考書は、大学への数学1対1対応の演習、新数学スタンダード演習、国立大と私大の過去問集です。(志望校でなくても慣れるために色んなレベルのものを解きました)手を広げすぎて身につかないのが1番怖かったので、恐らく5回以上は同じ問題を解きました。
私は数学が大の苦手だったのであまり難しい参考書には手をつけず、とりあえずみんなが取れる問題を確実に取り、あとは他の教科(英語や理科)でカバーしようと考えていました。ただICUの数学は面白くて科目の中で1番好きで、本番も1番感触が良かったです。

化学は得意なほうでした。使ったのは、化学の新演習と、過去問(25か年)です。模試などを受けて演習量が不足しているなと思った分野(有機分野など)は重要問題集も使いました。しかし化学に大きな不安がなかったこともあって直前期に勉強時間が極端に減ってしまい、センターで大失敗してしまいました。凄く落ち込みましたが、ICUからスタートする私大入試までの期間に反省を生かして教科書に戻り、基礎を積み直しました。間に合ってよかった…

物理は重要問題集、過去問(25か年)を使いました。物理は元々凄く苦手で問題を見ただけで気分が悪くなるほどだったのですが、物理入門という参考書を片手に公式の導出(微分方程式を自分で立てて解くなど)をしてみたり模試の復習を繰り返したりしていたら、いつの間にか得意科目になっていました。苦手を克服するのは苦しい作業でしたが、物理は演習量というより理解の深さだと思ったので、出会った問題一題一題を研究することを心がけていました。特に物理はパターン暗記だけではICU入試の突破は難しいと思います。

(2.国立志望だと勉強時間のバランスが難しかったと思いますが、勉強時間
はどの教科にどれくらい割合で費やしたか教えてください)

2.科目間バランスは最大の課題でした。最低限2日に一回は各科目に触れました。結局最後までバランスは偏ってしまいましたが、苦手克服には必要でした。
時間的には、英語1.5、数学3、化学1.5、物理2.5、国語1、社会0.5という感じです。私大入試の2日前からはその大学で使う科目のみに絞って勉強し、志望校に合わせた頭を作っていました。

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Chawk Artist

<プロフィール>

奈良県立郡山高校を卒業後、1浪して国立大学の併願校としてICUを受験しました。
浪人時は個別指導塾に週1回だけ通って学習方針を相談しつつ、その他の時間はほとんど自宅で勉強して過ごしました。趣味は映画鑑賞で、数えてみると浪人中に70本の映画を観ていました。
高校時代はきつい運動部1つに入る代わりに面白そうな文化部5つ(美術部、写真部、天文部、生物部、ESC)に所属していました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会得点 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 2割
英語リーディング得点 = 8割

(センター得点 参考)
合計790/900
英語筆記 192
リスニング 48
数学IA 84
数学IIB 81
国語 187
物理基礎 50
化学基礎 46
地理B 70
倫政 80

4.併願校

国公立前期:名古屋大学 情報学部 人間社会情報学科
国公立後期:筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類

センター利用:
早稲田大学 人間科学部 健康福祉学科
明治大学 情報コミュニケーション学部,国際日本学部
中央大学 国際情報学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

役のときは理系のクラスに在籍していたのですが、どうしても数学が得意になれず、名古屋大学の理系数学に全く歯が立たず不合格になって以来純粋な理系としての未来に自信が持てなくなってしまったので、併願していた東京理科大学の入学を思い切って辞退して文転しました。その後、文系の受験校を探す過程でICUを見つけました。

6.ICUに期待するところ

文理の垣根を超えた勉強ができるので楽しみです。英語力も高める環境があると期待しています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私の大学選びの4条件に合致したからです。【1.文理融合】私は理系クラスの生徒でした。しかし文系の学問にも興味があるので、文理融合学部で幅広く学びたいと思います。【2.英語力を大幅に伸ばせる】英語に興味があります。浪人決定を機に英会話を始め、現在は英検1級を目指しています。【3.大都市にある】地方や郊外の大学は機会損失が大きいと思います。【4.本当に進学したいと思える大学】昨年度、第一志望校に不合格となりましたが、やはり自分の気持ちに嘘をついてはならないと思い、充分に検討せずに選んだ滑り止めの大学への入学を辞退しました。その後、大学選びを一からやり直し、ICUを志望することを決意しました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

IT系の勉強が面白そうだと思います。しかし、本当にそれが自分に適しているかは分からないので、まずは偏見を排して文系の学問も理系の学問も幅広く試して、それから自分に適した学問を見つけたいと思います。様々な学問に挑戦できるところがICUの良い所だと思うので、それを十分に活用したいと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

絵を描くことが得意で、中高は美術部等に所属していました。高校ではユニークな顧問のもと、美術部の一員として様々な経験をしました。その中でも特に、”黒板アート”と呼ばれる大規模なチョークアート制作に取り組んだことが思い出深いです。(https://withnews.jp/article/f0161227000qq000000000000000W05e10101qq000014317A

a. 人文・社会科学

人文・社会科学について。センター試験用に倫理・政治経済を学んでいたので、それをそのまま生かすことができました。しかし、体感では歴史科目で学ぶ知識なんだろうなという出題が多かったので、これから社会の科目選択をする方は、特にこだわりがないのであれば倫政より日本史または世界史を選択するのが良いと思います。また、知識以外で意識したことは、当たり前かもしれませんが、1段落を読み終える毎に設問を確認し、その範囲に該当する設問を解くことです。

b. 総合教養(ATLAS)

講義用のメモ用紙には、講義の内容に沿って何に注目すれば良いかがある程度書いてあったので助かりました。隣の人が講義のリスニング中にずっとメモを取っていたのですが、全部をメモ用紙に書き切ろうと考えるより、大事だと思うポイントだけを抜き出して、そのほかの時間はしっかり講義を理解することに努めた方が効率的だと思いました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

高校でESCに所属してALTが話すのを聞いていたくらいです。
高校3年生のときに受験したTOEICのリスニングで8割ほど得点できていたので、過去問を3年分ほど解いたほかには対策はしませんでした。過去問は7割以上は取れていたのですが、本番のテストでは前半も満足に出来ず、後半は全くと言って良いほど太刀打ちできませんでした。音質があまり良くなかったことと、話者の声の不明瞭さとその速さ(普段より速い気がしました)で圧倒されてしまいました。

<リーディング>

語数が多く、1,2問は解ききれませんでした。しかし、その数問を解くために自分のペースを崩すより、解ける問題を確実に取っていくことが大事だと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

スタディサプリの英文法の講義はとても役に立つと思います。英文法を、暗記ではなく理解させてくれるので、負担も小さく効率も良いです。ネクステージなどの文法問題集は全くやりませんでしたがICUやセンター試験,国公立大学の2次試験を受験するのには問題ありませんでした。あのような参考書で細々したことを暗記するのは全くの時間の無駄です。

8. 最後に一言

寮の申込みについて。寮に入ることを希望する人は入試合格後に入寮申込みフォームに記入しなければならないのですが、その中に「第一希望の寮を選択した理由」を書く欄があります。
ICUには寮が沢山あって、新し目の寮などは違いが分かりにくかったので、どのような観点で選択すべきかICUに質問したところ、寮費の違い、個室かどうかの違い、施設(シャワーなのか、大風呂なのか)、建物の古さ、管理人さんの常駐、人数、寮の伝統を各寮の案内や「寮紹介」の文章から感じ取ってほしいという返事をいただきました。

・追加の質問

(仮面浪人しなかった理由とその感想、および、予備校には通わずに自宅で
勉強した理由とその感想を教えてください)

二兎を追う者は一兎をも得ず、と思ったからです。慣れない場所での一人暮らしをしながら理系の学生生活を送るというだけでも大変そうなのに、さらに受験勉強を満足にできるとは思えませんでした。そのまま東京R大学に入ってしまえば、なんだかんだ馴染んで安住してしまうか、逆に、やっぱりここは好きになれないから退学してもう一度やりなおそう、となるかのどちらかだろうと思いました。
進路選択を迫られた当時の自分には、大変失礼ながら「東京R大学は第一志望校に落ちた人が妥協して滑り止まる場所」というイメージがありました。志望していた段階ではMARCHや関関同立よりも輝いて見えたのに、いざ進学するかとなった瞬間に色あせてしまったのです。

結果的に入学辞退の選択は正解だったと思います。理系科目がそれほど得意ではなかったために文転したということも要因として挙げられるかもしれませんが、センター試験の得点は713点から790点まで向上し、大学別模試でもE判定から始めて学科別順位2位を取るレベルになりました。やれば伸びるものだと思いました。
もう一つこの選択をしたのが正解だったと思える理由が、滑り止めの大学に進んだ友達がセンター試験前になって「もう一度やりなおしたいなあ」と口々に言い出したことです。それを聞いたとき、やはり未練は簡単には断ち切れないのだと思いました。

予備校に通わなかったのは、一つには文系ならば予備校に通わなくても自習で事足りると考えたからで、もう一つ切実なのが、過敏性腸症候群(IBS)という症状のせいでしばしばお腹の調子が悪くなってしまうからです。ご飯を食べた後などはお腹にガスが溜まってゴロゴロいいだすので、長時間の拘束を伴う授業は精神的に良くないと考えました。この症状のせいで、中高生時代もかなりの時間を無駄なストレスにさらされながら過ごしました。そのため、浪人する際には集団授業スタイルの予備校は選択肢から外して、自宅学習が可能な自習中心の形態の塾を選びました。

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

grape

<プロフィール>

予備校なし。
TOEFL対策の時だけ予備校に行っていました。
バドミントン・茶道部

2. 受験形態

一般入試 B方式

3.予想得点

(B方式)
総合教養得点 = 8~9割

(A方式 参考)
自然科学得点 = 4割 A方式の敗因です。。。
総合教養得点 = 8~9割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 6~7割

4.併願校

立教 国際経営
成蹊 経営/情報

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

リベラルアーツ・少人数制のディスカッション中心の授業

6.ICUに期待するところ

願書の志望理由に書いた内容と同じです

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私は色々なことに興味を持ち、次々と学びたいことが湧いてくる。また理想の自分になるために文理問わず学びたい私にとって、ICUのリベラルアーツ教育は最適である。ICUでは興味のあるメジャーを複数専攻できるので、他ではできないメジャーの組み合わせによる新たな発見ができると考えている。また、ある大学の模擬講義に参加した際、教授からの一方方向の授業スタイルで自分の意見を言う機会はなく、もどかしく思ったことがあった。ICUでは誰もが活発に意見を出し合う少人数制の授業が中心ということで、とても魅力を感じている。関心の方向性が違う人とも授業を共有することで自分の興味が新たな分野に広がるのことも期待している。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は日常生活や経験を通して問題発見し、解決していける人になりたいと思っている。我々が今後向き合うべき問題の多くは様々な要因が複雑に絡み合っているため、文系理系という概念に捉われない幅広い知識を身につけ、物事をより多面的に見る力が必要だと考えている。どんな問題に立ち向かう時も、孤立した深い知識よりも色々なことの関連付けを可能にする幅広い知識がまずは必要だと思う。具体的な学習プランを立てつつ、ICUの自由な学びの場を利用して広く学んでいこうと考えている。また、ICUのディスカッション中心の授業で自分とは異なる価値観に触れることを通して、様々な分野の人と協働する力を身につけたいと考える。これらの力を身につけ、世界に貢献していきたい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なっていることを述べてください。>

私は問題発見とともに解決策を考え、実際に行動することを得意としている。
という書き出しで始め、学校の体育祭の創作ダンスをきっかけにアプリ開発を始めたことなどを書きました

(ICU 一般入試 B 方式)

<一次試験:>

・総合教養(ATLAS)

オンレクにあるものを練習として使っていました。
形式・時間配分になれるのにとても役立ちました。

知識を落とすと不安になりますが、きちんと日本語を読み、現代文的に読んでいけばできると思います。読解力が鍵です。

・英語成績書類:
TOEFLの得点:79

(その他アドバイス)

入試では1科目ずつの切り替えがとっても大切です。
私は休み時間大好きなお笑いを聞いてました。
A方式の自然科学は数学では焦りを感じてしまい、いつも通り解く事ができなかったのですが、休み時間に切り替えができたことで、自然科学を引っ張らずにATLASで良い点を取ることができ、B方式で合格できたのだと思います。

(最後に一言)

AO入試でも落ち、一般入試のA方式でも不合格でしたが、予想外のB方式で受かりました。TOEFLの得点が79点で出願最低点だったので、B方式で1次通るならA方式で受かると思っていました。

しかし蓋を開けて見たらB方式の1次のみ合格でした。これは驚きました。それと同時に、2次の面接で自分のICUへの愛と入りたい気持ちを直接伝えられる!そう確信して全力で挑みました。思いは届きます。ICUに入りたいという思いがあるなら、諦めないで頑張ってください^^ 応援しています!

 

・追加の質問

(B方式二次試験の様子を教えてください 集合時間、場所、面接官の人数や様子、聞かれた内容、面接時間など)

<二次試験 面接>

集合場所は帰国生入試の人と同じ場所でした。

(今年度のの集合場所や時間)
・集合時間 9:30 …私は9:30 でしたが、11:10集合の人もいたようです
・集合場所 本館2階
・試験会場 本館2階

集合場所から試験室までは係の生徒が案内してくれます

会場の部屋の名前の位置があっているかは自信ありませんがこんな感じでした。
面接室のドアは付き添いの生徒の方が開けてくれました。

面接官2人、受験生1人
面接時間20分

 

・一次合格者数予想
集合時間 9:30  24人 (多分確実)一部屋につき3人の受験生がが順番に入れ替わり1人ずつ面接実施、8部屋ありました。
集合時間11:10  正確な人数はわかりませんが、24人より少ないことはわかりました。
そうなると、77人中1次審査を通った人は40人前後なのかな、と思いました。

・質問内容
なぜB方式に出願したのか
ICUで何を学びたいか
関心・興味のある問題は?
日本で人種差別的なものを感じたことはあるか
日本でヘイトスピーチの例といったらどんなのが思いつくか
ICU or 私たち(面接官)への質問どうぞ 🙂
部活の話(調査書より)

箇条書きで質問をあげましたが、実際には私の答えた答えによって少し話が広がったりしました。全体としては質問事項を事前に提出した願書、調査書等から決めてあることが感じられました。

・全体を通して
面接は楽しい空気を出してくれていて、面接官も一生懸命私たちの本性、普段の様子を出してくれようとするのが感じられました。なので過度の緊張は本来の?分を殺してしまい、もったいないです。適度な緊張で自分らしく 🙂
自分の伝えたいことは的確に伝える。論点整理!
相手と会話のキャッチボールができるように意識!
練習は、毎度毎度新鮮な気持ちと面接を楽しもうという気持ちを忘れずに。丸暗記で話すのは良くありませんが、たくさん練習することには絶対意味があります。ICU に行きたいという気持ちを持って練習していれば、本番で思いが伝わります 🙂
TOEFL(IELTS)の得点は最低点でも十分可能性はあります。(私がそうでした)諦めずに頑張ってください!!

 

 

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

いぬぴ

<プロフィール>

都立高校出身で、二年の八月から三年の七月まで東京都のプログラムで留学をしていました。
留学前は弓道部に入っていて、週のほとんどを部活で過ごしていました。留学前の夏休みもほとんど部活で、あまり勉強をしない日々を過ごしていました。国語は得意でしたが、英語は正直苦手で自分でも留学するのが不思議なくらいでした。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会得点 = 8-8.5
総合教養得点 = 7.5
英語リスニング得点 = 5
英語リーディング得点 = 5.5
(センター得点)
英語R184
L50
国語176
日本史80

4.併願校

上智文、法
早稲田文、文構
青学法
立教文
津田塾総合政策

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

三年の夏、秋に色々な学校のオープンキャンパスに行き、その時にICUも見て、視野に入れた。
その後、過去問を解くと、人文の問題がとても面白かったので、志望度が高まった。
あとは自分の直感です。

6.ICUに期待するところ

リベラルアーツプログラムをとても推進している大学なので、様々な学びたい分野を学べること。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

留学から帰ってきてICUのオープンキャンパスに訪れた際に国際色豊かな大学のカラーにひかれた。
様々なジャンルの学問を学びたいから。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は児童文学の小説家になりたいと思っていて、ICUのリベラルアーツプログラムなら小説を書く際に必要な幅広い知識や経験が得られると思ったため。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

弓道部で、留学前までほぼ毎日のように仲間と切磋琢磨して練習した。

a. 人文・社会科学

人文社会の過去問はとにかく面白くて、解くのが大好きでした。
昔から読書が好きだったので、あまり苦しまずに対策していました。
人文社会は他大学と傾向が異なるので、初めは点が取れないかもしれませんが、解けば解くほど点を取れるようになる科目だと思います。社会系の科目を現代文で包んだ感じなので、本を読むことが一番対策になると思います。

b. 総合教養(ATLAS)

恥ずかしながら受験の直前までICU 専門の塾があるなど知らず、赤本のみでの対策でした。赤本にこの科目は全文掲載されておらず、ICUのホームページでも一年分の音声しか掲載していなかったため、対策が手薄の実感はありました。試験当日に初めて完全に解いたとき、理系科目の問題が想像より多かったことに少し動揺しました。理系科目の割合は全体の4分の1くらいだったと思います。その他は現代文のようなテイストで、個人的には人文社会と似ていると思いました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

英語のリスニングは、始まりがいきなりだったのと、想像以上に音声が早く、小さいことで、かなり動揺しました。リスニングは留学帰りということもあり、得意だったためTOEFLかIELTSか何かの教材を聞き流していましたが、実際はそれよりも速いです。また、リスニングからそのままリーディングに入るので、リスニングでテンポを崩すと動揺が抜け切らないままリーディングを始めることになるので、強い精神力が必要だと思います。

<リーディング>

リーディングはとにかく時間がありません。他大学なら英語は普通80,90分ありますが、ICUは60分でこなさなければなりません。逆に言えばICUの英語に慣れれば、他大学の英語はかなり時間の余裕ができます。対策は、時間配分をしっかりと決めることが大切だと思います。私は文法問題よりも読解が得意だったので、最後の文法問題の長文は五分で解くと割り切って、残りは全て読解に使いました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

よく言われることですが、ICUの机は狭いタブレット型です。そのためマークシートもロト6の用紙のような形で、落としやすいし、マークミスをしやすいです。私の隣の人も実際に試験中にマークシートを落としていました。
全体的な勉強法としては、受験勉強だけでなく、様々なことに興味を持つことが大切だと思います。

8. 最後に一言

ICUを第一希望と決めた時期は遅かったですが、それまでの読書や、留学など、様々な経験が無ければ志望すらできなかった大学だと思います。本当に合格出来て嬉しいし、これからの大学生活が楽しみです。

・追加の質問

(英語リーディングの時間配分と解いた順番を教えて下さい。また、Part 2の空所補充を5分で解くために工夫していた事があったら教えて下さい)

英語を解く順番はPart 1の1番目から順に解いていきました。時間配分は、最後のPart 2を解くための五分を残す以外はあまり考えていませんでしたが、大体1つの長文が15-18分くらいで解き終わるようにしていたと思います。

Part 2の空欄補充は、まず全体的に流し読みして主題をとり、そのあとに空欄の前後をきちんと読んで解きました。また、5分しか配分をしていなかったので、わからない問題はすぐ飛ばして分かるところから空欄を埋めていく工夫もしました。

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

dolce

<プロフィール>

国立大学付属高校出身

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会得点 = 8~9割
総合教養得点 = 8~9割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 7~8割

4.併願校

・慶應義塾大学 総合政策学部
・慶應義塾大学 環境情報学部
ICUが第一志望で一番早い日程だったため受験していません。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

他の大学とは一味違うリベラルアーツや国際性に興味を持ち、HPを見たりオープンキャンパスに行ったりしたことでさらにICUに惹かれました。

6.ICUに期待するところ

ELAを通してアカデミックな英語を学べること、多様なバックグラウンドを持つ仲間と出会えることを楽しみにしています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

価値観や個々人の背景の多様性に富んだ刺激的な環境で学び、柔軟な視点を身につけたい。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

国際関係や文化、社会学を複合的に学びたい。

a. 人文・社会科学

人文社会科学を選択しました。2019年度入試の問題は現代文の読解的要素が多くなっていると感じました。
(1)問題文を読む
(2)大まかに文章の内容を把握する
(3)文章の中で問われている細かいところを確認しながら問題を解く
という順で本番は解いていきました。人文社会科学は時間に余裕がありそうだったので、丁寧に問題を解くことを意識しました。
現代文用の対策はせず、オンレクで大量の過去問を解いていくうちに読解力がついていったように感じます。
高校3年間を通して現代社会、世界史、地理、倫理、政治経済と幅広い社会系科目をとっていたのもプラスに働きました。

b. 総合教養(ATLAS)

リスニング問題では細かいところは問われなかったのですが、私は講義全てをメモするつもりでやっていたので本番では手が疲れてしまいました…聞いて理解することに集中し、忘れないようにメモするというやり方でもよかったなと少し反省しています。
学校が国立大学受験用のカリキュラムだったので、文系でしたが3年次まで数学や理科の授業をとっていました。そのため、パート4の自然科学の問題はすべて正解するつもりで解きました。今年のパート4の問題は思考力を問うようなものが多かったのも良かったです。その結果、実際の入試でも総合教養が得点源になったのではないかと思っています。
c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ICUのリスニングはハイレベルで、リスニングがあまり得意ではない私にはICU入試の中で最も苦手な科目でした。耳を英語に慣らすことを目的とし、毎日1時間洋画や海外ドラマを見るようにしていました。リスニングに対する苦手意識を払拭し英語に特徴的な省略形や弱形を聞き取れるようにするのに効果的でした。また、過去問を30年分すべて解き、問題演習とするとともに2008~2018年の10年分はシャドーイングまでやりました。1.5倍速で聞いても内容を理解できるまで繰り返しました。入試本番では、やはりスピードについていけず聞き取れない部分が多かったので戸惑いましたが、自分の聞き取れる所はすべて逃さないよう集中力を切らさず解ききることができました。

<リーディング>

TOEFLの問題集とオンレクの過去問で演習を繰り返しました。実際の試験時間よりも短い時間設定で解けるように練習しました。こちらも人文社会科学と同じく問題文を先に読むというやり方にしました。

8. 最後に一言

ICUにしか行きたくない!というほどICUに惚れ込んでいたので無事合格をいただけてとても嬉しいです。
地方からの受験かつ塾に通っていなかったため、自宅で好きな時間に勉強できるオンレクは非常にありがたかったです。
大量の過去問を解く中でだんだんと自分なりの解き方を確立し、自信を持って本番に臨むことができました。

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ニワカ

<プロフィール>

公立高校普通科→地方国立(理系)

大学を1年間休学し、進路を検討&受験勉強をしていました。

映画を見たり、散歩をしたり、武道をしたりしてます。

2. 受験形態

転編入本科

3.予想得点

人文社会得点 = 7-8割
総合教養得点 = 8-9割
英語リスニング得点 = 5-6割
英語リーディング得点 = 7-8割

4.併願校

転編入のためなし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

大学再入学を考えた時、ICUに入学した先輩から話を聞いたからです。
その先輩が楽しそうに通ってるので、いい学校なんだな~と思ったことがきっかけでした。

6.ICUに期待するところ

学際的な学習ができるとことろ。
先生方との距離が近いところ。
満員電車に乗らなくていけるところ。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

現在在籍している大学に入った動機、またそこからなぜICUに進学をしようと思ったのか、を書きました。
転編入だとここが一番大切だと思ったので、特に力を入れて書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

自分が前々から興味があった分野と、ICUで学べるキリスト教学をからめて書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

料理が得意であることと、なぜ得意なのかについて書きました。
字数が余ったので、趣味についても書いた気がします。

a. 人文・社会科学

オンレクの過去問は、推奨度(★の数)の順に解いていきました。(時間がなかったので)

世界史の勉強をしていました。
ICUに焦点を当てる勉強としては、古代ギリシャ~中世ヨーロッパを中心に、直前に総復習とかでいい気がします。
あとは倫理や政経の昔の参考書を出してざっと復習しました。

他の方も書いておられるかと思いますが、高校で学習した授業のうち実際に試験で出る範囲はごくわずかですので神経質になりすぎず、国公立の勉強の副次効果として成果が出ればいいな~ぐらいがちょうどいいと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクの過去問を中心に対策しました。
ミスなく解こうと思うより、知識を吸収しつつ、楽しんで解いた時にいい点数が出てました。

文系にとってはネックなPart4は理系にとってもネックで、ほとんど勉強してない物理の範囲がでたらしょうがない…と思っていました。時間があれば、物理基礎に出てくる公式の確認ぐらいしておけば良かったかもしれないです。
今年は得意な生物分野からの出題だったので、運が良かったです。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

オンレクの過去問を解きました。
年度が新しくなるごとに早く、長く、難しくなっているので、新しめの過去問(昨年とか、一昨年とか)をはじめの方に一度解き、こんなレベルか~と知っておいた方がよかったなーと思っています。直前になって焦ったので。

リスニングが一番取れない科目だったので、とにかく1回1回集中して解きました。
電車の中とかで聞き流しという感じではなく、毎日短時間でも集中して聞くことが一番だと思います。
長文はかなり大変ですが、話の筋がわかればいける問題も多いです。
本番だと緊張したり、聞こえが悪かったりで練習のようにはいかないので、実力を上げておいて損はないと思います。

<リーディング>

オンレクの過去問を解きまくりました。

最近の年度だと、長文パート(part1~3)が1つ増え、語彙パート(part4)の問題数が減っていました(しかし、文章は長くなるという…)。
長文パートは、(1)問題文を見る(2)partを読み終わったのち、該当の問題を解く という順でやっていましたが、自分でやりやすいのが一番だと思います。
リスニングと一緒で、話の筋がわかると解ける問題が多いと思います。
語彙パートは、オンレクの解説文にもありましたが、語彙の問題か文法の問題かを見極めることが大切かなと思いました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

以下参考書ではありませんが、もし時間があれば面白いので読んでみてください。
自分は時間がないにも関わらず読みましたが、試験直前のメンタル(あせり)的に余裕があるときor試験後の方がいいと思います…。

『世界史との対話(上)(中)(下)』小川幸司 地歴社
世界史が暗記中心で嫌になったときに読み物として読んでました。例えば教科書では1行しかでてこないソフォクレスの『オイディプス』についてストーリーから背景知識まで、数ページにまとまっています。話の流れ(展開の仕方)がICUの人文試験とかに少し似てるかも?

『生物と無生物のあいだ』福岡伸一 講談社現代新書
専門用語も多少出てきますが、それらを飛ばして読んでも面白いです。理系の本ですが、堅苦しくなくて読みやすく、興味が湧く本です。

『宇宙に命はあるのか』小野雅裕 SB新書
英語リーディング/リスニングで何年か話題に上がっていた地球外生命体についての本です。もとはWEBにコラムとして載っていたようで、知識がなくても読みやすいです。受験が終わった今は、宇宙兄弟を読み始めています。表紙的に。

8. 最後に一言

塾や予備校等には相手にされないであろう時期からの対策でしたので、オンレクなしには得なかった合格だと思います。解説のコラム的な部分がすごく好きで、励みになりました。
順当通りの進路から少しでも外れると、不安な気持ちになることがあるかもしれませんが、一度外れてしまえば気楽です。
あとには自分のやりたいことを、周りの目をかわしつつやる道があるので、転編入で迷ってる方はぜひ選択肢の一つに入れてみて欲しいです。

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ICU23

<プロフィール>

都内の私立高校に通っていました。人と比べても仕方がないですが、英語に関しては学年一位でした。ただ、世界史は大嫌いで、学力補習を食らっていました。受験期に入ってもなお、一切勉強をしていなかったのですが、「暗記科目だからやれば楽勝だろう。」と思い、夏休みから始めるも、間に合いそうもなかったので、9月に諦め(捨て)、それ以降は一切勉強しませんでした。(もっと言えば、古典、漢文も一切勉強しませんでした。恥ずかしながら。笑) 学ぶこと自体は好きなのですが、「テストのため」とか、「受験のため」に勉強すると言う考えが大嫌い、そんな感じで好きなようにやっていました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会得点 = 9割
総合教養得点 = 7割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

(センター得点 参考)
センター受験なし。

4.併願校

●青山学院大学 文学部 英米語学科 B方式
●慶応義塾大学 総合政策・環境情報学部
→ICUが一番始めだったので、結果としてICUしか受けませんでした。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

2年次にオープンキャンパスに参加したのをきっかけに興味を持ちました。

6.ICUに期待するところ

大学生活全部。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUを志望した最も大きな理由は、「外発的動機」ではなく、「内発的動機」に基づいて学びたいからです。私は、今まで英語の勉強を続けてきましたが、それは自らの英語への興味関心があったからこそできたことでした。つまり、「内発的動機」により勉強してきたのです。一方、典型的な受験勉強や予備校、高校の授業というのは、模擬試験の点数などの「外発的動機」のみに基づいた勉強でした。そのような勉強から脱却したいと思ったのと同時に、大学では、興味関心が向く方に学びたいと思いました。そのため、リベラルアーツ教育などを提供しているICUは、私が求めていた理想の環境、大学だと思い、志望しました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私はICUで、英語、フランス語、国際関係学、平和研究、国際人としての教養など、幅広く学びたいと考えています。それは、将来国連で働きたいという強い思いがあるからです。国連で働くには、語学力はもちろん、さまざまな知識や教養、コミュニケーション能力など、必要とされる能力は多岐に渡ります。そのため、学ぶ範囲をあまり限定せず、広範囲に学びたいです。また、学びを通して、批判的思考力や異文化理解力などを養いたいと思っています。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は英語で学ぶことが好きです。英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学んできたからこそ、英語力だけではなく、たくさんの知識を得られたと思っています。例えば、2018年に70周年を迎えた「世界人権宣言」に関する記事を見た12月には、Wikipediaを始めとして、NPRやTED-Ed、国連のホームページなどさまざまなメディアを通して、英語力のみならず、「世界人権宣言」に対する理解を得ました。

a. 人文・社会科学

(1)読書(池上彰の本を何冊か、『大学受験のための教養講座』、『謎解き 聖書物語』など)
→ちくまプリマー新書は読みやすい。興味のある本を読むのが一番だと思います。

(2)社説
→朝日の社説をネットで探して印刷し、読書と同じ要領でたまに読んでました。

・やり方:(1)も(2)も同じく、知らない表現をいちいち調べ、読み進めていました。夏頃から始めてましたが、早ければ早いほどいいと思います。

(3)過去問

b. 総合教養(ATLAS)

上記の(1)と(2)を人文・社会科学の対策と兼ねて、やりました。
Part IVの対策はしませんでした。実際、Part IV(自然科学)のパート10問に関しては、適当に塗りつぶしました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

英語: *英語の勉強はしましたが、典型的な「受験」英語の勉強はしませんでした。(受験参考書は一切持ってないです。単語帳も使ってないです。) なので、模試などは複数受けさせられましたが、別にどうでも良かったので、一切気にしませんでした。 正直、模試の対策などをして、点数を上げるのはナンセンスだと思います。笑 英語力をつけるために、勉強するのが一番だと思います。 英語力をつけるためにやった勉強は下記の通りです。

(1)ポッドキャスト(NPRの"Planet Money"、"The Indicator from Planet Money"など)

・やり方:スクリプトを印刷して、分からない語彙を調べ、繰り返し聞いてました。

*ポッドキャスト以外にもNPRのホームページは使えます!オススメです!いろいろ漁ってみてください!

<リーディング>

(2)適当にネットで記事を選んで読む。
→興味のある内容が良いと思います。

・やり方:記事を印刷して、分からない語彙を調べ、繰り返し読んでました。

(3)ICUの過去問

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

これは2019年度合格者411人中の一個人の経験なのであくまで参考までに。

8. 最後に一言

特殊、特殊と言われますが、特別なことは必要ありません。英語以外は差がつかないので、英語を優先してやるべきだと思います。 また、周りに言われることは、あまり気にすることはないと思います。自分を信じることが何よりです。 メンタルヘルスは非常に重要なので、いやになったら勉強から離れて、息抜きをして、頑張って下さい! 正直、英語が出来れば何とかなります。拙い文章ですみません!

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Tsuwi

<プロフィール>

香港4年半:小学一年生まで
アメリカ4年半:小学6年生まで

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会得点:7割
総合教養得点:7割
英語リスニング得点:9割
英語リーディング得点:8割

(センター得点 参考)
センター得点:494

4.併願校

早稲田:文構、国教
慶應:文、環境情報

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

父がずっとオススメしていたので、興味を持ちました。実際にリベラルアーツやELAなどのプログラムが他の大学と違っていたのでとても惹かれました。

6.ICUに期待するところ

ELAがすごく楽しみです。元々海外に住んでいたのですが、レベルの高い人たちが集まってきていると思うのでアカデミックな英語を学べるのが楽しみです。

7.受験対策

a.願書

多様性が溢れるキャンパスで学びたい。ELAなどの英語のカリキュラムが魅力的。将来の夢などが決まっていないため、リベラルアーツに興味を持った。など

b.受験に関するアドバイス

(一般的な受験勉強に関して)

・国語

国語は塾で高2の後期から授業を受けていました。しかし、あくまでも学校の授業を中心としていました。どちらの授業でも予習をしっかりしていました。
学校と塾の授業の予習復習をしっかりやっていました。

世界史
高1の頃からコツコツと世界史は暗記をしていました。そのおかげか高3の時に復習をしても、大きく忘れていることはなかったです。
基本的には学校の授業をメインにしていました。定期考査ごとに決まっている範囲をしっかりと勉強していたため、高3になってもすっかり忘れていることはなかったです。
世界史は高3の冬期講習だけ塾の五日間の講座を受講しました。

英語(リーディング)
英語は帰国生なのでほとんど対策はしていないです。過去問でわからなかった単語は自分で単語帳を作って暗記していました。
対策は過去問をベースにやっていました。大学によって傾向が違うので、受験する大学の過去問をよくやっておくことが大切です。

英語(リスニング)
センターの英語の過去問と、市販の教材を使いました。

その他
普段からNHKと新聞を読んで、時事問題の知識を身につけるようにしていました。

(今年度のICUの試験について)

人文社会
世界史が今年は多かったので、私には有利でした。しかし、教育勅語の内容など日本史の知識も必要でした。また、地理の問題も出たので、日頃から地図を見ておくと良いと思いました。

総合教養ATLAS
全体的に今年は解きやすかった気がします。ATLASのリスニングではいかに聴いたことをメモでき、覚えられているかが重要なので、こちらも普段の授業の姿勢が重要になってきます。

英語
今年は内容がわかりやすかった気がします。対策は過去問や市販教材をメインに使いました。

8. 最後に一言

帰国生入試を受験できる資格は持っていませんでした。ですが、AO入試は受験しました。残念ながら結果はダメだったので、一般入試でリベンジできました。

ICUの入試の日は教授が試験直前まで雑談をしてくれるなど、ICUはやはり違う
なと感じることが多かったです。

入試は特殊だけど普段の生活でアンテナを張っていることが大切です。

頑張って!