2021 ICU Peace Bell奨学金スカラーインタビュー(ICUピースベル奨学金)3

(オンレクに関連して、ICU対策を始めた時の感想は?)

赤本だけではICU対策は難しいと思ったので、ICUの専門対策を探して、オンレクを始めました。最初にオンレクでICUの入試問題を解いてみたときは制限時間内に終わらせるのがやっとという感じでした。

(その相当な過去問を解いておられて、段々と成績がよくなっていますね。国立大を併願する際でも、ICUの過去問を解くなど、専門対策はやっておいた方がよいでしょうか?)

はい、私の場合はオンレクでのICUの専門対策はやっていてよかったと思います。

(Peace Bell奨学金を獲得された事を考えると、オンレクはやっていてよかったですね)

オンレクの過去問演習はお世辞抜きにやっていてよかったです(笑)。

(コロナ対策に関連して、高校の授業や大学受験にコロナが影響した部分はあったでしょうか?)

最初の緊急事態宣言の時は春休みが延長されるような形で臨時休校になりました。
私の通っていた高校はオンラインの授業もなかったので、課題だけ出されるような形でした。それが終わってからは例年と同じように授業が行われていました。

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(ICU入学後の様子をうかがいます。今年の入学式は混雑を避けるために2回に分けて行われたそうですね)

はい、合唱が省かれるなど、一部は簡略化されていました。
それでも入学式ではちゃんと入学生全員の名前が呼ばれました。

(その後の新入生向けのオリエンテーションはオンラインで実施されたのですか?)

はい、オンラインで行われました。

(ICU入学後、授業はどのような形で行われていますか?)

基本的に授業はオンラインに対応した形で行われていて、ELAなどの授業は教室も併用するような形です。

特に新入生はELAの授業の教室の割り当てがあって、オンラインの授業であっても指定された教室でセクションメイトと一緒にオンラインの授業を受けることができます。ディスカッションなどは教室で行うこともできます。

(ELAのセクションごとに割り振られた部屋があるということですね?)

セクション専用ではないのですが、例えば1限と3限に本館の1教室が割り当てられている場合、2限も同じセクションで使う事ができるので、別の授業をリモートで同じ教室でセクションの友達と一緒に受けられます)

(ELA以外の授業もセクメと一緒に受けられるのはいいですね。けたさんの場合は週に何回通学されていますか?)

平日は毎日大学に通っています。

(ほとんどの授業がオンライン併用ということは、オンラインのみ出席で、1度も教室で会った事がないセクションのメンバーなどもいますか?)

いえ、私のセクションのメンバーはなんらかの形で大学には来ているので、1度も合った事がないという人はいません。

(セクメの印象はどうでしょう?)

本当にいろんなメンバーがいるなあという印象です。ELAのストリームは3ですが、帰国生も結構いますね。私は純ジャパなのでスピーキングはあまりできないのですが、ELAのディスカッションでは誰かしらに表現を補ってもらえたりしてとても助かっています。

(オンラインの授業は対面の授業として比較してどうですか?)

思ったよりは普通に授業が受けられるなという感想です。

一部授業はmixという形式で行われていて、実際の教室で先生がzoomの授業をしながら、受講している学生は同じ教室で授業を受けることができます。

(mixの授業に関して、先生が教室にいる安心感や授業に出ているという実感はzoomだけの場合よりはありそうでしょうか?)

個人的に安心感はあると思います。ディスカッションの時間には先生が教室を回ることもあるので、少しではありますが先生とface to faceで会話をすることができるので、少し身近に感じることができます。

(教室のコロナ対策はどのようになっていますか?)

各教室には消毒液やアクリル板の設置、換気用のファンなどが入っていて、
席を空けて座るように指示されています。

(ICUではお昼ご飯はどうされていますか?)

教室やバカ山でお弁当を食べています。学食にも行ってみたのですが、座席を減らしているため、入学当初は結構混雑している印象でした。大学は学食をはじめ、大学学内の混雑状況にはとても気を遣っているようで、入学後しばらくして特に昼食時は気をつけるよう、学生全体への注意がありました。)

(なるほど、大学側はかなり気を遣って対策をしていますね)

はい、ちなみに今年の春からオスマー図書館に新しいカフェスペースがオープンしていて、そちらも学生に人気があります。

2021年春にオープンしたオスマー図書館のO’s Cafe

(ELA以外の授業は基本的にオンラインだとすると、上級生に授業で実際に会うという機会はやはり限られてきますね?)

そうですね、Zoomの画面上では見かけるのですが、実際に上級生に会う機会があるのはサークル活動だと思います。

(どのサークルに入ったのですか?)

文化系と運動系サークルに1つずつ入っています。私の所属している文化系サークルは現在オンラインを中心に活動しています。

運動系サークルは活動に制約はあるのですが、実際に週に何日か学内で活動をしていて、上級生に会うよい機会になっています。

—–

(最後に、特にPeace Bell奨学金に関して来年以降のICU受験生に何かアドバイスがあったらお願いします)

はい、Peace Bell奨学金に関しては書類を書いたり揃えたりする事が大変なので、とにかく早く準備をした方がよいです。入試前の忙しい時期から書類を揃え始めると大変です。

また、私の家は共働きで、ごく普通の家庭だと思うのですが、それでも奨学金をいただくことができました。

奨学金の種類によっては、支援が必要な場合にのみに応募や採用が限定されている場合もあるのですが、Peace Bellの場合はそのような制限はないので、参考してもらえるとうれしいです。

(ありがとうございました)

本館の各教室にはアクリル板や換気用小型ファン等が設置されており、窓を開放して頻繁に喚起が行われている

ICU本館の様子。各教室入り口には消毒液が設置されている

ICUは敷地が広く、少人数制であるため、都心のビル型キャンパスの大学に比べると、感染症対策では有利か

 

2021 ICU Peace Bell奨学金スカラーインタビュー(ICUピースベル奨学金)2

(Peace Bell奨学金の出願の手続きに関して伺います。出願時には申請理由や志望動機を所定のPDFにテキスト入力をして書類を完成させる形ですが、そちらにはどのような事を書きましたか?)

ICUのパンフレットやWebサイトを熟読した上で、
まずはICUで学びたいということを熱く書きました。
また、国際機関で働いてみたいという将来の目標や
留学や大学院への進学を踏まえると学費がかさむので、
私立大学に進学するのであれば奨学金がぜひほしいということを書きました。学費に対する自分の率直な気持ちを書きました。

ちなみに出願書類のPDFのテキスト入力フォームのテキストがとても小さくて、思ったよりたくさん書かなくてはいけませんでした(笑)。

*2021年度のPeace Bell奨学金申請書の一部。PDFファイル内のフォームに各自でパソコンから記入する方式。実際に入力してみるとフォーム内のフォントサイズは小さめで、全部埋めるように入力すると約5,500文字も入力できてしまう。

(なるほど、それは実際に出願してみないと分からないポイントですね。出願時はフォームの文字数を全部埋めたのですか?)

いえ、無理に全部は埋めませんでした。全体の3分の2くらい書いたと思います。

(申請書類の作成はいつ頃から始めたのですか?)

申請書類は早い段階から目を通していて、11月くらいにはそろえるべき書類などは把握していました。

実際に志望動機などを書くのはかなり大変で、
最終的にはセンター試験が終わった後の1月下旬に1週間ぐらいかけて書類を仕上げました。

入試前なのに時間をとってしまうし、私の場合は作成に時間がかかって出願1週間ぐらいまでかかったので、
とにかく書類の準備は早くやった方がいいですね。

(1名の推薦状が必要ですがどなたに依頼されましたか?)

推薦状は担任の先生にお願いしました。
快く引き受けてくださったのですが、
書類を渡してから一瞬で戻ってきたので、
どんな内容で書いてくれたのか少しだけ心配になりました(笑)。

(出願時の評定平均はいくつですか?)

4.1-4.2だと思います。

(授業料の1/3が減免となるHigh Endeavor奨学金にも申し込みはされましたか?)

いえ、今回はPeace Bellだけです。

High EndeavorはICUが第1志望の方のみと書いてあったので、国立も視野に入れていた私はそういった制限の記載かなかったPeace Bellのみ出願しました。

*High EndeavorにはICU第一志望などの要件あり。Peace Bellは特に制限の記載がない。

(併願校に関して伺います。共通試験(センター)利用でICU以外の私大を併願しつつ、
東京外国語大学も受験して合格されていますね。志望順位はどのようなイメージだったのですか?)

ICU志望ではあったのですが、大学院への進学や留学を考えると国立大学の方が学費の負担が少なく、最終的にはICUは奨学金を目指して受験して、もしICUの奨学金がダメだったら外大への進学も視野に入れていました。

(するとICUの奨学金がなければ東京外大に進学していた可能性もあるという事ですね。)

そうですね、オンレクを受講しようと思ったのは、奨学金を獲得しながらICUに合格したいという気持ちもありました。

(ピースベル奨学金のおかげで優秀な人材にICUを選んでもらえたという意味で、岩切先生も喜んでおられるかもしれません(笑)
ICUと東京外大の併願の相性は良いのでしょうか?)

はい、ICU入試は広い範囲から出題されているので、科目数の多い国立大の入試との相性の良さは感じました。
英語の難易度が近く、目指すべきレベルが似ていると思います。
特にどちらも英語リスニングの試験があって、ICUと外大とではそれぞれ違う要素を聞いてくるので、両校のリスニング対策をすることで、相互に補うことができました。

(東京外大は国立なので教科数が多いイメージがありますがいかがでしょう?)

一次は科目数が多いですが、二次は英語と世界史だけで受験できます。

(奨学金がもらえない場合は国立進学も想定していたという内容は申請書に書きましたか?)

いえ、そこまでは書きませんでした。

(引き続きICU入試受験の様子を伺います。近年のICU入試は英語リーディングがポイントになっていると思うのですが、実際の試験では英語リーディングはどのような時間配分で解きましたか?)

リーディングは最初にPart IIの穴埋めを7-8分ほどで解いて、残りの時間でPart Iの3つの長文と解くという時間配分でした。Part Iの長文は1題15分くらいで解くイメージでした。

(Part IIを先に解くのはどのような意図からでしょうか?)

あまりPart IIは得意ではなかったので、短時間で先に片付けようと思っていました。
また、長文を解くときは長文を解くモードを維持したいと考えていて、
先に性質の違う空所補充を終わらせておきたいという意図もあったと思います。

Part IIの語彙の問題などは考えても知らなければ答えられませんが、長文はほとんどの場合答えが本文の中に書かれているので、長文で稼ごうというイメージでした。

(長文1つ15分で読むというのは大変ではないですか?)

英語リーディング自体は苦手意識がなく、元から読解のスピードには自信を持っていました。

全部の長文が15分で読める訳ではなくて、長文の中でも自然科学を題材とした英文は読むのに時間がかかるので、多めに時間をとりました。

(同じく読解の要素が強い人文・社会科学はどのように解きましたか?
本文を先に読むか、設問を解きながら読み進めるかという部分は好みが分かれるところですが)

いろいろ試して、設問を半分くらい読んでしまって、設問と本文の順番が一致している事が確認できたら、本文を一気に読むというスタイルになりました。
ただし設問を先に読む際には選択肢を読まないようにしました。

2021 ICU Peace Bell奨学金スカラーインタビュー(ICUピースベル奨学金)1

今回は2021年4月のICU Peace Bell奨学金スカラー(ICU Peace Bell Scholar)のけたさんにお話を伺いました。

けたさんは一般選抜入試でICUに合格され、BUCHO.NETのオンラインレクチャーを受講されていました。

ICU Peace BellはICU OB・OG等の寄付金によって運営されており、ICU入試の出願と同時に申し込みが可能な奨学金で、奨学生には1年間で100万円、4年間で400万円が授与さます。

(Peace Bell奨学金 授与式の様子について教えてください)

はい、2021年4月のICU Peace Bell奨学金授与式は、4月16日(金)にオンラインで開催されました。

Zoomでのオンライン授与式で、寄付者の方々を含め全体で60人のくらいの参加者がいました。

(奨学生として挨拶はされましたか?)

はい、事前に各スカラーはスピーチすることが知らされていましたので、
採用の決まった時の感想や寄付者の皆様への感謝、ICUでの抱負をスピーチさせていただきました。

(けたさんがスカラーとなったPeace Bellはどなたかのご寄付であるかという連絡はありましたか?)

はい、冠賞としてICU 4期生の皆様のご寄付であることが明記されています。本当にありがたいことです。

(さすがICU一桁代のOB・OGの方々はすごいですね。寄付者の方に連絡をすることなどはあるのでしょうか?)

寄付者の皆様には年に1度、学業や課外活動、キャンパスライフの様子などをご報告することになっています。また、大学には1学期ごとに報告書を提出します。

(奨学金採用後の成績要件はありますか?)

GPAは3.0以上が求められていて、2学期続けて通算で3を割ってはいけない事になっています。

(授与式にはICU学長の岩切先生や理事長さんも参加されていたと思いますが何かメッセージはありましたか?)

はい、Peace Bellのスカラーとして平和の精神を持って、4年間、学業や諸活動を頑張ってほしいというメッセージをいただきました。

(今回の4月採用のスカラーは何人いらっしゃいましたか?)

5人だと思います。

注:Peace Bellは例年4月と9月に採用があり、授与式も4月と9月の年2回行われる。

(他のスカラーの方はどのような方々でしたか?)

帰国生の方もいて英語でスピーチをした方もいたので、色々な方がいるという印象でした。今回は私を含め全員女性のスカラーだったというのも印象的でした。

(けたさんはオンレク受講生でICUを一般選抜(一般入試)で合格されています。入試の感触はよかったのでしょうか?)

はい、オンレクの過去問で演習をたくさんしていたので、入試本番はその中でも悪くない出来映えだと感じました。

ただし試験が終わって数日してから大丈夫だろうかと心配になってきたのですが。

また、実は入学式で入学者代表として生徒宣誓をする機会がありました。

今回の入学式は密を避けるために午前と午後の2回に分けて行われたので、宣誓する役割に選ばれたのは4人だという事です。例年は2人だそうです。

(それはすごい、入学生代表ですね。入試の成績で選ばれるという噂ですがやはりそうなんですかね?)

そこは分からないのですが、4人はそれぞれ違う入試の形式で、
それぞれ一般入試、帰国生入試、推薦入試、大学院生だったようです。

(入学式での入学生代表に選ばれたというのはどういう形で連絡があるんですか?)

入学式の1週間前にICUから直接電話連絡がきました。

(入学生代表は何か記念品をもらえるなどはあるのでしょうか?)

いえ、何ももらえませんでした(笑)。

(話が前後するのですが、2月のICU一般選抜の合格後、どのタイミングでPeace Bell奨学生に内定したことが分かるのでしょうか?)

今年の場合、合格発表の日の午前11時頃に専用の合否参照サイトで入試合格がまず分かりました。

その際はPeace Bellに内定していることは書かれていなかったので、てっきり奨学金はダメだったのかと思っていました。

その後合格発表から1時間後くらいに入学関連の書類が同じサイト上に表示されて、その中にPeace Bell採用の通知がありました。

(郵送ではないのですね?)

Peace Bell関連書類に関しては自分でプリントアウトして、署名をして提出した記憶があるので、合否確認と入学手続きをするサイト上で連絡される形だったと思います。

(そこはオンラインなのですね。ICU入試合格に関する郵送での連絡は今もありますよね?)

はい、ICU一般選抜入試に合格した際の書類などは封筒で送られてきました。

(ピースベル奨学生に採用された際はどのような気持ちでしたか?)

うれしかったのと同時にホッとしました。

(ご両親も喜んでおられましたね?)

はい、とても喜んでくれました!

(次回、Peace Bell奨学金の応募方法に続きます)

ICUピースベル奨学金・奨学生インタビュー 3

2013年度オンレク受講生、ICU一般入試合格者、ピースベル奨学生のhairiさんインタビュー第3回

(ICUを志望したのはどれくらいの時期でしょうか?最初からICU志望でしたか?)

そうですね、最初からICU志望でした。

ICUに進学したいと思ったのは高1の冬くらいです。

学問などが分かっていない時期に4年間の選考を決める旧来の学部のやり方には抵抗があって、入学してから選考が選べるICUのリベラルアーツ教育に惹かれていました。

ただ志望したのは速かったのですが、本格的に受験勉強をしたのは高3からです。

それまでは普通に塾(東進衛星予備校)に通っていました。

ICUを志望するといっても東京の予備校以外はICU対策講座がありませんでしたし、
ICU対策は高3になってからオンレクで、センターなり他の私大対策は塾でやろうときめていました。
(なるほど、入試の結果を拝見すると、ICUには一般入試とセンター利用の両方で合格されていて、センターもなかなかの得点ですね。これだけセンターがよいということは、国公立も併願されていたのですか?)

いえ、ICUが第一志望だったので、国立などは全然考えていませんでした。
センターを勉強したのはICUのセンター利用をダメもとでも受験したいというのと、
自分の希望として、文系の勉強だけせずに、数学や理科などを含め、幅広く勉強したいと思っていました。

(国立を志望せず、私大志望でこれだけセンターが取れるのは珍しいかもしれないですね)

そうですね、普段から各教科を学校や塾で勉強していましたので、センターレベルならそれなりに点数が取れるという部分もありました。

ただ、数学は苦手にしていましたね。

今年のセンターは国語と数1が難しかったのですが、思ったより悪くなかったです。
この点運もよかったです。

センターで高得点を取るには全教科で満遍なく点数がよくなくてはならないので、
ダメ元で気楽に受けていた点がよかったのかもしれません。
(センターは私大の併願にも使ったのですか?

はい、早稲田の人間科学はセンターだけで受験できるので、そちらも出願しました。
センターを使ったのはICUと早稲田だけですね。

(私大志望で、国公立を受けないとなると、受験期は三教科に絞るという方も多いと思いますが、センター対策の勉強をし続けたのはなぜでしょう?)

確かに周りの私大志望の受験生は英語や社会を集中的にやっているという人が多かったのですが、自分の場合文系の科目だけやっても煮詰まってしまって伸びないと思いました。
また、ICUの試験対策という意味でも、数学とか生物もやったのはよかったと思っています。ICUの場合リベラルで数学や理科も出ていますしね。
また、倫理政経は人文・社会科学にとても役立ちました。

来年からICUはセンター利用はなくなってしまいますが、それでもセンター向けに幅広く勉強をすることは、ICUの入試で得点は上がることはあっても下がることはないと思います。
センターの得点は、ICUでは使えなくても、他の私立で使えばいいわけですし。

(すると受験期は最後まで理系科目を含め、全教科勉強したのですね?)

そうですね、センター試験までは全教科勉強しました。

ただ、私大対策の勉強をやっている場合でも、センター向けの勉強はそこまで負担にはならないと思います。

国公立の二次試験対策などは大変だと思いますが、センターは記述とかはないですし、数学などもセンターまでなら十分間に合う範囲です。

択一で教科書の範囲から出るので、普段から勉強を続けていれば、時間的な負担という意味ではそこまででもないと思います。

(そのように広く勉強したところが評価された可能性もある?)

選考に関してはちょと分かりませんが、確かに大学でもあまり損得を考えず、いろいろな分野を勉強したいという気持ちはあります。

(ありがとうございました。)

ICUピースベル奨学金・奨学生インタビュー 2

2013年度オンレク受講生、ICU一般入試合格者、ピースベル奨学生のhairiさんインタビュー第2回

(引き続きピースベル奨学金の選考方法などに関して伺って参ります。応募用紙に書いた内容は?)

いくつか質問項目がありまして、それに答えていく形ですね。

(それぞれ簡単に教えていただけますか?)

<・奨学金の応募理由を記入してください(家庭の経済状況を含めて記入)>

自分の家は普通の家庭で、めちゃくちゃ貧乏じゃないのだが
学生支援機構の奨学金を借りて、あなたが行きたいなら大学にいきなさいという感じでした。
親の収入がこれくらいで、弟の教育費も将来これくらいかかってとか、具体的に書きました。

<・入学後、ICU 生としてどのような学校生活を送りたいと考えていますか>

これは少々変なことを書いたのですが、

古武術研究家の甲野善紀さんという方がいて、
その方は若い頃にいろいろ悩んだ上で試行錯誤するうちに、武術というテーマに出会ったそうです。

それからずっと武術の研究をして、今ではNHKに出たり、その分野では知られる存在になった。

大学は社会に出る前に時間があり、人に出会える貴重な機会なので、自分も一生懸命勉学等に励んで、自分のテーマのようなものを見つけていきたい。

そんなようなことを書きました。

<・本学の創立の経緯は他の大学とは大きく異なります。このことについて、感想や意見を書いてください>

ここも少し変なことを書いてしまったのですが

ICUは特色のある大学で、ある意味で辺境にいる。メインストリームではないということが大事だと思う。
動物の群れとかでも全員が全員同じ方向に行くと何かあったときに全滅してしまう。

なので一人ぐらい全然違う方向にいたり、そういう生体をもつものもいる。

ICUは大学教育においてそういう役割を担っている部分もある。

そんな内容で書きました。

思い出すと恥ずかしい内容なのですが(笑)。

<・あなたの卒業後、ICU で学んだことをどのように活かしたいと思っていますか>

ここはすみません、詳細は忘れてしまいました。

あまり損得にとらわれず、多様なことを勉強していきたいという内容を書いたかもしれません。

はじめの項目と内容が重複して困った記憶があります。

<形式にとらわれず、自由に自己PRを書いてください>

ここには自分の尊敬する人のことを書きました。

自分もそういう人達のように能動的にいきたい。

自己PRだからといって、特技を書いたとかではないです。

また、前に偉大な人がいても、無関心でいては反応できないし、
自分が尊敬出来る人に出会えたこと、
そのような出会いに対して、アンテナを立てていて、反応できた。

それが自分の良いところと書いた記憶があります。

(分量はどれくらいですか?)

A4で3枚くらいですね。

ICUのホームページから印刷して、自分で書いて願書と一緒に送る形ですね。

(願書に同封ですか?)

そうです。出願の時にピースベル用の封筒を、一般入試とセンターの封筒にぞれぞれ同封する形です。

(どれくらい時間をかけて執筆されましたか?)

構想は1週間くらいで、いろいろメモや下書きなどをしました。
本文は2日ぐらい書けてじっくり書きました。

(結構時間をかけたのですね。入試の出願の時だと試験対策で大変ですね)

はい、これは時間的に結構大変で、ファミレスでうんうんいいながら書いた記憶があります(笑)。

直前に書くのは大変なので、ピースベルに応募したい受験生は、早めにICUの募集要項などを確認して、応募に備えておいた方がよいですね。

(推薦状の執筆はどなたに依頼されましたか?)

担任の先生にお願いしました。

快く書いて下さいました。

(ちなみに奨学金が決まった後、先生に何かお礼とかを持っていったりしましたか?)

いえ、まだ持って行っていません。
いずれご挨拶にいこうと思っております。

(ご両親は喜んでおられましたか?)

それはもう大変に(笑)なにせ国立より学費が安くなってしまったので。
兄弟もおりますし、その点本当にありがたいです。

(奨学金が決まったという通知はどのように来るのですか?)

合格通知に同封されていました。

(やはりものすごく分厚い封筒になったりするのですかね?)

いえ、A4一枚のものすごくシンプルな用紙でした(笑)。

自分はセンター方式でも合格していたのですが、通知は一般入試の方に同梱されていて、合格時に送られてくる封筒の外見は見た目センターと変わらなかったですね。

説明の紙と、誓約書が1枚あるだけでした。

(センター方式にも合格していたというのも選考に関係していると思いますか?)

そこは正直分からないです。もちろんICUの方は把握していると思いますが、それがどう選考に及ぶかまではちょっと分からないですね。

(選考の決め手はなんだっと思いますか?)

そこも難しいところなのですが、オンレクの効果もあって、恐らく入試の成績がよかったというところと、あとは応募用紙の内容が評価してもらえたのではないかと思います。

応募用紙に書く内容は、各先生も読んでおられるようで、ピースベルの授賞式でも、副学長の森本あんり先生に「君の書いた内容は読んだよ」とお声をかけていただきました。

(ICUの先生方もちゃんと読んでおられるんですね)

はい、ただ、先生は「読んだよ」とおっしゃっただけで、内容がおもしろかったとはまではおっしゃっらなかったです(笑)。

(次回に続きます)

ICUピースベル奨学金・奨学生インタビュー 1

(今回は2013年度オンレク受講生で、ICU一般入試合格者、ピースベル奨学生のhairiさんにお話を伺いました)

(この度はピースベル奨学金、おめでとうございます。ピースベル奨学金の授与式の様子を教えて下さい)

はい、入学式後の週末に、ICU内のアラム内ハウスで授与式がありました。

今年の受給者(スカラー)は約10人で、学長から新スカラーの全員に奨学生証が授与されました。

ちなみに式典には2年生以上の受給者と、寄付者の方もいて、かなりの人数でした。

とても緊張しました。

授与式や学長のスピーチ等が終わった後に、食事をする懇親会がありました。

(奨学生証というのは学生証のような?)

いえ、表彰状のような(笑)。

ちなみに私がいただいたのは寄付者個人のお名前が入った冠賞で、奨学生証には寄付者でICU OBの方のお名前が入っていました。同じ寄付者の方は以前にもピースベルの冠賞を贈られているそうです。本当にありがたいことです。

icupeacebell01

*後日撮影させていただいた奨学生証。2段目には寄付者の方(ICU OB)のお名前が入っている。

(奨学金の内容などを教えて下さい)

はい、私がいただいたのはICU Peace Bell奨学金特別枠で、これは一般入試とセンター入試の合格者を対象にしています。

(特別枠と普通の枠の違いは?)

入試形態の違いですね。AOや推薦などが普通枠、一般入試とセンター入試が特別枠です。
給付内容も少し違っていて、普通枠は100万円が4年間給付されます。

特別枠は授業料・施設費を4年間免除、寮費も4年間免除で、入寮期間が2年間の新寮に入った場合は、3年目、4年目に5万円の給付があります。

(それはすごい。特別枠はどれくらいあるのですか?)

今年は3人だったそうです。一般枠は6人くらいだと思います。

(すると一般入試の方が人数は少ないのですね)

AO、推薦などはICU先願の形なので、その点を含めて人数が多いのだと思います。

また、大学が行っているICUの給付金(授業料の1/3が免除)とは違って、ICU OB・OGをはじめとする関係者の方からの寄付金で奨学金が運営されているので、ICUの規模等を考えると、受賞者の数は少なくないと思います。

(入学後の成績要件はありますか?)

一定成績を維持する必要があります。確かGPA2.4くらいをキープする必要があったはずです。その他毎年活動報告を提出する必要があります。

(なるほど、GPAはなんとかなりそうですが、サボっていたら切ってしまいそうなラインですね)

そうかもしれませんね。ただGPAが一定ラインを下回ったらすぐに奨学金がカットされるわけではなくて、猶予期間のようなものがあって、それまでに回復すればセーフ、というものであるようです。

(入試成績ではかなり上位だったと思われますか?)

正直かなりできたという感触はありました。今までオンレクで過去をやってきた中でも結構良かったです。

また一般入試の特別枠受賞者の一人は、入学式で人権宣言を読んでいたので、その方は首席だと思います。

(そうするとトップ3?)

いえ、そこまでの感触はないです(笑)。
自分は英語のリスニングがそこまでではないので、英語に関しては並の成績です。
ELAのクラスもStream 3ですし。
ただそう言われるとオンレクで相当研究していましたし、結構できたという感触はありますね。

ある意味でオンレクなしでも合格できた可能性はあるのですが、ピースベルに関しては、オンレクなしでは無理だったと思います。

(なるほど、内申点等も加味されるようですが、学校の成績もよかった?)

いえ、ものすごく良かったわけではないです。
文系科目の成績はよかったのですが、数学や体育は3でしたし。

(ICUピースベル奨学金の応募方法に関して伺いたいのですが、奨学金の応募用紙などはそれは入試の願書を出すときに一緒に出す形ですか?)

そうですね。入試の願書に応募書類を同封して送ります。

確か入試の願書に案内があって、要項を見た上で、指定されたURL上から応募用紙などをプリントアウトして各自で作る形です。

(必要な書類を教えて下さい)

志望動機等を書いた応募用紙と推薦書、それに家庭の所得に関する証明書が必要です。

(次回に続きます)