ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

Aurora

<プロフィール>

西日本の中高一貫校出身、現役で合格。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 6-7割
総合教養得点 = 6-7割
英語リスニング得点 = 8-9割
英語リーディング得点 = 7-8割

(共通テスト得点 参考)

英語 L,R共に9割超
国語 7割弱
世界史 8割弱

4.併願校

東京外国語大学 国際社会学部
関西学院大学 国際学部

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校3年時、まだ志望学部すら決まっていなかった私に母が「国際色豊かで、東京にあるのにムジナが居るくらい自然環境に恵まれた、教養学部のある大学があるよ」とICUの存在を教えてくれたのがきっかけです。

6.ICUに期待するところ

学生生活を壮大な自然の中で過ごしながら様々な学問に触れて、あらゆる事象を多角的に見る事の出来る視野の広さを身に付けていきたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

ICU特有の学習カリキュラム、恵まれた自然環境、そして国際色豊かな点の3つを中心に私自身が魅力的に思った事柄を書かせて頂きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

幼少期からの自然探索と、そこから自身が学んだ事について書かせて頂きました。

a. 人文・社会科学

時間が無く、最後の5問程が解き終わりませんでした。
私が苦手としていた哲学に関する問題だった事もあって混乱して内容が殆ど頭に入らず、過去問では8割前後を安定して取っていたにも関わらず本番は取れていても7割くらいだろうと予想しています。
対策は、とにかく試験本番の緊張感に耐性を持つこと、そして選り好みをせずに様々な文章に日頃から触れる事くらい…?
後は、私が試験中の密かな楽しみにしていたICU特有の少しふざけた問題が今年度は無かった事には個人的に少しショックを受けました。

b. 総合教養(ATLAS)

人文・社会科学と同様、時間が足りませんでした。
自信のあまり無い問題が数問あり、過去問では見切りを付けて飛ばす練習をするよう対策していた筈が本番ではつい飛ばす事を躊躇って結果的に時間をかなり取ってしまいました。
後半10問に集まっていた生物の知識を使えば文章をあまり読まなくても解ける問題にかなり救われた印象です。
皆さんは私と同じ轍は踏まないで下さい。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

特に私が難しく感じていた一番最後の問題(5分程度の英文が流れ、それに関する5つの問を解くもの)は初めの内は集中力が途中で途絶えて肝心な文を聞き逃す、といった事が多く起こっていましたが、オンレクで過去問を解いていく内に解消され、とても助けられました。

本番は途中マークミスをするという思わぬハプニングに慌てましたが、リスニング音声終了後自分の答えを書き込んでいた問題用紙とマークシートを照らし合わせる事によって乗り越えました。

共通テスト対策でもよく言われている事ではありますが、問題用紙に答えを書き込んでおくのは本当に大事だと痛感させられました。

<リーディング>

とにかく時間との勝負といったイメージです。

PartⅠは文章と問題とを照らし合わせ、どれだけ早く答えを探し抜くか、Part2は日頃の積み重ね(単語暗記&分詞、前置詞等に関してどれだけ理解しているか)が肝になっている印象です。

個人的にはPart1よりはPart2の方が難解に思え、本番も半Part1の出来栄えには自信があったのに対し、半分くらいしか合っていないように感じました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

1つの科目で失敗した、と思っても気持ちを逐一切り替えて行きましょう。

私は人文・社会科学とATLASであまり自信が無かった際にICUのキャンパス内を散策し、雄大な自然を見て心を落ち着けました。

また、ICU試験会場の机は問題用紙を開けて置くと余るスペースが殆ど残らない程のかなり小さいものになっているので、本番慣れない環境で試験をするのは…といった方は、似た環境で過去問を解いてみる事をおすすめします。

8. 最後に一言

ICUでお待ちしています。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

こくさい

<プロフィール>

法政大学出身、大学では映像、軽音、ジャズサークルに入っていました。現役時に不合格だったため仮面浪人をして1年目でB方式編入で合格しました。

2.受験形態

一般選抜 B方式

3.予想得点

総合教養得点 = 7割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校入試の時にMARCHの付属校に複数校合格、そこから次のステップとしてICUを意識し始めた。元々都立国際のような環境を求めていたため少数精鋭、国際性のあるICUを魅力的に感じていた

6.ICUに期待するところ

楽しく過ごし留級しないことが1番ですが、それ以上に教養人になることです。特に今の社会では表層的な知識はどんどん意味を失っていると思うのでより深い思考力や発想力などを得たいと思っています。ある意味でこの方向での努力がこの先社会に出た後自分を助けてくれると思っているので

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

より身近な諸問題や自分の感じる閉塞感などを研究し生きる指針を得たい
↑他にも内容的にはバラバラなものを書いていました

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

映像制作を企業、大学のサークルでも副サークル長として行なっていた←B方式の面接でここも聞かれました、学生の素の部分を見てくれているような気がします

b. 総合教養(ATLAS)

まさにオンレクのおかげで点数が取れました、過去問の答えと例題があるのがありがたかったです。最終的にB方式の編入で唯一の編入合格者になれたのはこの科目のおかげなのでまさに人生が変わりました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文・社会科学
個人的にはよく合格した方が言っている本を読むことと世界史や倫理の素養をつけることが重要だと考えています。

英語リスニング
A方式には落ちてしまいましたが英検一級をとった現役の時より浪人時にtoefl ibtで25/30をリスニングで獲得した後からICUのリスニングでも過去問で7割以上を取れていたのでオンレクの過去問とTOEFLの勉強をお勧めします。

英語リスニング
A方式はなぜ落ちたのかわかりませんが高校2年次の英検一級ではリーディングの素点で8割、仮面浪人時にはtoefl ibtのRで27/30点取っておりました。まさにICUのリーディングは魔境なのかもしれません

現役の時はダウンジャケットを着て逆に暑かったので浪人ではすぐ上着を脱げるようセットアップスーツで行きました。熱い部屋と寒い部屋もあるようなのですぐ脱げる格好はマストだと思います。あと昼は2年連続でばか山の方に行っていたのですが気分転換になるのでおすすめです(浪人時は受験仲間がいなかったので孤独でした)

8. 最後に一言

今年落ちてしまった人も仮面浪人という選択肢は残されています。私も初出願のB方式にまぐれで受かったので生きていれば思わぬ幸運、機会に恵まれることがあります。ICUが全てではないのでなんとも言えませんが学生のうちは自分の思いに従った方が例え失敗してしまったとしても人生に納得できるように思います。

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<お名前>

カンサイジン

<プロフィール>

高校:中堅私立高校の一貫生
趣味:音楽、ゲーム、ネット
部活:外国語部(ほぼ帰宅部)

2.受験形態

一般選抜 B方式

3.予想得点

総合教養得点 = 8割

(共通テスト得点 参考)

国語:70点くらい(ほぼ現代文の点数)
世界史:55点
英語R:7-8割
英語L:8割強

4.併願校

立命館アジア太平洋大学、英語重視方式と共通テスト併用方式
中央大学総合政策学部、学部個別選抜と英語外部試験利用方式

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

予備校の面談で紹介され、キャンパスに行ってみたところ、植物園みたいなキャンパスに惹かれたから。
元々進路としてアメリカのリベラルアーツカレッジが気になっていたので、ICUの教育も魅力的でした。

6.ICUに期待するところ

オルガンの授業をとってみたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

オーバーツーリズムに興味があるので、ICUでは公共政策を主軸に社会学や心理学を学びたい。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

外国語の学習。

b. 総合教養(ATLAS)

高校の授業を真面目に受けることが大切だと思います。
科学基礎や生物基礎の知識は教科書レベルで充分なので、高校のテスト勉強を私文だからといって捨てなかったことが活きたと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの試験は時間との勝負な面が大きいと感じるので、慣れてきたら時間を測ってやることが大切だと思います。
僕はA方式に落ちてB方式で合格したので、TOEFLやIELTSのスコアを高めて合格の可能性を少しでも大きくすることが大切だと思います。英語スコアのための勉強とICUの英語対策は重なるところがあるので、決して無駄にはなりません。
また、首都圏以外の学生のために今年度からICU Cherry Blossom奨学金が始まっているので、対象の方は申し込むことをおすすめします。

8. 最後に一言

オンレクはとても助かりました。自分のペースで読み進められるところがいいと思います。
総合型もA方式もダメでしたが、B方式で合格することができました。ICUに一回落ちても、諦めないで頑張ってください。

(追加の質問)

・提出した外部英語試験の種類と点数は?

→IELTS 6.5を提出しました。TOEFL80も一応持っていましたが、提出したのはIELTSの方です。

・二次試験のオンライン個人面談ではどのような事を聞かれてどのように答えた?

→質問は提出書類(志望理由と学習計画)に基づいた質問と口頭試問のような質問がありました。
志望理由系の質問は「ICUを志望した理由」や「なぜ他の大学ではなくICUなのか」「(願書の最初の項目)志望理由書に書いてあるあなたが興味を持っている分野について説明してください」といった質問でした。願書にあった2番目の項目の「最も得意とすること、好んで行っていること」からの質問はありませんでした。

その場で考えて答える質問は「世界規模の問題はどのようにすることで解決できるか、あなたができることはなにか」「ICUの求める学生像とはなにか」「2040年の自分はどのようになっていると考えるか」といった質問でした。

志望理由系の質問については、通っていた塾の先生との練習で何を話すかおおまかに決めておきました。志望理由は入試の面接では100%聞かれると思うので、何を話すかポイントをまとめておいた方がいいと思います。本番は緊張すると思うので、一言一句準備して暗記することは個人的にお勧めしません。入学後に学びたいことや、卒業後に何をしたいかなどについても整理しておくといいと思います。

口頭試問系の質問については、その場で考えて答えるしかなかったです。答える中で意識したことは、結論を明確に述べることと、その理由が筋から逸れないように注意することです。また、すぐに答えることが難しい質問は結論を最後に述べることで考える時間を稼ぎました。

・関東(1都3県)以外の学生向けのICU Cherry Blossom奨学金はもらえた?

→ICU Cherry Blossom奨学金に第一次募集で内定しました(総合型と同時に出すつもりだったので)。提出したのは高校の成績と収入を証明する書類くらいだったと思います。

(*ICU Cherry Blossom奨学金は、授業料が1学期と2学期の授業料が4年間免除される。つまり3学期だけ授業料を払えばよいので、1/3になる。)

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<お名前>

般若

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

英語91,94
国語(近代以降)90
数学124
(共通テスト得点 参考)
英語91,94
国語(近代以降)90
数学124

4.併願校

上智大学
慶応大学
早稲田大学

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

英語が得意だったのとリベラルアーツ教育に惹かれたので選びました。

6.ICUに期待するところ

一般教養の授業で幅広い知識を得るのが楽しみです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

リベラルアーツに惹かれたことと、幅広い知識を組み合わせたいことを書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

英語が得意であることを書きました。

a. 入試対策

形式の確認のみ。時間配布やメモの取り方のイメージを掴むためにやりました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文科学は世界史や現代社会の授業を取っているととても有利であると感じました。高い国語能力がかなり試されていると思います。
総合教養は時間にかなり余裕が無いので、迷ったら潔く飛ばすことが大事です。後半に比較的簡単な計算問題がある事があるので、そこは確実にとっておけると良いと思います。前半の方がリスニングの内容ともリンクしていて解きやすいように感じました。
リーディングは現代文を英語で解かされている感じなので、長文読解を中心に勉強するのが良いと思います。
リスニングは選択肢を先に読むのは諦めた方がいいです。数字を中心にメモを取るのがいいと思います。

8. 最後に一言

試験前は深呼吸をして頑張ってください!

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<お名前>

シャチ

<プロフィール>

沖縄県の県立高校出身
中学三年生から高校2年生まで英語塾に通ってました
洋楽を聴くことと海外ドラマを見ることが趣味です

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

英語R 97 英語L 98
国語 158
数学1A 35 数学2B 48
世界史 87
地理 100
理科基礎 81

(共通テスト得点 参考)

英語R 97 英語L 98
国語 158
数学1A 35 数学2B 48
世界史 87
地理 100
理科基礎 81

4.併願校

東京外国語大学 国際社会学部
早稲田大学 国際教養学部
明治大学 国際日本学部(共テ利用)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校2年生の時、進学する大学を決めるためにネットで色々調べていく中でICUのことを知り、ELA、少人数教育、メジャー制などICUの全てに魅力を感じたので志望していました。

6.ICUに期待するところ

生き物が好きなので生物学や環境に関する授業を受けるのが楽しみです。また、昔から外交などにも興味があったので法学や国際関係の授業も受けてみたいと思ってます。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

少人数教育、ELA、リベラルアーツに魅力を感じたことについて書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

外国語同好会に所属し英語ディベートの活動に関わっていたことなどについて書きました。

a. 人文・社会科学

過去問では割と取れていたので、過去問を解くくらいでこれといった対策はしませんでした。
過去問はいつも大分時間が余っていたのですが、本番は緊張や体調などで大分ギリギリで確認の時間も取れなかったので、
過去問を解く際も時間制限をキツめにして解くことをおすすめします。

b. 総合教養(ATLAS)

講義はワークシートみたいなのに書いてあることを中心に細くメモしていました。特に数字が出てきたら注意してメモをするようにしていました。自然科学パートに関しては国立の勉強で、生物基礎・地学基礎をしていたので特に問題はありませんでした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは英語に耳を慣らすことが重要だと思います。過去問をとくのはもちろん、youtubeや海外ドラマなどの英語音声を英語字幕を見つつ聞くのもおすすめです。本番は音声がこもっているように聞こえて、最初の方は聴き逃しましたが、幸い耳が慣れてきて後半は聞き取れたと思います。本番の放送が聞き取りずらいことは知っていたのですが、スピーカーで音声を聞くなどの対策はできていませんでした。受験する方は1度試してみることをおすすめします。

<リーディング>

速読は得意な方で、時間厳しめの大学の問題をいろいろ解いていましたが、ICUのリーディングは特に時間設定が厳しいように感じられました。自分は人文学系の問題が苦手だったのでそのパートはあまり時間をかけすぎないように気をつけていました。また、最後の穴埋め問題は熟語が分かれば解けるものも多いので熟語の勉強をしておくこともおすすめします。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

自分はICUの入試1週間前くらいに家族にインフルエンザを移されました。熱も下がるのが遅かったので、正直終わったと思っていました。結果的には合格できましたが、入試は体調によって左右されることも多いと思うので受験生の方は気を付けてください。ワクチン接種をおすすめします。

8. 最後に一言

ストレス貯めすぎない程度に勉強頑張ってください!!

<追加の質問>
沖縄県から東京の大学を受験していて、試験日程がそれぞれ空いているが、宿や移動はどうしていた?宿や飛行機で気を付けるべき事は?

<回答>
1ヶ月程マンスリーマンションを借りて友達と生活していました。あとスーツケースが死ぬほど重くて後悔したので、スーツケースにはあまり荷物を詰めすぎないよう気を付けてください。

2024ICU入試合格体験記,ICU入試合格体験記

<お名前>

マッチ―

<プロフィール>

首都圏の偏差値69の私立高校を卒業後、河合塾で一浪し、地方国立大学に2年通いました。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 7-7.5割
総合教養得点 = 7.5-8割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 満点

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

浪人を経て地方国立大学に進学したものの、直前で志望校を下げてしまったこともあり後悔が残っていました。それに加え、大学で主に勉強していた言語学などの分野にあまり興味を持てず、経営学やITなどの勉強がしたいと思うようになりました。そんな悩みを持っていた大学2年生のある日、編入試験の存在を母から知らされます。調べていくうちに、経営学と情報科学を同時に学ぶことができるICUが編入試験を行っていることを知りました。また、実は浪人時代、英語が比較的得意だったこともあり、父の勧めでICUは受験したものの、不合格だったという過去がありました。大学受験のリベンジを果たしたいという思いと、自分の興味分野の変化から、編入試験を受験することに決めました。

6.ICUに期待するところ

先に述べた経営学と情報科学のみならず、幅広い分野の授業を履修することで多角的な視点を養いたいです。また、英語に関しては、今まで基本的に受験のための勉強しかしてこなかったので、ELAを通じて実践で使える英語力を身に着けたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

在学中の大学では言語学を主に学んでいるが、学んでいくうちにあまり自分のやりたいことではないということに気付いた。経営学や情報科学に次第に興味を持つようになり、これらの2つの分野をダブルメジャーという形で履修できるICUが自分に最適だと考えたこと。また、ELAを通じて英語の運用能力を向上させたいということを書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

週1回サウナに行っていることについて書きました。

a. 人文・社会科学

人文社会科学または自然科学 = 人文・社会科学を受験しました。対策としては、知識問題はほとんど出ない(今年はゼロ)ので、過去問を通じて長い文章に読み慣れるというのが重要だと思います。ここ5年分ほどの過去問は、文章、設問ともに平易で、安定して9割前後取れていたのですが、今年の問題は、哲学的な要素が強くとても難しく感じられました。ただ、受験者の中ではかなりの量の過去問を解いてきたという自負がありましたし、直近の過去問ではオンレク内でも上位を取れていたので、難しく感じているのはきっと自分だけではないと思い、すぐに気持ちを切り替えることができました。

b. 総合教養(ATLAS)

対策は人文とほとんど同じで、過去問をひたすら解いていくのが良いと思います。日本語のリスニング問題が出る大学はおそらくICUだけなので、メモを取る練習は絶対したほうが良いです。過去問では講義の概要を理解していれば解けるような問題が多かったですが、今年の問題は細かい部分までメモしていないと解けない問題が多かった印象です。僕は可能な限り聞こえてきた内容はメモしていたので、大問1についてはほとんど解けました。また、総合教養は元々時間が厳しい試験ですが、今年はさらに文章量が増え、さらに厳しくなっていたと思います。大問ごとの時間配分を前もって決めておくべきだと思います。僕は、大問1は最大7分、大問2は20分、大問3も20分、残りの時間で大問4という風に決めていました。総合教養は試験が始まる時間も微妙なので、ストップウォッチを使うと時間配分がしやすいと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

純ジャパの僕にとって、最大の難関でした。勉強を始めた9月の段階では、オンレクの偏差値で40ほどだったと思います。このままではまずいと思い、毎日リスニングの過去問に触れるようにしました。その結果、1月には安定してオンレクの偏差値50以上、年によっては60ほど取れるようになりました。本番はおそらく9割は取れたと思います。アドバイスとしては、本番はスピーカーから放送されるので、日頃からイヤホンを使わず、スマホから直接音源を流して勉強すること、大問1、2で出題される場面と言うのはある程度パターン化しているので、過去問で出てきた知らない表現は積極的に覚えること、大問3の講義は結構細かい部分が問われたりするので、設問を見ながら必要な情報をメモすることです。リスニングは一朝一夕に上達するようなものではありませんが、純ジャパでもめげずに英語を聴き続けていれば、いつかは見違えるほどに聴こえるようになると思います。

<リーディング>

勉強を始めた9月の段階でオンレクの偏差値60を取れることもあり、比較的得意な科目でした。対策としては、ICUのリーディングはTOEFLと類似している部分があるので、TOEFLテスト英単語3800、TOEFLテスト英熟語700を一通り暗記した後、ひたすら過去問です。上記の参考書に掲載されている表現を抑えれば、長文の内容理解に苦しむということはまずなくなると思いますが、これらに掲載されていない単語のうち、過去問で複数回出てきたものは、頻出度が高いものと判断し、小さいノートにまとめて覚えるようにしました。また、2017年以降は文章量が増えていて、時間がかなり厳しくなっているので速読の訓練をしたほうが良いです。僕は1日に1つの長文を復習して分からない単語と構文をなくし、次の日の朝に5回音読するようにしていました。時間配分は長文一つにつき17分、空所補充に9分がおすすめです。本番は、例年に比べるとやや易しくなり、いつもは各大問につき1つか2つほど悩む問題があったのですが、今年は全ての問題を自信をもって解くことができたので、特にミスが無ければ満点が取れたと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験について、アドバイスを2点ほどさせていただきます。1つ目が、人文のところとも通じますが、試験中は最後まで諦めないということです。試験中、問題が難しくて途中で投げ出したくなるような気持ちになることがあるかもしれません。ただ、難しく感じているのはおそらく周りも同じなので、最後まであきらめず、解ける問題を全て解き切るという姿勢が大事だと思います。2つ目は、受験当日は緊張するということです。おそらく、今まで頑張ってきた人ほど、合格できるか不安になると思います。これはどうしようもないことです。だからこそ、無理に緊張しないようにするのではなく、緊張は今までの努力の証だとポジティブに捉え、自信を持って試験に臨みましょう。

8. 最後に一言

最後に、僕が一番好きな漫画であるNARUTOから、僕が受験生時代に自分に言い聞かせていた名言を紹介します。それは、「自分を信じない奴なんかに努力する価値はない!!!」という言葉です。NARUTOを知らない人のために簡単に説明すると、これは、マイト・ガイという忍者の弟子であるロック・リーという人物が、どんなに努力をしても生まれながらの天才には敵わないのではないかと弱音を吐いた時に、ガイ先生がリーに対して放った言葉です。僕もオンレクを始めたばかりの時は、なかなか結果が振るわず、どんなに勉強をしても合格できないのではないかと不安に苛まれる時期がありました。そんな時にこの言葉に救われました。努力を続けるというのは簡単なことではありません。結果がついてこないと、挫折しそうになる時が出てきます。そんな状況でも踏ん張るためには、自分を信じるしかありません。たとえ根拠が無くても、自分にはできると思い込んで努力を続けていれば、いつかは実を結ぶはずです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ここまで色々と語ってきましたが、くれぐれも健康には気を付けて、息抜きもしながら頑張ってもらえればと思います。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

めで鯛

<プロフィール>

帰国子女です。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 7-9割
総合教養得点 = 6割-8割
英語リスニング得点 = 8割- 9割
英語リーディング得点 = 9割-10割

4.併願校

現代文 9割 
英語 9.5割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

青山学院、法政大学

6.ICUに期待するところ

知り合いがICUに行っていた。
リベラルアーツ教育や少人数制授業、国際性に惹かれた。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

リベラルアーツ教育や国際性、少人数制授業について書いた。
異文化理解やコミュニュケーションについて学びたいと書いた。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

ボランティアでの活動や高校の時にした活動について書いた。

a. 人文・社会科学

まずは現代文の参考書で勉強した。田村の現代文、船口の現代文 (現代文開発講座は半分ぐらいまでやった)
そこからはオンレクで過去問を10年分解いた。解いた後の復習に時間をかけた。なんで間違えたのか、どんな問題が苦手なのかを考える。
オンレクの解説を読んで知識問題はルーズリーフにまとめた。
歴史はよく出ると感じた時代だけルーズリーフにまとめて覚えた。
大航海時代、アメリカの建国、冷戦など色々。
日本史は教科書を読んでいた。日本史の近現代は好きだったのであまり時間はかけなかった。
人物で読み解く倫理という参考書をサーっと読んで哲学者の考えをとりあえず理解した。

b. 総合教養(ATLAS)

これもオンレクで対策した。オンレクでは問題も全て見れるし、解説もついているので、ICU第一志望の人にはおすすめです。
人文社会の対策が役に立つ。
計算問題は簡単なやつは解いて、難しいやつは後回しにした。
理系の問題も読めば分かる問題があるので諦めないで読むのが大切だと感じた。
講義の部分は具体例や数字などの細かい所も聞かれる事があるのでメモしていた。本番でも講義の具体例についての設問があったのでメモは大切だと思う。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

2週間ぐらい前からICUのリスニングをよく聞いていた。
直前は2倍速にして聴いたら、本番の音声が少しゆっくり感じた。
Part1と2は絶対に落とさないようにした。part3は流れを意識して聴いた。

<リーディング>

ターゲット1900で基本の単語を一応確認した。
文法はスタサプで関先生の一番上のレベルを受講した。
過去問でよく出る文法事項は教科書で確認した。分詞や接続詞、接続副詞など。
対策としてやっていたわけではないが洋書を趣味で読んでいた。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの小さい机が心配でしたが、意外と大きめでそこまで心配するほどではありませんでした。
ポケット付きの洋服を着て、消しゴムと鉛筆を入れたのでそれが良かったです。鉛筆を何回も落としていた人もいたのでポケット付きの洋服おすすめです。

8. 最後に一言

奨学金もいただけました。
ICUに行きたい人、奨学金を取りたい人にはオンレクとてもおすすめです。
解説も面白くて、楽しめました。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

K@myu

<プロフィール>

埼玉県立K高校、日本大学、独学

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 8-9割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 9割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

もともと通っていた大学に、真面目に勉強している人がとても少なかったことと、学部の勉強に興味を持てなかったことから、編入を志しました。そのような中で、文理の壁を超えた学習をできるICUに惹かれ、受験するに至りました。

6.ICUに期待するところ

その時その時の興味関心に応じて、様々な分野の授業を履修したいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私は日本大学商学部に進学し、一年間商学や経営学について学んできました。そうした中で、自分の興味が商学に限定されず、多方面にあると感じ、学びの幅を広げたいと思うようになりました。貴学を志望した理由は、リベラルアーツ教育に魅力を感じたからです。文系理系の壁を越え、自分の興味関心に応じて、様々な分野の授業を履修できることは、学ぶ側として充実した学生生活が送れるに違いありません。また、少人数・対話型で授業が展開されることで、主体性や、多角的な視点を養うことはもちろん、知的好奇心や探求心を刺激した学習ができると確信しました。私は将来、国連職員になり、世界各地で起こっている紛争問題や、貧困問題の解決に向けた取り組みをしたいと考えています。そのために、貴学入学後は、宗教や国際政治、各国文化を学ぶほか、精神面をサポートするための心理学を学ぶつもりです。以上の理由から貴学を強く志望します。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

私はオペラ鑑賞が好きです。ドイツ語を学んでいることもあり、ドイツオペラをよく観に行きます。オペラの魅力は歌手の迫力ある歌声や、表現豊かなオーケストラの音を直に体感できるところです。歌手が歌に乗せた感情と、それに合わさるオーケストラの音で、作品の世界観に引き込まれる感覚は、生でしか味わえません。今後はさらにドイツ語学習を進め、ドイツオペラをそのままの表現で鑑賞できるようになりたいです。

a. 人文・社会科学

現代文が得意な人は、知識問題を全て捨てたとしても、9割弱ぐらいの得点は狙えるため、無理に世界史や日本史の知識問題を詰め込む必要はありません。人文社会や、ATLASではあまり差がつかないと思うので、その時間があったらリーディングやリスニングを伸ばした方が、合格には近づくと思います。
現代文が苦手な人は、アクセスや、得点奪取などの参考書を通して、現代文の力を伸ばしましょう。それと同時に、過去問を何年も解くことで、ICUの人文社会で求められる背景知識や読解力を身につければ、十分高得点を狙えると思います。

b. 総合教養(ATLAS)

本番もそうでしたが、時間配分が大きく得点の良し悪しに影響します。内容自体は、難しくはないので、時間配分を間違えなければ高得点は狙えます。時間内に解ききることができるようになるまで、練習した方が良いと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

自分は純ジャパで、英語とは無縁の生活を送っていたので、一番苦戦しました。また、大学の中間試験の勉強なども重なり、ICUの対策は12月に入ってからのスタートだったので、一番焦りました。対策ですが、過去問だけやっていれば得点は伸びます。私は15年分過去問を解きました。Ted やポッドキャストを利用する方もいますが、本番と内容は全く違うこと、つい聞き流して内容が入らなくなってしまうことから、過去問しか利用しませんでした。最初は4割ぐらいしか得点できませんでしたが、過去問の年数を重ねるごとに、ページをめくり、問題を先読みする速さや、そもそものリスニング力が上がり、本番前の最後の週に取っておいた2022年と2023年の問題では、8割ぐらい得点できるようになりました。

<リーディング>

リーディングは、過去問に入る前に、ポレポレを一日3題ずつ解きました。2週間ちょっとかかります。全ての問題が終わったら、ポレポレの復習(1日5-6題)と同時並行で過去問を解き始めました。個人的に、ポレポレが読解スピード向上に、大いに役立ったと思います。最初は15分オーバー&5割とひどい有様でしたが、だんだん時間内に解けるようになり、安定して7割取れるようになりました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私は基本過去問ベースの学習でしたが、人によりやり方は異なります。trial and errorして、ベストな方法を探してみてください。試験中は机が本当に小さいので、A4ノートの上で問題を解くなどすることをお勧めします。

8. 最後に一言

ICUの問題は特殊なので、どのような対策を行ったらいいのかわからなかったり、なかなか点数が伸びずに不安になることもあると思います。あまり気負いせずに頑張ってください!意外となんとかなります!

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

ちょちょちー

<プロフィール>

出身校:神奈川県立H高校
予備校:STEP
趣味、部活:ダンス
特技:どこでも睡眠

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 8割

(共通テスト得点 参考)

国語6.5
世界史87
英語R79
英語L89
(全体的に出来なくて落ち込みました…)

4.併願校

早稲田国際教養
慶應SFC
上智経営
立教国際経営
青山経営
中央国際経営、他

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

中学生の時にたまたま紹介されてICUを知りました。調べてみたところ自分がやりたいことにドンピシャで「ここしかない!」という感じでICUHSを受けました。落ちました。
公立の進学校に進学して、国公立大学を激推しされましたが、やっぱりICUがいいなと思い(途中AIUに浮気したけど)、ICUを第一希望に受験勉強しました。
私は、漠然と英語を喋れるようになりたいけど文学的な英語には興味ない、文系を選択したけど情報や生物にも興味ある、という曖昧な状態で志望校を探しました。(併願校で経営ばかり選んでいますが、正直経営一筋では全くなかったです。)そんな感じだったので、文理問わず幅広く学べるICUはとても魅力的に見えました。

6.ICUに期待するところ

まずは英語!自分の言いたいことをしっかり言える、友達と冗談を言い合えるように英語力を伸ばしたいと思います。
また、高校では文系選択でしたが、ICUでは理系メジャーにも挑戦してみようと考えています。
そして大学生として、サークル、バイトなどなど全力で楽しみたいです!!!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私がICUを志望した理由は、幅広い分野を同時に学べる点に魅力を感じたからです。高校の文理選択の際、不得意でもなく興味もあった理系科目を捨てることを残念に思っていました。そんな時にICUは文理の垣根を越えてメジャー選択ができることを知り、自分のやりたいことが出来ると考えました。また、ICUでは少人数教育、アクティブラーニングを通して、学問に対する理解をより深められ、自分をさらに成長させることができると思いました。ICUに入学することが出来たら、より多くの人とコミュニケーションを取れるようなアカデミックな英語を身につけたいと考えています。加えて、クリティカルシンキングを取り入れた授業や文理の枠を超えた学びを通じて、様々な事柄を多面的に捉える方法を学び、自分と文化や価値観が異なる他者を積極的に受けいれられるようになりたいです。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

私は、ダンスを好んでいてダンス部に所属しました。体を動かして自分を表現することが楽しく、部の活動外でも自主的に練習し、自分の見せ方を研究しました。3年次には部長になり、経験者も未経験者も全員が楽しめる部活をつくることを意識しました。その経験から、体育祭の色別演技のダンス長に抜擢され、ダンスの経験が全くない生徒もいる中で、200人近くに振り付けを教え、優勝することが出来ました。

a. 人文・社会科学

世界史の知識があるとかなり違うと思います!私は何も考えずにとりあえず世界史選択にしたのですが、これは大正解だったと思います。文章の時代背景などがすっと入ってくるのでかなり解きやすくなると思います。中学校の社会の知識があれば日本の話が来ても全く分からないことにはならないと思います。でも、日本史の知らない知識問題が来たらスパッと捨てましょう??
後はニュースなどを通して社会問題に目を向けることが大事だと思います。これに関しては受験生になってから始めればいいものではないので、ICUが受験生の興味関心を見抜いてるのかな、と考察しています(?)

b. 総合教養(ATLAS)

練習が大事です!これこそICUの特殊な入試なので対策は難しいですが、人文科学、社会科学、自然科学の3つを満遍なくできるようにするのが1番の対策になると思います。文系の人も自然科学に震える必要は無いと思います。私のミジンコサイズの理科の知識でも解ける問題は結構あります。解けるものは絶対取る!という気持ちが重要かと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

日々の練習あるのみです!長い講義形式は初めて解いた時には、情報と情報の間が長すぎて、聴き逃したと勘違いして焦りまくって何も聞こえないというようなことがよくありました。何年も解いていくうちに型があることに気づきました!

<リーディング>

ICUの入試は特殊だとよく言われますが、英語リーディングに関しては他の大学と余り変わらないと思います。速読が重要なので、単語を詰めてスラスラ読めるようにしておく等がとても有効だと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICU入試は他の大学に比べて試験会場に知り合いと来ている人が多かったと思います。それでも自分のペースを作ることが大事!

左利きの人は机が小さくてほんとに書きずらいと思います。言えば変えて貰えます!左利き用もあったのですが、古くて右利き用よりも小さかったので、右利き用の一回り大きい机を借りました。

2024入試ではATLASの音源が予定時刻を20分すぎてから流れ始めるというプチハプニング(?)がありましたが、落ち着いてできました。

8. 最後に一言

オンレクは解説が詳しく書いてあるので、できなきゃいけない問題とできなくてもいい問題の見極めがしやすかったです。(赤本は当たり前のように一つに絞ってたり、解説が少なかったりでなかなかやりずらいと思います…)

英語は音読するのみ!

<追加の質問>

・どのタイミングで左利き用のタブレット椅子を希望することを申請した?
・元からその教室にあったのは小さめのテーブルが付いた右利き用のタブレット椅子?
・最終的に使用したのはその教室の他の受験生とは違う、テーブルが一回り大きいタイプの右利き用のタブレット椅子?あるいは結果的に他の受験生と同じもの?
・テーブル部分が大きめのタブレット椅子なら左利きの人も大丈夫そう?

<回答>

・入試会場に着いてすぐです。ICUの机が小さくて右利き用だと言うのは予め知っていたので、早めに行って交換してもらいました。周りの人にめちゃくちゃ見られたので結構恥ずかしかったです…。
・元々は全員共通で右利き用タブレット椅子でした。
・最終的に使ったのは、他の受験生よりも一回り大きい(+新しい?)右利き用のものです。その机を使っているのは教室50人位のうち私だけだったので、左利きだけど我慢して受けた人もいたかも知れません。
・常に腰を捻った座り方をしなければいけなかったのでやりずらかったですが、右利きの人が鉛筆を落としまくっているのを見たら、どっちもどっちかなと思えました。集中してしまえば気にならなかったです。
(・私は鉛筆が左で箸は右タイプの交差効きなので生粋の左利きさんよりは少し負担が少なかったかも知れません。)

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<お名前>

そら

<プロフィール>

偏差値50-60の私立高校出身
趣味は映画鑑賞、自己分析
非英語圏のヨーロッパに1年留学し、現地高校で学びました。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 7割
総合教養得点 = 6割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

AOで早稲田大学・立教大学・中央大学
一般入試はICUのみ受験しました。

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校一年生の時に母に勧められたことがきっかけです。
帰国後自分に合う大学を探すなかで、他大学とは一線を画すICUのユニークな教育と環境について知り、惹かれました。

6.ICUに期待するところ

知的好奇心が高い学生に囲まれて学ぶことが楽しみです。
入学後は哲学を軸に教育学、心理学や人類学なども学びたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

留学を通してアイデンティティを確立したこと、ICUでの学びを通して日本の教育における哲学対話の可能性を追求したいということを書きました。文理の垣根を越えたリベラルアーツ教育が自分にとって如何に大切なのかを強調することが大事だと感じました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

私は、留学をきっかけに自己分析を始めとした様々な物事の分析をしてきました。身の周りの様々な物事の性質や因果関係を研究材料に、直感的に立てた仮説に対して自分自身の経験や日頃考えていることを絡めながら様々な事例を持ち出して検証することで、自分の世界をより魅力的で興味深いものにすることができるからです。

活動の中で自分の素質や能力をどのように活かしたのか掘り下げ、自分の強みを的確にアピールすることが求められていると感じました。

a. 人文・社会科学

オンラインレクチャーの過去問を中心に対策しました。
暗記が苦手なので世界史の知識問題の対策はしていませんでした。(日本史選択でした。)
他大学で哲学科を受験し、ある程度知識があったので今年度の試験が主に哲学分野からの出題だったのはラッキーでした。
基本的に論理展開の流れが毎年似ているので、過去問を解いて気になったトピックについて調べ見識を深めること、また問題の形式に慣れることが大事だと感じました。
過去問を解く際は段落ごとに読んでから設問に解答することを心がけていました。

b. 総合教養(ATLAS)

こちらもオンラインレクチャーの過去問を中心に対策しました。
自然科学分野の出題に関しては割り切って解いていました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

本番では音声が聞き取りづらいと聞いていたので、古いPCを通してイヤホンなしで音声を聞いて練習しました。
元々洋画や洋楽を聞くことが好きでICU並みのスピードの英語を聞くことにも慣れていたことが有利に働きました。
対策として一時期BBCの6 Minute Englishを聞いていたこともありましたが、まずは過去問を解いて自分なりの解き方を確立することが大事だと思います。

過去問ではPart1、2を確実に取ることを心がけていました。また、Part3は講義のイントロの部分でなるべく質問を読んで5W1Hに印を付け、講義中に余裕があれば最後の質問まで読んでいました。余裕が無い時は講義の理解に専念し、90秒の間になるべく早く解答するようにしていました。

<リーディング>

近年文章の数が増えたのでとにかく速読を心掛けていました。Textが2までしかない年度の問題も1長文15分を目標に解いてみることをお勧めします。また、Part2は落ち着いて解きたかったので難易度に拘らず一番最初に解いていました。どの教科にも言えることですが、過去問を解いていくなかで自分の得意不得意を理解して一番良い解き方を確立することが大事だと思います。

単語帳はターゲット1900を網羅した後(一部派生語も覚えました。単語の意味を推測する問題の対策として派生語を意識することは有効だと思います)は教学社出版の「早慶上智の英単語」を使っていました。ICUの入試は難しい単語が多いので、早めにターゲットを網羅しておくことをお勧めします。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験会場は暑いと聞いていたのでニットの下にTシャツを着ていきました。実際教室はすごく暖かかったので、全科目Tシャツで受けました。試験と試験の間は毎回外に出て新鮮な空気を取り込みました。

私は12月末に滑り込みでIELTSを受験して6.5が取得できたのでB方式も出願しました。(結果的にA方式で合格しました。)
少しでも可能性がある場合はB方式の出願も検討することをお勧めします。

専門の塾にも通いましたが、結果的にはオンラインレクチャーのみで十分だったと感じています。個人的には、挫けそうになった時は会員限定サイトの合格体験記(指定校推薦から一般入試に切り替えた方のものです)を読んで励まされていました。

また、AO対策で高校の枠を超えた学びをしたことも有利に働いたと感じました。ICUの一般入試は評定平均が足りなくてAO・指定校推薦を受けられなかった人も諦めずに挑戦する価値があると思います。

8. 最後に一言

ICU合格はずっと私の目標だったので、今も夢見心地です。入学した後は常に優先順位を意識しながらバランスの取れたキャンパスライフを送りたいです。