ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

おかし

<プロフィール>

中高一貫校出身
河合塾に通ってました

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 8割

(共通テスト得点 参考)
英語 9割
現代文 9割
古典 4割
日本史 6割

4.併願校
杏林大学(1月受験)
中央大学、法政大学、専修大学(出願のみ)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

私の通っていた中高が元々ICUと縁が深く、そのこともあり在学教師もICU卒の先生が多かったためです。また、過去の担任の先生たちや他の大人からICUに合っていそうだと言われたことも理由で興味を持ちました。その後オープンキャンパスなどを通して、ICUの国際性やメジャー制度に惹かれ、第一志望となりました。

6.ICUに期待するところ

現在1年生で、春学期はELAの授業が週の半分位ありました。入学前から噂に聞いてはいましたが、やはり英語教育に力を入れている印象です。他の有名大学に比べると、いわゆるキラキラ大学生!みたいな生活は送れませんが、自分で選択した第一志望大学だったので日々楽しいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

入学後留学に行きたいなど、少し具体的にプランを書きました。しかしそれでも普遍的な内容になってしまっていたとは思います。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

部活動には入っていなかったので、それ以外に好奇心の強さや行動力、あとは普通に趣味の様なものを書きました。

a. 人文・社会科学

私は塾で英語と現代文にはかなり力を入れて勉強していたのですが、共テや他大の過去問の現代文で高得点が取れていれば、ICUの人文社会も問題なく解けると思います!私はICUに特化して受験しましたが、「ICUの受験は特徴的だから!」と考えて独特な対策をするよりは、普通に英語と現代文を頑張って勉強する方が確実だと思います!私は基礎力が固まってから過去問を解き始めて、傾向と対策のフェーズに移りました。知識問題は現代文の領域を超えているので諦めていましたが、それでも読解問題が大部分を占めているので、現代文のスキルがあれば大丈夫だと思います!
 また私は古典と日本史は夏以降からは捨てていましたが、ICU以外にも中大などのいくつかの学部は2科目受験できるところもありましたし、なにより私はICUにとても入りたかったので、後悔はしていません。しかし日本史や古典から得られる一般知識は大切なので、受験校に向けての対策に全振りする秋位までは、それなりに勉強しておいた方が安心です!

b. 総合教養(ATLAS)

過去問の答えが無かったので、ほとんど無対策で試験に臨みました。最初のリスニングは不安でしたが、母国語の日本語での講義でしたし、意外とその後の問題も一般知識でしっかり考えればある程度答えの絞れる問題でした!
 リスニング以降の問題は人文社会とスタイルが似ていたので、現代文が出来て、かつ人文社会の過去問で傾向が把握できていれば大丈夫でした!

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

英語の試験は人文社会や総合教養に比べるとクセが少ないので、過去問を問題集代わりに解いていました。特にリスニングは受験科目としてそこまでメジャーではないので、高3の夏までは英会話でリスニングの対策をして、秋以降は過去問で実践かつ練習をしていました。私は過去問が尽きることがなかったので、他大のリスニングの過去問に手を出すことは結局なかったです。英検準一級程度のリスニングが出来ていれば、大丈夫だと思います!

<リーディング>

英語のリーディングは過去問だけでなく、塾や学校の授業を通して勉強しました。ICUのリーディングは長文問題だけなので、文法の基礎が固まった後は、文法の問題を追加でたくさん解いたりする必要はなかったです。またICUはライティングもないので、第二志望や第三志望にライティングがない限りはそこまで比重を置く必要はないと思います!私はICUに特化していたので、ライティングはほとんどしなかったです。
 またICUのリーディングの文体は記事っぽい感じで、京大などの国公立大の長文とはテイストが違うので問題を選ぶ際には少し注意した方がいいです!同じ私大の過去問だったらある程度文体は似ていると思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

現代文は木村哲也先生の「はじめての入試現代文」「はじめての次の入試現代文」の二冊を愛用していました。私はその先生の授業も取っていましたが、参考書だけでも十二分に力をつくと思います。
 英語は一冊参考書を使っていましたが、その参考書は現在絶版ですし、とても効果があった!とはあまり思えなかったです。英語はどちらかと言えば単語帳(私はターゲット1900と出る順準一級、それにプラスして自分で単語帳を作るアプリを使っていました)と文法書(学校で配られたEvergreenを使っていました)メインで基礎を固め、実際に問題を解くのはICUや他大の過去問を使っていました。
 また、ICUの受験日は他大に比べて早いので、私は共テと1月受験でリハーサルの様なものをしました。そのおかげか、ICUの受験当日に緊張しすぎて頭が真っ白!みたいなことにはならなかったです。

8. 最後に一言

前述した通り、「ICUは受験科目が特殊だから!」と考えて独特なスタイルで勉強するよりも、普通に現代文と英語を伸ばせば大丈夫です!私は河合塾で私大対策の英語と現代文の授業を取り、スキルの土台が固まった秋以降に過去問を解きました。それで最終的には過去問は毎回合格平均得点率を超えられていたので、この方法は間違ってはいないと思います!
 一般受験者でも、海外経験が年単位である人や、IBやインターナショナルスクールなど少し特殊な高校に通っていた人なども多く、どちらにも当てはまらない私はかなり不安でした。しかし結果的には普通の勉強方法で合格できたので、同じ様な受験者の方がいれば参考にしてくださると光栄です!受験勉強頑張ってください!

(追加の質問 UCDのSEAプログラムに関して)

<大学と街の様子>

・UCD(University College Dublin)の様子や魅力は?

 UCDはSEAプログラムの中で唯一6週間ずっと寮生活をする学校なので、私はその点に一番惹かれてUCDを選びました!
 また、アイルランドはアメリカやイギリスなど他の国に比べて、自分で旅行に行く際にあまり選ばなそうだったというのも選んだ理由です!折角だったら普段行かなそうな国に行って、歴史文化や現地の雰囲気を学びたかったので、その様な人にはおすすめです。

・ダブリンの様子や魅力的な点を教えてください。

 やはり東京と比べると、娯楽は少ないです。ダブリン以外にも複数個有名で栄えてる都市があるのですが、そこまで行くのに電車やバスで2,3時間以上かかってしまうので、平日は少し暇に感じる人もいるかもしれません。その代わり自然は本当に凄いので、自然が好きな人には魅力的だと思います!

 気温は日本より低く、雨が降ることがよくありますが湿気が全くないので、日本より気候は圧倒的に過ごしやすいです!しかし、清潔さは治安は日本の方が良い気がします。また、これは恐らくほとんどの外国が当て張りますが、お風呂をはじめとした生活スタイルもかなり日本とは違います。そこら辺にすぐ慣れられる人は、快適に過ごせると思います!

<プログラムと学習環境について>

・1日の授業スケジュールは?

 平日は毎日、午前中に授業があり、プラスして最初の2週間は週2回午後の授業もありました!

・クラスメイトの国籍や年齢層はどのような構成?

 クラスはCEFRスケールで振り分けられるのですが、私のクラスは日本人が半分以上います。クラスの生徒数も少人数(十数人程度)で、年齢層は他のクラスに比べて高めな印象です。しかし一つ下のクラスは人数も多く、生徒の国籍は私のクラスより豊かで、年齢層も若く同じ十代の人たちが多いそうです。クラスによって雰囲気はかなり違う気がします!

・英語力は鍛えられそう?教師の質や指導方法は?

 私のクラスが一番上のレベルだったこともあり、しっかりと英語力は鍛えられると思います!他の国から来た人達と様々なテーマを話し合うのは、ICUにいた時には出来なかった経験で、とても新鮮です。毎日その日ごとのテーマについてディスカッションしたりエッセイを書いたりしています!

 また、先生だけでなく、UCDの運営の方々もしっかりと意見を反映してくれるので、「もっとこれがしたい」「先生が合わない」など気になる点を相談すると、ちゃんと対応してくれます。
 現地の人との交流は少ないですが、授業がなくなった夏休み中に英語に触れられるので、春学期に鍛えた英語力を変わらず上げていけている気がします。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

かいしゃあん

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 8割
総合教養得点 = 5割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 7割5分

(共通テスト得点 参考)
国語:160弱
世界史:90弱
リーディング:90弱
リスニング:90弱

4.併願校

慶応大学 総合政策学部
立教大学 英米文学

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

学校の先生や親からICUについて軽く説明を受け、面白そうな大学だと思ったから。

6.ICUに期待するところ

英語でのコミュニケーション能力

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

当日点が合否を決めると考え、併願校で使用したものをそのまま活用しました。 また内容はその場で思いついたことを書いただけなので、あまり覚えてないです。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

帰宅部だったため、学校の行事の運営に少し関わったことしか書けませんでした。

a. 人文・社会科学

人文社会の試験を受けましたが、内容はいわゆる読み取り問題であるため、満点を狙うことができると思いました。他大学の評論に比べると難易度は低めだったので、自分の中ではここが得点源になると考えていました。特に対策はしていなかったのですが、共通テストの過去問をしっかりとこなしていたことで問題が解けるようになりました。ただ、かなり長い文章を読む必要があるため、読み切る体力をつけておくことは重要だと感じました。また、満点を狙うためには、少しでも世界史の知識を持っておくと良いかもしれません。

b. 総合教養(ATLAS)

これに関しては過去問を見てみると分かるのですが、答えが記載されていないため、問題を解いて形式に慣れることくらいしか対策できませんでした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ICUはリスニングがまあまあ難しいです。過去問を解き始めた当初はリスニングのスピードに圧倒されました。しかし10年程解くと、ある程度リスニングのスピードにも耳が慣れてきて安定して点が取れるようになりました。リスニングの対策としては微々たるものなのですが、英語のラジオを毎日7分程聞いてました。

<リーディング>

リーディングはとにかく時間を意識して過去問を解いていました。問題を精査する余裕はありませんでした。周りの受験生は英語で高得点を取るのが当たり前と思っていたので、とにかく他の人に差をつけられないように意識して解いていました。特にこれといった対策はなく、ただ時間内に解けるようにすることだけを頑張っていました。

8. 最後に一言

上記の説明を見てもらうと分かるとおり、僕はICUに向けてこれといった対策をしませんでした。なんとしてでもICUに入りたくて死に物狂いで勉強してきた方には申し訳ないのですが、併願校の勉強を頑張っていれば自然と解けるようになっています。

これを見ているということは、少しでもICUに興味がある方なのだと思います。よく巷ではICUは受験が特殊すぎてやめた方がいいと言われていますが、僕はそう思いません。むしろチャンスだと思っています。近年の倍率などを見てもらうとわかるのですが、他大学に比べてとても低いです。さらに先程も説明しましたが、人文社会も名前が堅いだけで、内容はただの易しい評論です。あとは英語が足を引っ張りさえしなければ、受かると思います。

自分が今までにどれだけ勉強したのかは皆さんがよくわかっていると思います。特殊な受験科目に怖気づかずに、ぜひチャレンジしてみてください。ICUで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。頑張ってください。

(追加の質問 ICU入学後の印象を教えてください)

1.授業について

入学前から宿題が非常に多いと聞いていたため、春学期はELA以外に3つしか授業を取りませんでした。その3つの授業については想像通りで特に特筆すべきことは無いと思います。しかし、ELAに関しては驚くことがありました。

ELAでは、入学前にTOEFLを利用してクラス分けが行われます。当時の私は受験勉強をしていたため、読むことは得意でしたが、話すことはできませんでした。そのため、クラスメイトも自分と同じような状況だろうと予想していました。しかし、授業が始まると周りの学生は英語が流暢に話せることに衝撃を受けました。なんとか食らいついた結果、現在はそれなりに話せるようになりました。

  1. キャンパスライフについて

学内はとても広く、最寄りの駅からキャンパスまでが遠いためやはり自転車は必要だと思います。最寄りの駅からはバスを利用して登校可能なのですが、自転車を持っているだけで待ち時間が減り時間に融通が聞くようになります。またキャンパス内の移動は歩くには少し広い感じがします。
学生同士の交流としてはELAの関係上、クラスメイトと共に過ごす時間が長くなり深い友好関係が築きやすい印象です。

3.ICUに入学して良かった点

何よりも英語に強くなれる点です。詳しく言うと、英語でのコミュニケーション能力が向上する点です。サークルや大学の友人と遊ぶ際にも英語で会話するなど、大学の内外を問わず英語を使用する頻度が高く、4年間を通してじっくりと学べると感じました。他には、「何を学ぶか」ではなく、「どのように学ぶか」や「クリティカルシンキング」といった、将来にも役立つスキルを受動的に身につけることができる点です。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

すあ

<プロフィール>

出身:地方私立中高一貫校
予備校:なし

2.受験形態

学校推薦型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

小学生の頃から英語が好きで国際系の大学も気になっていたところ、両親からICUという大学があることを教えてもらい、さらに受験した中高一貫校にICUの指定校推薦の枠があったため、自然と興味を持つようになりました。
その後高校に入り本格的に進路のことについてリサーチしていくなかで、まだ私自身明確に将来のビジョンを描けていなかったこともあり、リベラルアーツ教育に非常に魅力を感じ、ICUの理念にも共感するところが多くあったので受験を決意しました。また、単純に知り合いのICUの卒業生や、学校の先生方からのICUに対する評判がとても良かったので、それも決め手の一つになりました。

6.ICUに入学しての印象

ELAが想像以上にきつかったです。笑
私はstream3ですが、毎日課題をこなすのに精一杯で、1年生の間はおそらくELA中心の生活です。でも、それだけやる分、圧倒的に英語には慣れますし、毎回の授業も充実しているので、本当に有意義な時間の使い方ができているなと感じています。
また、どの授業もクリティカルシンキングを大切にしている印象で、”ICUらしい”授業なので面白いです。
そして学校全体の雰囲気として自由度が高いなと日々感じています!

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

個人情報が含まれているため割愛させていただきますが、高校2年生の時に参加したプロジェクトで、問題解決には多角的な視点を持つ必要があることを実感し、将来一人でも多くの人の役に立つために、ICUのリベラルアーツ教育を通して、幅広い学問とその考え方を学びたい、というようなことを書きました。

もっと学問を絞った方が良いのか考えましたが、幅広い学問と考え方を学びたいというのが私の結論だったので、正直にありのまま書きました。

願書-2<2.あなたの人生観に大きな影響を与えたと思われることを述べてください>

こちらも大部分が個人情報なので、ここには簡単にしか書くことができませんが、周囲の目を気にしていた時期に聖書の言葉に勇気づけられ、新しい環境に身を置いてみることを決意し、その環境での生活の中で、お互いを高め合うことができる仲間と学ぶことで、自己の確立に繋がることを実感した、と書きました。

どちらも自分を偽らずに正直に書いていいと思います。ICUはありのままの自分を受け入れてくれるはずです!

願書-3<英文抄訳>

願書3は2の内容の英文抄訳でした!そのまま日本語を英語に直訳するのではなく、2の文章で伝えたかったことは何だったのかを意識して書くことが大切だと思います。

ちなみに1-3の願書を作成するのに1ヶ月半かかったので、早めに取り組むことをお勧めします!!

(評定平均)

4.9

(校内選考のポイント)

ICUがそもそも地方で知名度がないのもありますが、私がICUに行きたいということをじわじわ周りから広げていった(つもり)なので、運よく選考に応募したのはおそらく私一人だけでした。ただ、それでも校内選考の一環で小論文と面接があったので、緊張感を持って取り組みました。また、そもそも私の高校では評定平均(全体と教科ごと)と進研模試の成績や英検等の取得状況も見られるので、1年生の頃から勉強は頑張っていました。
勉強は頑張っていて本当に損はないです、、、!

・会場試験

(小論文)

小論文テーマ:サービス・ラーニングについて(主に、立場と立ち位置の違いの話でした)
時間:9:45-11:35 (正味時間110分)

精読 10分
1-5 各16分
見直し 10分
予備10分 の時間配分で解きました。

過去4年間は第4問までしかなかったにも関わらず、先に受験番号を解答用紙に記入する時に今年(2024年度)は第5問も追加されていることに気づき、また、昨年度は第1問と第2問は他の大問の2/3の行数だったのですが、今年は1-5までA4用紙MAXの行数あり、かなり絶望しました。
昨年度と同じと思い込まずに心の準備はしておいた方がいいと思います。

対策としては、本番まで内容が分からないので、様々な文に対応できるように、新聞を毎日読んだり、「現代用語の基礎知識(学習版)」という本を読んで知識をつけました。小論文対策だけではなく、面接にも対応できて、将来的にもかなり役に立つと思うのですごくおすすめです。
また、授業の一環?の小論文の対策講座を受けたり、願書と一緒にもらえた昨年度の問題を時間測って解いて先生に見ていただいて復習していました。
これだけではなく、2年生のうちからいろんなタイプの小論文を書く練習を絶対にしておくべきです。
そして先生にも推敲していただいて、自分で書き直しをすると力がつくと思います。
キャリア教育の講座や、校外活動への積極的な参加もお勧めです。

あとは、今年は抽象的な概念のお話だったので、そのような本や、多少難しめの本にも慣れておくといいかもしれません。
今年は昨年度(2023年度)のような比較的難しいグラフの読み取り問題はなかったですが、グラフ対策をしていても損はないと思います。
どのパターンの小論文がくるか分からないので、様々な問題に触れておくと安心です。
文章自体は読みやすいので、焦らなければ解けます!

(面接)

    1. キリスト教主義学校で学ぶ意義
    2. 興味のある社会問題とその対策
    3. 「やりたいことがはっきりとしている人が大学に行くのは遠回りである」という意見について賛成か、反対か、それとも中立か
    4 . 今までこの面接で出た意見についてクリティカルシンキング(付け加えたり、もっとこういう面からみてもいいんじゃないか、など)してください (30秒ほど考える時間ありました!)

    4人グループで、面接の最初の方に、一つの質問に対し、一人2分程度で話してくださいと言われました。
    受験番号が早かったため、小論文終了後1時間後(12:40頃)に呼ばれて、13時半には終わりました。
    面接官の先生方お二人が本当に優しくて、終始比較的和やかな雰囲気でした。でも厳しめの先生もいらっしゃるそうなので、運要素も強いかもしれません。

    (会場試験のポイント)

    とにかく、楽しかったです。もちろん緊張はしますが、他の受験生と会話が盛り上がったり、面接で先生方ともお話をし、同じグループの受験生のいろんな意見を聞くことができたのが、純粋に楽しかったのを覚えています。受験日が近づくと私もお腹が痛くなったりしましたが、当日全力で楽しんでみたほうが、自分の力を発揮できると思います!


    (指定校に関するポイント)

    指定校推薦は軽く見られがちですが、ICUともなると、合格(特に校内選考通過)のためには厳しいことも多くあると思います。でも、一番大切なのはICUに入りたい気持ちだと思います。その純粋な想いがあれば乗り越えられます◎

    (最後に一言)

    私は極度の心配症で、泣きながらテストや模試の勉強をし、校内選考を通過した後も、いろいろなことを思い出し、泣きながら願書を書いていました。笑
    でも、今ICUで、本当に素敵な友人や先生方に恵まれ、楽しく充実した生活を送ることができているのも、過去の自分が頑張ってくれたおかげです。頑張った先で、ICUでのキャンパスライフが待っています!健康第一で、全力で楽しみながら頑張ってみてください!
    ICUでお待ちしています☺

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    1.お名前、プロフィール

    <お名前>

    さくらんぼ

    <プロフィール>

    立命館宇治高等学校
    予備校には通っていなかった
    趣味:ピアノを弾く、料理、サイクリング、旅行、カフェ巡り

    2.受験形態

    学校推薦型選抜

    5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

    高校二年次の時にカナダに留学に行った時に、現地の先生がICUの学生だったことを教えてくれたことがきっかけ。カナダで初めてICUの存在を知り、先生の学生時代の話を聞いていく中でどんどん興味を持つようになった。少人数でアットホームな雰囲気、幅広い分野を深く学ぶことができる点でICUに魅力を感じるようになった。高校時代は部活動で忙しかったが、指定校推薦校の一つにICUがあったため、挑戦することにした。

    6.ICUに期待するところ

    日本にいながらも海外にいるかのような感覚を味わえる大学。すれ違う人、見かける人本当に人それぞれで、ユニークで面白い人がたくさん集まっているという印象。人種や性別に関係なく、お互いがお互いを受け入れ、認め合い、交流している先輩の姿がかっこいいと思う。自分自身、ICUに入学してもっと自分らしさを出して、発信していくことの大切さを痛感している。

    7.受験対策

    願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

    私の夢は外務公務員になる事だ。そして、世界に日本の姿を正しく理解してもらい、現地の報道機関への情報提供や、日本に親しみを持ってもらう文化交流活動に携わりたい。私はカナダ留学をした際、多数の人々は日本について正確でない印象を持っていることに気付いた。私は日本文化や伝統が好きだ。例えば、茶道を通じて、わびさびの精神やおもてなしの心を学ぶ事ができる。私はこの様な文化の根底部分までを世界に発信したい。私の夢である外務公務員に求める知識や能力は幅広く、学術的な学びが必要だ。例えば、日本を客観視し深く理解する為の世界史の知識や、SNSを含むメディアの活用技術だ。そこで私はダブルメジャー制度を活用し、国際関係学と社会・文化・メディア学を履修したい。また、私には広範な知識を深める為のリベラルアーツ教育が必要だ。さらに、貴学の外国人留学生の豊富さも私に有利に働くだろう。なぜなら、国際学生と日常的に交流する事で国際的なコミュニケーション能力や日本を代表する責任感を持つ事を可能とすると考えるからだ。以上の理由から、私に必要な学びを得る為には貴学が最適であると考え、貴学を志望する。

    願書-2<あなたの人生観に大きな影響を与えたと思われることを述べてください>

    私は高校2年生の時にカナダで1年間の留学を経験した。この経験から私の価値観は大きく変容した。私は留学開始直後、ホストファミリーのハウスルールに衝撃を受けた。なぜなら、私が以前過ごしてきた環境での「当たり前」と大きな差があったからだ。私は彼らとの間にある価値観の相違に葛藤し、異文化に適応する難しさを痛感した。しかし、一度決めたことは最後までやり通すことが強みである私は、違和感を感じながらもこの状況に真摯に向き合い続けた。彼らと対話を重ねるにつれ、規則の根本にある思考や価値観を理解出来るようになってきた。そして、自分や日本の常識は世界にとっては特異な可能性もあり、置かれている環境で当たり前は容易に変わる、と常識を疑う事ができた。また、異文化や異なる考え方を知ることで新しい世界を広げ、それらを認める事で様々な背景を持った人と親しくなる事が出来た。このように私は留学を経て、異文化を理解するための対話の重要性を学んだ。それにより、「常識を疑う批判的思考力」や「1つの物事を多角的に捉える力」、「多様な価値観」を尊重する力を獲得できた。グローバル化が急速に進展する世界では多様な価値観を認めあう力は重要だ。そのために私はこれからも対話を大切にし、異文化コミュニケーション力を磨いていく。

    (評定平均)
    4.8

    ・校内選考の様子・ポイント・アドバイス

    高校での成績が指定校推薦では大きな割合を占めます。日頃の小さな課題やテストなどの出来合いが最終成績に関わってくるからこそ、大事に受けてください。そして、定期テストでは、大学入学につながっているということを頭の中に入れながら勉強を進めると、より集中力高く勉強できるかもしれません。(私は大学生活を頭の中でイメージしながら、定期テスト勉強をしていました)

    ・会場試験

    (小論文)

    どのような対策をしたか、実際の試験ではどのような問題が出たかなど
    過去問のデータが少なかったが、過去の問題を見返して実際に解いてみた。ICUの小論文は他校と違う特徴があるため、データの読み方や比較の仕方などを高校の先生から教えていただいた。実際の試験ではICUの特徴の一つである「サービスラーニング」に関する対話文やデータから読み取れる情報について小論文を書いた。

    (面接)

    面接は5人グループで行われ、先生は二人いらっしゃった。質問内容は面接官の先生のメジャー分野に関するものだった。例えば、「資本主義と民主主義のどちらの方が好ましいと思うか」や「少子高齢化が進む日本において求められること」などだった。本当にその先生のメジャーのより質問内容が異なるため、一概に対策方法を言うことはできない。他校では求められるだろう「志望理由」「将来の夢」「大学で成し遂げたいこと」などは一切聞かれなかった。面接官の質問に対し、一人2分以内で答えないといけない。時間を越えると先生に強制的に止められ、次の人の順番になる。質問に対しての答えを考える時間を少し頂けたり、回答順番を質問ごとにローテーションしたりするなど、寛容で平等な部分があった。個人的には緊張することなくリラックスして受けることができた。どうしても自分なりの答えが思いつかなかった時は、自分の前の人が言っていたことを少し取り入れたが、自分らしさを面接官にアピールするためにも必ず自分の意見を述べることを強くお勧めする。

    (会場試験のポイント)

    小論文の時には、時間管理のためにも腕時計を持参することが大事だ。学校にも時計はあるが席によったら見えにくいところもあるため。
    小論文が終わってから面接までに時間がある場合がほとんどで、その時間にいかに他の学生さんと仲良くなれるかが、入学してからの人間関係に影響してくる。やはり同じ困難を乗り越えて入学した同志は、入学してからもすぐに親しくなれる。実際、同じ面接のグループになった人たちで大学入学後に集まって遊びに行ったりした。面接は個人個人が評価されるが、グループ内の雰囲気の良さも少なくとも影響すると考える。また指定校推薦の人はほとんどの確率で合格できるからこそ、入学の際の不安や疑問点を一緒に解消することができる仲間をそこで得ることもできる。リラックスして受けることでより柔軟に物事を考えることができるため、雰囲気に飲み込まれずに落ち着いて受けることが何よりも大事だと思う。

    (最後に一言)

    ICUには自分がしたいことを全力で応援してくれる仲間、先生、やりたいことができる環境が整っている大学です!こんな大学は日本のどこに行ってもないと私は強く思います。また、自分がしたいことが今の時点でなくても、ICU在学中に見つけられる環境や雰囲気があるはずです。受験期間は厳しい道のりかもしれないですが、自分が将来心底から笑って、輝けるような人生を自ら作るためにも今この瞬間を乗り切って欲しいです。ICUで皆さんと交流できることを楽しみにしています。

    ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

    <お名前>

    Aurora

    <プロフィール>

    西日本の中高一貫校出身、現役で合格。

    2.受験形態

    一般選抜

    3.予想得点

    人文社会得点 = 6-7割
    総合教養得点 = 6-7割
    英語リスニング得点 = 8-9割
    英語リーディング得点 = 7-8割

    (共通テスト得点 参考)

    英語 L,R共に9割超
    国語 7割弱
    世界史 8割弱

    4.併願校

    東京外国語大学 国際社会学部
    関西学院大学 国際学部

    5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

    高校3年時、まだ志望学部すら決まっていなかった私に母が「国際色豊かで、東京にあるのにムジナが居るくらい自然環境に恵まれた、教養学部のある大学があるよ」とICUの存在を教えてくれたのがきっかけです。

    6.ICUに期待するところ

    学生生活を壮大な自然の中で過ごしながら様々な学問に触れて、あらゆる事象を多角的に見る事の出来る視野の広さを身に付けていきたいと思っています。

    7.受験対策

    a.願書

    <1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

    ICU特有の学習カリキュラム、恵まれた自然環境、そして国際色豊かな点の3つを中心に私自身が魅力的に思った事柄を書かせて頂きました。

    <2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

    幼少期からの自然探索と、そこから自身が学んだ事について書かせて頂きました。

    a. 人文・社会科学

    時間が無く、最後の5問程が解き終わりませんでした。
    私が苦手としていた哲学に関する問題だった事もあって混乱して内容が殆ど頭に入らず、過去問では8割前後を安定して取っていたにも関わらず本番は取れていても7割くらいだろうと予想しています。
    対策は、とにかく試験本番の緊張感に耐性を持つこと、そして選り好みをせずに様々な文章に日頃から触れる事くらい…?
    後は、私が試験中の密かな楽しみにしていたICU特有の少しふざけた問題が今年度は無かった事には個人的に少しショックを受けました。

    b. 総合教養(ATLAS)

    人文・社会科学と同様、時間が足りませんでした。
    自信のあまり無い問題が数問あり、過去問では見切りを付けて飛ばす練習をするよう対策していた筈が本番ではつい飛ばす事を躊躇って結果的に時間をかなり取ってしまいました。
    後半10問に集まっていた生物の知識を使えば文章をあまり読まなくても解ける問題にかなり救われた印象です。
    皆さんは私と同じ轍は踏まないで下さい。

    c. 英語(リスニングを含む)

    <リスニング>

    特に私が難しく感じていた一番最後の問題(5分程度の英文が流れ、それに関する5つの問を解くもの)は初めの内は集中力が途中で途絶えて肝心な文を聞き逃す、といった事が多く起こっていましたが、オンレクで過去問を解いていく内に解消され、とても助けられました。

    本番は途中マークミスをするという思わぬハプニングに慌てましたが、リスニング音声終了後自分の答えを書き込んでいた問題用紙とマークシートを照らし合わせる事によって乗り越えました。

    共通テスト対策でもよく言われている事ではありますが、問題用紙に答えを書き込んでおくのは本当に大事だと痛感させられました。

    <リーディング>

    とにかく時間との勝負といったイメージです。

    PartⅠは文章と問題とを照らし合わせ、どれだけ早く答えを探し抜くか、Part2は日頃の積み重ね(単語暗記&分詞、前置詞等に関してどれだけ理解しているか)が肝になっている印象です。

    個人的にはPart1よりはPart2の方が難解に思え、本番も半Part1の出来栄えには自信があったのに対し、半分くらいしか合っていないように感じました。

    d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

    1つの科目で失敗した、と思っても気持ちを逐一切り替えて行きましょう。

    私は人文・社会科学とATLASであまり自信が無かった際にICUのキャンパス内を散策し、雄大な自然を見て心を落ち着けました。

    また、ICU試験会場の机は問題用紙を開けて置くと余るスペースが殆ど残らない程のかなり小さいものになっているので、本番慣れない環境で試験をするのは…といった方は、似た環境で過去問を解いてみる事をおすすめします。

    8. 最後に一言

    ICUでお待ちしています。

    ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

    <お名前>

    こくさい

    <プロフィール>

    法政大学出身、大学では映像、軽音、ジャズサークルに入っていました。現役時に不合格だったため仮面浪人をして1年目でB方式編入で合格しました。

    2.受験形態

    一般選抜 B方式

    3.予想得点

    総合教養得点 = 7割

    5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

    高校入試の時にMARCHの付属校に複数校合格、そこから次のステップとしてICUを意識し始めた。元々都立国際のような環境を求めていたため少数精鋭、国際性のあるICUを魅力的に感じていた

    6.ICUに期待するところ

    楽しく過ごし留級しないことが1番ですが、それ以上に教養人になることです。特に今の社会では表層的な知識はどんどん意味を失っていると思うのでより深い思考力や発想力などを得たいと思っています。ある意味でこの方向での努力がこの先社会に出た後自分を助けてくれると思っているので

    7.受験対策

    a.願書

    <1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

    より身近な諸問題や自分の感じる閉塞感などを研究し生きる指針を得たい
    ↑他にも内容的にはバラバラなものを書いていました

    <2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

    映像制作を企業、大学のサークルでも副サークル長として行なっていた←B方式の面接でここも聞かれました、学生の素の部分を見てくれているような気がします

    b. 総合教養(ATLAS)

    まさにオンレクのおかげで点数が取れました、過去問の答えと例題があるのがありがたかったです。最終的にB方式の編入で唯一の編入合格者になれたのはこの科目のおかげなのでまさに人生が変わりました。

    d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

    人文・社会科学
    個人的にはよく合格した方が言っている本を読むことと世界史や倫理の素養をつけることが重要だと考えています。

    英語リスニング
    A方式には落ちてしまいましたが英検一級をとった現役の時より浪人時にtoefl ibtで25/30をリスニングで獲得した後からICUのリスニングでも過去問で7割以上を取れていたのでオンレクの過去問とTOEFLの勉強をお勧めします。

    英語リスニング
    A方式はなぜ落ちたのかわかりませんが高校2年次の英検一級ではリーディングの素点で8割、仮面浪人時にはtoefl ibtのRで27/30点取っておりました。まさにICUのリーディングは魔境なのかもしれません

    現役の時はダウンジャケットを着て逆に暑かったので浪人ではすぐ上着を脱げるようセットアップスーツで行きました。熱い部屋と寒い部屋もあるようなのですぐ脱げる格好はマストだと思います。あと昼は2年連続でばか山の方に行っていたのですが気分転換になるのでおすすめです(浪人時は受験仲間がいなかったので孤独でした)

    8. 最後に一言

    今年落ちてしまった人も仮面浪人という選択肢は残されています。私も初出願のB方式にまぐれで受かったので生きていれば思わぬ幸運、機会に恵まれることがあります。ICUが全てではないのでなんとも言えませんが学生のうちは自分の思いに従った方が例え失敗してしまったとしても人生に納得できるように思います。

    ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

    <お名前>

    カンサイジン

    <プロフィール>

    高校:中堅私立高校の一貫生
    趣味:音楽、ゲーム、ネット
    部活:外国語部(ほぼ帰宅部)

    2.受験形態

    一般選抜 B方式

    3.予想得点

    総合教養得点 = 8割

    (共通テスト得点 参考)

    国語:70点くらい(ほぼ現代文の点数)
    世界史:55点
    英語R:7-8割
    英語L:8割強

    4.併願校

    立命館アジア太平洋大学、英語重視方式と共通テスト併用方式
    中央大学総合政策学部、学部個別選抜と英語外部試験利用方式

    5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

    予備校の面談で紹介され、キャンパスに行ってみたところ、植物園みたいなキャンパスに惹かれたから。
    元々進路としてアメリカのリベラルアーツカレッジが気になっていたので、ICUの教育も魅力的でした。

    6.ICUに期待するところ

    オルガンの授業をとってみたい。

    7.受験対策

    a.願書

    <1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

    オーバーツーリズムに興味があるので、ICUでは公共政策を主軸に社会学や心理学を学びたい。

    <2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

    外国語の学習。

    b. 総合教養(ATLAS)

    高校の授業を真面目に受けることが大切だと思います。
    科学基礎や生物基礎の知識は教科書レベルで充分なので、高校のテスト勉強を私文だからといって捨てなかったことが活きたと思います。

    d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

    ICUの試験は時間との勝負な面が大きいと感じるので、慣れてきたら時間を測ってやることが大切だと思います。
    僕はA方式に落ちてB方式で合格したので、TOEFLやIELTSのスコアを高めて合格の可能性を少しでも大きくすることが大切だと思います。英語スコアのための勉強とICUの英語対策は重なるところがあるので、決して無駄にはなりません。
    また、首都圏以外の学生のために今年度からICU Cherry Blossom奨学金が始まっているので、対象の方は申し込むことをおすすめします。

    8. 最後に一言

    オンレクはとても助かりました。自分のペースで読み進められるところがいいと思います。
    総合型もA方式もダメでしたが、B方式で合格することができました。ICUに一回落ちても、諦めないで頑張ってください。

    (追加の質問)

    ・提出した外部英語試験の種類と点数は?

    →IELTS 6.5を提出しました。TOEFL80も一応持っていましたが、提出したのはIELTSの方です。

    ・二次試験のオンライン個人面談ではどのような事を聞かれてどのように答えた?

    →質問は提出書類(志望理由と学習計画)に基づいた質問と口頭試問のような質問がありました。
    志望理由系の質問は「ICUを志望した理由」や「なぜ他の大学ではなくICUなのか」「(願書の最初の項目)志望理由書に書いてあるあなたが興味を持っている分野について説明してください」といった質問でした。願書にあった2番目の項目の「最も得意とすること、好んで行っていること」からの質問はありませんでした。

    その場で考えて答える質問は「世界規模の問題はどのようにすることで解決できるか、あなたができることはなにか」「ICUの求める学生像とはなにか」「2040年の自分はどのようになっていると考えるか」といった質問でした。

    志望理由系の質問については、通っていた塾の先生との練習で何を話すかおおまかに決めておきました。志望理由は入試の面接では100%聞かれると思うので、何を話すかポイントをまとめておいた方がいいと思います。本番は緊張すると思うので、一言一句準備して暗記することは個人的にお勧めしません。入学後に学びたいことや、卒業後に何をしたいかなどについても整理しておくといいと思います。

    口頭試問系の質問については、その場で考えて答えるしかなかったです。答える中で意識したことは、結論を明確に述べることと、その理由が筋から逸れないように注意することです。また、すぐに答えることが難しい質問は結論を最後に述べることで考える時間を稼ぎました。

    ・関東(1都3県)以外の学生向けのICU Cherry Blossom奨学金はもらえた?

    →ICU Cherry Blossom奨学金に第一次募集で内定しました(総合型と同時に出すつもりだったので)。提出したのは高校の成績と収入を証明する書類くらいだったと思います。

    (*ICU Cherry Blossom奨学金は、授業料が1学期と2学期の授業料が4年間免除される。つまり3学期だけ授業料を払えばよいので、1/3になる。)

    ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

    <お名前>

    般若

    2.受験形態

    一般選抜

    3.予想得点

    英語91,94
    国語(近代以降)90
    数学124
    (共通テスト得点 参考)
    英語91,94
    国語(近代以降)90
    数学124

    4.併願校

    上智大学
    慶応大学
    早稲田大学

    5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

    英語が得意だったのとリベラルアーツ教育に惹かれたので選びました。

    6.ICUに期待するところ

    一般教養の授業で幅広い知識を得るのが楽しみです。

    7.受験対策

    a.願書

    <1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

    リベラルアーツに惹かれたことと、幅広い知識を組み合わせたいことを書きました。

    <2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

    英語が得意であることを書きました。

    a. 入試対策

    形式の確認のみ。時間配布やメモの取り方のイメージを掴むためにやりました。

    d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

    人文科学は世界史や現代社会の授業を取っているととても有利であると感じました。高い国語能力がかなり試されていると思います。
    総合教養は時間にかなり余裕が無いので、迷ったら潔く飛ばすことが大事です。後半に比較的簡単な計算問題がある事があるので、そこは確実にとっておけると良いと思います。前半の方がリスニングの内容ともリンクしていて解きやすいように感じました。
    リーディングは現代文を英語で解かされている感じなので、長文読解を中心に勉強するのが良いと思います。
    リスニングは選択肢を先に読むのは諦めた方がいいです。数字を中心にメモを取るのがいいと思います。

    8. 最後に一言

    試験前は深呼吸をして頑張ってください!

    ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

    <お名前>

    シャチ

    <プロフィール>

    沖縄県の県立高校出身
    中学三年生から高校2年生まで英語塾に通ってました
    洋楽を聴くことと海外ドラマを見ることが趣味です

    2.受験形態

    一般選抜

    3.予想得点

    英語R 97 英語L 98
    国語 158
    数学1A 35 数学2B 48
    世界史 87
    地理 100
    理科基礎 81

    (共通テスト得点 参考)

    英語R 97 英語L 98
    国語 158
    数学1A 35 数学2B 48
    世界史 87
    地理 100
    理科基礎 81

    4.併願校

    東京外国語大学 国際社会学部
    早稲田大学 国際教養学部
    明治大学 国際日本学部(共テ利用)

    5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

    高校2年生の時、進学する大学を決めるためにネットで色々調べていく中でICUのことを知り、ELA、少人数教育、メジャー制などICUの全てに魅力を感じたので志望していました。

    6.ICUに期待するところ

    生き物が好きなので生物学や環境に関する授業を受けるのが楽しみです。また、昔から外交などにも興味があったので法学や国際関係の授業も受けてみたいと思ってます。

    7.受験対策

    a.願書

    <1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

    少人数教育、ELA、リベラルアーツに魅力を感じたことについて書きました。

    <2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

    外国語同好会に所属し英語ディベートの活動に関わっていたことなどについて書きました。

    a. 人文・社会科学

    過去問では割と取れていたので、過去問を解くくらいでこれといった対策はしませんでした。
    過去問はいつも大分時間が余っていたのですが、本番は緊張や体調などで大分ギリギリで確認の時間も取れなかったので、
    過去問を解く際も時間制限をキツめにして解くことをおすすめします。

    b. 総合教養(ATLAS)

    講義はワークシートみたいなのに書いてあることを中心に細くメモしていました。特に数字が出てきたら注意してメモをするようにしていました。自然科学パートに関しては国立の勉強で、生物基礎・地学基礎をしていたので特に問題はありませんでした。

    c. 英語(リスニングを含む)

    <リスニング>

    リスニングは英語に耳を慣らすことが重要だと思います。過去問をとくのはもちろん、youtubeや海外ドラマなどの英語音声を英語字幕を見つつ聞くのもおすすめです。本番は音声がこもっているように聞こえて、最初の方は聴き逃しましたが、幸い耳が慣れてきて後半は聞き取れたと思います。本番の放送が聞き取りずらいことは知っていたのですが、スピーカーで音声を聞くなどの対策はできていませんでした。受験する方は1度試してみることをおすすめします。

    <リーディング>

    速読は得意な方で、時間厳しめの大学の問題をいろいろ解いていましたが、ICUのリーディングは特に時間設定が厳しいように感じられました。自分は人文学系の問題が苦手だったのでそのパートはあまり時間をかけすぎないように気をつけていました。また、最後の穴埋め問題は熟語が分かれば解けるものも多いので熟語の勉強をしておくこともおすすめします。

    d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

    自分はICUの入試1週間前くらいに家族にインフルエンザを移されました。熱も下がるのが遅かったので、正直終わったと思っていました。結果的には合格できましたが、入試は体調によって左右されることも多いと思うので受験生の方は気を付けてください。ワクチン接種をおすすめします。

    8. 最後に一言

    ストレス貯めすぎない程度に勉強頑張ってください!!

    <追加の質問>
    沖縄県から東京の大学を受験していて、試験日程がそれぞれ空いているが、宿や移動はどうしていた?宿や飛行機で気を付けるべき事は?

    <回答>
    1ヶ月程マンスリーマンションを借りて友達と生活していました。あとスーツケースが死ぬほど重くて後悔したので、スーツケースにはあまり荷物を詰めすぎないよう気を付けてください。

    ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

    <お名前>

    マッチ―

    <プロフィール>

    首都圏の偏差値69の私立高校を卒業後、河合塾で一浪し、地方国立大学に2年通いました。

    2.受験形態

    一般選抜

    3.予想得点

    人文社会得点 = 7-7.5割
    総合教養得点 = 7.5-8割
    英語リスニング得点 = 9割
    英語リーディング得点 = 満点

    5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

    浪人を経て地方国立大学に進学したものの、直前で志望校を下げてしまったこともあり後悔が残っていました。それに加え、大学で主に勉強していた言語学などの分野にあまり興味を持てず、経営学やITなどの勉強がしたいと思うようになりました。そんな悩みを持っていた大学2年生のある日、編入試験の存在を母から知らされます。調べていくうちに、経営学と情報科学を同時に学ぶことができるICUが編入試験を行っていることを知りました。また、実は浪人時代、英語が比較的得意だったこともあり、父の勧めでICUは受験したものの、不合格だったという過去がありました。大学受験のリベンジを果たしたいという思いと、自分の興味分野の変化から、編入試験を受験することに決めました。

    6.ICUに期待するところ

    先に述べた経営学と情報科学のみならず、幅広い分野の授業を履修することで多角的な視点を養いたいです。また、英語に関しては、今まで基本的に受験のための勉強しかしてこなかったので、ELAを通じて実践で使える英語力を身に着けたいと思っています。

    7.受験対策

    a.願書

    <1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

    在学中の大学では言語学を主に学んでいるが、学んでいくうちにあまり自分のやりたいことではないということに気付いた。経営学や情報科学に次第に興味を持つようになり、これらの2つの分野をダブルメジャーという形で履修できるICUが自分に最適だと考えたこと。また、ELAを通じて英語の運用能力を向上させたいということを書きました。

    <2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

    週1回サウナに行っていることについて書きました。

    a. 人文・社会科学

    人文社会科学または自然科学 = 人文・社会科学を受験しました。対策としては、知識問題はほとんど出ない(今年はゼロ)ので、過去問を通じて長い文章に読み慣れるというのが重要だと思います。ここ5年分ほどの過去問は、文章、設問ともに平易で、安定して9割前後取れていたのですが、今年の問題は、哲学的な要素が強くとても難しく感じられました。ただ、受験者の中ではかなりの量の過去問を解いてきたという自負がありましたし、直近の過去問ではオンレク内でも上位を取れていたので、難しく感じているのはきっと自分だけではないと思い、すぐに気持ちを切り替えることができました。

    b. 総合教養(ATLAS)

    対策は人文とほとんど同じで、過去問をひたすら解いていくのが良いと思います。日本語のリスニング問題が出る大学はおそらくICUだけなので、メモを取る練習は絶対したほうが良いです。過去問では講義の概要を理解していれば解けるような問題が多かったですが、今年の問題は細かい部分までメモしていないと解けない問題が多かった印象です。僕は可能な限り聞こえてきた内容はメモしていたので、大問1についてはほとんど解けました。また、総合教養は元々時間が厳しい試験ですが、今年はさらに文章量が増え、さらに厳しくなっていたと思います。大問ごとの時間配分を前もって決めておくべきだと思います。僕は、大問1は最大7分、大問2は20分、大問3も20分、残りの時間で大問4という風に決めていました。総合教養は試験が始まる時間も微妙なので、ストップウォッチを使うと時間配分がしやすいと思います。

    c. 英語(リスニングを含む)

    <リスニング>

    純ジャパの僕にとって、最大の難関でした。勉強を始めた9月の段階では、オンレクの偏差値で40ほどだったと思います。このままではまずいと思い、毎日リスニングの過去問に触れるようにしました。その結果、1月には安定してオンレクの偏差値50以上、年によっては60ほど取れるようになりました。本番はおそらく9割は取れたと思います。アドバイスとしては、本番はスピーカーから放送されるので、日頃からイヤホンを使わず、スマホから直接音源を流して勉強すること、大問1、2で出題される場面と言うのはある程度パターン化しているので、過去問で出てきた知らない表現は積極的に覚えること、大問3の講義は結構細かい部分が問われたりするので、設問を見ながら必要な情報をメモすることです。リスニングは一朝一夕に上達するようなものではありませんが、純ジャパでもめげずに英語を聴き続けていれば、いつかは見違えるほどに聴こえるようになると思います。

    <リーディング>

    勉強を始めた9月の段階でオンレクの偏差値60を取れることもあり、比較的得意な科目でした。対策としては、ICUのリーディングはTOEFLと類似している部分があるので、TOEFLテスト英単語3800、TOEFLテスト英熟語700を一通り暗記した後、ひたすら過去問です。上記の参考書に掲載されている表現を抑えれば、長文の内容理解に苦しむということはまずなくなると思いますが、これらに掲載されていない単語のうち、過去問で複数回出てきたものは、頻出度が高いものと判断し、小さいノートにまとめて覚えるようにしました。また、2017年以降は文章量が増えていて、時間がかなり厳しくなっているので速読の訓練をしたほうが良いです。僕は1日に1つの長文を復習して分からない単語と構文をなくし、次の日の朝に5回音読するようにしていました。時間配分は長文一つにつき17分、空所補充に9分がおすすめです。本番は、例年に比べるとやや易しくなり、いつもは各大問につき1つか2つほど悩む問題があったのですが、今年は全ての問題を自信をもって解くことができたので、特にミスが無ければ満点が取れたと思います。

    d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

    試験について、アドバイスを2点ほどさせていただきます。1つ目が、人文のところとも通じますが、試験中は最後まで諦めないということです。試験中、問題が難しくて途中で投げ出したくなるような気持ちになることがあるかもしれません。ただ、難しく感じているのはおそらく周りも同じなので、最後まであきらめず、解ける問題を全て解き切るという姿勢が大事だと思います。2つ目は、受験当日は緊張するということです。おそらく、今まで頑張ってきた人ほど、合格できるか不安になると思います。これはどうしようもないことです。だからこそ、無理に緊張しないようにするのではなく、緊張は今までの努力の証だとポジティブに捉え、自信を持って試験に臨みましょう。

    8. 最後に一言

    最後に、僕が一番好きな漫画であるNARUTOから、僕が受験生時代に自分に言い聞かせていた名言を紹介します。それは、「自分を信じない奴なんかに努力する価値はない!!!」という言葉です。NARUTOを知らない人のために簡単に説明すると、これは、マイト・ガイという忍者の弟子であるロック・リーという人物が、どんなに努力をしても生まれながらの天才には敵わないのではないかと弱音を吐いた時に、ガイ先生がリーに対して放った言葉です。僕もオンレクを始めたばかりの時は、なかなか結果が振るわず、どんなに勉強をしても合格できないのではないかと不安に苛まれる時期がありました。そんな時にこの言葉に救われました。努力を続けるというのは簡単なことではありません。結果がついてこないと、挫折しそうになる時が出てきます。そんな状況でも踏ん張るためには、自分を信じるしかありません。たとえ根拠が無くても、自分にはできると思い込んで努力を続けていれば、いつかは実を結ぶはずです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ここまで色々と語ってきましたが、くれぐれも健康には気を付けて、息抜きもしながら頑張ってもらえればと思います。