ICU入試倍率の変動

ICU入試倍率の変動
*データは1976年度から2001年度。ICU入試速報およびICUパンフレットから算出。

1976年から2001年までにICU入試の倍率、志願者数、合格者数を算出してみた。目に付くのが90年前後の急激な倍率と志願者の増加、そしてその後の減少である。ICUでは、91年に国際関係学科が設立され、入試志願者数、倍率ともに設立翌年の92年にピークをむかえた。しかしその後日本経済は「失われた20年」の時代に入り、バブル崩壊後の私立離れのあおりを受け、倍率が低下している。日本における私立大学離れは90年代後半から顕著になってくるが、ICUの場合も例外ではない。ただしその後志願者数自体は98年度以降安定感を取り戻し、2001年度入試においては増加に転じている。他の難関私立大学においても90年代末期からは志願者数が安定しつつある。いずれにしても私立大学の場合、経済や景気動向が、入試に影響を与える様子が覗える。

学科及び受験科目の統計に関するまとめ

少し長くなったのでここでここまで学科と試験形式に関するまとめをしておきたい。

1.自然科学考査は社会科学考査よりも有利である。

2.9割近い受験生は希望学科に入学する。

3.第2志望合格の多くは国際関係学科、教育学科を第1志望とする場合に起こる。

4.合格圏までに達していればいずれかの学科に合格できる可能性が高い。

5.理学科は他の学科よりも入りやすい可能性があるが、全員が自然科学考査を選択しなければならないということや、理学科志望以外の受験生も自然科学考査を受けられるということ、さらにICUの使命として理系の学生を一定数受け入れるということなどを考慮すると必ずしも不公平とはいえない。

6.究極的にはどの学科を志望しても「ICUに入学する」という点においては有利、不利はなく、自分の興味、関心によって学科を選択すべきである。

…ということにしておきたい。(^^;)

志望学科と募集人員

志望学科と募集人員
注:第1志望、第2志望の割合は入試前日に実施したアンケートによる。サンプル数は185。数値は全体のうちどのくらいの割合の人がその学科を第1または第2志望にしていたかということを表す。

ISSSHmLgNSEd
募集人員24%24%15%15%14%8%
第1志望35%21%13%12%10%9%
第2志望22%29%17%12%5%15%
バランス(*1)-9%3%2%3%4%-1%

(*1)バランスは定員と第1志望とのギャップ。
(*2)IS=国際関係 SS=社会科学 Hm=人文科学 Lg=語学 NS=理学 Ed=教育


上記の表及びグラフは各学科の定員とそれに対する受験生の志望動向を表している。最も第人気があった学科はやはり国際関係学科で、実に35%もの受験生が国際関係学科を第1志望としていた。別の言い方をすれば1/3以上の受験生が国際関係学科を第1志望としていたということになるから、その人気は相当なものである。2番人気は社会科学科で21%だった。その他の学科はHm(人文科学科)が13%、Lg(語学科)が12%、NS(理学科)10%、Ed(教育学科)が9%であった。第2志望においてはSSがISを抜き一番人気となっている。これはISを第1志望する人の多くがSSを第2志望としていることが原因で、IS第1志望者の実に50%近くがSSを第2志望としていた。
さて、ここで注目したいのは定員と第1志望とのバランスである。国際関係学科は定員に対して-9%となっている。つまりこれはI国際関係学科第1志望者で合格件に達した人の約25.7%は国際関係学科に入学できないという計算になる。その他Edにおいて-1%となっており、教育学科でも第1志望で合格できない人が出る可能性がある。ではここでもう一度ICU入試のシステムを確認してみたい。ICUでは教養学部単位で生徒を募集しているので、基本的には合格圏に達した受験生は全員どこかの学科に合格できるはずである。つまり900人の合格者がいるとすると、上位900人は全員合格できる、というシステムに一応はなっていると考えられる。前出の表で説明したように第1志望学科合格率は約9割で、ほとんどの学生が第1志望に合格する。上記のアンケートでも国際関係学科の約25.7%(全体の9%)、教育学科の約11%(全体の1%)はそれぞれの第1志望学科に入れないが、その他の90%の学生は志望学科に合格するということが予想される。つまり国際関係学科、教育学科以外の学生はほぼ第1志望で合格する。第2志望学科をあれこれ考えても有利になったり不利になったりすることはない。またたとえ20%ほどが第1志望で入れないと予想される国際関係学科の学生であっても合格圏に達していればどこかの学科には合格できるのだから不利になるということはない。

はっきり言ってしまえば第2志望学科で合格するもののほとんどは国際関係学科または教育学科を第1志望としていた受験生であると考えられる。であるからその他の学科第1志望とする学生がせこせこと「どの学科が簡単か? 入りやすいか?」ということを考えても意味は無い。また可能性は低いが国際関係学科を第1志望としていた学生が第2志望としていた学科の定員からもあぶれてしまうケースも考えられる。しかし過去に国際関係学科を第1志望、社会科学科を第2志望としていた受験生が人文科学科に入学したという例もあるので、いずれにしても合格圏に達した学生は順当に合格できるという可能性が高い。万が一入試成績の下のものが上位の者を抜かして合格するグレーゾーンが存在するといしても、第1志望学科合格率が90%であることを考えると10%以下でしかない。

しかしながらもし入学しやすい学科があるとすればそれは理学科である。理学科の第2志望に注目していただければわかるが、理学科を第2志望としている受験生は極端に少ない。特に第2志望合格になりやすい国際関係学科、教育学科の志望者で理学科を第2志望とするものはほとんどいなかった。つまり理学科の定員はほとんど第1志望で埋めなければならない、ということになる。しかしながら理学科は全体の定員の14%を占めているにも関わらず理学科を第1志望としている受験生は10%しかいなかった。第1志望だけでは理学科の定員の約28%が足りないということになる。そこで本来ならば第2志望者をまわして来るはずだが、理学科第2志望者はほとんどいない…。

ということはやはり理学科を第1志望としているものを他の学科よりも有利に合格させてそのギャップを埋める必要が出てくるのではないか? ここで着目したいのは前出の「自然科学考査と社会科学考査の格差」である。つまり理学科第1志望者は全員自然科学考査で受験しなければならない。そして社会科学考査受験者が25%しか合格していないのに対して自然科学考査受験者は36%も合格している。差し引き11%も自然科学考査は有利なわけだ。さらに自然科学考査受験者の第1志望学科合格率は96%と非常に高く、理学科志望者のほとんどが第1志望で入学しているということが予想される。つまりこのギャップは志願者の少ない理学科の定員を満たすために社会科学考査よりも自然科学考査が有利になっている、ということから生じているのではないだろうか?

つまり以下のような仮説が立てられる。理学科は他の学科よりも志願者が少ない。特に第2志望はあまりいない。だから他の学科よりも合格は簡単になる。しかしながらそれでは学科間で格差ができてしまう。そこで学科間ではなく、科目間に格差を設ける。(あるいは結果として格差が生まれる。)具体的には自然科学考査の方が高い偏差値がでるようなシステムにする。実際に問題をみると自然科学考査の方が問題数が少なく、質的にも簡単である。しかも数学、物理、化学、生物から得意な科目を選択できる。公平にするためには文系の試験である社会科学考査も日本史、世界史、地理、政経などから選択するようにすべきである。しかしそのようなことはしない。明らかに理系の方が優遇されている。

しかしこのシステムは明らかに理系に有利であるが、理学科の受験生だけが有利というわけではない。なぜなら理学科以外の学科を第1志望とする学生も自然科学考査を選択できるからだ。また理学科の志願者は必ず自然科学を選択しなければならず、そのような意味においては選択の幅が少なくてむしろ不利である。また理学科の受験者数も受験科目の制限によって増えにくい。そしてICUの使命であるリベラルアーツ教育においては理系、文系の学生両方の学生を確保しなければならない。であるから必ずしも「理学科は簡単で不公平だ」ということは言えないのかもしれない。

1.自然科学考査と社会科学考査

2001年度入試結果(注:データは非公式のものでBUCHOのICU受験対策が独自に算出したものです。)
(*1)数値は入試部屋割り表からの推定値。(*2)合格者受験番号表より算出。

志願者数(*1)合格者数(*2)志望倍率合格率第1志望学科合格率(*2)
社会科学考査受験26396683.9525%87%
自然科学考査受験5902132.7736%96%
転入本科学生117196.1616%94%
一般入試合計33469003.7227%89%
4月入学帰国生特別入学試験70272.5939%88%


(統計資料はすべてBUCHOのICU受験対策が独自に作成したもので、ICU本体とは一切関係はありません。したがいましてこれらのデータは正確でない可能性もあり、あくまでも推測ということをご理解の上、ご利用ください。)
というわけで2001年度の受験形態ごとの入試結果を算出してみた。もっとも重要であると思われるのは社会科学考査での倍率が3.95倍もあったのに対して自然科学考査は2.77倍しかなかったということであろう。合格率に直すと社会科学考査受験が25%、自然科学考査受験は36%ということになる。一般入試全体の合格率が27%であるということを考えると自然科学考査受験は非常に有利であるということが言える。また、一般入試全体の志願者のうち自然科学考査受験者は18%しかいなかったのに対して、自然科学考査受験での合格者は全体の24%を占めていた(グラフ参照)。過去においても「自然科学考査は簡単、有利」などということは噂されていたが、それを裏付ける形となった。「なぜ自然科学考査は有利なのか、合格率が高いのか?」ということは次ページ以降で分析する。さらに今回の調査において「第1志望学科合格率」というものが明らかになった。一般入試全体の第1志望学科合格率は89%で、多くの人が第1志望学科に合格しているということが分かる。逆に言えば第2志望学科で合格した人は全体の11%にすぎないということになる。しかしながら社会科学考査受験者の第1志望学科合格率は87%であったのに対して自然科学考査受験者の第1志望学科合格率は96%であったということは注目に値する。

そのほかで気になるのは転入本科生入試の倍率が6.16倍と非常に高いこと、逆に帰国生入試は2.59倍と低かったことである。この2つを比較するとICU入試の倍率において最大で50%以上の格差があるということになる。しかしながら編入試験では編入生が前の大学の勉強などに忙しく十分な対策できない傾向があること、帰国生入試は「帰国生救済策」という側面あり、システム自体が大きくことなるということなどを考慮する必要がある。

ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2001(22) - bra-ket(一般・理系)

1. お名前

bra-ket

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

出身高校:横浜にある小中高一環な女子校
予備校:駿台予備校で1浪。東工大コースでした(英語ができなくて国立志望だったため)
趣味:読書
サークル:ビックバンドにちょこっと
特技:これといって

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2001年一般入試
合格:理学科
第1志望:理学科 第2志望:人文科学科

4.併願校

×神戸大学(工?)
×大阪府立大学(工)
○早稲田大学(教育)
○明治大学(政経)
あとはセンター出願で中大、法大らへんを。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

どうやって知った?:学校がミッション系でICUに指定校推薦があり、推薦枠をとりあってるのをみて。
なぜ選んだ?:センターがよくて国立に受かると思っていたため割合と軽い気持ちで選んだ。文系理系どっちもやりたいというあたりで選んだんだと思う。

6.ICUに入学してからの印象

良い所:
やっぱり少人数!先生や先輩との距離が近いのがいい。
そしてELP。あとは他の学科の授業をたくさん取れるところ。
あとは環境!キャンパスすてき。

だめな所:
若干排他的。楽しようと思えば楽できてしまう点。
外気にふれずに4年間すごすとかなり一般人からかけはなれてしまうので社会復帰がくるしい。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

とにかく教養学部にひかれたことをかいた。あんまり英語、国際的についてはかかなかった。

b. 一般能力考査

全然自信がなかったし、時間も足りなかった。とりあえず最後までマークしたのがよかったのだろうか・・・?

c. 人文科学考査

読書が習慣病の私には時間的にも問題的にも一番楽でした。 このテストが一番できた。 長文を読むのが苦痛な人にはつらいかもしれないけど、 なれれば答えはすべて本文中にあるので難しくはない。 一問くらい知識問題がでたけど常識の範囲の文学史だったと思います。

d. 自然科学考査

自然科学の物理・数学をときました。 他の問題はみずにただ単に問題冊子の前から順にときました。 この年は化学が簡単だったそうで後悔。みなさんよく見比べてからとき始めましょう。 数学はあまり見たことのない問題だったけど誘導通りにやったらできた。 物理は一般的な問題でマークなので解いたらその答えが選択肢にあるという感じでした

e. 英語学習能力考査

朝も早く、試験も長く疲労のピークのため眠気との戦いでした。 実際リスニングはフィーリングで、 リーディングもおおまかな流れだけみて細かいところは一切見てません 眠すぎて細かいことが考えられませんでした。 少し寝てしまい時間は足りなかったです。 リスニングは1回しか流してくれないのを試験中にしり、2回繰り返すと思っていたのであわててマークした記憶も・・・。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

とりあえず何が何でも最後までマークすること。

8. 最後に一言

はじめはテキトーに選んできちゃいましたが、あたりだったと思います。 1,2年の時はまわりのやる気と英語におされ窮屈なかんじでしたが、 3,4年になってからICUが楽しくて楽しくてしょうがなくなりました。 大学院も受かったのでこのまま進学しようと思ってます。 東大の院も受かりましたが(自慢)蹴ってやろうと画策中。 それだけ魅力あるとこですよvおいでませやる気ある人v

ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2001(21) - 国際 基太郎(一般・理系)

1. お名前

国際 基太郎

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

千葉県私立市川高校
東進衛星予備校

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2001年一般入試
合格:理学科
第1志望:理学科 第2志望:人文科学科

4.併願校

東京大学理科�U類
慶應義塾大学理工学部
東京理科大学
早稲田大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

友人に「お前この大学行くべきだよ」と勧められて.

6.ICUに入学してからの印象

よいところ:
1.先生方がとても親切で学生と距離が近い
2.先生方のなかがよい.特にOBOGの先生方,そうでなくてもながく勤められている方など.
3.居心地がよい.
4.学生同士の距離も近い.
5.わりとどんな人でも受け入れて貰える.
6.問題意識を共有し,討論できる仲間が多い.

駄目なところ:
1.本当にリベラルアーツなのか疑問に思うときがあります.「数学全然やる気ないし」とか平気でいえてしまう人が結構多いように思います.そうでない人もたくさんいますが.
2.あと,いつまでも「私は帰国子女よ」風を吹かせた人が許されてしまうことかな.
「日本語わかんない」という発言を得意げにする人が結構いて,頭おかしいんじゃないか,と思うことがあります.
3.新しい時間割は理学科生に喧嘩を売っていて,リベラルアーツを遠ざけていると思います.

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

「リベラルアーツ万歳!」的なことを書いたと思います.

b. 一般能力考査

試験前日に初めてサンプル問題をやったときはパターンがつかめなくて結構あせりましたが,本番はとてもよく出来ました.がりがり対策する必要はありませんが,問題形式を知っておくことは時間の節約になるでしょう.

c. 人文科学考査

満点であったと確信しています. 2001から急に問題化易化したようにおもいます.

d. 自然科学考査

学校の定期考査をそのつどこなしていればなんと言うことはない問題でした. 理科は一番の苦手科目でしたが文章よんで誘導に乗れば結構楽勝です. 最近数学の出来ない学生が増えているので数学を必修にするかもしれないとの噂があることを先生から聞きました.まぁ数学も学校の勉強をきちんとやっていれば特に問題はないと思います.

e. 英語学習能力考査

聴解力考査:
全く対策をしなかったら一問もわかりませんでした.2001から相当易化したと誰もが言っていますが,当時の僕にはさっぱりわかりませんでした. 一応訓練が必要だと思います.入ってからも聞き取りは重要だしやって損はないかと思います.

読解力考査:
問題形式にいやらしさがなく,楽勝でした.単語もやさしいし,これは問題ないでしょう.

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

1.理学科生以外は「机椅子」で試験を受けることになるので,注意が必要です.
2.試験は結構疲れます.最後の英語の読解力考査は内容は易しいので,精神力が続くかどうかが勝負だと思います.
3.学校の勉強を普通にこなしていれば特別な対策はいらない気がします.しいて言えばリスニングくらいですかね.

8. 最後に一言

大学院も内部進学することになったので6年間ICUが決定です. めんどくさがらないで頭動かせばとてもよい学びが期待できると思います.

ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2001(20) - α‐EX(一般)

1. お名前

α‐EX

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

高校:某大学付属校出身(ICUに受かったのは、私が4年ぶりとか)茶華道部
予備校:河合塾松戸校、池袋校(ICU対策のため夏期、2学期、冬期に通った) サークル:SCH(スポーツクラブハウス)の117にいます。

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2001年4月
合格:語学科
第1志望:教育学科 第2志望:語学科

4.併願校

早稲田(一文)
↑担任に勧められて、小論対策全くせず受験、ソリャ落ちる。
青山(心理学)
↑新設だったのでただのミーハー、過去問対策せず、英作文で沈没。
独協(英語)
↑ICUの次に入りたかった大学。奨学金をもらえたけどICUへ。
神田外語
↑センター利用で、センターの勉強を全くしてなかったので沈没。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

 高3の始めに大学探しをしていて知りました。リベラルアーツ、ELPと言う定番の謳い文句に引かれて、そのレベルも知らずに入りたいと思うようになっていました。カビラ・ジェイが出身と言うのも気に入った(笑) 夏にICU対策の講義を受け、同じ大学を目指す人たちの雰囲気や、ICU出身の講師陣が気にいり、さらに入りたいと思うようになりました。

6.入学してからのICUの印象

   私がICUに入って一番楽しんでいるのは、ICU生の濃い人柄ですね。皆濃い。とにかく濃い。それが逆にとても心地いいんです。人間の距離感が良い。それとやっぱり色んなBackgroundを持っている人たち、教養がある人たちと一緒にいるのは楽しいです。私の部活はかなり少人数ですが、実質今8人いるうち4人帰国子女、一人ハーフと国際性も豊かで、アルコールが入ると会話が英語になったりします(ドイツ語、韓国語、フランス語なども出ます)楽しいですよ。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

 素直に書くのが一番だと思います。何を勉強したいか、などを聞かれた記憶がありますが、私は大学に入ってから探したいと言うようなことを書いた記憶があります。書くスペースが小さかったので、簡潔に書いたつもりでもはみ出していました。

b. 一般能力考査

 ある程度パターン化されているので、慣れれば解ける問題も多いと思います。わからない問題は印をして、スパスパ先に行ってしまうのがコツだと思います。あとで戻ってやってみたら、電球にぴかっと光が付く時が結構ありました。

c. 人文科学考査

 初めて過去問を見た時は、途方にくれました(笑)過去問を解く以外でやったことは、本(新書の類)を読むことぐらいです。解く時のコツは、問題をさらっと読んで内容を確認してから、読みながら解くと言うことですかね。じっくり読めば、答えは見つけられると思います。はじめは絶対解けないと思っていましたが、頑張って喰らい付いていけば道は開けると思います。

d.社会科学考査

 人文学科と同じです。

e. 英語学習能力考査

 受験英語以外でやったことは、洋書(「キッチン」の英訳)を読んだことです。文法を聞かれるわけではないので、わからない語彙があってもコンテキストから読み取れる力があれば問題は解けると思います。語彙に気をとらわれて全体を読み取る力が弱いと難しいと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

 前日はぐっすり寝ましょう。試験は体力勝負です。ちなみに私はリスニングの時かなりうとうと起きたり寝たりを繰り返していました。睡魔に打ち勝つのが勝利の道。あと、ICUの暖房設備上、部屋の中でも寒暖の差が激しいので、どちらでも適応できる服装をしていくのが良いと思います。

8. 最後に一言

 私の場合は、一般的に言われているレベルに関係なく、入りたいと思った大学に入れました。好きこそ物の上手なれです。未だになぜICUに受かったのか分かりません(苦笑)頑張ってください。

ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2001(19) - いのちもりそば(一般・理系)

1. 名前(メールアドレス、ホームページアドレスなど)

名前: いのちもりそば
メール:ino_mori [at] livedoor.com

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

函館ラサール高校(地元では一応進学校ということになっているが全国的に見るとそうでもない。)
予備校は近くにはないので通わずZ会だけ
趣味はラジオを聞くこと。North Wave Nack5などが好き。
高校は将棋を少々放送局に在籍。局長もやり全国大会にも。
特技は人が驚くぐらい神経質になれること。

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2001年4月
合格:教育学科
第1志望:教育学科 第2志望:理学科

4.併願校

東大理2(前期) 埼玉大教養(後期)(←センターでこけた)。 立命館文学部心理学科(←何で受けたんだろう。)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

 高2のときにICU出身(89ぐらいの人Lang.出身でPH.Dをもっていたかも)の先生が赴任。その人に週6時間英語を教えられる。その授業は普通の受験英語とは違った。それゆえICUという大学に興味を持つ。その人は周りのどの人とも物の見方が違った。(いささかironyのどが過ぎていたようなきもしたが…)そして調べてみるとリベラルアーツということを知りますます興味を持つ。

 そのころはバリバリの理系で理系科目はとても得意だった。だが高3の夏突然自分は理系に言って何をするのかと自問自答したときに答えが出なかった。つらかった。突然目の前がなくなった。そして心理学をやることに決める。でも文転はしなかった。理科も好きだったからだ。そして国立で東大理2をうける。シンブリで心理学にもぐればいいのさとか簡単に考えていたら、落ちた。当然の報いだと思う。

 結局はじめに考えていたICUを受けて受かった。(その後親と死に物狂いの戦いを制しICUに入る。)

6.ICUに期待するところ(ICUで勉強したいことなど)

 心理学。もちろんです。ただ臨床などの細かいところはわからない。これから深めていきたい。ただ1年はELPがあるので思うようにできない(まったく取れないわけではないが)。でもこの英語もICUのおいしい点ではあるとは思う。あとは興味のある授業をちょくちょくとる(マスコミ系など)。やはり高校のときからの関心領域だから。

7.受験対策(一般入試自然科学考査受験)

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

 もう時間がたちすぎて覚えていないがとても正直に書いたと思う。リベラルアーツ、心理学への興味、ラジオを聞くことが好きなどこんなこと書いてもいいのかともう物まで書いた。

b. 一般能力考査

 先ず先に断っておくとICU対策は赤本を眺めただけです。1年分といたかどうかぐらいです。国立対策に全力を注いでいたので。

 だから死にました。特に語句系はわからなかった。時間も足りなかった。慣れておくと有利にはなるでしょう。ただそうしなくともほかのところで稼げればよいというのも事実のようです。僕はわからないところは適当に埋めました。

c. 人文科学考査

 ここは赤本を眺めたときに1段落ずつ解けというのがありそれに従ってときました。これが一番いいと思います。現代文とは違い長いのですべてを読むと必ず時間を無駄にします。

d.自然科学考査

 僕は自然科学だったのですが、とにかくチョー楽です。とにかく素材が少し見慣れないかもしれないけど、聞かれていることはセンター以下です。満点も楽に狙えます。あとできる科目が多いと精神的安らぎができます。僕の場合は物理、化学、数学がとける状態で問題を見て数学をきりました。こういう余裕があるといいです。

e. 英語学習能力考査

 英語は読むスピードが遅いときついかもしれません。というか入試が突破できないようだとELPで力尽きることになります。とにかく実力をつけておきましょう。また知識は意外なところで役立ちます。今年波についての問題がありましたが物理を取っていた私は読まなくても4つぐらいの答えがわかってしまいました。運もあるといいですね。

 リスニングは他大よりは早いけどそんなに早くないと思います。問題数が多いので注意。ちなみにELPの英語はもっと早いのでご注意を。

f.の他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

 休み時間は寝る。僕の場合はこれにつきます。確かに浮きますけど。おかげで英語のときでもぜんぜん疲れていませんでした。あといろいろな本を読んでおくこと。これは人生というスパンで見たときにも役立ちます。基本的に国立対策のような総合対策があれば大丈夫でしょう。

8. 最後に一言

 受験期の皆さんはすべての価値基準が勉強という物差しになっているという人もいるでしょう。たしかに受験を乗り切るだけならそれがいいのですが、もっと長い目で物事を見てほしいとおもいます。月並みですが。

ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2001(18) - Murphy(セプテン)

1. 名前(メールアドレス、ホームページアドレスなど)

名前: Murphy
HP:www.geocities.co.jp/Bookend-Akiko/4755/

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

出身学校はHarrogate Ladies’ College(イギリス)、予備校は駿台国際教育センター。
イギリスではオーケストラ・バンド、アマチュア無線クラブなど色々いました。
特技は本の字体や紙質で出版社を当てること(…必ず当たるわけでは有りませんが…笑)。

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2001年9月
合格:教育学科
第1志望:教育学科 第2志望:人文科学科

4.併願校

 イギリスの大学は一応普通に出願しました。あと慶応と早稲田は四月入学に出願しましたが、ICUが決まったのでもう受けません。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか? など)

 とにかくイギリスは成績が出るのが遅いので、探すとICU以外で九月に入れてくれるところが無かったというのが最初の動機です。その後ICU関係のHPを色々見て、面白い人がいっぱいいるんだなあ…と思って行きたくなりました。

6.ICUに期待するところ(ICUで勉強したいことなど)

 いろいろと違ったジャンルの勉強がしてみたいです。心理学がやりたかったので教育を第一志望にしたのですが、人文系で取ってみたい授業が色々あります。

7.受験対策(9月生)

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

 願書を書いたのは予備校に行く前だったので、書き方など知らず馬鹿正直に書きました。「学校が広いので行きたい」とか「早く入学できるので行きたい」とか。よく受かったものだと思います。ちゃんと「子供が好きなので先生になりたい」とか「児童心理学者は今の日本に必要だ」とも書きましたが。とにかく思いつく限りのことを書きました。……あんまり参考にしない方がいいかも知れません。

b. 9月生入試対策など

 イギリスからの帰国生はあまりいないようなので、参考までに私のグレードを書きます。日本語A、美術A、デザイン・テクノロジーC、数学C。頑張ってはみたのですが…、思ったより悪かったです。とりあえず、学校の成績は出来る限りあげておくべきでしょう。

 TOEFLは223(Writingは4.5)しかなかったので、出願締切直前に慌ててIELTSを受けました。7.5でしたが、成績は締切に間に合わなかったので参考程度にしかされていないかも。イギリス圏の人はTOEFLよりIELTSの方が合うと思うので早めに受けておいた方が いいと思います。ちなみに予備校は夏だけだったので直接ICUには関係ないですが、それはそれで、色々日本の常識とか学べたのでよかったと思います。あとは、良いレポートや推薦状を貰えるように、授業態度は良くしておきましょう。

8. 最後に一言

 イギリスの学校制度だとなかなか結果が出ないので辛いとは思いますが、あきらめず一生懸命生きていきましょう。あとはポジティブシンキング。時にはICUに念を送ってみても良いかもしれません(私は送りました)。

ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2001(17) - たんたん(一般・理系)

1. 名前(メールアドレス、ホームページアドレスなど)

名前: たんたん

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

都立の立川高校という、校則が3つくらいしかないところ

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2001年4月
合格:理学科
第1志望:理学科 第2志望:社会科学科

4.併願校

千葉大ー薬、東京理科大ー薬、理ー化、応用化、東京薬科大ー薬、明治薬科

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

 高一のころから兄が勧めてくるので知ったはいた。願書をh締め切り間際に買って、ほとんど出来心で受けた。でも、生物系も、化学系もいいと思ったことと、専門バカにならないように広い視点がもてるかなと思ったこともポイント。

6.ICUに期待するところ(ICUで勉強したいことなど)

 生物∩化学、英語も一通り使えるように頑張りたい。

7.受験対策(一般入試自然科学考査受験)

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

 環境問題に生物的、化学的それと文系の視点から多角的にアプローチしたいと書いた。特技には、鳥肌をいつでも立てられると書いた(笑)

b. 一般能力考査

 過去問を一年分くらいやった。たまに数学が出来ると役に立つところがあったが、日常の知識で十分だと思う。ただし、スピードをつけておくこと。絶対条件!マークは埋めないと話にならない。

c. 人文科学考査

 赤本をコピーしようとして、めんどくてやめたので、過去問を見ただけ。でも、新聞などを読んで、文章慣れはしておいた。問題が独特なので、課顧問をやっておくといいかもしれない。私はなぜかこれと一般は良く出来た。

d.自然科学考査

 自然科学は眠かったのでよく覚えていない。考察問題にあたっておくといいかも知れない。

e. 英語学習能力考査

 リスニングは3と4がほとんど分からなかった。これも過去問を見ただけなので、形式しか知らなかった。TOEFL用の問題をやっておくといいかもしれない。問題文は巷で言われているほどは難しくないが量は多い。よって速読の訓練をすべし。

f.の他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけるこ と、全般的な勉強法など)

 

 まずは時間配分、あとは体調。私は寝不足で自然科学の試験で眠くてしょうがなかったです。バイト学生は親切なので、にこやかに挨拶しよう。すっきりさわやかな気分になること請け合い。

8. 最後に一言

 前日にあきらめても、当日はあきらめるな!とりあえず埋めればなんとかなる。やることやったら(やってなくても)神様にお祈りしよう。