2019年夏ICU国際基督教大学オープンキャンパスフォトレポート(3)

 

 

新D館付近。キャンパスツアーの集合場所はこのあたり。Tシャツの抽選会も行われていた。

新D館ラウンジ付近。こちらにはICU生に個別に質問や談話ができるスペースが

ICUキャンパスのバカ山付近。ジュースなど飲み物の無料配布が行われていた。暑いのでありがたい。今年の8月はとにかく暑かった。写真奥がICU本館。

ICU本館内部の様子。これは入試説明会への列。予約不要のイベントのため、入試説明の教室に入る列は結構な長さになっていたが、列に並んでいた人は会場には入れていたようなので、指示に従って並んでいれば大丈夫。

ICU入試制度説明の教室入り口。

ICU入試制度説明の様子。担当者からとても詳しい説明があった。近年ICUの入試も多様化しているのでこうやって整理してもらえるとありがたいですな。プレゼンテーションの画面をスマホで入念に撮影している受験生や保護者も多く見かけた。

ICU入試関連では総合教養(ATLAS)関連のものも充実していた。ATLASの体験と、アドミッションズセンター担当教授よりATLASの出題意図などのレクチャーがあり、実際にICU入試のATLASの受験した学生による体験談を交えたセッションが行われた。

ICU入試個別相談。こちらでは担当者から個別の相談を受けることができる。特に帰国生入試などは提出書類や受験資格が複雑なので、受験前に詳細を確認した方がよい。

その他入試関連のイベントとしては英語リスニングの体験コーナーも用意されていた。ICU受験生が多いオープンキャンパスの特性上、ICU入試関連のイベントが充実していた。

本館1Fの様子。ICUのオープンキャンパスは個別相談が多数用意されているのが特徴で、奨学金相談コーナー、就職・卒業後の進路の相談コーナーなど用意されており、個人の事情に合わせて説明を受けられる。その他、留学や寮などの各種ガイダンス、モデル講義も多数行われていた。

夏のオープンキャンパスで気温は高かったが、本館のラウンジ等も解放されていて、随時休めるようになっていた。

仮10:00に朝から参加する16:00の終了時刻までに最大で6コマのイベントに参加できるが、お昼の休憩も取りたいところだし、移動や列に並んだりという労力もあるため、6コマ全部出るのはかなり厳しい。事前にタイムテーブルが公開されているので、概ね4個(多くても5個)程度のイベントに参加するという計画を立てておくとよい。

また、ICU入試受験生としてはICU入試関連のものが当然気になるところだが、ICUの公式サイト等ですでに公開されている入試情報が多く、事前に入試関連のリサーチはすませておいた上で、入試関連の教室イベントばかりに時間をとられないように注意したい。個人的には入試関連のイベントは1個か2個にしておいて、残りの時間はせっかく1on1で用意されているICU生および担当スタッフとの個別相談と、各メジャーの内容が分かるモデル講義、さらにはICUの各施設を見ることができるキャンパスツアーに積極的に参加した方がよいと思う。

暑さ対策は必須。大学でもらう資料の重さも考慮して、持って行く荷物は最小限にしつつ、飲料を常時持ち歩く。飲料は本館の自販機などで買える。本館はイベントが多く人数が多いので、学食も利用して、随時休憩をとった方がよい。

いずれにしてもICUのオープンキャンパスは内容が充実していて、某ネズミの国のようだが、1日で全部のイベントに参加するのは無理である。事前に公開されているICUオープンキャンパスのタイムテーブルを見ておいて、どれに参加したいかを考えつつ、 都内や隣県の学生は3日間開催というところを生かして、複数日程に参加するの事も推奨。無理に1日で回ろうとすると消耗しちゃうかもしれないので。

ちなみに今回オープンキャンパスに行けなかったICU受験生は、ICU祭の時にICUに行ってみるとよい。2019年度のICU祭は11月3日(日)、11月4日(月)に開催予定。ちなみにインベントの時じゃなくてもICUは随時見学可能なので、ICU入試受験までに一度はICUのキャンパスを見ておいた方がよい。

2019年夏ICU国際基督教大学オープンキャンパスフォトレポート(2)

バス停からA館前付近、”Welcome to ICU!”の看板が迎えくれる。受付けのテントでオープンキャンパスのプログラムや大学案内がはいったセットもらる(1家族1個まで)。

オープンキャンパス通(?)なら混む前に学食に直行すべし。実際にオープンキャンパスは7,8月開催で気温が高いので、本館にずっといるよりは、学食でお茶でも飲んで休憩しながら行動した方がよいかも。

ちなみICU入試の時は、学食が保護者の待機スペースになる。

ICU学食のオープンキャンパス用のメニュー。オープンキャンパス時は食券を学食の東側(教会側)の入り口で販売している。

配膳スペースで食券と料理を交換してもらう。

入り口で買う食券以外にも、パンやコーヒー、菓子類などを単品で買うこともできるので、休憩時に利用したい。写真奥に見えるのは食器返却口で、食べ終わったらこちらにトレーごともってくるべし。

入り口付近の席。ちょうどお昼時でちょっと混んでいたが、座れないほどではない。

西側(入って右)のスペースは長机が中心でこちらは席に余裕があった。

チキンカレー300円。やはり大学の学食はどこにいってもカレーが安定していますな。なお例年通りであればICU入試の日も学食は利用できる。

 

2019年夏ICU国際基督教大学オープンキャンパスフォトレポート(1)

まずはJR中央線の武蔵境駅からICU(国際基督教大学)へのアクセスをご紹介します。

なお、2020年度ICU入試受験生もJR中央線を使う場合も武蔵境駅南口から入試当日にICUまで移動することになりますが、入試当日は臨時直通バスが出ているので、南口を出て誘導の指示に従ってください。

JR武蔵境駅についたら階段を降りる。どの階段を使っても改札階に降りることができる。

改札階に降りたら、中央改札を目指す。中央改札を出たら右折。

中央改札を出て右折すると南口に出る。南口から駅の外へ。

南口を出たら左折して、2番のバス乗り場を目指す。「国際基督教大学」行きのバスがきたら乗車しよう。オープンキャンパス時やICU祭の時は臨時バスも出ている。

10分少々でICUに到着。

 

(次回に続きます)

 

5年間で修士を取得! ICU 5プロ履修生取材(2)

5プロ履修生Iさんインタビュー2

*ICU大学院の施設があるERB

(・大学院の授業は4年1学期から、学部の授業と並行して始まる? 学部の授業と重複しない?)

並行して始まるのですが、重複はあまり起こらなかったです!残り単位数が応募資格に含まれていることもあって、多くの5プロ候補生は卒業に必要な単位数を一定以上満たしている事が条件であるため、4年次の履修にはかなりゆとりがあるイメージです。

(・実際にICU大学院の授業にICU学部生として参加してみての感想は?)

内容のレベルが上がるのはもちろんですが、個人的には院生の先輩とのつながりができるのがありがたかったです!研究の相談やキャリアプランなどなど、メジャー内でのタテのつながりがやや薄い(?)とも言われるICUで、直属の先輩にたくさん相談させていただけたのは、大学院の授業がきっかけかもしれません!

(・5プロを取っている人はどれくらいいる? どのような専攻分野の人が多い?)

正確な数までは分かりませんが、今年の4月に5プロ生としてICU大学院入学した人数は15~20人くらいいたような気がします。私自身が驚いたことでもあるのですが、専攻・専修は意外とばらつきがありました。ただ理系よりは文系の学生の方が多めですね。

(・「ICUトーチリレー大学院新入生奨学金」は大学院の入学金と1学期の授業料が免除されるが、5プロの人はどれくらい採用される? 或いはこの奨学金は5プロ向けの奨学金?)

5プロの学生向けというわけではなく、ICU大学院新入生全体向けの奨学金です!ただ大学院の新入生のうち、5プロでICUの大学院に入学する学生が多いので、採用される人も5プロ生が多くなりそうですよね。採用率までは分かりませんが、割とみなさん活用している印象です。

(・就職活動はどのタイミングで行う? )

私の場合は少し特殊で、就職活動は4年次の2月(学部卒論執筆直後)の1カ月で集中的に終えました!

他の5プロ生だと、一般企業に就職する場合は5年目の春学期に就活していますね。授業前後に三鷹から都心まで移動して面接に行ったり、研究の合間にエントリーシートを書いたり、とけっこう忙しそうです…。

また、5プロ生には教員志望の学生もいるので、その場合は違ったスケジュールになるようです!

(・無事に就活を終えて大手コンサルティング会社に就活されると伺いましたが、5プロで来年には修士課程を修了する予定であるというのは、就活上有利?人事担当者の反応は?)

あくまで主観ですが、就職活動でのアピールポイントの一つにはなると思います。他の人が6年でやることを5年で、というのは優秀さを伝えるのに非常に分かりやすい気がしています。ただ何よりも「ICUの5プロとは何か」を相手に説明するスキルや論理性が大切です!

(・ICU学部の卒業式、ICU大学院の入学式はそれぞれある?)

学部の卒業式、大学院の入学式、どちらも出席します!卒業式の一週間後に入学式、という不思議な状況が発生します…。

(・ICUの寮には5年間住める?)

5年間住んでいる5プロ生、けっこういます!寮やフロアの変更はあるかもしれないですが、住めなくなることはないようです。

(・ICUで5プロをやってみて良かったこと、大変だったことは?)

よかったことは、専門性が身についたことです!ICUはリベラルアーツを掲げていて幅広い分野の学びに触れられるぶん、メジャーの学びが薄くなってしまうことが弱みとして気になっていたポイントでした。5プロをやったおかげで、学部のときに比べて専攻の知識にも自信がついたと思います。

大変だった(というよりは今大変だと感じている)のは、大学院の授業と並行して修士論文を1年で書くことですかね…。2年間で卒業する場合は、1年目に授業をとって、2年目に研究、というスケジュールが一般的だと思いますが、同時並行しなくてはいけないので、スピード感がありますね。だからこそ、卒論と修論をどのように関連させるか、が大切な気がしています。

(・ICUで5プロを検討している人にアドバイスやメッセージをお願いします)

私個人の意見ですが、下級生の段階からできることは「成績をキープする」「はやめに授業を履修しておく」の2つだと思います!専攻の授業を3年次までにある程度取っておくと、知識も深まって研究計画書も書きやすくなると思います!

5年間で修士まで取れることは、社会に出るときのアピールポイントにもなると感じているので(実際就活ではかなり食いついてもらえました笑)、もし少しでも関心があったら選択肢の一つに入れてみてほしいです!

(ありがとうございました)

5年間で修士を取得! ICU 5プロ履修生取材(1)

ICU(国際基督教大学)では、通常は6年かかる修士の取得を5年で取得できるプログラム(5プロ)が用意されています。

イメージとしては4年1学期から大学院の授業を先行して受講し、5年目の4月から大学院入学、1年間で残りの大学院の課程を修了すれば、計5年で修士が取得できるというものです。

国際機関や研究機関等では、大学院以上の学歴が要件となっている所も少なくなく、大学卒業後の進路を広げる意味でも、5年間で修士が取得できれば、卒業後の大きなアドバンテージになり得ます。

ただし、プログラムに参加するには、成績および単位の要件を満たした上で、3年3学期に審査を受けて、プログラム候補生として選抜される必要があります。

 

今回取材にご協力下さったIさんは、現在ICUの大学院に在学中で、5年プログラムを利用して、来年3月に修士課程を修了予定です(5年プログラムの5年目)。

(・5プロに申請しようと思ったきっかけは? どの学年から5プロを意識していた?)

入学時から5プロの存在は認識していました。本格的に考え始めたのは3年の夏から秋にかけてです。このまま就職するよりもう少し知識を身につけたい、単純にまだ働くイメージが湧かないという部分がありました。また、教職課程も取っていたので、教職に就くことも考えたのですが、学生時代の最後を教採の準備と対策に費やすよりは、ICUの制度を利用して自分の関心分野の研究を進めて、もう1年在学する事で修士を得た方がよいと考えました。

(・3年3学期(12月頃)に書類審査を受けるが、これ以前に5プロ候補生として必須の活動などはある?)

必須の活動は特にないです!機会としては、学内で5プロの説明会があるので参加が可能です。

(・3年3学期までの授業は自由に取って良い? 5プロに向けて必ず取らないといけない単位などはある?)

必修科目などメジャーや卒業の要件を満たしながら、5プロの成績基準と、残り単位数が卒業論文を含めて25単位以下(見込み)という要件を満たせば、それ以外は自由に単位を履修してOKです!

<・書類審査について>
(・5プロ申請に際して、説明会はどのタイミングで実施される? ICU学内に5プロの申請や相談窓口はある? 5プロの条件を満たしているかなどの確認はICU学内のどこかでできる?)

5プロの説明会は(具体的な時期は忘れてしまいましたが)毎年何回か実施されているので、エイプリル・セプテンどちらでも参加しやすいはずです。5プロに関する相談・申請などはすべて大学院事務グループの職員さんが担当してくださっています。かなり親身に相談に乗ってくださるので、5プロ関連で迷っていることがあればまずは大学院事務室に行ってみることをお勧めします!

(・GPAはどれくらいで出した?)

少し記憶が曖昧ですが、3年2学期までのGPAは3.6か3.7くらいだったと思います。

(・応募条件として、3年3学期終了時点で残り25単位以下である必要があるが、実際はどれくらいの単位が残っていた?)

実際には卒業論文の9単位以外はすべて履修し終えていました。
ただ、教職課程を履修している関係で4年次に履修しなければならない授業もいくつかあったので、4年次は、卒論+教職の授業+5プロの授業、といった時間割でした。

(・応募用紙にはどのような事を記入する必要がある?)

応募用紙はプロフィールと簡潔な志望動機を書く程度だったと思います。正直あまり印象に残っていないので、そんなにハードではなかったはずです。応募用紙よりも研究計画書がメインだと思ってよいのでは!

(・研究計画はどのようにして書いた? 誰かに添削してもらった?)

研究計画書は、卒論アドバイザー(のちに修論アドバイザーにもなる)の先生に添削してもらいました。先生と相談しながら研究テーマに関する論文を有名な学術誌から探して、細かい実験の方法や内容を一緒に考えました。このあたりも分野によるのかもしれません…。

(・推薦状は卒論アドバイザー?もしくはアドバイザー? 3年3学期までに卒論アドバイザーは決まっている?)

私は卒論アドバイザーの先生にお願いしました!留学に行かない場合は卒論アドバイザーの申請が3年の2学期(決定は3学期)にあるので、そのときに5プロに参加したい旨をお伝えする流れになると思います。5プロの場合、大抵の学生は卒論と修論を同じ先生にお願いするので、卒論アドバイザーの先生が大学院の指導も可能なのかは要確認です!

(・3年12月に応募して、その後どのタイミングで候補生に合格したことが知らされる?)

3年の3月末(4年生になる直前)に自宅に封筒が届いて、候補生に合格したことが通知されました。

-次回に続きます

NBAカリー、ICUに来校 ICU新体育館の紹介

NBA最高年俸のスーパースター、ステフィン・カリーが6月23日、ICU(国際基督教大学)の新体育館に登場。国内の高校生30人を対象にしたキャンプを実施し、2時間ほど熱心に指導。アメリカを中心に7都市を回るツアーの最後でICUの新体育館が会場として使われたようですね。いったいどういうコネクションでICUの体育館が採用されたのか思いますが、昨年末にできたばかりの新しい施設でバスケットコートも充実していますし、ICUは1学期の期末の期間で、ちょうど体育館を使用しない期間であった事などから引き合いがあったのかも。


Source: MSN.com Sports
Stephen Curry attends the Underrated Tour at International Christian University on June 23, 2019 in Tokyo, Japan

新しくなったICUの体育館の様子も併せてお伝えします。

今回使用されたICUの新体育館(メインコート)の全景はこちら。上の写真でも奥の中二階のスペースが写っていますね。この体育館の設計には建築家の隈研吾氏の事務所が携わっており、大型の木製のアーチなど木製建材が多様され、環境に調和するデザインですね。

Source:ALG|Architectural Lighting Group

ICU新体育館のエントランス付近の外観。ラウンジ等も広く取ってあって、以前より一般の学生が入りやすい雰囲気になっています。エントランスにも木製建材が使われていて、周辺の自然との一体感がありますね。一連の新体育館は2018年11月に完成。

(ICUの新しい体育館の外観 2019年4月撮影)

新体育館は元々テニスコートなどがあった場所に建てられていますが、新しいテニスも新たに屋根付になって2019年の4月に完成。ここは旧プールがあった場所ですね。


(2019年に完成した屋根付きテニスコート 2019年4月撮影)

体育施設をまとめると、一連の工事で旧プールと旧テニスコートがなくなって、新たにメインコート(カリーが使ったやつ)、室内プール、屋根付きのテニスコートが追加されたという形ですね。旧体育館やスポーツクラブハウスは引き続き使用されますので、全体として、スタジオ、ジム、ロッカー棟など各種体育施設が揃ったという形になります。ICU受験生にもうれしいニュースですね。

2019年度ICU国際基督教大学オープンキャンパス受付け開始

(画像:ICU Webサイト「2019夏OC」より)

ICU(国際基督教大学)の公式サイトで2019年度夏のICUオープンキャンパスのエントリーが本日6月20日より開始されています。

申し込みは専用フォームから「日程」を選択後に、任意でプログラムを選択する方式です。予約が必要なプログラムはELAなど一部のモデル講義と学長や副学長との対話の会など、一部のみです。例年これらプログラムはすぐに満席になるため、興味のある方は今すぐに申し込みをした方がよいでしょう。

その他、予約なしで参加できるプログラム(一部を除く各種モデル授業、説明会、個別相談、キャンパスツアー)も多数用意されているため、ICUのオープンキャンパスに行く場合は、来場前に「日程」のエントリーだけしておきましょう。

 

特に今年度ICU入試を受験する方は、ICUのキャンパスを訪れて、交通機関等のアクセスを確認して、入試会場となる教室を事前に見ておくとよいですね。特にICU入試でも使われるタブレット椅子は独特なので、事前に確認しておきたい所です。

2019 ICU夏のICUオープンキャンパスは下記URLからエントリーできます。

https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/oc/

 

追記:(過去の経験上、要予約プログラムは定員が(とても)少なく、例年すぐに満席になるので、大半の参加者は、気がついた時には「日程」のエントリーだけしかできない形になってます。しかし、これらのプログラムの参加ができなくてもICUのオープンキャンパスは十分に堪能でき、むしろ予約の必要がないプログラムに有益な企画が多数あるので、要予約プログラムが満席となってしまっている場合もあまり気にせず、日程のエントリーだけしておいて、まずはICUのオープンキャンパスに行ってみれば問題なしです)

予備校を辞めてからのICU入試への挑戦3

tさんインタビュー3

ICU入試合格後の寮の申し込みとICU新々寮での生活について

(ICU(国際基督教大学)寮の申し込み)

ICU入試合格関連の書類に寮の案内があって、入寮の申し込みはWebでします。申し込みの締め切りは2月の下旬で、寮に入れるかどうかは3月1日に発表されました。

男子は女子に比べると部屋数が少ないため、やや入寮に際しての倍率が女子よりも高いかもしれません。

(ICU入寮の手続き)

3月末に入寮しました。

入寮日にはフロア長の上級生から設備の説明やフロアのルールなどのブリーフィングを受けました。

入寮した日も学食はやっていて食事には困りませんでした。

ベットのシーツはレンタル品で、入寮日から使えました。

(ICU入学後の印象、寮について)

ICUでは一番新しい新々寮に入寮しました。
現在はフロアに37人の男子が住んでいて、そのうち1年生は7人でした。

1年生は必ず上級生と2人部屋に入ります。
施設はきれいで住み心地は良いです。

新々寮は基本的にはフロアごとに鍵が決まっているので、
フロアが基本単位になります。

新々寮は1Fが共有のスペースになっていますが、
それ以外は自分の部屋のある階にのみアクセスできるようになっています。

(食事等に関して)

3月末に入居しましたが入居日から学食が開いていたので食事には困りませんでした。現在は昼食だけ学食で食べて、後は自炊するようにしています。

フロアのキッチンですが、朝の時間帯はそれほど混んでおらず、夜はやや混んでいるかなという印象です。

朝は授業が始まるタイミングがバラバラなのでキッチンはすいています。夕食の時間はみんな似たような時間になるため、少し混雑することもあります。

IHコンロは3口x2、計6口あるのでなんとかなります(笑)。

食費ですが、自分の場合は、昼食は学食、朝夜は自炊、たまに友人と外食したりする機会もあるので、約3万弱だと思います。

料理は今まで全くやったことがなかったのですが、料理本をみながら研究しています。
たまにですが、1年生同士2, 3人で食費を出し合って、料理経験者に教えてもらったりもしています。

(ICU近辺の買い物など)

食材の買い出しは、ICUの近所に業務用スーパーや、一人暮らし向けの24時間営業のスーパーなどがあるため、自転車さえあれば買い物は楽です。

自炊をするなら自転車は必須ですね。寮生の多くは自転車を持っていると思います。

自分は群馬から引っ越しの際にトラックに自転車を乗せてきました(笑)。

その他コンビニや薬局、ホームセンターも近くにあり、少し足を伸ばせばドンキホーテ等もあるため、生活に必要なものは一通り近隣での買い物で揃うと思います。

(ICU寮費や食費)

ICUの新々寮の寮費は約5万で、水道光熱費・インターネット代など込みなので安いと思います。

シーツのレンタル代は寮費に含まれているので、毎週、必要な分を貸し出してもらえます。

その他、洗濯機・乾燥機は1回100円です。

(ICUの寮のduty)

フロアのメンバーは順番にdutyと呼ばれる当番があります。
自分のフロアは40人弱なので、約40日に1度当番があるという感じです。

具体的な役割はキッチン周りを中心とした掃除で、
キッチンのゴミをゴミ捨て場に持って行って、シンクを片付け、床をモップで拭くといったものです。

実際にやってみると1時間かからないくらいの作業でした。

その他、トイレ、お風呂、リビングには清掃業者が入っていて、定期的に掃除してもらえます。居住スペースは各自が掃除することになっています。

(ICU寮のまとめ)

ICUの寮に入った印象ですが、大学内にあって、施設が新しくて住み心地がよいですし、なにより人間関係の面でとても恵まれていると思います。自分は一人暮らしの経験がなく、ICUに知り合いもいなかったので、東京に出てきてゼロからアパートで暮らす事になっていたらとても大変だったと思います。共同生活を通して交流も深まりますし、たくさんと新入生や上級生と知り合えたのはとてもよかったです。

-ありがとうございました

ICU新々寮(tさん撮影)

予備校を辞めてからのICU入試への挑戦2

tさんインタビュー2

(併願校について)

オンレクを中心に、ICU入試の過去問はやれる範囲ですべてやりました。
最終的にはICUに特化した勉強をした形になりましたが、センター試験も受けることにしていたので、そこまで不安はありませんでした。

併願校としては慶應大学総合政策学部、中央大学国際経営学部など、英語・国語を中心に受験できる所を検討しました。この内、中大はICUよりも先に試験があり、この学部は今年創立の学部だったので、過去問等はなかったのですが、無事合格できました。中大国際経営学部はICUの併願に適していると思います。

(ICU入試を受験してみて)

ICU入試の出来映えとしては、総合教養と人文・社会はすごくよくできて、英語が難しかったという感想でした。

(総合教養 ATLAS)

ATLASはオンレクをやっていた頃から得意としていましたが、今年は比較的わかりやすい講義で、Part II以降の論文もしっかり読めば答えられるという問題が多かったと思います。

今年はPart IVの自然科学が、去年のような天文学などを論じる”science”という感じではなくて、生物の実験の話で、理系でなくても論文を読んで論旨を追えば、論理的に答えられるという問題が多かったと思います。

もちろん理系バックグラウンドのある学生の方が有利ですが、文系の方も苦手意識を持たずにとりあえず文章を読んでみることが大事だと思いました。つまりPart IVもちゃんと論文を読めば本文から答えられる問題が増えたという印象です。

(人文・社会科学)

人文・社会科学も自分としては興味深く、理解しやすい「移民と言語」などに関する論文で、
論文読解が得意科目という事もあったと思いますが、よくできたと思います。

(英語)
英語リスニングは難しく、感じました。
英語リーディングは分量が多く、なんとか解き終えたという感じです。

英語リーディングは問題の掲載順通りに解きました。
Part1の読解をText1,2,3を順番に、解いた後、Part IIの空所補充をやりました。

時間はText1,2,3を20分未満で解いて、Part IIを時はじめた時は残り10分弱でした。

Part Iの読解は時間が厳しいので、分からない問題は積極的に飛ばす事を意識しました。
Part IIの穴埋めも長く考えないようにして、直感的に埋めるようにしました。

試験が終わっても英語の出来映えが合格発表までは気になって仕方がなかったです。

(ICU入試を振り返って)

自分の場合、ICU入試では総合教養(ATLAS)と自分・社会科学の2教科で稼いで、
英語は平均を確保する取るというイメージだったのですが、実際の試験でもその通りになったと思います。

ICUは帰国子女も多く、英語が得意な人が多いと思いますが、自分のように英語が平均的なでき場であっても、得意な分野で得点を伸ばすことができれば、結果はついてくると思いました。

(入学後のICU生の印象)

実際に入学してみる大学というのは高校よりもといろんな人がいるなという感じがしました。

大学をやり直しで入ってきた方や、地元国立大学からトランスファーで入ってきた方とか
、帰国子女も多いですね。

自分のELAのプログラムはストリーム3(1年間で終わる最も標準的なレベルのコース)なのですが、それでも英語の発音の明らかによい海外経験者がちらほらいます。

(ELAについて)

思っていた以上に課題が多いですね。
ICUのELAでは同じ授業が週に3回ある場合もあるのですが、課題があると1週間後ではなく、
2日後までにやってこいというものが多く、すぐにやらないと間に合わないという印象です。

(授業の履修について)

自分はELAのストリーム3にいるので、現在は週に9コマ(=週に9回の授業)ELAがあり、
その他は7と1/3単位まで授業を選択できます。

現在は取れる限り単位を履修するようにしていて、Gen(一般教養)1つ(3単位)、FDN(基礎科目)が一つ(3単位)、保健体育(1単位)、体育が1つ(1/3単位)です。

本年度の新入生に配布された履修の案内・卒業要件およびICUのバッグ

予備校を辞めてからのICU入試への挑戦

今回は2019年度にICUに合格したtさんにインタビューさせていただきました。
tさんは群馬県のご出身で、1年間の浪人を経て、BUCHO.NETのオンラインレクチャーを利用してICUに合格されました。

*インタビューは再構成されています。

(高校時代の様子)

高校は群馬県の公立校で、進学校でした。
県の特性として、公立高校でも共学ではなく男子校でした。

地元に国立の群馬大学があるのですが、群馬大学の学生で一番多いのが自分の高校のOBだそうです。よって、学校としては国公立への進学を学生に勧める雰囲気がありました。
授業も国立推しという感じで行われていました。
進学実績も私立大学より国公立大学の方が人数が多いという高校でした。

私大進学者が比較的少ないこともあり、ICUへの進学者は毎年1名いるかいないかという感じでした。

(予備校通学時の様子)

自分のクラスは約40人で、浪人したのは15人くらいだったと思います。
中には私立大学などに受かりながらもさらに上の大学を目指して浪人した学生もいました。

浪人中は半年ほど予備校に通っていました。

ちなみに群馬は関東地方ではあるのですが、一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)ほど、予備校の環境は整っていません。高崎市は群馬でも最も人口の多い市なのですが、主要な大手予備校はなく、あっても衛星校くらいであったため、私は隣県の埼玉の大宮のにある大手予備校まで一時間半ほどかけて通っていました。

更に余談になりますが、このように予備校が少ないこともあってか、高校では授業を集中して受ければ予備校に行かなくても国立大学に一応は進学できるという体制でカリキュラムが組まれていて、大学受験に向けた課題がとても多く出されました。実際には高3ぐらいでは塾や地元の予備校に行っていたクラスメイトは多かったようですが。

進学意欲の高い高校の同級生の影響などもあり、現役時代から医学部を志望していたので、予備校では医学部対策のコースをとってしました。

予備校だと常に成績が数値や順位が出てくる中で、理系科目が伸び悩み、このままでは明らかに国公立合格は1浪では厳しく、また、周りの国公立医学部を目指す学生は何年か浪人するのは普通という状況でした。私学の医学部ならチャンスがなくはないものの、兄弟が多い家族としては私学への進学や長く浪人を続けるのは経済的に厳しいく、一端リセットした方がよいという結論に9月頃いたりました。

そのような結論に至ってから、予備校は9月にはやめてしまいました。このあたりは精神的につらい時期でした。

(ICU受験を決めるまで)

予備校を辞めてからは一ヶ月間くらい勉強に手がつきませんでした。
志望校を選び直すところからリセットするため、志望校をゼロから選ぶところからはじめました。

本当に大学選びの初歩の初歩なのですが、全国の大学が紹介されている『大学受験案内』という本を熟読しました。この中で出てきたのがICUです。

ICUの紹介を見たときは直感的に「これだ!」という感じがしました。端的に言えばICUの授業カリキュラムと入学試験の内容の両方が、自分に合っているという感じがしたのです。

ゼロベースで志望校を見直した際に、大学の学問を知った上で、どのような学問の研究をするかを見極めたいという気持ちは明確だったので、入学時ではなく3年時で専攻を選べるICUのカリキュラムは魅力的でした。文系・理系の区分が明確ではなかった自分としても、文理の垣根無く勉強できるという点も魅力的でした。

また、ICUの試験科目も自分に合っていると思いました。

自分の強みを見直すと、予備校では理系のコースにいたにも関わらず、一番得意な科目は国語で、特に現代文の読解には以前から自信を持っていました。

英語は大得意ではないまでも苦手としていませんでした。

さらに、国立の対策を集中的にやってきた自分としては、ICUの試験科目の総合教養(ATLAS)は文理関係無く幅広く問われるということで、色々な科目の勉強をしてきた自分の強みが生かせる試験だなと思いました。

ICUからパンフレットを取り寄せ、ICUの入試問題も研究した上で、10月からはICU入試対策にシフトしまいた。その上でBUCHO.NETのオンレクで集中的にICUの過去問を解いていきました。

(宅浪でICU対策)

宅浪はきついのではないかと言われてることもあるのですが、自分の場合予備校を辞めて、ICUを志望校としてからは、受験勉強のゴールが明確になったという事もあり、以前より精神的には楽な気持ちで勉強に取り組めました。

宅浪をしている時は生活のルーティンを維持するように気をつけていました。
自分は元々朝方だったので、朝起きてから何を勉強して、どのタイミングで運動をするかという事を自分で決めて、極力それを守るようにしていました。

生活のパターンは以下のようなものでした。

朝5時起床、1時間半くらい英語の勉強、文法を中心に
7時朝飯後に散歩、家の近くにあるサイクリングロード30分くらい歩く(ほぼ毎日)

9時(土日は10時) 図書館が開館、家から自転車で10分、会館前に並ぶ。並んでいる際は単語帳を眺める。
図書館でお昼まで集中して勉強、過去問演習やその周辺知識など大事な部分をやる

昼12時以降に一旦家に帰って、ご飯を食べる

図書館に戻る(天候など場合によっては家で勉強する)

夕方まで勉強

夕方以降、夜は疲れてくるので、根を詰めないようにする。

勉強をする際は、英単語帳など、考えなくてよいものをやる。

夜11時前には寝る、翌朝5時に起きる。

(オンレクでのICUの過去問演習に関して)

入試を研究した上で、最終的にはICU入試対策としては、ICUの過去問の数をこなすのが一番よいと考え、BUCHO.NETのオンレクを受講した上でICUの過去問演習を徹底してやろうと意識しました。

10月、11月は1日に2科目分のICUの過去問をやりました。

やり方としては1日はICUの過去問演習をやり、その後2,3日かけてオンレクの解説を読み、場合によってはその論文に出てきた周辺知識を身につけるため、別の本や参考書を参照するようにしていました。

1日目 過去問2教科の演習(問題を解く、簡単な答え合わせ)

2,3日目 過去問の解説を読み込み、問題を研究、復習、英単語や用語を調べる、必要に応じてその他の参考書の内容を勉強する

ポイントは演習の見直しに時間をかけることと、あくまでも過去問をやりながら周辺知識を身につけることだと思いました。

受験が近づいてきた12月頃からは過去問の演習量を1日3教科に増やし、
さらに直前期には、実際の試験時間に合わせてICUの過去問を解くようにしていました。

9:30頃に人文・社会
11:20頃に総合教養(ATLAS)
(昼休み)
14:15頃に英語リスニング→英語リーディング

実際にやってみるとICUの入試まではお昼休みまでが長く、また、英語リスニングは昼食の直後にあるため、最後まで集中を維持しなければいけないなど、ICU入試のリズムが分かり、試験への適応が高まったと思います。

宅浪をやっている時期は目標が明確であったせいか生産的な感じがしていたし、ICUの入試問題もとても興味深いものが多く、演習をこなすほどに知的な発見があり、この時期は予備校通学時と比べても、充実した気持ちで勉強できていました。

 

ICU ELA Reader 2019