ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記,未分類

<お名前>

そら

<プロフィール>

偏差値50-60の私立高校出身
趣味は映画鑑賞、自己分析
非英語圏のヨーロッパに1年留学し、現地高校で学びました。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 7割
総合教養得点 = 6割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

AOで早稲田大学・立教大学・中央大学
一般入試はICUのみ受験しました。

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校一年生の時に母に勧められたことがきっかけです。
帰国後自分に合う大学を探すなかで、他大学とは一線を画すICUのユニークな教育と環境について知り、惹かれました。

6.ICUに期待するところ

知的好奇心が高い学生に囲まれて学ぶことが楽しみです。
入学後は哲学を軸に教育学、心理学や人類学なども学びたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

留学を通してアイデンティティを確立したこと、ICUでの学びを通して日本の教育における哲学対話の可能性を追求したいということを書きました。文理の垣根を越えたリベラルアーツ教育が自分にとって如何に大切なのかを強調することが大事だと感じました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

私は、留学をきっかけに自己分析を始めとした様々な物事の分析をしてきました。身の周りの様々な物事の性質や因果関係を研究材料に、直感的に立てた仮説に対して自分自身の経験や日頃考えていることを絡めながら様々な事例を持ち出して検証することで、自分の世界をより魅力的で興味深いものにすることができるからです。

活動の中で自分の素質や能力をどのように活かしたのか掘り下げ、自分の強みを的確にアピールすることが求められていると感じました。

a. 人文・社会科学

オンラインレクチャーの過去問を中心に対策しました。
暗記が苦手なので世界史の知識問題の対策はしていませんでした。(日本史選択でした。)
他大学で哲学科を受験し、ある程度知識があったので今年度の試験が主に哲学分野からの出題だったのはラッキーでした。
基本的に論理展開の流れが毎年似ているので、過去問を解いて気になったトピックについて調べ見識を深めること、また問題の形式に慣れることが大事だと感じました。
過去問を解く際は段落ごとに読んでから設問に解答することを心がけていました。

b. 総合教養(ATLAS)

こちらもオンラインレクチャーの過去問を中心に対策しました。
自然科学分野の出題に関しては割り切って解いていました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

本番では音声が聞き取りづらいと聞いていたので、古いPCを通してイヤホンなしで音声を聞いて練習しました。
元々洋画や洋楽を聞くことが好きでICU並みのスピードの英語を聞くことにも慣れていたことが有利に働きました。
対策として一時期BBCの6 Minute Englishを聞いていたこともありましたが、まずは過去問を解いて自分なりの解き方を確立することが大事だと思います。

過去問ではPart1、2を確実に取ることを心がけていました。また、Part3は講義のイントロの部分でなるべく質問を読んで5W1Hに印を付け、講義中に余裕があれば最後の質問まで読んでいました。余裕が無い時は講義の理解に専念し、90秒の間になるべく早く解答するようにしていました。

<リーディング>

近年文章の数が増えたのでとにかく速読を心掛けていました。Textが2までしかない年度の問題も1長文15分を目標に解いてみることをお勧めします。また、Part2は落ち着いて解きたかったので難易度に拘らず一番最初に解いていました。どの教科にも言えることですが、過去問を解いていくなかで自分の得意不得意を理解して一番良い解き方を確立することが大事だと思います。

単語帳はターゲット1900を網羅した後(一部派生語も覚えました。単語の意味を推測する問題の対策として派生語を意識することは有効だと思います)は教学社出版の「早慶上智の英単語」を使っていました。ICUの入試は難しい単語が多いので、早めにターゲットを網羅しておくことをお勧めします。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験会場は暑いと聞いていたのでニットの下にTシャツを着ていきました。実際教室はすごく暖かかったので、全科目Tシャツで受けました。試験と試験の間は毎回外に出て新鮮な空気を取り込みました。

私は12月末に滑り込みでIELTSを受験して6.5が取得できたのでB方式も出願しました。(結果的にA方式で合格しました。)
少しでも可能性がある場合はB方式の出願も検討することをお勧めします。

専門の塾にも通いましたが、結果的にはオンラインレクチャーのみで十分だったと感じています。個人的には、挫けそうになった時は会員限定サイトの合格体験記(指定校推薦から一般入試に切り替えた方のものです)を読んで励まされていました。

また、AO対策で高校の枠を超えた学びをしたことも有利に働いたと感じました。ICUの一般入試は評定平均が足りなくてAO・指定校推薦を受けられなかった人も諦めずに挑戦する価値があると思います。

8. 最後に一言

ICU合格はずっと私の目標だったので、今も夢見心地です。入学した後は常に優先順位を意識しながらバランスの取れたキャンパスライフを送りたいです。

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1.お名前、プロフィール

<お名前>

35年の男

<プロフィール>

都立高校偏差値65
塾通いはなし
趣味散歩
部活吹奏楽
特技なし

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

(共通テスト得点 参考)

センター得点 = 英語188

4.併願校

早稲田国際教養
慶応SFC

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

家から5分で小さい頃から身近だった。
暗記したくなくて、読解で受験できるので殆ど逃げの姿勢で決めました。
理系文系両方に興味があったから。

6.ICUに期待するところ

英語のクラスでバシバシしごいて欲しいです。
ものづくり?の授業があると聞いたのでそれも楽しみです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私は「子どもの権利」の「周知」をテーマに研究したい。きっかけは武蔵野市内の高校生代表として「武蔵野市子どもの権利条例」の前文を作成したことだ。その際周りの大人、更に権利を持つ子ども自身が「子どもの権利」を認知していない事に衝撃を受けた。研究には多角的視点が必要となりICUのリベラルアーツ教育が役に立つ。「歴史学」や「社会学」の中での「子どもの権利」の置かれた位置、「教育学」を元に学校や地域内での大人や子供へ効果的に周知させる為の方法、付属して「心理学」や「メディア論」で環境やSNSが与える成長過程の子どもへの影響を学びたい。上記の人文社会系の学問だけでなく、AI技術の「子どもの権利の周知」での利用を「情報科学」で探求したい。少人数での授業・ディスカッションが可能にする同級生との密なコミュニケーションから研究の手がかりを得ることも期待する。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。
私は現在、東京都による「ワールドキャンパスinアイルランド」というアイルランドを訪れ、現地の子どもの主体的な社会参加や先進的な政策等を学び発するプロジェクトの一員として活動してる。その一環として「東京都子供基本条例」のハンドブックを東京都子ども政策連携室と作成するなど「子どもの権利」の周知に取り組んでいる。また学内では生徒会会長として文化祭で「学生の権利」をテーマにし研究発表した。

a. 人文・社会科学

過去問をやっても傾向が変わるので現代文をしっかりやって基礎的な読解力をつけましょ。
哲学とか経済系の思想を事前に知ってると楽かも。

b. 総合教養(ATLAS)

これは最後の自然系のやつ以外に時間をかけましょう。
他はほぼ人文社会と同じで読解です。簡単です。
知識問題はよっぽどの常識でなければ出ません。諦めないで探すのが大事。
これは過去問を全部やりましょう。読んでいて楽しいですし、自分で興味が湧いて背景知識を調べて更に教養が身につきつます

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ひたすら過去問を聞いてシャドーイング。
tedとか聞くのは効率悪いです。あまり頭が良くない選択肢です。
自分で過去問を編集して問と問の時間を消して聞きやすくしましょう。
なりきることが大事です。
本番は正直全部聞くのではなくキーワードに注目しましょう。
ページ開くタイミングを事前に知らないと焦って調子狂うので家で練習しました。

<リーディング>

これは、リスニングでシャドーイングしてれば9割取れます。
選択肢が難しいので全文読みましょう。
最後の問題の穴埋めからやるとウォーミングアップになるのでいいです。
後、お昼休みに前年のものを読むと爆速で読めます。20分ちなみに余りました。見直しをする時はいちいち確認してられないので怪しいものがあったら○してどんどん先に進みましょう。たかが一問されど一問と言われますが、執着すると失敗します。過去は過去で潔く!!

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

自分で1日模擬を設定しで慣れておくことが大事です。
チョコレート食べると落ち着きます。(70%カカオ)
朝は散歩すると気分が晴れます。
周りが頭良く見えますがみんなそう感じてます。みんな怖いみんな同じです。

8. 最後に一言

自信があっても不安にはなります。
落ちてるのではと怖くなります。
でもそれは、しっかりやった証なので安心して!
ICUに入るイメージを持つことが大事!

<追加の質問>
・活動がとても充実している点で、AOではなく一般選抜なのはなぜ?
高校は推薦だったので大学入試は一般で挑戦したかった(奨学金high endeavorを頂きました)。

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1.お名前、プロフィール

<お名前>

餃子うどん

<プロフィール>

出身高校:都内私立中高一貫女子校
予備校:マナビス(高2の11月から高3の夏休み前まで、それ以降なし)
好きなこと:友達や家族とわいわい楽しむこと
cf.小学生の頃、5年半マレーシアに住んでいた帰国生です、理系科目も好きですが文系世界史選択で国語が最初から最後まで大の苦手でした

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 6-7割
総合教養得点 = 6-7割
英語リスニング得点 = 8.5-9割
英語リーディング得点 = 9割

(共通テスト得点 参考)
英語 R98 L100
世界史 95
国語 124

4.併願校

上智総グロ、上智外国語など

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

最初は中学生の時に、母がICUHSを紹介してくれたのですが、通っていた中高一貫に退学届を提出しなければ受験出来なくて、そのリスクは大きすぎたので断念しましたが、高校生になってからもICUのカリキュラムに惹かれ続け、オープンキャンパスなど計3回いき、最初から強く志望していました。

6.ICUに期待するところ

下記の願書の内容通りですが、ジェンダー・セクシュアリティ研究や開発研究などのメジャーをとり、様々なメジャーをとっている多様なバックグラウンドもちの方々との交流を通して、現代社会の構造をより深く理解したいです!ELAもとても楽しみです!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

志望理由は2点あります。
1.多様性と対話の重視
私は小学生時代をマレーシアで過ごし、多様な文化を持つ人々との対話を通じて、自身の世界観を広げることができました。貴校でも、多様な人々と切磋琢磨することで、自身の強みである柔軟な理解力や共感力に加え、批判的視座や考察力を磨きたいと考えています。
2.多分野で学べるメジャー制
私はジェンダー・セクシュアリティ研究の分野でキャリアを築いていきたいと考えていますが、貴校には、分野を絞り込むまでに多分野における探検の余地を与えてくれる自由な学習制度があります。分野横断的なジェンダーという視点で多分野を学ぶことで自分の新たな可能性を発見したいと考えています。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は「開発研究」と「ジェンダー・セクシュアリティ研究」を学びたいと考えています。
私には「ジェンダー平等と教育を軸とした発展途上国での開発計画の策定に取り組むことで、全ての人が自身の性別に拘束されず、幸福を追求できる社会を実現する」「ジェンダー平等の考え方とその意義を組み込んだ持続的な教育制度・教育環境を整え、子どもたちにジェンダー平等のメリットを実感してもらうことで、ジェンダー格差の連鎖を打ち切る」というキャリアゴールがあります。
このゴールを実現し、人類の恒久平和と共存の実現に貢献するために、貴校の多様性を大切にする環境下で、専門的な知識に加えて偏りのない世界観を更に養い、マイノリティとマジョリティ、先進国と発展途上国という二極化をつなぐ橋となれるよう学びを深めたいと考えたからです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私はESSの活動に全力で取り組んできました。特に、海外のミュージカル作品を英語で演じる公演では、作品で取り上げられている人種差別等の社会課題に対して、一人でも多くの方に関心を持ってほしい、その想いを抱いて臨んできました。練習が予定どおり進まず、メンバーの意欲が低下していた時には、あえて練習を止め、自分達が作品に込める想いについて議論することを提案し、全員で楽しみながら有意義な公演を作り上げてきました。

a. 人文・社会科学

私は長文を読むのは好きなのですが読むのが非常に遅いので、速読できるように、そして特殊な入試への慣れとして何年分もの過去問を解きました。何年分もやることで、問題の解き方の順番などを色々試し、柔軟性かつ正確性のあるマイ解き方を確立させていくことができました。解説がすごく丁寧なので、絶対正解しなければ差をつけられてしまう問題やそもそも解答が本文にやんわりとしか載っていない、点数がとれなくても気にしなくていい問題を区別することができ、一喜一憂せずにテンポよく、解ける問題を確実に正解するという解き方を身につけることができました。また、文章自体も多分野にわたり、すごく興味深かったため、楽しく続けることができました。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクで赤本には載っていない講義部分も含めて練習を重ねることができたのが1番良かったです。最近は知識問題・計算問題数は減少傾向にありますが、もしでてきたら得点源にしたい!と思い、受験生の1年間は受験勉強だけでなく、毎日BBCを読んだり、休憩時間にテレビでクイズ番組や歴史関係の番組などをみていました。それでも、やはりatlasのpart 4の自然科学系の問題での計算問題が難しすぎそうに感じた場合は速やかに運に任せてマークし、atlasも人文社会科学と同じように、解ける問題を確実に正解するマインドセットを意識していました。共通テストでは文系科目に加えて理科基礎と数学も受験する予定だったので、共通テストまでは理科基礎と数学、共通テスト後は国際社会に重点を置いて現代社会の一問一答とかをやっていました。このように、常にICUを念頭に置き、可能な範囲で広い分野を楽しく勉強して多分野にわたる知識を身につけることに努めていました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

人文社会科学とatlasの解き方が確立したとはいえ、決して点数が安定したというわけではなく、むしろオンレクの平均を超えないことの方が多かったので、やはり英語、特にリスニングが私にとって勝負でした。しかし、私みたいに英語を得意科目とする方でも決して油断せず、確実に点数がとれるように自分の苦手なところを磨くところが本当に大切だと思います。具体的な対策として、私は受験生になってからTEDやTed-edを毎日1時間聞いていました。そして、自分はted speakerの身動きや動画に出てくる画像やアニメーションに頼っていることに気づき、それ以降スマホをふせて試験本番のように机を眺めながら集中して聞くという練習をしてました。また、英語のリスニングは毎日やるのが不可欠です。時間がない時は学校の行き帰りの電車で聞いてました。

<リーディング>

過去問を解きながら思ったのは、英語のリーディングは過去5?10年ほどで難易度がかなり上がった気がします。文章量が増え、何よりも選択肢がややこしくなりました。今年の試験も英語のリーディングの選択肢で2個はすぐ削れるけど残り2個ですごく悩むという問題がいつもより多く、帰国生ですが時間が本当にギリギリでなんなら最後の2問はほぼ当てずっぽだった気がします。他の科目と同様に、複数解答可能の出題ミスかもしれないと自分を思い込ませて、解ける問題を確実に正解するようにしてました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験当日にびっくりしたことが何個かあるので伝えておきます!
まず、私の試験室の机がほんっとうに小さかったことです。机の上に時計を置くつもりだったのですが問題冊子を開いた大きさより少し小さいくらいで全然スペースがなかったので時計は腕につけました。今年のatlasでは講義のメモ用紙、正誤表、問題冊子の3つが配られたので、講義を聞いてる時にメモに必死になって鉛筆を落とす方々が続出しました。私もそうしましたけど、この机で受ける方がいらっしゃるなら鉛筆は2-3本でいいと思います。

次に、リスニングと講義は録音された放送が天井のスピーカーから流れました。私は受験番号がとてもはやく、前の方でよかったのですが、私の試験室には80人いて、後ろの方々には少しだけボワーンと響いて聞こえたのではないかなと思いました。ですので、家でリスニングの練習をする時は少し離れたところに音源を置いて、音源から離れたリスニング練習をするのもよいと思います。

そして、他の大学とは違って問題冊子も回収されたことです。私が受験した大学は全て問題冊子は持って帰って良いとのことでしたが、ICUだけは回収されました。これには様々な理由があると思われるのですが、その一つには大学側も見ると言っている願書の記述内容も少しは関係してくるのではないかということを思いました。実際どうかは全くわかりませんが、とりあえず願書の記述内容に時間をかけて事前に書いといたことはよかったなって思いました。ICUを受験する予定の方々も焦らず書いてほしいということです。

8. 最後に一言

何度も言ってきていますが、確実に解ける問題を正解するというマインドセットでぜひ取り組んでみてください!選択肢2個残って削れないというときは、とても簡単な問題が最後に残ってるかもしれない!と思ってテンポよく解くようにしてみてください!

そして、本当にオンレクおすすめです。わかりやすいですし、面白くて偏差値も平均もすぐわかって、ICU志望者には最適です。

現代文も速読も苦手でしたが、様々な工夫と諦めないという精神で乗り越えることができました。

今までの私のアドバイスがなんらかの方法で少しでもみなさんのお役にたてることができたならこの上なく幸いです。

長くなりましたが、みなさんが合格を勝ちとれますことを祈っております。
頑張ってください!!応援してます!!

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1.お名前、プロフィール

<お名前>

yutti

<プロフィール>

偏差値50台の自称進学校から地方国立大学に入学後再受験

2.受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割くらい
総合教養得点 = 8割くらい
英語リスニング得点 = 7割くらい
英語リーディング得点 = 9割くらい

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役で受ける際に元々知っていて、少人数教育や幅広く学問に触れることができることELAに惹かれて受験を決意しました。自分が通っていた大学の先生からの一方通行な授業に飽き飽きしていたことも再受験を決意するきっかけになりました。

6.ICUに期待するところ

ジェンダー学に興味があるので現段階ではジェンダー学を学びたいです。また、ELAを通じて自分の英語力に磨きをかけたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

少人数教育を通じてさまざまな人の意見に触れ合い、自分の知見を広めたいといったことを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

ジェンダー学を学習して世の中に蔓延る差別を可能な限り解消して、これからの世代の選択肢が理不尽な制約を受けないように社会の中で声を発していきたいというようなことを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

バイトでの経験を書きました。

a. 人文・社会科学

オンレクの過去問を推奨度を高いものを中心に解き進めていきました。解説を見る前に間違えたところはチェックだけつけといてもう一度本文を読み直し、残りの選択肢から正解を選べるかどうかやっていました。あとは普段から新書を読むようにしていました。参考までに過去問の得点率は古いものだと6.5-7割くらいで、直近の10年分は8割-9割くらい得点していました。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクの過去問を解きました。文系でしたがPart4も直近の過去問では与えられた情報をしっかり理解できていれば知識がなくても解けるようになっている問題が多いので、特別な対策はしませんでした。参考までに過去問の得点率は7-8.5割くらいでした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

過去問を解きつつ、Part2Part3は全てシャドーイングを行いました。Part1に関しては似たような問題が毎年出題されるので期間を空けて2回ほど解き直しも行いました。直前はキムタツの東大リスニングsuperを使っていつもより速い音源を聴いて問題を解いていました。問題の先読みができないので、聴きながら問題を解く訓練を早い段階からおこなった方が良いと思います。また、近年はPart3のリスニングが長くなっているので集中して聴くために長めの音源を聴くのも良いと思います。(私はPodcastで6 Minute Englishと60-Second Scienceを聴いていました。)参考までに過去問の得点率は8-9割でした。

<リーディング>

オンレクの過去問を解きました。単語帳はトフル3800を使いました。時々気分転換にSFCの英語を解いてました。分量が多く、文章が難しいというより、選択肢で迷わせてくることが多いので初めはディスコースマーカーを意識して読んだり、精読をして正確に読むことを心掛けました。シャドーイングをやっているうちに読むのは速くなっていました。参考までに過去問の得点率は8-9.5割でした。また英検1級とIELTS7.0を所持していました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文社会と総合教養の問題は、昔に比べて、最近の問題は知識問題よりも読解問題や思考問題が多いと感じました。知識を暗記することに集中せず、さまざまな文章を読んだり、またオンレクの解説は詳しいのでそこからたくさんのことを学ぶべきだと思います。周りを見る限り英語に関しては以外と点数が取れていない人の方が多い気がしました。なので、英語で点数を伸ばせると周りの受験生よりも優位に立てるのかなと思います。特にリスニングを頑張りましょう。

8. 最後に一言

ICUの過去問は解くことによって自分の教養も高めてくれるとてもユニークな問題です。オンレクを使用している人は得点率や偏差値が気になると思いますが、それ以上に大切なのは過去問に真摯に向き合って過去問を楽しむことです。最後まで諦めず、投げやりにならず、楽しみながら頑張ってください!

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1.お名前、プロフィール

<お名前>

ddaeng

<プロフィール>

中高一貫ミッションスクール(女子校)

2.受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8.5割
総合教養得点 = 7割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 8割

(共通テスト得点 参考)

世界史 83
倫政  68
国語  137
英語  187 (R92 L95)
数IA 32

4.併願校

関西大学 外国語学部 英語科
上智大学 外国語学部 英語科(teap,共テ併用)
早稲田大学 国際教養学部、文化構想学部
東京外国語大学 言語文化学部 フランス語学科 (前期)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高1の時の担任がICU卒の方で、ICUでの大学生活についての話を聞いて興味を持ち、オンラインオープンキャンパスに申込みました。そこでお話しした学生の方々がとにかく素敵で、ELAやメジャー制度、実際に足を運んでわかったキャンパスの雰囲気などを理由に、ICUを目指すことにしました。

6.ICUに期待するところ

色んな授業を取り、今まで興味がなかった分野や新しい考え方に出会って、自分の興味の範疇を広げたいです。ELAで受験英語ではない、実用的かつ学術的な英語を身につけること、図書館に通うこと、が楽しみです。ばか山で昼寝したりおにぎりを食べたりもしたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

オンラインオープンキャンパスで貴学の学生の方々が、自分のメジャーや最近読んだ本、将来の目標などについて熱く話されているところを見て、自分も興味を持ったことを全力で追求できる大学生になりたいと思った。学生のバックグラウンドが多様である点、ELAでアカデミックな英語を徹底的に学ぶことができる点、貴学特有のメジャー制度を使って、興味がある分野を複数学ぶことができる点にも魅力を感じた。オンラインで体験授業を受講した際には、一見全く違う様に見える複数の事柄の間に繋がりを見つけ、物事を多様な観点から見つめるという貴学の授業スタイルに感銘を受けた。以上の理由から、貴学を強く志願する。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

言語教育を主専攻として、貴学で行われている日英バイリンガル教育の視点から、第二言語の習得が環境によってどのように変わるのか、どのような人にどのようなメソッドが合うのか、について研究したい。具体的には、外国語教授法の各国による違い、同じ教育を受けていても得意な技能に差異がある理由、に興味がある。また、公共政策や平和研究をマイナーとして、国内外で起こっている諸問題を解決するために自分に何ができるか、問題意識を持って考える力を養いたい。幅広いジャンルの学問に触れ、一つの学問を別ジャンルの学問の視点から捉えることで、物事を多角的に捉えることができるようになりたい。キャリアの選択肢の一つとして英語教員を考えているが、貴学で学んだことを生かし、生徒と共に成長し続けることができる存在になりたい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

外国語学習を通して、単語や構文の起源や背景まで遡り、なぜそのような仕組みができたのかを考えるのが楽しい。普段あまり深く考えずに使っていた母語を、一つの言語として捉え直すことができる点にも魅力を感じる。また、英語でスピーチをするのが得意だ。スピーチを作る過程で、なんとなく考えていたことが明確になっていく感覚、スピーチの最中に聴衆と自分の考えが繋がっていく感覚が、興味深い。

a. 人文・社会科学

とにかく過去問を解きまくりました(直近10年分と推奨度の高いもの、合計20回分ほど)。2015年以降(人文社会科学に変わってから)の試験は2回(場合によっては3回)解いて、要約もしました。復習としては、解説を読み込んで、間違えたところやもっと知りたいと思ったことを現代用語辞典のようなもので調べるようにしました。夏休み期間は、毎日隙間時間に新聞を読みました。
また、学校の宗教の授業で配られたプリント、古典の授業で配られた古典作品のあらすじプリント等を読んだり、新書をかじってみたり、とにかくアンテナを張って、触れる機会がある情報は全て吸収するようにしました。オンラインオープンキャンパスなどでのICU体験授業にもなるべく参加して、ICU的な考え方(物事を俯瞰で多角的に考える、事柄同士につながりを見出す)に近づく努力をしました。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクに掲載されている過去問を解く以外に何もしませんでした。
読解パートは、人文社会科学でやったことがそのまま活かされると思います。 講義パートに関しては、過去問に加えて、学校の授業を受験に関係の無い科目でも講義の練習だと思って真剣に聞いたのが役立ちました。あと、講義パートのリスニングは、メモ用紙もオンレクに掲載されている物を使った方がいいです。私は直前まで、講義内容に沿った下書きがされているメモ用紙の存在に気づかず、焦りました。
学校の授業でも、本で読んだことでも、色んなことに興味を持つという姿勢がICUの入試につながると思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

毎日、朝ご飯を食べている間の十五分間、BBCワールドニュースを聞くようにしていました。高3の一学期に、英検のリスニングの過去問を、覚えてしまうくらい何度もシャドーイングしたのも、良かったと思います。発音できない言葉や文章は、聞き取ることも出来ないので、読み終わった長文や解いたリスニングのスクリプトなどを音読しまくるのもいいと思います。基礎力がついたら、ICUの2000年以降のリスニングを全て解きました。これも、直近5年分くらいは2回解きました。やりっぱなしではなく、スクリプトの確認、シャドーイングやオーバーラッピングも怠らずにやったのが大きかったと思います。
当日は全く聞き取れない箇所があるかもしれませんが、手応えはみんな似たようなものだし、勘で書いても案外当たるので、焦る必要はないです。最後まで諦めず、落ち着いて真摯に問題に向き合ってください。

<リーディング>

高2の間に基礎(単語、文法)を着実にして、その後、他大の過去問や長文問題集をとにかくたくさん解いて慣れてから、ICUの問題に手をつけました。精読ができなければ速読もできないので、単語帳と文法問題集を一冊完璧にしてから(LEAPとULTIMATEがおすすめです)読解の演習を積みました。長文は、文系理系国立私立問わず、色んな大学の問題を解きました。解いた問題は必ずわからなかった単語を調べて覚え、3回は音読しました。CDがついているものは、シャドーイングもしました。
また、ICUにはライティングやスピーキングがありませんが、英語は四技能全てが均等に伸びて初めて自分のものになると思い、英検や他大学の自由英作文、和文英訳をやりこんで、塾や学校の先生に添削してもらいました。スピーキングも、外部試験対策として学校の先生に面接官をお願いして練習しました。B方式出願の際のIELTS対策にもなりましたし、ICUに入ってからの勉強にも活かされると思います。
英語に関しては、読んだり聞いたり書いたりしたものは全て結果につながるし、ICUの試験科目の中で一番対策がしやすいので、とにかく時間をかけてやったほうがいいです。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私は普段から、自分ほどICUにふさわしい人はいない、自分ほど行きたいと思っている人はいないと思いながら勉強していました。当日もその気持ちを忘れなかったので、周りが自分より賢そうに見えても焦りませんでした。試験当日は、試験が終わるまで、「全てが順調、いつもどおり」と自分に言い聞かせました。

ICUは試験問題が独特なので、その対策のことで頭がいっぱいになるかもしれませんが、併願校対策もきちんとやっておいた方がいいです。私はICUを目指していることを理由に世界史や古文の勉強から逃げてしまい、直前期にとても不安になりました。それから、ICUしか受けないのもお勧めしないです。ICUの入試は、当日のコンディションによって結果が大きく変わると思うので、ICU本番までに他の学校を受けて、緊張に慣れましょう。私は、ICUの入試までに2校ほど受けて、そのおかげか、ICU当日はあまり緊張せず、ベストコンディションで臨むことができました。

8. 最後に一言

オンレクは解答解説、音源がついて三十年分も解くことができるサイトは他に無いのでとても有難かったです。他の方の合格体験記やコラム欄など、モチベーションを上げることができるコンテンツも充実していて良かったです。受験当日に自信を持って臨ことができたのはオンレクのおかげだと思います。

本気で行きたいと思って努力すれば必ず合格します。このサイトを見ている皆さんなら絶対大丈夫です!!不安になったり自信をなくしたりすることがあるかもしれませんが、ICUに通う自分を想像して、試験終了まで諦めないで下さい!

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バス停からA館前付近、"Welcome to ICU!"の看板が迎えくれる。受付けのテントでオープンキャンパスのプログラムや大学案内がはいったセットもらる(1家族1個まで)。

オープンキャンパス通(?)なら混む前に学食に直行すべし。実際にオープンキャンパスは7,8月開催で気温が高いので、本館にずっといるよりは、学食でお茶でも飲んで休憩しながら行動した方がよいかも。

ちなみICU入試の時は、学食が保護者の待機スペースになる。

ICU学食のオープンキャンパス用のメニュー。オープンキャンパス時は食券を学食の東側(教会側)の入り口で販売している。

配膳スペースで食券と料理を交換してもらう。

入り口で買う食券以外にも、パンやコーヒー、菓子類などを単品で買うこともできるので、休憩時に利用したい。写真奥に見えるのは食器返却口で、食べ終わったらこちらにトレーごともってくるべし。

入り口付近の席。ちょうどお昼時でちょっと混んでいたが、座れないほどではない。

西側(入って右)のスペースは長机が中心でこちらは席に余裕があった。

チキンカレー300円。やはり大学の学食はどこにいってもカレーが安定していますな。なお例年通りであればICU入試の日も学食は利用できる。

 

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(おまけ)会議型配列の教室。「問い5ってC?」「どっちかって言うとBでは?」など、和やかに入試が進み、全員が同じ箇所を正解し、間違えるという教室。教室全員が合格か不合格という究極のAll or Nothing的世界。もしくは壮絶な騙し合いが展開され、会議で同じ答えだったのになぜか合否が分かれるなど、大変なことになりそうである。この配列では使われないので安心しよう。

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ICUで最も多いタイプの小教室。大教室が増えたため、入学試験ではあまり使われなくなっている。ICUの少人数制教育を象徴するタイプの教室と言える。