ブログ,一般選抜,ICU総合型選抜(AO入試)

ICU国際基督教大学の公式サイトが更新され、2023年度入試の概要が公表されています。

まず一般選抜を見ていきます。

2023年度入試の一般選抜の試験日は2023年2月4日(土)です。

例年通り2月の第1土曜日が試験日です。

合格発表は2023年2月13日(月)です。

細かな変更点ですが、昨年度は2月5日に試験で2月10日に合格発表だったので、わずか5日間で結果が出ていたのに対し、今年度は従来通り10日程度で入試の結果が出る日程に戻りました。

試験科目や募集人員には変更はありません。

引き続き総合型選抜です。

総合型選抜の日程や内容はほぼ去年と同じです。

2021年度、2022年度はコロナの影響で二次試験がオンラインの個別面接で実施されていましたが、今年度から二次試験が正式にオンライン個別面接に変更されます。

細かな変更点として、IB認定校のオンライン個別面接は(日英)で行われることが明記されています。

よって、逆に言えばその他の英語外部試験利用や数理探求型は日本語で面接が行われる事が示唆されています(従来もこれらの形式では日本語で面接が行われていました)。

2023年度のICU入試の日程は上記の通りです。実際のICU入試はまだまだ先の話ですが、まずはカレンダーにチェックをするなどして試験への意識を高めていきたいですね。

ブログ,ICU総合型選抜(AO入試)

ICU国際基督教大学の入試関連の公式ページが更新され、総合型選抜(AO入試)の2次試験は今後オンラインの個別面接で実施される事が発表されました。

 変更前変更後
英語外部試験利用本学にてグループ・ディスカッションを実施オンラインによる個人面接を実施
理数探究型本学にて個人面接を実施 (プレゼンテーションを含む)オンラインによる個人面接を実施 (プレゼンテーションを含む)
IB認定校対象本学にて個人面接を実施 (プレゼンテーションを含む)オンラインによる個人面接を実施 (プレゼンテーションを含む)

コロナの影響で2021年度、2022年度の総合型選抜二次試験はは特例としてオンラインでの個別面接が実施されていたのですが、2023年度以降は総合型選抜の二次試験は常時オンラインの個別面接で実施されることになります。

AO入試の定番であったグループディスカッションは廃止されます。

このため、従来はグループディスカッションで他の受験生の意見にヒントを得て議論を展開したり、ディスカッションを円滑に運営する姿勢などが評価される事もありましたが、今後は個別面接次第ということになります。

一方で、オンラインでの実施が継続する事が決定したので、特に地方の受験生にとっては移動の負担が減り、受験しやすい環境が整ったとも言えます。

また、基本的には自宅での受験となるため、PC、WebCam、イヤホンマイク等の機器を揃えた上で、今のうちからZoom等の使い方に慣れておいた方がよいでしょう。これらはICU入学後の授業でも現在は必須です。

ICU総合型選抜(AO入試)

ICU(国際基督教大学)より、2021年10月23日(土)に予定されている2022年度のICU総合型選抜(AO入試)の二次試験は、オンラインによる個別面接が実施される事が発表されました。面接はZoomを用いて行われます。

グループディスカッションは行われません。結果的には昨年度(2021年度)のICU総合型選抜と同じ形になりました。

これに伴い、ICU総合型選抜の入試受験生は、昨年度同様に、「オンライン面接受験に関する確認書」に署名して提出する必要があります。

この「確認書」は去年の場合は、総合型選抜の出願時にWebサイトよりダウンロードして各自で署名をする形でした。

確認書の中には、オンライン個人面接は受験生1名のみで受験し、同席者がいてはいけないこと、机の上には受験票以外を置いてはいけないなど、オンライン面接の基本的な確認事項が書いてあります。

ICU総合型選抜の入試受験生としては、二次試験がオンライン個別面接であることが早めに確定したので、まずはWebカメラやマイク、通信環境や面接をする部屋の確認など、Zoomの利用環境を確実に整えておくとよいでしょう。

ICU総合型選抜の二次試験のオンライン個別面接に際してどのような機器がよいかなどは後日のエントリーで検証してみたいと思います。

(ICU公式サイト)

2022年度総合型選抜における新型コロナウイルス感染症に対する本学の対応について
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/news/20210716.html

*ICU総合型選抜の二次試験がオンライン個別面接に変更された旨は「総合型選抜における試験実施方法の変更について」で確認できます

ICU総合型選抜(AO入試)

ICU国際基督教大学公式サイトで2022年度ICU総合型選抜(AO入試)の入試要項が公開されています。

要項の内容は昨年度からほぼ変化はなく、ICU総合型選抜受験生としては例年通り取り組めば問題ありません。

昨年度は二次試験の内容がグループディスカッションからZoomを利用したオンラインによる個別面接に変更されました。

入試要項では例年通りICUの試験会場でのグループディスカッションが予定されています。しかし今後の状況によっては昨年度と同じように、二次試験がZoomでの個別面接に切り替わる可能性も高そうです。

総合型選抜(AO入試)に先行する形で4月帰国生入試の二次試験が9月に行われますが、この試験ではすでに二次試験がZoomでの個人面接に変更される事が決定しています。

(4月帰国生入試の変更に関する告知 ICU Webサイトより)

ICU国際基督教大学総合型選抜(AO入試)の要項は下記URLから確認可能なので、受験生は早めに目を通しておきたいところです。

https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/exam/special/

ICU総合型選抜(AO入試),オンレク寮生インタビュー

(ICU入試合格後、入学しての印象はいかがでしょうか?)

ELAの授業がすごく多くて、慣れるまでは大変でした。
課題などをこなしていると1週間があっという間です。

(今のELAはどのような種類の授業があって、週に何コマくらいELAがあるのですか?)

はい、ストリームは3で、ARW, RCA, ASの3種類の授業と論文の個別指導があって、全部で10コマくらいですね。

(本当にELAの授業は多いですね。やはり今はオンラインの授業が中心でしょうか?)

私のセクションでは実際に先生が教室で授業をしながらオンラインにも対応しているMixの授業が多いです。

また、ARWは1コマだけ全員教室に出席する授業があります。
担当する先生によって異なるのですが、私のセクションの場合は、少なくとも週に1回はセクションメイト全員に会う機会があります。

(その他のMixのクラスの教室出席者とオンライン出席者の比率はどれくらいでしょうか?)

私のセクションでは半々くらいだと思います。

ほとんどの授業で教室に来ている人もいれば、対面授業以外は登校しないというセクメもいます。

もっと多くの学生が教室に参加しているというセクションもあるそうですので、どれくらい教室に来るかはクラスによって分かれるみたいです。

ELA以外の授業はZoomでの授業ですね。

(関東地方のご出身で現在は寮に入っておられますね?)

はい、旧寮の一つに入っています。

(旧寮には希望して入ったのですか?)

今いる旧寮を第一志望にしました。

(新寮ではなく旧寮を希望された理由は?)

理由の一つは家賃が安かったからです(笑)。

また、旧寮の方がよりアットホームなイメージで自分の希望に合っていると思いました。

(現在ICUに残っているICUの旧寮はどこがありますか?)

カナダハウス、第3女子寮、第4女子寮の3つが旧寮、
グローバルハウスも併せて自治寮と呼ばれています。

(新寮と旧寮の雰囲気の違いは?)

旧寮は学生が主体となって寮を運営していて、寮生同士の一体感があって、寮生全員で寮を維持、管理していくという意識があると思います。また、人数が少ないのでみんなが知り合いというか、アットホームな雰囲気ですね。

新寮の方は収容人数が多くて、フロアごとでセキュリティなどが分かれているので、旧寮のように全員が顔見知りという事はなくて、フロアによって雰囲気が違うという話を聞きます。

(部屋は何人部屋ですか?)

私の寮は2人部屋です。ICUの寮は2人部屋のところが多いと思います。

(リーモート授業が中心である中で、寮の人間関係は貴重かもしれませんね)

寮生である必要はないと思うのですが、定期的に大学のキャンパスに来ることがとても大事だと感じています。
リモートだけでは人間関係や交友関係を広げる場が限定されてしまう部分があると感じます。
週に何度かは学校に来ないとサークルなどにもなかなか参加できないと思いますので。

(寮の倍率というのはどれくらいなのでしょうか?)

私の寮の場合、旧寮で人数が少ないため、1年生は6人の募集に対して16人の応募があったそうです。

もちろん規模の大きな新寮はもっと多くの募集があるので、希望したらどこかしらの寮に入れたという人が多いと思います。

また、旧寮は自治寮であるため、新入生を既存の寮生が選ぶことになっています。
そのため応募書類は自分の希望や性格などをしっかりと書く必要があります。寮生による選考では寮との相性が重視されているようです。

新寮は大学が運営しているので、入寮に際しては自宅との距離などが重視されるのではないでしょうか。

(新入生も大いに歓迎してもらえそうですね)

私の入った寮はびっくりするくらい上下関係がなくて、上級生にも気軽に何でも聞けるという雰囲気があります。
いつでも先輩に相談したりできますし、同期の1年生同士の仲間がすぐにできたのはとても大きいですね。

先日は他の旧寮と合同で新入生の歓迎会がありました。

また、仮装イベントのイニシエーションもありましたよ(笑)

(ICUの寮の伝統の仮装イベントですね。授業はオンライン中心だと思うのですがリモート授業に仮装して出席したという感じですか?)

はい、Zoom上でカメラに写る時に仮装している感じでした。
コロナ対策で、各寮の新入生は期間をずらしてイニシエーションに参加しました。

——–

(最後に来年以降のICU総合型選抜の受験生にアドバイスをあげるとしたら?)

ICUのAOが外部英語試験が必須で、
英語が得意な人が受かるイメージもあったのですが、
それほど英語が得意ではない私でも合格できました。

英語の資格は大事な要素の一つではあると思うのですが、
あくまでも総合型選抜ですので、それだけでは決まりません。
むしろICUの求める生徒像に合っているかという事の方が大事なのではないかと思います。私にとっては総合型選抜は受験のチャンスが1回増える試験というイメージだったので、まずは出願してみる事が大事だと思いました。特に昨年度コロナの影響なのか、AOの合格者が多めに出ていたので、受験生にとってはチャンスかもしれません。

(ありがとうございました)

(ICUには新寮・新々寮以外にも、学生が中心となって運営する自治寮と呼ばれる寮もある。写真はグローバルハウス)

ICU総合型選抜(AO入試)

(ICU総合型選抜(AO)の二次面接に関して伺います。今年度は会場でのグループディスカッションではなく、オンライン個人面談で二次選考が実施されました。オンライン面接の何日か前に通信環境のチェックがありましたね?)

はい、ICUの担当者の方とZoomで接続をして、問題ないかを確認してもらえます。試験本番で使う機材を事前にチェックしてもらう感じです。

(どのようなカメラ、マイクでWeb面接を受けましたか?)

カメラはノートPC付属のもの、マイクはヘッドセットタイプのものを使いました。

(Web面接の機材などで気をつけるべきことはありますか?)

逆光にならない場所で面接を受けるようにして、机の上には資料を含めて何も置いてはいけないという点には気をつけました。

しかし、実際の試験では面接官の先生のカメラが逆光気味でした(笑)

また、通信や機材の不調があったようで、面接は予定時間より遅れて始まりました。

いずれにしても事前にチェックしてもらえますし、受験生は機材などに必要以上に気にしなくてもよいのではないかと思いました。

(入試の面接をする先生はヘッドセットやイヤホンマイクを使っていましたか?)

いえ、2人とも何も付けておられなかったので、ノートPCもしくはWebカメラのマイクを使っておられたと思います。

(オンライン面接の2人の先生はどのような組み合わせでしたか?)

男性と女性の先生がそれぞれ1人ずつの組み合わせでした。

男性の先生が音楽を中心に願書に関連した質問、
女性の先生がICUの志望理由など一般的な質問をしていたので、
もしかすると役割分担があるのかなという印象を受けました。

(ICU AO入試の面接官の先生方は、応募書類を読んできていて、事前に質問を考えているようでしたか?)

はい、私が書いた内容はちゃんと読んでもらえているという印象を受けました。

また、音楽に関連した質問が出ていたので、専用の質問が用意されていると思いました。

(音楽に詳しい先生が出てこられた感じですか?)

男性の先生は音楽に造詣が深いと思いました。

(いずれにしても小論文や活動歴で書く内容を中心に面接で問われたという事ですね)

はい、一般論のような、例えば社会一般をどう思うかというような、ぼやっとした質問はなくて、提出した資料に関する具体的な質問が中心でした。

そのような意味でも、提出する資料には自分の専攻の希望などを含めてはっきり書いた方が、二次面接で担当する先生が具体的な質問を返してくださると思います。自分の中で指針を明確にして提出書類を書くことが大切だと思いました。

(印象に残っている質問はありますか?)

2つの主張に対してそれぞれ賛成か反対かとうい質問がありました。

一つ目は「音楽に国境はないが国籍はある」、

二つ目は「リベラルアーツは交響曲(シンフォニー)より協奏曲(コンチェルト)に近いものである」

というものでした。

(それぞれどのように答えましたか?)

はい、緊張していて何と答えたのかは曖昧な部分があるのですが、
概ね以下のような感じで答えました。

「音楽に国境はないが国籍はある」という質問に対しては賛成で、

音楽は言語を伴わないので、国境を超えて楽しむことはできる
その一方で、その土地にそれぞれに根ざした音楽もある
また、音楽家の活動や音楽の配信という視点からみると国籍というものはたしかにある
音楽には視点によって多面的に捉えることができるものであるという事を答えたと思います。

「リベラルアーツは交響曲(シンフォニー)より協奏曲(コンチェルト)に近いものである」
という質問にも賛成の立場で答えました。

リベラルアーツをICUでの学びと結びつけて考えると、
ICUではみんなで同じものを作り上げるというよりは、
それぞれが個性や自分の専攻をいかした上で、それらが結びつくのがリベラルアーツではないかと。
みんなで同じものを作り上げるシンフォニーよりは、個人へのフォーカスもあるコンチェルトであるから、その主張には賛成である、という風に答えたと思います。

(緊張する面接でそれだけの回答ができたのはすごいですね。)

総合選抜二次試験で、サブマリンさんがオンライン個人面談で使用したヘッドフォンのイメージ。USBでPCに接続するタイプのもの。

(次回に続きます)

ICU総合型選抜(AO入試)

(引き続きICU総合型選抜(AO入試)の応募書類に関して伺います。800字の自己活動歴はご自身の実績を中心に書いておられますね)

はい、そちらにはどのような活動をしてきたかという事と、自分の役割を中心に書くようにしました。

(活動歴に「読書コンシェルジュ」という活動を書いておられるのですがこれはどういったものですか?)

私はT県の高校に通っていたのですが、T県では生涯学習への取り組みの一環として、県内の高校生に「読書コンシェルジュ」県内の高校生世代の読書活動推進リーダーとして「読書コンシェルジュ」という活動を行うメンバーを募集しています。読書コンシェルジュの役割は高校生に対して読書活動推進したり、県内のビブリオバトルへの参加や運営をしたりすることなどが含まれます。

はい、「読書コンシェルジュ」は私の通っていたT県の生涯学習に関する取り組みの一つです。県の募集に応募して、「読書コンシェルジュ」に選ばれると、県内の高校生世代の読書活動推進を行うメンバーとして活動します。主な役割は県内の図書館や高校で読書推進に関連した活動や、県内のビブリオバトルへの参加や運営などです。

(ビブリオバトルとはなんですか?)

書評をテーマにした読書のイベントで、ビブリオバトル参加者は、5分間で書評をして、自分の好きな本の紹介をします。どの本を一番読みたくなったかという得票を参加者同士で競います。

(ご自身も参加されたのですね?)

はい、県大会に参加しました。

(大会ではどんな本が紹介されるのですか?)

絵本以外ならどんな本でも紹介してよいというルールでしたが、小説を紹介する参加者が比較的多かったですね。また、メジャーな本が紹介される事が多いのですが、知名度が低い本を紹介する参加者もいます。例えば「オイラーの公式」に関連した数学本が紹介された事もあります。

(引き続き総合選抜(AO)のその他の応募書類に関して伺います。評定平均を4.9で提出されていますが、どうやってこんなに高い成績を維持したのですか?)

高校は田舎の県立の女子校だったのですが、どの科目もテストでちゃんとした点数を取れば良い成績がもらえました。また、家庭科や保健体育などもちゃんとやろうという事は自分の中で決めていました。

指定校などを具体的に考えていた訳ではないのですが、成績が良ければ選べる大学の幅が広がるので、とにかく成績は維持しようと思っていました。

評定を後から良くするのは難しいですし、高校の成績が足りなくて特定の入試に申し込めなかったというのではもったいないですからね。

(塾などには行っておられてのですか?)

高2から英語だけは塾に行って、高3からオンレクを受講していましたが、基本的には3年までずっと学校の勉強が中心でした。

(英語成績として英検2級を提出されていますが、これはいつ頃取りましたか?)

英検2級を取ったのは、高校2年生の終わり頃です。

高3の春にも準一級も受けてみたのですが失敗してしまいました(笑)

欲を言えば、高2の終わりまでに準1級を取れるようなスケジュールでやっておけばと思います。英語の資格は結果が出るのに時間がかかるので早めに取り組んだ方がよいですね。

(AO入試の一次試験は書類を揃えるのが大変だと言われていますが、実際にやってみてやはり大変でしたか?)

大変でした(笑)。とても時間がかかったというのが率直な感想です。
提出は9月ですが、8月中はほとんどAOの書類にかかりきりでした。

おそらく単純に書類を揃えたりするだけなら半月でもできると思うのですが、
いいものを書くのであれば、1ヶ月くらいはみておいた方がよいと思いました。

また、推薦状なども必要です。早めに準備をする事が大事だと思いました。

(AOの書類の準備に際して関連してコロナ禍の影響を感じる部分はありましたか?)

夏休み中に先生が登校する日程が限られていたので、書類を揃えるのが少し大変だったかもしれません。全体を通してみるとそれほど大きな影響は感じませんでした。

(コロナ禍で活動に制約がある中で、来年度以降のAO入試への影響をどう考えますか?)

そうですね、実際にICUの総合型選抜の試験を受けてみて、活動や実績の大きさだけで合格者を選んでいる訳ではないという印象を受けました。高校での活動に制約がある中でも、リーダーシップや学習への取り組み方などの部分はちゃんと評価してもらえたのではないかと思います。

 

ICU総合型選抜(AO入試)

今回は2021年度のICU総合型選抜(AO入試)に合格されたサブマリンさんにお話を伺いました。サブマリンさんは関東地方の公立高校のご出身で、オンレクの総合型選抜添削講座を受講されていました。

(オンレクのICU一般選抜対策に加えてAO添削も受講されています。一般と総合型選抜の両方の入試を視野に入れて検討しておられたのですね?)

はい、本命はAOではなく一般選抜だという意識がありました。

オンレクに申し込んだのは4月で、ICUの過去問の演習をしながら、総合型選抜の書類の添削など対策をしてもらえるという魅力がありました。

ICUのAOはそんなに甘い感じではないと認識していましたので、入学のチャンスを増やすために出してみようかなという気持ちで始めました。

(小さいころから音楽に取り組んでおられたのですが、音楽の専門性を持った大学への進学とICUと迷った部分はあるでしょうか?)

はい、進路はすごく悩みました。

高校1年生の頃は音楽系の大学で進路希望を出していました。

しかし音大への進学を考えると、ピアノ実技を含んだ入試対策と学校の勉強を両立できるのか、次第に疑問を感じるようになりました。

高校の成績は維持できていましたし、勉強にはしっかり取り組んでいた方なので、実技の入試がない大学で音楽の研究ができないかと考えるようになりました。

その時点では教育学部の音楽専攻や、芸術系統の学部の音楽研究などが候補にあがりました。

しかし、入試に実技がないところで音楽の研究ができるところは限定されていて、青学や明治学院大の一部学部くらいしかありませんでした。

また、それらの学部では純粋に音楽を学問として研究をするという感じでした。

私は様々な音楽の体験を通じて、音楽と社会などを結びつけて音楽の研究をしたいと考えるようになったのですが、そのような自分の希望とは違っていると思いました。

また、進学先の情報を集めるうちに、純粋な音楽専攻は大学卒業後の進学や就職などの点で将来の進路も限定されるという印象を受けました。

一方、ICUでは数あるメジャーの1つとして音楽があるイメージで、他の分野と結びつけて音楽の研究をすることが推奨されているように感じられました。

もちろん国際性が強く英語をしっかりと学べますし、進学や就職まで考えると、ICUで音楽を中心に学ぶことは自分の希望にあっていると考えました。

(提出書類の一つである1500文字の小論文に関して伺います。音楽へ強い関心を持つ中で、ICUへの進学希望する理由と整合性をつけながら小論文を書くのは大変だったのではないですか?)

そこは一番大事なポイントの一つだったと思いて、その点には十分に時間をかけて書きました。

(実際に書いた内容をご紹介いただけますか?)

音楽、芸術、文学の価値といったものは、社会の利益に直接は結びつきにくいので、大学の学びの中ではあまり重視されていない部分があると思います。
それに対して ICUのあり方というのは、どの学問を重視するではなく、
たくさんの学問を垣根無く研究していくという中に音楽があって、自分がイメージしている音楽の研究にとても近いと感じています。そして、このような考えに至ったプロセスを自分の個人的な体験や経験を含めて書きました。

(個人的な体験を含めて、なるべく本音で小論文を書こうという意識はありましたか?)

そうですね、自分の考えを書類にあわせて無理に作りあげるのではなくて、今の考えに至ったプロセスを率直に書くことで、小論文に一貫性を持たせようと思っていました。

また、高2で参加したオープンキャンパスのAO入試受験者向けの説明会で、応募書類の内容はどれも似たような内容になってしまっているというお話がありました。
特に英語や国際交流の話を書いてくる人がとても多いという指摘もありました。

そのような意味で、小論文の中でも自分らしさみたいなのは変えずに書きたいとは思っていました。

(次回「自己活動歴と自己分析」に続きます)

ICU教会のパイプオルガン。オーストリアのリーガー社製。ICU本館4Fには宗教音楽センターがあり、パイプオルガンの演奏の講座も開講されている。

ICUの総合型選抜(AO入試)で提出する1500字の小論文の用紙。

ICU総合型選抜(AO入試)

本日ICU国際基督教大学の公式サイトが更新され、2020年10月実施の2021年度ICU AO入試二次試験はいずれもオンラインの個人面談に変更される旨が告知されています。

ICU AO入試でも特に受験生の多い英語外部試験利用型は、4人でのグループ面接が定着していましたので、個人面談になるのは大きな変化です。

AO入試の二次個別面談にはZoomが利用されます。

2021年度のICU AO入試は2020年9月15日よりWebで出願が可能となりますが、その際、一連の書類に加えて、出願サイトから「オンライン面接受験に関する確認書」をダウンロードして提出する必要があります(9月15日からダウンロード可)。通信環境や通信機器など、Zoomの利用環境を確認するものになりそうです。

ICT環境のない方への配慮もあるようなのですが、そもそも出願はオンラインのみだし、今からならノートPC等をそろえるのも余裕で間に合うはずなので、ICU AO入試の受験生は、先日のエントリーでも紹介したZoom利用環境を整えておいた方がよさそうです。

ICU総合型選抜のページはこちら

https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/exam/special/

 

ICU総合型選抜(AO入試)

ICU(国際基督教大学)の公式サイトで、2021年度のICU AO入試ではIELTS Indicator 及び TOEFL iBT Special Home Edition による成績証明書も認められることが告知されました(6月11日)。

追記:2021年度ICU一般入試B方式(外部英語試験利用型)でも上記のスコアが認められることが告知されました(7月2日)

早稲田の国際教養は5月22日の段階でTOEFL iBT Special Home Editionを今年度のAOに限り認める旨を発表していたので、状況に対応しつつ、他大学の動きにも合わせてきた感じでしょうか。

しかしながら、今現在英語試験のスコアを持っていない受験生が、会場試験を全く受けなくてよいのかどうかは各自で慎重に考えたいところ。例えば、TOEFLは元から個室受験で、現在では試験会場が元に戻っています。

(日本のTOEFL iBTテスト会場運営を行っているプロメトリック(株)のWebサイトより)

従来型の会場試験がある英検も、普通に会場試験が行われる状況になっています。

(日本英語検定協会WEBサイト 英検 実施状況より)

早稲田もそうですが、ICUのAOも、英語試験の自宅受験版を認めるのは特例という雰囲気で書かれており、今後他の入試では使えない可能性がもちろんあります。例えば来年2月のICUの一般入試B方式(外部英語試験利用型)でも自宅で受けた英語試験のスコアが使えるかは現段階では不明です。

(↑7月2日に2021年度のICU一般入試B方式でも使えることが告知されました)

もっとも、AO入試に出願する方はすでにTOEFL、英検などの英語外部試験の会場試験を受けていて、スコアを持っている人が多いはずなので、そのスコアの更新を目指す場合であれば、Home版を受けてみるというのはありかも知れません。

(7月2日更新:2021年度のICU入試では今のところAO 入試、一般入試B方式の両方でHome版のスコアが認められそうなので、外部英語試験の利用がICU入試専用という方はHome版だけでも大丈夫そう)