ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

ゆう

<プロフィール>

女子校出身、趣味は楽器を弾くことで料理部でした。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 8-8.5割
総合教養得点 = 7.5-8割
英語リスニング得点 = 7-7.5割
英語リーディング得点 = 7-8割

(共通テスト得点 参考)

英語はそれぞれ約9割
国語 約7.5割
世界史 約8割

4.併願校

早稲田大学国際教養学部
上智大学外国語学部英語学科、総合グローバル学部など

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

通っていた英語塾の先生がICU出身と仰っていたので、大学名は中3の頃から知っていました。高校生になり、大学受験を本格的に意識し始めてから様々な大学を調べて行く中で、ICUのしっかりと勉強ができる点やメジャー制度、自然に溢れたのんびりとした校風に憧れるようになりました。高3夏にオープンキャンパスでELAの模擬授業を受けて、ここで学びたいと強く思い、指定校推薦に応募することを決めました。BUCHOは指定校に落ちてしまった後に受講を始めました。過去問がなくてとても不安だったのでオンレクを用いて時間配分を考えたり、全体での順位や解説を踏まえてあとどのくらい得点できなければいけないかを考えるなど受験科目全てをしっかりと対策をし、精一杯やりきって試験に臨めて本当によかったです。

6.ICUに期待するところ

興味がある分野がたくさんあるので色々な授業をとってみたいです。英語が大好きなのでまずは一年生の間、ELAを頑張りたいです!!!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

様々な学問に興味があるのでメジャー制度に惹かれているということや、オープンキャンパスでの模擬授業や在校生の方のお話を通してここで学びたいと思うようになったというようなことを書きました。A方式で合格できたのでB方式の2次は受験しませんでしたが、B方式も出願したので、面接で質問された際に答えやすいようにできるだけ具体的に書くようにしました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

趣味や部活のことを踏まえて何かを作り上げることが好きということを書きました。

a. 人文・社会科学

とにかく過去問をやり込みました。人文社会科学に統合されてからは、きちんと読めば正解に辿り着ける問題ばかりなので昔に比べてやりやすくなったと思います。オンレク内で推奨度が高い年は何回かやりました。難問と書かれているものは気にせず、解けるものを絶対に落とさないことを意識して復習しました。他の科目もそうですが、集中力を切らさずに最後の最後まで見直しをする姿勢が大切だと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

メモを取ることに集中しすぎると内容が頭に入ってこなくなってしまう、part4の計算に時間を割きすぎてしまうなど過去問を解く中で自分の癖のようなものを知り、改善していくことが大切だと思います。part1の趣旨問題が講義問題だけでは1つに絞れなくても、part2-4の文章を読むことでその講義についての理解が深まり、見直してみると解けるということがあるのでリンクして考えてみるといいかもしれないです。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

お昼を食べる時にtedなどの短いyoutubeを観たり、移動時にpodcastを聴いたりと耳を慣らすようにしていました。ICUの問題はキーワードが聴き取れたら答えがわかるといったものではないので集中して聴き大枠が何かを掴んで選択肢を読むと正答率が上がると思います。特に講義パートは事前に選択肢が読めなくて不安だと思いますが、講義の冒頭では概要のようなものを端的に言ってくれることが多いので最初の部分を聴き流しながら選択肢を読むのはもったいないです。大枠を掴むという形は共テのようなリスニングはあまり練習にならないので簡単めのpodcastやIELTSのpart4などをメモを取らずにそのまま理解する練習をしてみるといいと思います!

<リーディング>

本当に時間がないので、練習の時からかなり緊張感を持って解くことをお勧めします。私は初めにpart2を10分弱で解いて、part1はそれぞれ15分で解くように練習していました。古い年度だとpart1の問題数が2題なので1題分制限時間を短くして解くといいと思います。見直しはほぼできないので、速読しつつ、一度できちんと正解を選べるように精度を上げることを意識して過去問演習をしました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICU対策はBUCHOさんのオンレクのみで大丈夫です!!!解説がとても丁寧にあるので安心して試験に臨めます。個人的に、直前期まで新しい年度を少しだけ残しておいて、ICU本番1週間前・5日前・3日前と全く同じ時間割で予行演習をやったのがとてもよかったなと思っています。お昼後の英語でどれくらい眠くなってしまうのか、集中力を切らさないためにどうするかなどを事前に考えられました。

8. 最後に一言

ICUの問題は独特ですが、今まで学んできた知識や考え方を用いて解くことのできる試験だと思います。過去問演習を通して傾向と試験に慣れて、精一杯準備をして臨めば大丈夫です。応援しています!!!

<追加の質問>

追加の質問:
(実際の試験ではお昼の後はやはり眠くなりましたか?眠気に対して何か対策はされましたか?また、集中力を切らさないためにどのような工夫をされたのか教えてください。)

本番もお昼後、少しだけ眠くなってしまいました。お腹が空いているわけでもいっぱいなわけでもないという状態にいつもいれるように、と聞いていたので、人文社会科学とATLASの間に一口で食べれるもの(カロリーメイトのようなもの)を食べて、ATLAS後には小さいおにぎり一つだけ食べました。
その後は少しだけ寝て、起きた後は眠気覚ましにミントのガムを食べて、首に湿布を貼りました笑

集中力をきらさないために、私は試験中の休み時間にあまり勉強しないようにしていました。自分の間違いやすいところを確認する程度で、ゆっくりトイレに行ったり、席でストレッチしたり、チョコレートを食べたりしました。
あとは慣れかなと思います。何度もICUの入試の時間割で過去問を解いてみると、長丁場の試験に慣れられると思います。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

2018年夏から4年間アジアのとある国に滞在していました。
高校は現地のインターナショナルスクールです。

帰国子女枠の条件を満たすことができなかったため、高等学校卒業程度認定試験にて受験しました。

昨年夏に帰国してからは個別指導塾に通っていました。

<プロフィール>

しろねこ

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 7.5 – 8割
総合教養得点 = 8 – 9割
英語リスニング得点 = 8 – 9割
英語リーディング得点 = 8割

(共通テスト参考)
受験してません

4.併願校

神田外語大学(合格)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

滞在国でOBの方にICUのことを教えてもらったことがきっかけです。「生まれ変わってもICUに入りたい」、「本当にいい教授しかいない」と話してくださったのが印象的でした。
調べていくうちに緑豊かなキャンパスやELAなどによって英語力を保てる環境、多様なメジャー制度や独特な入試問題(詰め込み/暗記型の勉強や入試には疑問を持っていました)などに惹かれ、受験を決意しました。

6.ICUに期待するところ

・ELA
・文系理系にとらわれない学び

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私は(滞在国)に4年滞在し、「知っている」ことの強さ、そしてそこから生まれる想像力の大切さを学びました。人種、言葉、習慣、文化、宗教が異なる人と出会い、自分の常識が壊される経験は、物事を考えまた他者と向き合う際にその対象を推し量り、尊重するための想像力を培ってくれました。また、差別や格差、国家間の対立など私たちが今日抱える問題について考える中で、それらにたった一つの原因や絶対悪はなく、上記に挙げたような様々な要素が複雑に絡み合い、関係しあっているということを痛感しました。これからの世界に必要なのは、自分が「知っている」こと、つまり教養を用いて多角的に物事を捉え、たえず想像力働かせることができる人だと信じています。文理を超えた学びを通して幅広い教養を身に着け、問題の様々な構成要素を点のみで捉えず、その点と点を結び、面で考えることのできる教養人になるべく、貴学を志望します。

もっと具体的に書くべきだったと後悔しています…。
「学びたいことが沢山あって、なんでもかんでも学べるからICUがいいです!」と書くよりも(私はそう書いてしまいました)、「こんな学びの軸が自分の中にあって、それを多角的な視点で学びたいから、リベラルアーツがいい、ICUがいい」という書き方をしたほうが良いのではないかと思います。何か一つ自分の中で学びのテーマや軸を決めてみてください。私は「包摂性」という考え方を軸にしたいと考えているので、そう書き直したいです。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

生徒会活動やボルダリングを始めとするスポーツ、現地で活動する難民を助ける会でのインターンシップなど様々な活動をしましたが、特に力を入れたのは学校課題のエッセイを完璧に仕上げることです。初めて経験する課題形式に最初は苦労しましたが、全ての課題のエッセイを納得がいくまで何度も書き直していました。シェイクスピア マクベスにおいて血の比喩がもたらす効果について書いたエッセイが自信作です。

生徒会活動やボランティアは向こうも読み飽きるものかな?と勝手に考えて、あえてハズしました。(笑)なにか華やかなものでなくても、自分が地道に努力して取り組んだことについて書ければいいのかなと思います。

a. 人文・社会科学

人文 ・社会科学にて受験しました。
読解
近年の問題はやさしめな読解問題というような感じで基本的に文に答えが書いてある問題が多いです。現代文のテクニックがどうこうとかよりも哲学的な文に慣れるという訓練が必要かなと思います。おすすめは2015年以前の過去問を読むことです。どの年代の文も本当に面白いので、受験に関わらずすごく勉強になりますし、15年以前の文が理解できれば近年のが簡単に感じるはずです。

知識問題
何が出るかはわからないので、あまり知識問題にこだわらなくてもよいのかなと思います。知識問題に見えても文の中から推測したり、常識の範囲内で答えられるものもあります。
私は日本の勉強をしていなかったので、以下の本で一通り知識をつけました(が、あまり本番では役に立たなかった)
「一度読んだら忘れない世界史/日本史の教科書」
(一問一答や実況中継のような細かい知識や年号よりも、流れやどういった背景でその出来事が起こったのかなどを理解することが大事だと思います。

「人物で読み解く倫理」
人物ベースでおもしろおかしく書かれている上、それぞれの人物の著書も書かれているため、ICUの知識問題に持ってこいでした(当日は出なかったけど、過去問でかなり出た)

b. 総合教養(ATLAS)

Part1
メモも大事ですが、話の流れや結局何が言いたいのかを考えながら聞いてみてください!

Part2&3
人文社会科学への対策がそのまま通用します!

Part4
文系の方でも焦らずにやれば普通に解けます。常識的に考えれば解けるものも多いです。年度によって差があるのでなんとも言えませんが、高校レベルの理科をやるよりも中学校理科全般を見返す方が良いのではないかとさえ思います。冷静に答えればとにかく大丈夫です。
英語リスニング =

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

Part1
-選択肢を先に読む
-数字、曜日、時間が出てきたらすぐにメモ

Part2
-聴きながら問題を読んでいました。問題は話の進み方と同じ順で出るので、分かった時点でマークしてました。

Part3
(1)問題文のうち代名詞、主語、動詞だけを見て聞かれることを予測する。この時、専門用語らしきものがあったら、それにもマルをする。聞いたことも見たこともないような専門用語も普通に出てきます。その時に、自分なりに発音を予想して、その音を頭にいれておいてください。発音が分からない単語は聞き取れません。
例:According to the lecture, which of the following statements is true of the suffragettes?

  • According to the lectureは読まなくてOK
  • which(Whatなのか、Whenなのか、Whereなのか)、statements(主語)、is true(聞かれている事)、suffragettes(発音は、"サファジェッツ"みたいな感じかな?)など
    (2)私は質問を頭に入れた後、音声を全部聴いてから解いてました。途中問題を見たりせずに流れと内容を頭に入れたりメモしてました。

自分に合ったやり方を見つけるしかないというのが正直なところではありますが、過去問をいろんなパターンで解いてみて自分なりのやり方を確立してください!

<リーディング>

Part1
ICUのリーディングは文の内容や使われている文法、語彙よりも選択肢の切りどころが難しいと感じます。過去問を解いた後に赤本などの解説を参考にどのポイントで選択肢が切れるのかを訓練するのがいいと思います。

Part2
他大学の文法問題よりも出題されている文法が基礎的でシンプルです。空白の前後にある前置詞などですぐに取れる時もありますが、私は全文読んでいました。10分以下で解くようにすると、Part1に時間を残せると思います。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

<お名前>

ゆうすけ

<プロフィール>

田舎にある偏差値52の普通科高校出身、予備校・塾・家庭教師なし、趣味は音楽、中高と語学部(高校は生徒会も兼部)、特技? はクイズ

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 8-9割
総合教養得点 = 9割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 4割

4.併願校

神奈川大学
慶應義塾大学

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校在学中は名前くらいしか知らない状態で、卒業後に自己資金で大学受験することを検討しました。
その際に自らが身につけたいものをじっくり考えた結果、教養を身につけたい、知識の層を積み重ねたいという知的好奇心が大きいことに気づきました。
そこでリベラルアーツを標榜している大学のうち、人文科学・社会科学・自然科学の3つを横断して学べる大学を軸に探していたところ、ICUに辿り着きました。

6.ICUに期待するところ

情報科学には強く関心があるので、メジャーに選ぼうとしています。31のメジャーの中でも興味のあるものが多すぎて、正直選べない部分もありますが、音楽を学べるのは特筆すべきところかなと思い、マイナーの有力候補です。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

高校を卒業してから、国際社会で活躍したいという気持ちがあり、外務省で働くため国家公務員試験を受けました。しかし、人事院面接で不合格をいただき、一旦は諦めかけました。その後、少しでも外国人と関わりたいと思い、ホテル業界で働いていました。昨年はそこでフルタイムでの仕事と並行して受験していましたが、残念ながら合格は叶いませんでした。そのため、去年末に退職し、期間は短いですが受験勉強に専念しようという決意を持ちました。英語は国際語ですが、もう一つの世界共通語として、私は学問があると思っています。理系分野の数式などはまさにその一例だと思っており、知っている人同士であれば、国境・言語の壁を越えて伝わります。入学した暁には、情報科学や数学、化学などをメジャーで学びたいと思っています。もちろん、国際社会への関心も深いので、ダブルメジャーかマイナーの形で、グローバル研究についても学びたいと思っています。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

幅広く教養を身につけることが世界に対する視野を広げると思っているので、専門的ではありませんがクイズに取り組んでいます。もちろん受験期には活動をしませんが、かつては大会などに出ていたこともありました。受験の結果次第ではありますが、2月26日にある知識検定というものも受けてみようと思っています。クイズの問題をただ暗記するだけではなく、周辺知識も入れていくというスタイルに合致していると思ったからです。

a. 人文・社会科学

もういちと読む山川世界史PLUS ヨーロッパ・アメリカ編
もういちど読む山川倫理PLUS(発売が直前だったので通して読んだくらいですが)
現代文キーワード読解

b. 総合教養(ATLAS)

人文・社会科学とほとんど同じ参考書です。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ほとんど対策できませんでしたが、BBCのPodcastは聞いていました。

<リーディング>

システム英単語Premium
上級英単語 LOGOPHILIA
英文解体新書2
英文読解のグラマティカ
ちょっと変わった組み合わせですが、実際に取り組んだのはこのあたりです。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

参考書は各教科の欄で書いたので省略します。高校の学参書ももちろん重要ですが、普通の読書も非常に役立つのではないかと。
試験は2年連続で後ろのテーブルだったので運が良かったですが、パイプ椅子にテーブルがくっついているタイプの席もあるので、筆記用具入れとして胸ポケットのある服のほうがいいと思います。
勉強法は、「教養主義」で行うのがいいのではないと思いました。高校の定期テストのように、短期記憶で点数を伸ばすのではなく、各教科の関連性についても着目しながら、長期記憶化するものです。

8. 最後に一言

社会人経験が5年近くありましたが、英語資格を満たすことができそうになかったので一般受験に切り替えました。去年の2022年は仕事をしながらだったこともあってか、本番の人文・社会科学で初歩的なマークミスすらしてしまい、不合格でした。
今年は直前に退職してから受験して、幸いにもICUトーチリレーHigh Endeavorも合格することができたので、非常によかったです。人文・社会科学や総合教養(ATLAS)の問題形式そのものが大学受験にギャップイヤーがある方でも取り組みやすい非常に良いものだと思いました。

<追加の質問>

(・ホテル業界のお仕事を経験されてよかった所と大変だった所を教えてください。)

ホテル業界については、よかった所はお客様と直接接することができる部分でしょうか。私は管理部門でしたのでそこまで触れていませんでしたが、お子様など楽しそうにしているのは嬉しかったです。大変だった所は、どうしても売上がお客様の数に左右されてしまうため、収入が落ちてしまったり、出勤人数が極端に少なくなったりしたところです。そこが業界を変えようと思った(そのためにも大学進学を目指した)きっかけでもあります。

(・クイズの活動に関して教えてください。)

クイズについては、ゲームセンターで見かけてやり始めたことがきっかけなので大層なものではありませんが、同じ店舗のプレイヤーと交流していくうちに2つほど大会(1つは地方大会、もう1つはジャンル別大会)に出たことがあります。リアルクイズにも興味が出てきていたところ、コロナ禍になってしまったため、ゲーム以外での早押しや大会クイズ経験はありません。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

Kaoru-M

<プロフィール>

シュタイナー教育というドイツ発祥の教育を実践しているNPOの学校を卒業しました。認可された学校ではないので高卒認定試験を受けての大学受験です。また、受験の事はあまり配慮してくれず高3が一番学校の行事などで忙しいため、現役受験はすっぱり諦め一浪しました。

予備校は浪人の1年間だけ四谷学院に通いました。

趣味は変わったところでは能のお稽古を12年間続けています。和の文化が好きです。他には映画鑑賞や読書など・・・。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 9割
総合教養得点 = 9割
英語リスニング得点 = 7~8割
英語リーディング得点 = 8~9割

4.併願校

中央大学全学部入試 合格
中央大学法学部 合格
法政大学法学部 合格
明治学院大学法学部 合格
明治大学法学部(ICU発表後だったので受けず)
早稲田大学法学部(同上)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUは、父親が卒業生なのでその存在はずっと前からしっていました。しかし、長い間自分の進学先の候補としては考えていませんでした。

当初はいずれかの大学の法学部への進学を考えており、また受けた大学も第二次志望以下はすべて法学部法律学科で固めていますが、考えがあり第一志望はICUにしました。

法律の勉強をしてみたいという思いは相変わらず持ち続けています。しかし、その根本的動機は、社会問題の現場に何らかの形で直に関り仕事がしてみたいという思いです。その思いをどう実現できるか、その為に必要な力は何かということを考えた時、特に社会問題が複雑になり、多様な問題が絡み合って存在する現代とこれからの社会においては、何か1つの専門性を高める事よりも、広く深く(浅くではなく深くです(笑))学べる環境に身を置く事も大切ではないかと思い、リベラルアーツを通してそうした教育を実践しているICUに魅力を感じるようになり、第一志望をICUとすることにしました。

6.ICUに期待するところ

入るまでのいきさつに書いたように、社会の骨格たる法学を中心に、幅広く、社会とのつながりという観点から色々な分野の学びに触れてみたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

親族や親の職業(社会に深く関わる系の仕事)をみていて、自分もそうした仕事に就きたいと思った事、自分自身の体験から、社会の中で生きづらさを抱えざるを得ない人たちの事を自分事として考える機会があったこと、それらの事から社会問題の現場に直接関わり仕事をする力を身につけたく、その為には「いきさつ」に書いたような理由から広く深く学べる環境に身を置きたい、といったことを書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

ずっと稽古を続けている能楽について書きました。

a. 人文・社会科学

人文社会科学受験です。とにかく過去問を解きました。これまで沢山本を読んだり、自分で文章を書いたりしてきましたが、今年は、ICUの他はまったく傾向の異なる大学を受験したので、そちらにも相当時間を取られ、ICUの対策の為に読書をするといった時間はほとんどとれませんでした。

昔の問題は、かなり微妙な、明確な該当箇所がなく、本文全体の論旨とニュアンスから解答するような問題が多いのですが、最近の問題は明確な該当箇所を見つけたら解けるような問題が増えているような印象です。知識問題も減っています。知識問題と思いきや、本文をよく読むとヒントが隠されているような場合も多かったと思います。

特に数年前、めちゃくちゃ簡単な問題があって、ほとんど差がつかないような年もありましたが、2023年度は、多少の差はつきそうな感触でした。ですが、ものすごく難しいというわけでもなかったと思います。

上記のような感じなので、過去問を解きまくる以外に特段対策をする必要はないと僕は思います。

b. 総合教養(ATLAS)

こちらも、読解問題が増えているので、対策としては人文社会科学とどうように過去問や模擬問題をひたすら解くことが何よりの対策だと思います。

講義を聞いている際は、ひたすらメモを取りました。少し前に聞いたことをメモしていると進んでいく講義を聞けなくなる場合は止めた方がいいかもしれませんが、僕の場合は絶えずメモを取っている方が集中できたので、そうしました。問題をいくつかやって、自分なりのスタイルを決めるのが良いと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

海外経験なし、国境もまたいだことのない純ジャパ中の純ジャパなので、リスニングはあまり得意ではありませんでした。過去問を中心にTOEFLの教科書などを使い、毎日10時間以上の勉強中1時間半~2時間はリスニングにあてました。シャドーウィングは効果的なのだと思いますが、難易度が高く、また1日に長い時間続けられないので、僕はオーバーラッピングを中心にやっていました。音声を聞かずに音読も沢山しました。

また、ICUの問題は、特に講義パートが長くて難しいのですが、ここではリーディングの力の向上と一緒にリスニングの方でも論旨をつかむことができるようになっていく気がしました。

一言一句正確に聞き取るというよりも、講義全体の論旨をつかめるようになれば、場合によっては文章が短い会話文などよりも、ちょっとした聞き漏らしが失点につながることがすくないような気もします。

<リーディング>

リーディングは予備校のICUに特化したわけではない授業で鍛え、ICUの問題は過去問を沢山といて慣れました。特にICUの英語は、英語力と同時に母語での基礎的な言語運用能力がモノをいう気がします。難しい単語が出てきても即座に前後の文脈から推測し、一読でおおよその論旨をつかんで解答する必要があるからです。

逆に、そうした力をつければ、他の難関大学合格に必要な、細かい文法知識や、正誤問題などの問題形式が苦手でもICUの英語では得点できるようになると思います。そして何より内容が面白い!内容が楽しめるので、集中力も続き、ICUの英語の問題が一番得意でした。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

全体的に楽しめる問題だと思います。他大が「これ知ってる~?」「じゃぁ、これ知ってる~?」と試しに来ている感じなのに対し(試験というものの特質上ある意味当たり前で、その対策もばっちりしたわけですが・・・)、ICUの問題から感じ取れるメッセージは「一緒に考えましょう!」だと思いました。

過去問を沢山といてそうした雰囲気に馴染んでいたので、本番も不思議な程落ち着いて、同時にワクワクしながら臨むことができました。

基礎的な読む力(英語も日本語も)、あるいは語彙力や文法知識が身につく前はそうした対策も必要だと思いますが、そこを過ぎれば興味を持って考えながら解けば良い結果につながると思います。

8. 最後に一言

オンレクは解説がとても充実していてよかったです。おまけに偏差値や問題別正答率などで自分の立ち位置を確認できるので、自分の力の至らないところ、伸びているところを把握しながら勉強を進められる安心感がありました。

過去問対策を重ねる中で、より一層ICUに惚れました!楽しく大学生活を送りたいと思います!

<追加の質問>
(・シュタイナー教育に関して教えてください)

シュタイナー教育を実践している母校では、実習が多く、様々な経験ができたのは良かったと思います。3週間農家さんで実習をしたり、広大な牧草地の測量をしたりしました(笑)また、ICUと通じる部分もあって、文理区分がなく、様々な科目に広く触れることができたのも良かったと思います。ICU入試という点からも多少は役だったと思います。

小中高一貫の学校で、おまけに幼稚園からいたので、長い間内部にいると勿論色々な問題点も見えてはきますが、大きな視点でみれば、自分の世界を限定せずに、多少広い視点を持って成長できる場をもらったかな、とは思っています。これまで培ってきたものを、ICUでますます深化させていきたいと思っています。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

さかなちゃん

<プロフィール>

都立高校出身。某私立大に1年間通っていました。

2.受験形態

転編入本科

3.予想得点

人文・社会科学:9割
総合教養(ATLAS):8割
英語リスニング:6~7割
英語リーディング:5割

(共通テスト得点 参考)

2023年度は共通テストを受けませんでしたが、2022年度は英語と世界史が8割で国語が7割でした。

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

 姉がICU卒で中学生、高校生の時にICU祭に訪れてからずっと憧れがありました。興味のあることや学びたいことが多い私に、ICUのリベラルアーツのカリキュラムがぴったりだと思いICUに行きたいと思いました。

6.ICUに期待するところ

前の学校では学べなかった西洋美術史や世界史などを学んでみたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

(志望動機)
 大まかに以下の四つを書きました。
・緑に囲まれた校舎で活躍する学生を見てICUらしさに憧れた
・理系と文系の垣根を超えたカリキュラムに惹かれた
・英語教育のレベルが高い
・キリスト教の精神を学びたい
(学びたいこと)

美術・文化研究と情報科学の二つを専攻し、伝統美術とデータサイエンスをあわせて学びたい、と書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

 絵を描くことが得意だということから、以前の学校での取り組みや時々美術館を訪れること、ICUでやりたいことなどを書きました。

a. 人文・社会科学

私は人文社会科学を受けました。ほぼオンレクを活用しました。
<過去問を解くとき>
 効果的な問題の解き方として、問題を最初に読んだ方が良いと感じました。問題を最初に読むと、どのような単語が重要となってくるのか、問題が問題文の順序通りか否かがわかります。さらに問題を最初に読む際に「ではないもの」に先に×印をつけておくことで後に間違えて「正しいもの」を選ぶことがなくなりおすすめです。
<過去問を復習するとき>
 一度過去問を解いてから、過去問解説を参照して、解いた問題用紙にボールペンで気になったところの解説(さらに深く知りたいときはインターネットで調べたものを)を書き込み、それをまたノートに書いていました。また、ICUの過去問には何度も出題される人名や用語があるため、そのような単語については詳しく調べたり、毎年時事問題が出るので今年はロシア史を徹底的に調べたりしてノートにまとめました。他には世界史の参考書を一読しました。(ロシア史はあまり出題されませんでしたが)

b. 総合教養(ATLAS)

 オンレクを通して勉強しました。
PART1が講義を聞いて解く問題で正答率が高いため、ここは絶対に落としたくない問題でした。記憶だけに頼るのではなく、聞こえたことは全てメモを取ることがとても重要だったと思います。
PART2、3はそれぞれ人文科学と社会科学の問題ですが、ここはPART1のヒントが隠されていたり、互いに関係していたりするので注意して解くと良いと思います。
PART4は自然科学の問題ですが、知識よりも考える力が必要になってくる問題が多かったと思いました。
時間配分は講義15分、PART1が10分、2、3、4がそれぞれ15分(苦手分野は+5分)、見直しが5分と見積もっていました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

 オンレクと通っていた大学の授業、参考書などを使い学習しました。
 入試当日の英語の試験の直前に過去のリスニングテストのPART1を聞くことでリスニングへの導入ができ、最初から焦らずに済んだと思います。
 転編入特有なのが、実際に大学で英語の本格的な授業を受けられるので、休まず出席して積極的に授業を受けました。
 参考書はTOEFLの英熟語やVINTAGEのイディオムの箇所を使いました。他には高校生の時からラジオ英会話を続けています。

<リーディング>

 オンレクと参考書を使用し勉強しました。オンレクの解説をしっかり読み、わからない英単語はメモして自分だけの英単語帳を作っておくと良いと思います。他には在学している大学の英語の授業を大切にしていました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験中は残り時間が分かりにくいので回転ベゼルがついている時計を有効活用するといいなと思いました。全般的な勉強方法としてはオンレクを有効活用して自分の過去問と対策ノートを作っておくと、自信もつきますし役に立つので、良いと思いました。

8. 最後に一言

私は正直なところ受かる自信はありませんでしたが、受かりたいという気持ちのお陰で1年間やってこられたと思います。これから受験する方々は想いを大切に頑張ってください!

<追加の質問>

(・英語リーディングの解いた順番と時間配分を教えてください)

英語リーディングはpart II、partIの1、2、3の順で解きました。私の場合はこの順番にすることで、時間が足りなくなってpart IIの文法問題ができないまま終わることがなくなってよかったです。時間配分はpart1がそれぞれ15分(苦手なところは+5分)、part IIが10分を意識して問題を解いていました。


(・大学の授業と編入試験への勉強を両立する上でアドバイスがあったらお願いします)


家に帰ると勉強時間がなかなか作り出せなかったので、大学の図書館に残って勉強したり、早めに行って勉強したりしました。モチベーションを維持することがとても大切だと思っていて、大学の授業や課題、テスト勉強で忙しい時もありましたが、入学試験への勉強を途切れさせないように意識していました。補足ですが、もし今年受験して来年も受験をする予定の方は(私がそうであったのですが)、得点開示をして自分が合格基準点に何点足りなかったのかを把握しておくと、自分の勉強の仕方を考えることができると思います。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

Cauliflower

<プロフィール>

8歳頃まで英語圏住み、都立T高校
趣味はお絵描き、中国語、漫画など

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 7.5~8割
総合教養得点 = 7~8割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 8.5~9割

4.併願校

早稲田大学国際教養学部
早稲田大学文化構想学部
上智大学総合グローバル学部

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校受験でICU高校を辞退してしまったのですが、ずっとICU独特の魅力を忘れられず、大学では絶対入りたいと思っていました。英語をみっちり勉強したいし、第二外国語もガチでやりたいし、でも専攻では違うことをしたい!という私にとって、ICUはまさに理想なのです。また、ICUの生徒や先生、そしてICUを目指している他の受験生までもがとても優しくて温かい雰囲気で、個人的にはそこが他の大学との大きい違いだと感じました。そして1番楽しい大学生活を送れるのはここだ!と思い、ICUを選びました。

6.ICUに期待するところ

ELAが楽しみです。かなりキツイとの噂も聞いているので少し不安ですが、レベルに合った授業を受けられるので期待値高めです。同級生と英語で話したい!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

実際に提出したものを少し削って箇条書きにしました。

〈将来の夢〉海外で育つ日本人の子どもたちに日本語学習の手助けをしたい。
〈その理由〉母語と公用語が異なる環境下では母語があまり上達しないことが多い。自分は日本語を教える意義と楽しさを感じている。海外にいる子どもたちにも、日本語の素晴らしさを伝え、日本においても充実した生活ができるような語学力を身につけさせたい。
〈志望理由〉「対話を中心とした授業」「文理を横断した自由な学び」に魅力を感じた。多種多様なバックグラウンドを持った人々との交流を通して、子供たちが効果的にかつ楽しく日本語を学べる方法を考えたい。
〈学びたいこと〉言語教育はもちろん、精神面のサポートもするための心理学も学びたい。(だから、メジャー・マイナー制度がある貴学を強く志望します。)

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

私は中国語の勉強が好きだ。英語や日本語と違う表現や故事成語から、背景にある文化の違いや長い歴史が感じ取られるのが楽しい。もともと中国アニメを観るためだったが、中国人との会話から違う文化や価値観を知ることで世界が広がり、自分の価値観や日本文化についても新たな発見があった。貴学の授業で第三言語として本格的に学び、取得済みのHSK(漢語水平考試)4級の次段階である5級を目指しつつ、多くの人と交流したい。

a. 人文・社会科学

〈勉強〉・ICUの過去問を解いて、間違えた問題はBUCHOの解説を読みましょう!人文社会、ATLASは現代文の読解力で解ける問題がほとんどなので、現代文を極めるといいと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

地図問題で見慣れない北極が出てきて苦戦しました。地図が見づらくて時間をかけてしまい、その後の計算問題を残り少ない時間で慌てて解きました。多分合ってなかったと思いますが結果オーライです。

c. 英語(リスニングを含む)

・英語はとにかく量が多いです。各段落のポイントを考えながら素早く読めるようにならないといけません。時間制限キツイですが頑張ってください!
〈当日〉・リスニング音声は天井のスピーカーから流れてきます。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

・知識問題は世界史が多いように感じました。もし歴史選択で迷っていたら世界史をオススメします。
・トイレがかなり混むため、外に仮設トイレが建てられていました。外なのでかなり寒いです。もし仮設トイレに行くなら上着を着ていくことをおすすめします。

8. 最後に一言

(オンレクに関して)
・総合的に大変満足です!お世話になりました!

ぜひICU受験を楽しんでください!

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

ケンタロー

<プロフィール>

出身高校:偏差値65の普通科です。
高校卒業後フリーランスで仕事をしながら受験勉強していました。高校在学時はサッカー部に在籍しながら生徒会長をしていました。
趣味はサーフィンで去年も最低週一では海に行っていました。

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 8割
総合教養得点 = 満点
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 6割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

4年前の現役時は上智大学総合グローバル学部を補欠合格の末、不合格。その後上京し、アパレル業界に三年勤務後2022年3月退職。2022年4月からフリーランスで仕事をしながら受験勉強をしていました。

現役時に大学を落ちた際は家庭の環境上浪人する余裕もなく、また私としても大学卒業後はアパレル勤務が希望だったので高校卒業後すぐに上京し就職しました。上司が一般教養に厳しい方で、彼自身は僕を大学に行かせる気はなかったと思いますが、日々の勤務の中で学問に身を捧げる4年間が人生にあっても悪くはないなと思い出し勉強を始めました。

高卒の肩身の狭さを思い知ったのも正直なところです。(当然大人なので皆さん口には出しませんがビジネスにおいて話がスムーズに通らない局面は必ずやってきます。)

ICU志望の経緯は、周りにICU在学・卒の友人が多く、彼らのレベルの高さは同等偏差値の私大生とは一線を画すものだったこと、哲学に興味があったこと、ダブルメジャーが可能なこと等です。

本当に学生の思考の粘り強さはICU生特有だと思います。

6.ICUに期待するところ

哲学と経済学を学びたいと思っています。哲学はICUの看板です。ただ僕は一足先に実社会に出ているので実学の必要性も身にしみてわかります。直接ビジネスに繋げるなら経営学が定石なのでしょうが、もう少し引きの目線での学びが欲しいので経済学を学びたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

(志望動機)
“ICUに入るまでのいきさつ"で書いた内容が主です。
(学びたいこと)
“ICUに期待するところ"で書いた内容をもう少し棘の無い文章で書いたと記憶しています。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

業務上での提案力について書いたと思います。

a. 人文・社会科学

2023年度は知識問題が減ったからか例年よりも解きやすかったです。
人文 ・社会科学の対策は12月に入ってから始めました。基本的にオンレクでしか対策していません。出題範囲は重なる部分が多いので古代哲学、現代哲学、キリスト教、エルサレム問題は頭に入れておいた方が良いと思います。世界史選択の方が有利なことは否めません。
時事問題に関しても普段から注視していたのでウクライナ情勢については難なく解けました。

b. 総合教養(ATLAS)

これは慣れだと思います。人文社会科学同様オンレクでしか対策していません。初めて過去問を解いたときはオンレクでの偏差値が45前後でへこんだ記憶があります。最終的には安定して偏差値60前後でした。総合教養は過去問が全て公開されている訳ではないのでオンレク受講者はここでアドバンテージを取るべきです。僕の場合は金融については明るかったのでその類の問題に関しては有利だったかもしれません。理系の問題も出ますが特に対策はしていません。僕は算数が得意で数学が苦手だったタイプなのですが個人的には算数の発想があれば解ける気がします。(生物学など知識問題は除く)

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ICU向けの対策というよりもシンプルに英語力が試されると思います。僕はieltsのスコアが6.5overall(リスニングは6)なのですが同じレベルの人は7割くらい取れるんじゃないでしょうか。
難易度はielts、TOEFLくらいです。TOEICも受けたことがあり、確かスコアはL&R870前後ですがTOEICのリスニングで点が取れるからと言ってたかを括らない方が良いです。基本的に日本人向けの問題や教材よりもネイティブが普段耳にしている英語で勉強することをお勧めします。
対策は強いて言えばキャンパスライフにまつわる設問が多いのでそういった単語は覚えた方が良いと思います。後、当日マークする時間は別途用意されていないので聞きながら手を動かす練習はした方が良いかもしれません。

<リーディング>

同じくICU向けの対策というよりもシンプルに英語力が試されると思います。
日々の勉強は多読が効果的でした。読む速さはその内ついてきます。速く読もうとすると類推しながら文章を読んでしまう癖がついてしまうので、自分が思っている筋書きと違う話の展開の場合思い込みで大きくミスする可能性があります。
多読における文章の選び方ですが自分が興味のある内容(できればアカデミックなもの)がベストだと思います。僕は写真の勉強を英語でしていました。内容を知りたいと思えば人は必然と精密に文章を読むものです。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文社会科学、総合教養については過去問に尽きると思います。
僕は一般的な受験生とは違うので勉強時間の総量での勝負はしていません。集中できない日は割り切って机には座りませんでしたし、ストレスが溜まった時はサーフィンなど身体を動かしていました。
仕事と並行しての勉強はどちらかに疲れた際に気持ちの切り替えができたので返ってそれが良かったのかなと思います。今日が集中できる日かの見極めとして僕は読書を利用していました。何でも良いので読みたい本を10ページほど読み進めてみて内容が頭にスッと入ってこないときは集中できていないときです。そういうとき僕は割り切ってジムに行くなどしていました。

8. 最後に一言

現役合格が望ましいとは思いますが実社会に出てから本当に自分に必要な勉強が何かわかるケースもあります。僕の場合はそうでした。

<追加の質問>

(・社会人入試の受験は検討されましたか?(社会人受験の年齢には達していなかった?))

社会人受験の年齢に達していなかったので受験できませんでしたが、可能であれば出願していたと思います。

(・現役時の受験と比較して、社会人の経験が今回のICU入試に向けての勉強や対策の上で役立った点があったら教えて下さい。)

どんなプロジェクトにしても立案の根拠や計画が甘ければむやみに手を動かしても頓挫するのと同じように、勉強した気になるようながむしゃらな勉強は避けていました。(これは極端な例ですが世界史の教科書を律儀に1ページ目から復習したとしても先史の問題は殆ど出ませんよね。)常に自分の勉強方法を疑ってかかる癖は社会人としての経験で身についたものかもしれません。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

gone

<プロフィール>

静岡県の県立高校

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = ~8割
総合教養得点 = ~8割
英語リスニング得点 = 6-7割
英語リーディング得点 = ~6割

(共通テスト得点 参考)

英語R95, L98
世界史74
国語108

4.併願校

早稲田 SILS
立教 異文化コミュニケーション
APU
青山学院 国際政治経済

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校一年生の時に参加したオープンキャンパスで知った。
のどかで海外の大学のような雰囲気が好きになった。
リベラルアーツ×バイリンガル教育に惹かれた。

6.ICUに期待するところ

英語力の向上。
ジェンダー、途上国発展、平和問題についての勉強をしたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

オープンキャンパスでICUに興味を持ったことや、自分が大学で学びたいことをICUの魅力と関連づけて書いた。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

自分が、幼少期からやっている楽器のこと、所属している楽団のことについて書いた。

a. 人文・社会科学

学校の現代文の共通テスト対策から、文をスムーズに理解することを意識して取り組んだ。あまり、深読みをせずに、何を伝えるために書かれているのか、を意識して速読できるようにした。
また、論文の内容に世界史が絡んでくることもあるので、共通テスト対策と並行して世界史の知識を入れていった。基本的にICUの知識問題としては、ただ暗記したものを答えるとかではないので年号や詳しい人物の名前を無理に覚える必要はなく、どちらかというと時代背景や流れをナンとなくでいいから理解しておくことが必要。

b. 総合教養(ATLAS)

こちらについても人文社会と似た感じだが、世界史は大まかな流れの理解が役立つ。
数学や化学をとっていない人も初歩的な知識や公式は大事!私は、過去問や塾のテキストで解けなかった理系問題を復習したことが役に立ったと思う。
ICUは、理系問題が出ても公式や数字を提示してくれていることが多いので、文をしっかり読めば解けることがほとんど。そのキーワードとなる数字などを意識するようにした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ICUの過去問のリスニングを、このBUCHOのサイトから何回も聞いた。
おすすめはお風呂場に携帯を置いて音源を流して、わざと響かせて近くでリスニングを解くこと!めっちゃ役に立ちます!耳が鍛えられる。

<リーディング>

準一以上のレベルの英検のリーディング問題を何度も解く。とにかく慣れるまで。そうしたら、まず共通テストで9割は取れるようになるし、ICUのリーディング対策にもなった。単語帳をひたすらやるのもいいけど、長文を読んでく中で新しく出会った単語をインプットしていけば十分だと思うし、その方が理解しやすくなる。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの入試は、朝が早いです!前日は絶対に早く寝る!
椅子が小さすぎて、めっちゃ疲れます。休み時間の度に外に出て体を伸ばすのをお勧めします。

追加の質問:
(・前日及び当日の試験までのスケジュールを教えて下さい。)

ICUの入試には、前泊して備えました。そして、ICUの受験を1番最初に受けるものにしました。これは、正解だったなと思います。前泊のスケジュールは、お昼くらいに東京に到着するようにして、宿に荷物を預け、そこからの電車の乗り方、道の雰囲気、ICUまでのバスの確認、そして自分の受験教室の確認をしました。
当日は、7:30くらいに宿を出発して混雑するであろうバスに備えて早めにしました。でも、武蔵境からはICU直行のバスが何台も出ていて待つこともなくスムーズに移動できました。案内してくださる方が何人もいたので、下見できなかった方でも安心していいと思います。ICUには8:00過ぎに到着し、気持ちを落ち着かせてやってきたことの軽い復習をしました。早めに到着すると落ち着いて行動できるので、よかったです。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

湘南太郎

<プロフィール>

神奈川県立横浜M高校
H大学
高校生の頃は駿台に通ってました。

2.受験形態

転編入本科

3.予想得点

人文社会 = 8~9割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 7~8割
英語リーディング得点 = 7~8割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

大学二年生になって塾講師のバイトを始めたことがきっかけで英語を教える仕事をしたいと思うようになり、そのキャリアを実現しやすい大学を調べていたらICUに出会った。

6.ICUに期待するところ

言語教育メジャーを選択したいです。またリベラルアーツ教育の利点を生かして幅広い教養を身に着けたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

充実した英語教育に期待していること、言語教育メジャーを選択したいことなどを書きました。B方式も併願していたので400字ぎりぎりまで書きました。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

塾講師のアルバイトについて書きました。

a. 人文・社会科学

ディサプリの小柴先生の現代文の授業を一通り受けて、あとはオンレクで過去問を解きました。オンレク内偏差値50を下回ることはほぼありませんでしたが54以上が安定してとれるというわけでもなかったので、時間に余裕のある人は世界史、倫政などをやって得点できる知識問題の数を増やしたり過去問の演習をもっとこなしてもいいのかと思います。よく教養を身に着けるのが大事だから読書をしましょうとか新聞を読みましょうとか言われがちですが非効率なのでやめたほうがいいと思います。読書をしたから受かった、ではなく受かった人が(息抜きなどで)読書をしていただけだと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

人文社会科学のための勉強が役に立ちました。形式になれることを意識しました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

基本はオンレクのみです。B方式のためにTOEFLを受けたり、秋に趣味で英検一級を受けたりしたのでそのための勉強も役に立ったと思います。あとは、ご飯を食べながら英語系YouTuberの動画を見たり(タロサックとかおすすめ)気分転換にCNN ENGLISH EXPRESSの問題を解いてディクテーションしたりしました。純ジャパですが普段から英語を楽しんで勉強していたので過去問でもそこまで苦労しませんでした。オンレク内偏差値は低くて54、高くて70くらいでした。

<リーディング>

基本的にはリスニングと同じです。ICUの過去問に限らず、問題を解いたら丸付け、間違えた問題の解きなおし、間違えた原因の分析、構文や単語が難しい箇所に書き込み、音読の手順で勉強することを徹底しました。オンレク内偏差値もリスニングとほぼ同じです。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

小柴先生のスタサプ現代文はかなりおすすめです。文章の読みかたを一通り身に着けておくと人文社会科学、ATLASの偏差値で50を下回ることはほぼなくなります。英語に関しては語彙力はあればあるほどいいと思うので時間がある方はTOEFL英単語3800という単語帳をやってもいいとおもいます。高校生の時には鉄壁をやってましたがこちらもおすすめです。(後者は易しめ)

8. 最後に一言

大学に通いつつ塾講師バイトをやりつつ受験勉強をやるという形でうまく時間が確保できませんでしたが、オンレクを利用して効率的に勉強できたことがICU合格につながったと思います。ありがとうございました。

追加の質問:
(・塾講師の経験がICUの入試に役立った所があったら教えて下さい。)

いくつかありますがICUに受かるために塾講師バイトをすることを勧める訳ではないです。アルバイトをせずに受験にかかる費用を用意できるのならアルバイトをせず受験勉強に集中するのが一番です。その上でですが、普段から授業をしているのでそれを応用して自分に説明するように、解説を作るつもりで勉強したことが役に立ちました。また少しそれますが、中3を担当していたので生徒を合格に導く立場の人間が不合格になるわけにもいかず、ある種のプレッシャーがありそれを原動力に勉強できたのも良かったと思います。

ICU入試合格体験記,2023ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

SoccerHand24

<プロフィール>

都立N高出身
慶應義塾大学から編入
予備校は特に行かずオンレクのみ

2.受験形態

転編入本科

3.予想得点

人文社会 = 7-8割
総合教養得点 = 8.5-9割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 6-7割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

大学入学後、入った学部と自分のやりたいことが違っていることに気づいたため。そこで文系理系の境なく学べるICUに興味を持ち、ダブルメジャーを取れるのも魅力的だったから。また、家から近かったため。

6.ICUに期待するところ

英語はこれからのグローバル化に必要不可欠だと思うので、ELAを通して英語力を高めていきたい。
また、自分は今、色々な分野(歴史学、経済学、言語学、生物学等)に興味を持っているので、注力していく分野を見つけていきたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

大学受験を終え、慶應義塾大学に進学しましたが、主に商学部関連のことを学ぶ中で、自分の興味が異なる分野にもあることに気づき、学びの幅を限定したくないと思うようになりました。そんな中で、ICUにおいてリベラルアーツ教育が行われていることを知り、文系理系関係なく自分の興味に従いさまざまな分野の学問を幅広く学べることに、とても心を打たれました。また、このグローバル社会において必要不可欠な英語教育にも力を入れているため、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨する学生生活を送る中で、自分自身がさらに成長していけると感じたからです。入学できた暁には、自分の興味のある、歴史学や経済学、理系の生物系の授業などを履修することで、自分の知見を広めるとともに、注力していける学問を見つけたいと考えています。また、英語を学び、英語を習得するだけでなく、コミュニケーションの一手段として、運用できるようにしたいです。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

幼稚園の頃から高校生になるまで算盤を習っていたので、計算、暗算はとても得意です。また、小学校時にはサッカーに打ち込み、中学、高校時代はハンドボール部に所属して、目標達成に向け努力を重ねました。大学入学後は、高校時ほど体は動かさなくなったものの、色々なスポーツをすることが増えて、楽しんでいます。また、読書も好きで、小説から新書まで、幅広いジャンルの本を読むことを心がけています。

a. 人文・社会科学

高校から慶應大学を受験したとき、文系で世界史日本史選択だったため、その復習をした。また倫理の教科書を一通り読み、簡単な設問には答えられるようにした。現代文的な対策は特にしていない。オンレクで過去問を解いたが、近年の問題は知識問題が減り本文の読解からの設問が多くなったため、本文中から回答の根拠をしっかり探すことを意識した。過去問では基本的に7-8割取れていた。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクで過去問を解いた。講義を聞いて答えることは、他の大学ではない出題方法なので、練習できて参考になった。Part4は過去問で地図の話が多かったので、本番も怯まずにできた。基本的には答えが出るが、2択で迷ったり、知らないとわからない知識問題もあるので、そのようなものはあまり時間をかけず、さっと流すようにした。基本的に8~9割過去問では取れていた。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

英語リスニング = 1月に入ってからは毎日、ICUの過去問か、TED,TED-Ed,CNNを聞くようにしていた。シャドーイングはしなっかったが、part1,2で聞き取れなかった部分はスクリプトを見て確認した。part3の講義は、英語の音声が始まる前に、なるべく早く問題文を読むようにして、どこを重点的に聞いてメモを取れば良いかを確認していた。3つの講義のうち、大体1つは内容が難しすぎたので、そのような問題は、簡単な設問だけは落とさないように注意した。過去問では基本的に7-8割取れていた。音声がゆっくりな時は、1.3倍速で解いた。

<リーディング>

月に入ってからは毎日、過去問を解くようにしていた。単語は鉄壁を使った。最近の問題は、パラグラフごとに設問が立てられていることが多いので、一つの文章を読む前に全ての問題を読んでおき、1段落読み終わるごとに、該当して答えられる箇所の問題を解いた。選択肢で迷ったら、本文をもう一回参照して、しっかり根拠を見つけた方が良いと思う。2022年の問題を2択で迷って、ひたすら外しまくったので、本番はちゃんと根拠を見つけてから答えるようにした。また、選択肢全てあり得そうな時は、一番本質をついているものが正解になることが多いように思われます。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験監督の方や、大学スタッフの方々、みんな優しかったです。

8. 最後に一言

目標に向かって頑張ってください!!

(オンレクについて)
ICUの受験方法は特殊なので、このサイトで過去問を解き、傾向を掴んで、演習できたことが非常に頼もしかったです。また、過去に受けていた人や、同年度に受けている人と比べた時の、自分の相対的な位置関係がわかることもとても役立ちました。解説も、予備知識がたくさんあり面白かったです。

<追加の質問>

(・大学の授業がICU受験に際して役立った部分はありますか?)
  主に3点あります。
  1,大学の英語の授業でディベートや、アメリカ発のニュースを読んだりしたので、高校よりもより難解な英語を使った活動を通して、主観的ではありますが英語力が以前の大学受験時より向上しこと。
  2,所属学部であった商学部に関連するような問題や、経済的な問題への背景知識や理解、耐性がついており、簡単に解けたこと。
  3,慶応大学でも1、2生の間は教養科目をとらなくてはいけないので、その際に浅くはあるが興味ある分野の授業を取れたので、一度触れたことが少しだが記憶に定着していて知識の幅が広がり、その一部が過去問や試験に直接的ではないものの、役立ったこと。

(・慶應大学内の編入制度は検討されましたか? )
  検討していないです。理由としては、文系科目にも、理系科目にも興味があり、具体的にこの学部に変更したい、と決め切ることができなかったからです。(だからこそ学部が一つしかなく、その中で自由に選択できるICUを志望しました。)また、学ぶ環境を変えたいと思う出来事があったので、慶応内での他学部へ編入するよりも、他大学への編入を優先しました。

(・慶應大学からICUに編入される事に関してご家族や大学の友人の反応はどのようなものでしたか?)
  家族は、自分のやりたいことを常に応援してくれるので、受験前から編入に対しても積極的な姿勢で受け入れてくれました。費用の面で迷惑をかけたことを申し訳なく思っていますが、応援してくれ、受け入れてくれたことはとても力になりました。友人には、合格できるかわからなかったので、誰にも言わずに進めていました。合格後に伝えるとまずは驚かれましたが、皆自分の興味が多岐にわたっていることを理解してくれていたので、これからの生活を応援してくれました。