ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

エルモ

<プロフィール>

水戸第一高校出身 
サンタモニカカレッジ 在学

特技 英語 ヨガ 

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:9月生
年度:2007年度
合格:国際関係学科
第1志望:国際関係学科
第2志望:教育学科
センター方式:受験していない

4.併願校

ICU一本です

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

たまたま 知り合ったお友達に、留学生でも9月入学を使ってICUに編入できるよと教えてもらい、そこで初めてセプテン入学のことを知りました。これは本当に知っている人もわずかですし、かなり情報収集が難しかったですね。特にアメリカに住んでいる私にとっては夢のような受験方法でした。日本に帰らず、書類審査だけで受験が出来るのはとても有利ですし「あの!」ICUに入るのはとても大変だろうと思っていた私にとっては本当に朗報でした。

6.ICUに期待するところ

ICUへはまだ行った事がないので分からないのですが、書類等を見る限り、とても素敵で留学生も沢山いるということなので彼らと共に勉強を楽しみ、励ましあえたら良いなと思っています。2年アメリカにいるのでその英語をうまく使っていけたら良いなという風に考えています。

7.受験対策

<エッセイ(概要)>

とても外国を意識した大学の在り方が、ほかの日本の大学にはなく、新鮮で心を惹かれました。

国際関係学科で、マスコミュニケーションを中心に学びたいです。アナウンサーのインターンをしていたので、将来的にもそれに結びつくような仕事が出来ればと思っています。

英語圏にいるので、英語は困らない程度に話せることをとても誇りに思っています。日本に帰ってからも盛んに話して、忘れないよう頑張ろうと思っています。

<その他>

私はセプテンというとても普通の受験のみなさんとは違った方法で受験をしたので、役に立つかは分かりませんが、私の場合、カレッジ在学中もすべての授業を手を抜くことなく、頑張っていたのでそれが評価されたのかと思います。あとは、クラブ活動を頑張ったり(international student club)、インターンとしてハリウッドにあるTV局でアナウンサーとして働かせていただいていたので、そのときのTVのビデオを願書と共に同封しました。ICUの審査官の方が見てくださったかは分かりませんが、その努力はわかっていただけたように思います。

あとはTOEFLとACTは時間がなくって勉強する時間がとても少なかったのでちょっと後悔しています。もう少し前にセプテンの受験のことを知っていれば…と思います。でも2年という留学期間と授業の点数、そして学校外の活動をかなり考慮に入れてくださったと思います。

8. 最後に一言

セプテンは本当に情報が少ないので私もネットを網羅してこのHPにたどり着いて、とても役に立ったので私も役に立てればと思います。私は普通の大学受験も経験し、とても苦い思いをしているので今、こうして大学合格の通知をもらっている自分が不思議でもあり、とても幸せに思います。

2年のアメリカでの大学生活、そして2年の日本での大学生活を出来ることをとおても誇りに、そして幸せに思いながら頑張りたいと思います!皆さんも大変でしょうが頑張れ!

*9月生入試に関する追加質問

1.推薦状はどのような方に執筆を依頼されましたか?

これは2通は教科の担当の先生から、そしてもう一通はdean からということだったので、教科担当の先生方には一番成績の良かった先生お2人に、それは特に私のメジャーに関わる教科の先生だったのでよかったと思います。(communication とspeech のクラスでした)Deanのほうは私の通っているカレッジ(santa monica college)のinternational student officeのdean に頼みました。運良く、彼はハワイの日系3世で、何らかの関係で三鷹にも住んでいたことのある方だったのでICUのことも知っており、快くスラスラと書いてくださいました。やはり私を好んでくださっている先生に頼んだことが良かった様に思います。ただ、こちらの先生は日本の大学など知らないので、封筒にサインを書くなど経験にないらしく、そこが抜けていることに後で気づき、わざわざお電話をしてサインひとつの為に学校に来ていただきました(笑)本当にありがたいですね。

2.SAT(他),TOEFLの成績は?

こちらはあんまり胸を張って言えるような成績ではありませんでしたね・・・なので控えさせていただきます。ごめんなさい。ただ、時間がなかったのでかなり焦ってどちらも受けたのがいけなかったようにおもいます。もう少しはやくしっていれば・・・と思いました。

3.提出した高校の成績(GPAなど)は?

私は大学ICU編入(トランスファー)なので、大学のGPAになりますね。私のGPAは3.6くらいですかね。カレッジ自体も1度ICU編入(トランスファー)しているのでGPAが2つあるため、少しそこはあいまいです。でも私は留学期間が2年しかないことが考慮されたかもしれません。

4.願書に記載の"Extracurricular Activities"および"Work Experience (Description and length of time)"に書いた内容は?

まず、私はriverside community college とsanta monica college の両方でinternational student clubという留学生クラブのようなものにはいっていたのでそれをActivities の方に書きました。あと、international student は従来は学校外ではVISAの関係上働けないので私は一度学校でMATHのチューターの仕事をしたのでそれを仕事に書きました。最後に、こちらが最も私の書類の中で重要なのですが(笑)、たまたまお友達の紹介ではじめたハリウッドにある日系のTV局にインターンが決まり、去年の夏にずっとニュースキャスターとしてはたらかせて頂いていたので、そちらのことを書きました。TVにでていたので、その1シーンのビデオも同封しました。

5.その他

エッセーにはほかにもインターンのことを書いたり、この大学のこの授業を特に受けたいなど、かなり具体的に書きましたね。それがエッセーのミソなのではないかと思います。でもエッセーの場合、私はかなりネイティブのお友達に推敲を頼みました。やはり、彼ら曰く、彼らにしかわからない文章の滑らかさや文法の使い方があるので、そこをどれだけ自分の言葉でうまく表現できるかもかなり重要なところではないでしょうか。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

M.Saki

<プロフィール>

北関東にある県立男子校に1年半在籍。
ニュージーランドのオークランドにある公立中高一貫校に10ヶ月在籍。
アメリカ合衆国のカリフォルニア州にある私立小中高一貫校(保育園幼稚園付属)に8ヶ月在籍。
同州コミュニティカレッジに2年間在籍。

予備校など、受験のための対策はほとんど何もしませんでしたが、敢えて言うなら SAT の代わりに ACT を受けることにしたことが挙げられます。 ICU は SAT II の Subject Test を要求しており、文系の僕はアメリカ史か世界史を受けなければなりませんでした。世界史はニュージーランド、アメリカ史はアメリカの高校でそれぞれ学びましたが、自信がなかったので ACT を選びました。

趣味は楽器演奏、カラオケ、読書、ブログ、携帯メール、映画鑑賞。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:9月生
年度:2007年度
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科
第2志望:人文科学科
センター方式:受験していない

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

アメリカでの編入先をどこにしようか迷っていたのですが、いくつかの理由で ICU を受けることにしました。

(1)アメリカの住民登録を持っていないので、アメリカの大学では ICU の学費を大きく上回る留学生用の学費を払い続けなければならず、日本に帰ればアルバイトも合法で出来るし金銭面で楽だろうと思った。
(2)最大の関心分野であるジェンダー・セクシュアリティ関係の研究センターが ICU にはある。
(3) ICU では僕の使用言語である英語と日本語の両方に触れ続けることが出来る。
(4)知り合いが何人か ICU に通っていたり卒業生だったりするので、なにかと親近感があった。
(5)説明会、メールでの質問など、出願前&出願中の ICU の対応が素晴らしかった。

6.ICUに期待するところ

社会学/人類学専攻ですが、特に他の大学よりも学ぶ機会があるであろう宗教と社会の関係について、人類学的視点で学びたいと思っています。また、福祉と人間の身体にも興味があり、「オムツ」の歴史について卒業論文を書けたらいいなと思っています。

7.受験対策
<エッセイ>

エッセイを2ページ分書きました。人種/セクシュアリティ/障害/性同一性/ジェンダーなどによって人間の身体がマーク付けされていて、それによって差別されたりそこからすらこぼれ落ちたりする人々がいるということ、そして時にはそれは僕であり、僕の家族であり、友人や近所の人だったりする。そういった搾取されている人々が権利とプライドと尊厳を取り戻すことに貢献したいという将来の夢をまず書き、そのあと箇条書きのような形で出願理由を「ジェンダー・セクシュアリティ関係の研究センターがある」、「日米両言語を使える」、「今までの何年か慣れ親しんできた多文化環境に居続けることが出来る」と3つ書き、最後にこの世界で自分がいかに恵まれているのかについて、母との人間関係の話を少し交えて語り、そしてその恵まれた環境にいる自分が今後その特権を利用することによってまさにその特権を崩したいのだと思っていること、そのためには教育を受けることが必要で、今僕が望むものはただ1つ、 ICU に受かり、学者/活動家としてのキャリアを ICU で開始することができるほどに自分がラッキーであることだ、と結論にしました。

8. 最後に一言

9月入学でも編入は「もし1年生入学者に空きがあれば」と学校案内に書いてありました。実際にどのくらいの合格率なのかは分かりませんが、9月入学の編入の成功例としてご参考にしていただけたら嬉しいと思います。

*9月生入試に関する追加質問

1.推薦状はどのような方に執筆を依頼されましたか?

3通要求されていましたが、6人の先生方にお願いし、結果的に5通を送ることになりました。

フォームに則る形の推薦状を(1)僕の専攻である社会学が入っている社会科学部の学部長であり僕が「権力、金、政治」というクラスを取ったときの先生、(2)社会学のクラスを「概論」→「社会調査法」→「社会問題」と連続で3学期取らせてもらった先生、そして(3)僕の専門のジェンダーを教えている社会学/経済学の先生に書いてもらいました。

残りのフォーマットのない推薦状2枚は、(1)学術論文の書き方および短編文学のクラスを教わった先生、および(2)「女性心理学」のクラスを取らせてもらった心理学の先生に書いてもらいました。全員個人的に親しくしていただいており、今でも連絡を取っています。推薦状を書いてもらう段になっていきなり書いてくれる先生を探し始めたような友人はなかなか書いてくれる人が見つからずに困っていたので、日頃からの先生との人間関係が重要だと思います。

2.SAT(他),TOEFLの成績は?

SAT の代わりに ACT with Writing を取りました。結果は 27 です。覚えることが大の
苦手なので、記憶力が全く必要のない ACT を選びました。 TOEFL は iBT で 107 、
オフィシャルな換算では CBT 263 、また PBT では 625 になります。

3.提出した高校の成績(GPAなど)は?

短大からの編入ですので、短大の成績証明書を提出しました。 3.8 だったと思います。

4.願書に記載の"Extracurricular Activities"および"Work Experience (Description and length of time)"に書いた内容は?

Extracurricular Activities
音楽会に演奏者として複数回参加、ホームレスのためのサンドイッチ作りやハリケーン・カトリーナ被害者のためのファンド・レイジングなどのコミュニティー・サービス、ドメスティックバイオレンス/性産業/性差別/セクシュアリティ/インターセックス関連のサークルを設立&運営。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ako (radiantly0922 [at] yahoo.co.jp)

<プロフィール>

県立高校出身。高校の授業と共に東進衛星予備校に通っていました。+家庭教師

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科
第2志望:人文科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 4割(いってればいいな・・・
人文得点 = 7割
社会科学得点 = 7割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 6割

4.併願校

慶應商
早稲田商、文化構想、社会科学
横浜市立

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

数学、化学に限界を感じ、夏休みに入って急遽文転。 日本史が間に合わず焦っていたところ、日本史が受験科目にないというところで、得意科目の英語と国語をいかせるんじゃないかと思い興味を持ちました。 他の私大と違い応募動機を書かせるとか、一般能力における教養だとか、なんとなく点数じゃなく一人の人間として選んでくれているような気がしてますます、この大学に入りたいという思いが強くなりました。

6.ICUに期待するところ

受験中に、日本史に興味を持ったので歴史学を中心に学びたいと思います。 将来なりたいものが決まっているわけではないので、今知りたい、興味のあることをとりあえず追求していってそれが将来につながるのを待ちたいと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツについて書きました。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

自分の学びたい歴史の分野と共にその理由を深く掘り下げて書いたつもりです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

あんまり覚えてませんが、とりあえず自分を褒め称えたことは確かです(笑) 生徒会活動、幼いときからやっている習い事、読書、表現力・・・

b. 一般能力考査

過去問を一通り。 本番、残り十五分前でまだ6割ぐらい、という悲惨な状況になり、あとはとにかく直感で埋めていくはめになりました。こんな風にならないためにも時間を計り、できれば短めに設定してよく練習しておく事をおすすめします。(←偉そう 笑” あと、高一のときに学校で百人一首を暗記させられていた事が役に立ちました。 (そのとき使ったのですが、百人一首の暗記サイト??のゲームを使うと楽ですよ)

c. 人文科学考査

特に何も。 強いて言うなら、映画のトロイを見てたことが・・・おかげで頭に入りやすかったです。

d. 社会科学考査

何もしてなかったです。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
24とか海外ドラマの英語を聞き取るようにして見てた事?? 幼いときから洋画ばかりみてたのが役に立ったのかも・・・

<リーディング>
長文は他大学の赤本とかをやっていました。 この大学のためにという感じではやりませんでした。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

模試の復習ノートを全教科一冊まとめることが良かった気がします。
ここに書いてあることは次の模試では決して間違えないとか、たとえ間違えても、何度も書く羽目になり結局覚えることになって・・・

お勧めの参考書
英文読解の透視図
基礎英文700選(駿台)
英文下線和訳(駿台)
今井のA組

8. 最後に一言

私は、試験二日前にこのサイトを発見し猛烈に後悔しました
皆さんは頑張ってください。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ぺこ彦

<プロフィール>

都内某私立高校2006年卒→(某大学)→予備校

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科
第2志望:人文科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 5割
人文得点 = 7割
社会科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

立教大学
 法学部政治学科(センター利用3教科) ○
上智大学
 外国語学部英語学科 ○
慶應義塾大学
 総合政策学部 ○
早稲田大学
 文化構想学部 ○
 政治経済学部経済学科 ×
東京外国語大学
 欧米第一課程ドイツ語科 ○

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUという大学は高校入学時から知っていた。
実際志望するようになったのは浪人後で、現役時は受験しなかった。
ICUに通う友人の話を聞き、ICUならしっかり勉強できる!と思い、受験を決意。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツ教育に強く惹かれた、などなど。 ありきたりのことをつらつら書いた。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

会科学科で政治や経済の仕組みについて学び、それで得た知識をもとに、発展途上国の支援をしていきたい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

長距離走、書道、パソコン…。

b. 一般能力考査

一般能力考査のあらゆる問題に対応するために、根つめて勉強することはしませんでした。一般能力考査の形式に慣れ、まずは傾向をつかむことから始めました。そしてその傾向にあわせて、自分に足りない知識を補っていきました。しかも、その知識を完全に覚えてしまおうとするのではなく、なんとなく頭の片隅に残る程度の覚え方でした。一般能力は慣れが肝心だと思います。ある程度慣れて、うっすら知識が増えていったら十分です。より確実な得点源になる、他の考査の対策に時間をかけた方がいいと思います。

c. 人文科学考査

対策は、ひたすら読むことです。 世界史的な話や聖書の話など予備知識がほとんどなく、そのうえ観念的で抽象的な話が多く、とても苦手でした。しかし、苦手でもひたすら読めば、多少なりとも知識はつくし、自分の興味範囲外だと思ってた文章にもおもしろさが見つかります。読んで、問題を解いて、形式に慣れることが一番だと思います。

d. 社会科学考査

人文科学考査と同様、読むことが大事だと思います。 読んで、自分の知らなかったことがあれば、政経の資料集などで調べる。新聞を読む。本を借りる。そして設問の形式に慣れる、ということを繰り返しました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
夏休みに受験したTOEFLの対策も兼ねて、リスニングはしっかりとやりました。 時間をかけて、耳を英語に慣らしていくことが肝心です。 わたしはTOEICやTOEFLの市販の参考書を使いました。ICUのリスニングで今年初めて出た問題(あらかじめ問題に印刷されている広告を見て、それに関する英語を聞き、設問に答える)はTOEICにありましたし、ICUリスニングの最後の問題(長めの英語を聞き、数題の設問に答える)もTOEFLの形式に似ています。

<リーディング>
ICUの英語は、他大学に比べればかなり易しいと思います。 それだけに、常に9割以上を取るつもりで勉強してきました。 単語力はもちろんのこと、過去問をたくさんこなし、4択や穴埋め問題での失点を減らす努力をしました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

「ICUの入試は特殊だ」とよく言われています。確かにちょっと他大学と違っていますが、他大学のための勉強と十分両立できます。他大学のための勉強で知識を得て、ICUの過去問を解いて慣れればいいだけです。ICUの対策としては、本当に「慣れ」が一番大事だと思います。

8. 最後に一言

しっかり過去問をこなせば、必ず合格できると思います!頑張ってください!

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

音大生

<プロフィール>

某私立音楽大学附属高校 ピアノ専攻
予備校なし 現役

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格:人文科学科
第1志望:人文科学科
第2志望:社会科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 6割
人文科学得点 = 9割
社会科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 9割

センター得点率(参考)

英語 177
リス 42
国語 171
倫理 94

4.併願校

東京芸術大学 音楽学部(入学)
早稲田大学  文化構想学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

西洋音楽の専門家の先生から紹介していただきました。多角的主体的な学問が出来ることに感動しました。最終的に入学は辞退しましたが、ICUへの愛情には今でも凄まじいものがあります。

6.ICUに期待するところ

私の場合は西洋音楽を勉強したいのだが、音楽をもっぱらに研究するよりも、社会・政治・経済・宗教・風土などの諸文化との関連から対象を捉えることによって、よりリアルな研究となる。そのような体験は、ICUでこそできるものと考えている。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私が貴校への入学を志願しているのは、貴校の掲げるリベラルアーツの精神のためです。人文学の研究をするに当たっては、対象の目に見える姿にばかりとらわれていては、対象の真の姿を十分に出来るとは思えません。そのため、より多角的な視野に立ち、対象を様々な見方で捉えるときにこそ、主体的な学問が実現するのだと思います。それゆえ、多角的な研究の可能性が開かれている貴校を志望しているのです。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

私は西洋17〜18世紀におけるいわゆるクラシック音楽を研究したいと思っています。音楽をもっぱらに研究するのもいいのですが、スコアや作曲家のイメージにばかりとらわれているのでは、十分な理解は望めないと思います。そこで、作曲家の政治的・社会的状況を考慮しつつ、多角的な視野から対象をみつめ、一人の天才を親しく感じながら研究をしていきたいと思います。それはICUのリベラルアーツの環境だからこそなせる学問なのだと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高等学校では音楽科に在籍しており、ピアノを専攻していました。そのため、年に数回行われる実技試験や演奏会、≪第九の夕べ≫への出演などを通して、自分の演奏技術を磨くと共に、人と交わす音楽を楽しんでいます。また、音楽に関する短い論の執筆の指導を受ける中で、論理的な思考の何たるかを学び、もともと好きであった読書を一層充実したものと感じています。

b. 一般能力考査

四字熟語
年齢の別称(還暦など)
センター倫理の復習
ICU発表の例題
トフルゼミナール「ICUの英語」

私は数学に縁がないので、理数の問題にはすべてbをマークしました。
この方法は、BUCHOさんのHPに載っていた体験談からのまねです。

c. 人文科学考査

過去問のみ。 人文と社会の問題文からは、大変多くのことを学びました。

d. 社会科学考査

過去問のみ。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
トフルゼミナールの教材。 音読は、思いがけず効きました。

<リーディング>
過去問のみ。
トフルゼミナール「ICUの英語」はリスニング・一般に役立つ。 ただし英語の読解・聴解はかなり難しく作られているので、直前にやってできなかったからといって落胆しないこと。

8. 最後に一言

ICUこそは、本当に勉強が出来る大学だと思います。私はICU院を目指して四年間頑張ります。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

風見

<プロフィール>

田舎の公立女子高校
茶道部
代ゼミサテライン

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格:人文科学科
第1志望:教育学科
第2志望:人文科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 6割
人文科学得点 = 6割
社会科学得点 = 7割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

明治学院大 心理 センター
東京女子大 心理 センター
聖心女子大 心理

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高1の時のオープンキャンパスでひとめぼれ 笑 6期待 = 勉強に集中できる環境

6.ICUに期待するところ

勉強に集中できる環境

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

高1のオープンキャンパスで好きになり、その後調べていくうちにますます・・・という感じの事を、もっとちゃんと書きました

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

カウンセラーになりたい理由と、そのために心理学を学びたいという事を書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

茶道をやっていたことを書きました。

b. 一般能力考査

オンレクで、時間内に解ききる練習をしました。これの対策はギリギリの時期に始めたので、それ以上のことはできませんでした。

c. 人文科学考査

オンレクで問題に慣れるようにしました。要約練習も、ICUの先生が書いた新書を買ってしました。

d. 社会科学考査

人文と同じです。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
オンレクのCDを登下校の時や、食事の時に聴くようにしました。他の教科の勉強に疲れた時にやるのも、気分転換になって良いと思います。

<リーディング>
代ゼミサテラインで、西 きょうじ先生の講座をとっていました。問題の形式には、オンレクで慣れました。ICUの英語という本も、一通りやりました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私が合格できたのはオンレクのおかげです。絶対にやらなければならないというわけではないけれど、本当に本当に申し込んで良かったです。解説が詳しくて、本当に良かったです。ICUトリビアが好きでした 笑

8. 最後に一言

勉強よりも、ICUに対する偏見と戦うのが大変でした 笑 辛い事があっても、めげずに頑張ってください!

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

人生のミラーフォース

<プロフィール>

出身高校:八王子高校
趣味:読書 研究
特技:自律神経調整

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格:人文科学科
第1志望:教育学科
第2志望:人文科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 5割 人文科学得点 = 9割
社会科学得点 = 9割
英語リーディング得点 = 7割
英語リスニング得点 = 4割

4.併願校

中央大学総合政策部合格

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

それまで受験勉強を当然のようにシカトしつづけ読書と研究に励んでいたのだが、 学校側から受験する予定の大学を紙に書けとのお達しが12月半ば頃にきた。 今からやっても歴史は間に合わないからどっか歴史使わないところはないかなーと探したところICUを見つけ、ネットや大学図鑑等の資料、またJUNEC国際フォーラムで会ったICU生に聞いたICUの雰囲気の良さなどの情報から俺が行くのはここしかないだろうと思い受験するに至る。

6.ICUに期待するところ

海外の大学院も視野に入れているので、それに耐えうるような英語教育。 それと努力を促進させてくれる環境。 そして多くの良い出会い。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

様々な文化を背景に持った、向上心のある人たちと切磋琢磨したいと願っている私にとって、貴校の国際性と、学生が勉学に対する積極性を保持させていく事を可能にさせるカリキュラムは非常に魅力的に映った。また、広くおおらかな雰囲気のキャンパスや図書館の充実などのハード面、双方向性学習を促進させる少人数教育などのソフト面での環境の充実さにも惹かれた。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

理学を1つの軸に、芸術文化・歴史・社会環境・人体構造など様々な角度からんんげんというものを眺めることで、人間の未知なる可能性を探っていきたい。ゆえに大学卒業後は大学院で脳科学を中心に研究を進めていき、その後大学あるいは専門機関で研究を続けていこうと考えている。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は外部の刺激(たとえばバナナを食べる、本を読む、運動をするetc)が脳へどのように反応を与えるかをある程度細かく感じ取る事が出来るので、そのときの体調や刺激が脳にどう影響を与えたかをノートに記すことを日課としている。また、思いついたことは例えどんな事であってもメモするようにしている。

b. 一般能力考査

模試をやる⇒平均を割る 赤本をやる⇒半分しか取れない 直前講座に通う⇒自信をつける 本番⇒わかるものは書いてその他適当 数学分野ほぼ飛ばし 

c. 人文科学考査

対策は特になし 本番: 文章自体長い上にカタカナばっかりだったので日本史選択だった自分には読みづらいことこの上なかった。 また、人文科学という性質上先が読みにくく、そのことも読みづらさを感じた原因だったと思う。 とりあえず全体の流れだけを一読目に把握し、再読時に細かいところを拾うようにした。 設問は易しいので、おそらく読書スピードが問われるところが大きいと思う。ちなみに知識問題はほとんどなく(「禁断の果実は何を指すか」とか「こいつとこいつの関係はこいつと誰の関係と同じであるか」ぐらい)その点は助かった。

d. 社会科学考査

対策は特になし。社会科学選択。 本番: 社会分野は論旨の予想がある程度きくうえに文章自体も読みやすいものだったので、何回も読み直すことが出来た。 頭からケツまで5回以上は読み直し、設問箇所もそれぞれ3回程度は見直す時間があったと記憶している。 ただその分人文科学に比べて意地悪な設問が多い。判断に迷うものが覚えている限り最低3つはあった。 こちらも歴史的な知識問題はほとんどなくありがたかった。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
これといった対策は特にないが、とにかく音読しまくったのが良かった気がする。 あとDUOのCDを聞くとかリスニングの直前講習に出るとかディクテーションをちょびっとやるとか程度のことはした。 本番は難化。今までのブロック1.2が消えた感じ。問題数も10問減少。 塾でもらったリスニングの過去問程度しかやらなかったので結構焦った。 まあ皆出来てないだろうなと思って適当にやった。

<リーディング>
対策は日々の英語勉強なので特に言及することはない。 使った単語帳はDUOのみ 本番はやや易化。1のほうは8〜9割は固いと思う。 2は例年通り適当にやったので最高7割くらいといった感触。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

一般能力考査:あまり深く考える必要はない。ただ数学1Aはやっておいたほうがいい。

社会科学考査:それ系の本を日常的に読んでいれば問題なし。

人文科学考査:読書スピードをあげること。そのためには1文字1文字目で文章を追っていく小学校で習ったような読み方は駄目。文字をかたまりで読むことを意識して読んでいくこと。最初は無理と思っても、そのままなんとなく続けていればなんとなく読めるようになっていくことが多いので悲観的にならないようにすること 英語聴解考査:難化したので差がつきやすくなったと思われる。よくやること。ディクテーションはくじけやすいので英語漬けのPC版のやつをやるとか楽しむ工夫をすること。音読は必須に近い。シャドーイングとかはやっていないのでよくわからない。耳はすぐ衰えるので毎日なんでもいいから英語を聴くこと。

英語読解考査:Part 1は普通の把握問題なのであまり差はつかないような気がする。とりあえず論理的に文章を読む癖をつけるといい。参考書(横山など)に一通り目を通すのもいいかも。Part 2は特徴的なのでよく対策をすること。

その他:本番で全力を出せるようにコンディションを整えること。生活は朝方に切り替え、試験前に糖分を摂取し休み時間には外へ出て気分転換。プレッシャー対策には暗示や呼吸法が効果がある。

8. 最後に一言

これといった受験勉強は特にしなかったのでその点に関しては特に人に言う事はないが、 日常的に読書をする癖はつけておいたほうがいいと思う。 あとDIY精神を持つことは受験に限らず凄く重要。 正直自分がそれを実践できているかどうかは疑問符だけど、 それを意識しながら学習に励めば希望の未来が開ける確率が上がると思う。 あとICUは情報を多く入手したもの勝ちの側面もあるので、こういうサイトや他の情報サイトへ浸からない程度に巡回して情報を手に入れていくのも合格の可能性を上げる。 ただ、PCは誘惑が多いので使いすぎ注意。特に昼夜逆転は危険。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

tangent

<プロフィール>

九州の某県立高校出身 海外経験、ゼロです。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格:社会科学科
第1志望:国際関係学科
第2志望:社会科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 8割
人文科学得点 = 4割
社会科学得点 = 6割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

早稲田大学政治経済学部
早稲田大学 商学部
学習院大学 法学部
名古屋大学 情報文化 学部
東京外国語大学 欧米第一過程ドイツ語専攻

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUの存在は2年の終わりに知りました。当時はICUは第2希望。
3年の前半まで漠然と某国立大を目指していたのですが 結局遊んでばっかりで9月に催された文化祭が終わってもやる気がでずにどうしようもなくなり11月末に私立文型にシフト。
そしてICUの内容を調べていくにつれてとても魅力を感じ、「ここしかない!」と思うようになりました。
そしてオンレクを受講、そこからはICU一直線。併願校はおまけ受験のようなものでした。

6.ICUに期待するところ

ELP
留学がしやすい
国際関係を学びたい

実際は第二希望で合格だったので何を専攻しようか迷ってます(転科も考えてたり・・

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツに惹かれたとか、いろいろ書きました。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

国際関係を学びたい,国際経済を学びたい・・などなど

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

BBCを英語で聞くとか書いたと思います。
かなり誇張して書きました。

b. 一般能力考査

オンレクのみ。
今回オンレクの問題がそのまま出たものがあって、とても驚きました。
数学の問題で差がつくので、数学の教科書レベルのことは知っておくといいと思います。

c. 人文科学考査

固有名詞に○、筆者の意見に波線で印をつけてやっていました。

過去問はわりといけたんですが、本番では世界史系の文章でかなり焦りました。
40問中30問しか解けなかったので、残りは全部cにマークしました。
ホメーロスとかカタカナ系の固有名詞は拒絶反応が出ます・・

社会科学と人文はオンレク過去問で対策のみ

d. 社会科学考査

人文と同じ解き方。とにかく、スピード勝負。
一度文章を軽く読んで、それから問題を解きました。
ここでも、固有名詞に○、筆者の意見に波線で印をつけてやっていました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
オンレクのCDで勉強しました。
本番では傾向が変わり焦った・・・
今年は資料を先に読ませて英文を聞く問題が出たりしました。

<リーディング>
icuの英語は相当難しそうな印象を当初は持っていました。 ですが実際は慶応や上智の英語の方がよっぽど難しいと思います、ICU入試はリーディングで稼ぎましょう。 オンレクと赤本で対策しました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの試験会場において、普段家で過去問といてるとき程のパフォーマンスは発揮出来ないと思います。
「おお、これは肘を置く台か」と思ったほど面積が小さい、あの机イスで問題を解かされるとは・・みんなエンピツを落としまくり。
受験会場に行っても、どうか焦らずにいてほしいと思います。自分は試験開始前から焦ってしまいました。

8. 最後に一言

落ちたと思ってたら受かってた・・なんてことが受験では起きます(起きました)から、 最後まで絶対あきらめないこと!

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

kazzfuzz

<プロフィール>

出身は商業高校で、中高共に勉強とは殆ど無縁でした。高校卒業後就職した後就職して貯金した後、1年と少しカナダに滞在し、そこでICU受験を決めました。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格:入力
第1志望:入力
第2志望:入力
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 良くて6割
人文得点 = 7〜8割
社会科学OR自然科学得点 = 7〜8割
英語リスニング得点 = 6〜7割
英語リーディング得点 = 6〜7割

4.併願校

単願です。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

カナダで知り合った友達が薦めてくれた。ざっとHPに目を通して、試験問題を見て、ここしかないと受験を決意しました。

6.ICUに期待するところ

ELPには期待してます。環境問題について学びたいと思ってます。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

学科間の垣根の低さやELPなど一般的な事を書きました。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

第一志望は国際関係学科だったので、僕が興味のある環境問題と関連づけて、各国の制度や文化を考察し、自分なりの環境対策のスタンスを見つけ出したいなど。正直に書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

カナダで、ライターや翻訳をやっていたので、その事を書きました。またそれを通して培われたコミュニケーション能力。

b. 一般能力考査

オンレクの他には、数学の頻出傾向にある問題を対策しましたが、本番では数学の問題のレベルが高く、例年より頻出問題からの出題は少なかった様な気がします。でもやってて良かった事には変わりないです。ちょっとでも脳が数学モードに入れてたので、対策してた以外の問題もだましだましやれた気がします。
あと、重要なのがタイムマネージメントだと思いました。いつも時間を計りながらやってたのですが、本番では緊張やらなんやらで、ラスト15問くらいは即答できる問題以外、全部bをマークしました。こんな事にならない様、皆さんは時間を短めに設定して練習に臨みましょう。オンレクは絶対やるべきです。

c. 人文科学考査

ギリシャ神話や古典の考察で、耳に馴染まないカタカナ語が連発でしたが、しっかり線を引きながら頭の中で分類していく様に読むようにしました。過去問とは比較にならないくらい量があり、精読するべき要点とそうでない所を区別しながらリズムに乗って読みました。最初にページ数をチェックするのも有効かもしれません。
社会科学にも言える事ですが、要約は本当に良い勉強法だと思います。やって損なし!

d. 社会科学考査

監視社会の問題点についてだったかな。知識問題が殆ど出題されておらず、一般的な受験勉強というものを殆どしていない僕にとっては嬉しい問題でした。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
リスニングで点数を稼ごうと思っていたので、今回の大幅改編には面食らいました。これまでの形式より考える時間が要ると思うので、マークするのはリーディング始まってからにした方が良いかもしれません。

<リーディング>
これは例年通りでしたが、この辺になってくると集中力が切れかけてきて大変でした。皆きついんだと自分を励ましながら頑張りました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

リスニングに関してですが、なるべく早い段階から楽しんで英語に触れる事が大事だと思います。ICUのリスニング問題を遅いと感じれたらしめたものです。ボキャブラリーはしっかり勉強しないと増えないですが、リスニングの感覚というのは英語の音に触れれば触れただけ、研ぎ澄まされていきます。
試験中は集中力をどう切らさないかが勝負になると思うので、自分なりのリラックス法を見つけとくと良いかもしれません。教科毎に気持ちを切り替えて、各教科で自分のベストを出せる様に気持ちを持っていきましょう。

8. 最後に一言

BUCHOさんには本当に感謝です。
それから07年度入学の方々、よろしくです!

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Lecker

<プロフィール>

私立高校、予備校歴はなし

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科
第2志望:国際関係学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 7割
人文科学得点 = 9割
社会科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 3割
英語リーディング得点 = 6割

4.併願校

中央大学法学部法律学科
千葉大学法経学部法学科(センターミスったので)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高2のときに担任の先生が学校向けに配られているICUの2003年度入試問題(緑色の本)をくれた。そのときはじめてICUを知った。 1月にセンターを受けて本当の第一志望だった一橋が危うくなったので国立のランクを落とす。その時点でやる気がなくなり「もうICUでいいや」となってICUに決定。

6.ICUに期待するところ

ELPで英語を鍛えたい。というか会話でつまらないレベルくらいにはしたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

経済のグローバル化やEUの結成などのリージョナリズムについて学びたいと書いた気が…

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

英語と経済を主に学び、国連などに就職して国際経済の力で貧困などにあえぐ人たちを救いたいとか結構クサイこと書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

リーダーシップがあるとか書きました。

b. 一般能力考査

何もしていません。まぁ趣味で雑学の本を読み漁っているので知識はそれなりにあったと思います。

c. 人文科学考査

同じく何も。

d. 社会科学考査

これも何もしていません。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
ABC見てました。結構聞き取れたのでOKかなと思ってたら甘く見ていただけでした。

<リーディング>
空所補充は学校の授業で使ってる教科書を黒く塗りつぶしてみたりしていました。まぁ他大学での試験の練習用でしたので特にICU対策、というものではないと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私のようにあの机(いす?)に慣れていないと試験中しんどいです。帰りのバスに乗るころには肩に激痛が走るくらいですね。だから日曜講座なり学校や家庭にそういういすがあれば、使ってみるなりして慣れておくとOKです。 本番のリスニングは緊張しているとかなり早く感じられ、何を言っているかわかりません。簡単に見つかれば苦労しないだろうとは思うんですが、自分なりの緊張をほぐす方法を見つけてみてください。

8. 最後に一言

本番、何か予想外の事態が発生するはずです。とくに遠方から来ている人は。 私のときは中央線が人身事故で止まり、そのせいで緊張は高ぶり、ラッシュにもまれ、走って体力をなくし、万全とはいえないコンディションでした。ホテルでもベッドが体に合わず一睡もできませんでした。
いろんな人から言われ耳にタコができるかもしれませんが、そういうときこそ落ち着いてください。自販機でコーヒー買って飲んでみたり深呼吸してみたり…いろいろ方法をみつけておくといいでしょう。