ICU AO入試 グループディスカッションの様子

<AO入試2次 3 グループディスカッション>

(グループディスカッションはどのような形式でしょうか?)

まず司会者の方が1人に質問をし、それをきっかけにディスカッションが始まるというものでした。ディスカッションの時間は20分ほどあったので、試験の大半を占めていたことになりますね。私たちのグループではマンガを教科書に採用すべきかどうかというテーマに対し、マンガのメリットデ・メリットなどを検討しながら、マンガの利点を活かして、教科書の理解を深めるために、一部に用いるのは場合によってはよい、という結論に達しました。

(面接の形式などは事前に知っていましたか?)

ICUではAO入試の1次を通過すると、2次の案内が送られてきますが、そこに簡単な概要や昨年度の例題などが載っていました。ちなみに過去には「人類史上最もすごい発明は何か」というディスカッションのテーマもあったようです。

(面接のポイントは何であったと思いますか?)

ICUの面接試験はその場で考えてきちんと答えるという姿勢が大切でしょう。例えば他大学のよくある形式の面接試験であれば、志望動機や時事問題などある程度質問される項目が決まっていてるので、想定した質問の答えを暗記し、その場で話すということも可能かと思いますが、ICUのAO入試のような形式の場合はむしろその場での対応能力を見ているようなところがあると思います。

あとは自分の意見をはっきりと言うことでしょうか。答えに正解などはないので自分の意見を自信を持って答えることが何より大事だと思います。後に分かったことなのですが、面接で落とされる人はほとんどいないようです。

(面接後の懇談会というのはどういったものですか?)

面接試験後にERBの大きな部屋に案内され、全員が終わるのを待つ形になります(*試験問題が待機している受験生に伝わらないようする目的もある模様)。そこではお茶やお菓子が用意されていて、学部長の先生などとお話する機会がありました。

(懇談会は選考に関係があるでしょうか?)

なんとも言えませんが、関係ないのかなと思います。懇談会自体は2時間あって、待機の時間が終わったら、予定のある受験生は自由に帰ってもよいということでしたので。もちろん会場で暴れたりしたらだめでしょうけど(笑)。