ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2007(3)-DIESEL-
1. お名前、プロフィール
<お名前>
DIESEL
<プロフィール>
予備校が苦手だったのでほとんど利用せず。
現役時は部活に打ち込みすぎ、
勉強せず、ICUもしらぬまま浪人。
2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科
形式:一般入試
年度:2007年
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科br> 第2志望:人文科学科
センター方式:受験していない
3.予想得点
一般能力得点 = 7割5分
人文科学得点 = 8割
社会科学得点 = 7割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 5割
4.併願校
中央大学 総合政策学部(センターで合格) 一橋大学 社会学部(2007年2月21日現在未受験)
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
自分は周りに流されやすいタイプなので、少しでも勉強に真剣に取り組む人が多い大学へ行きたいと思っていたのですが、そんな時にICUを見つけました。調べれば調べるほどここで勉強したい! と思うようになり、決めました。
6.ICUに期待するところ
何よりも教養学部であること。自分の視野をどんどん広げていきたい。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
自分が何をしたいのか見つけきれていない事を正直に書き、教養学部である事に魅力を感じたと言うことを中心に。ここでなら自分のやりたいことを自分の力で見つけられる確信がある、など。
<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>
第一志望の社会科学科で社会科学を幅広く学び、具体的な将来の志望はまだないが、 様々な場面で自ら考え、判断し、それを発信できる力を身につけていきたいと書きました。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
高校在学時の所属クラブについてや、学校行事への参加について書きました。
b. 一般能力考査
オンレクのチェックと成美堂出版の一般常識の本を繰り返しました。 形式に慣れれば、よく分からない問いでもだいたい2択に持っていける気がします。
c. 人文科学考査
ギリシャ神話や西洋の古典など、カタカナが多い文章は苦手だったので、 過去問でその様な問題が出た年のものは読み物として何度も読み返しました。 おかげで本番ではカタカナ連発でしたが、知識問題を除いてかなり簡単に思えました。
d. 社会科学考査
社会科学を受験しました。オンレクの指示通りに過去問をこなしただけです。 世界史、政治経済、倫理を学校で一通りしっかり学んだ人ならかなり簡単だと思います。 ただ人文・社会どちらも言える事ですが、やはり読解力が無ければ厳しいです。 普段から多少難しめの本を読み、20P程度集中して読める力を付ければバッチリだと思います。
e. 英語学習能力考査
<リスニング>
とにかくオンレクのCDを繰り返し聞きました。 ただ、イヤホンばかりで聞いていたため、本番の時スピーカーから聞くのはえらい違いで戸惑いました。 家にいる時はラジカセやコンポで少しざわついた家の中でも集中して聞ける力を養うべきです。 聞きまくるのは当然ですが、聞く環境も工夫するとグッとリスニング試験の力がつくと思います。
<リーディング>
特に対策はしていません。 単語帳・熟語帳1冊ずつ、文法と構文の本1冊きちんとやって、 オンレクで過去問演習を積めば最低7割は取れると思います。 (つまり僕はできなかったと言うことです笑) 大切なのはどの単語帳、参考書を選ぶかではありません。 1冊、1冊でいいからしっかりやることだと思います。
f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
とにかく気持ちを切らないことです。 僕は最後の英語(読解)の時、その前のリスニングがひどかったので、 疲れてくるとちょっと分からないだけで投げ出したくなるような気持ちになりました。 ただあそこで、もうちょっとだから集中しようと思えたのが大きかったと思います。 あとは楽しむしかありません。一瞬でも試験中楽しめたら勝ちです。 (僕は人文は楽しかったのですが、英語の時は半べそ状態でした笑)
8. 最後に一言
採点方式が分からない以上、何割取れば受かるかという不安は無駄なことです。 ありきたりですが、不安になるのはみんな絶対に一緒です。今誰かも受かるか不安になってる、 じゃあその間に自分は単語を一つ覚えよう、過去問の文章をもう一度読み返してみよう、リスニングをやろう、 こういう気持ちの積み重ねが本当に出来れば落ちることはありえません (当然僕はこの受かるかどうかという不毛な悩みで全く勉強出来ない時期がありました)。 もちろんこういう姿勢が100%貫けるわけも無いので、 これになるべく近づけようという気持ちで頑張ってください。全く一言ではありませんね。