ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2007(16)-ぺこ彦-
1. お名前、プロフィール
<お名前>
ぺこ彦
<プロフィール>
都内某私立高校2006年卒→(某大学)→予備校
2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科
形式:一般入試
年度:2007年度
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科
第2志望:人文科学科
センター方式:受験していない
3.予想得点
一般能力得点 = 5割
人文得点 = 7割
社会科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 9割
4.併願校
立教大学
法学部政治学科(センター利用3教科) ○
上智大学
外国語学部英語学科 ○
慶應義塾大学
総合政策学部 ○
早稲田大学
文化構想学部 ○
政治経済学部経済学科 ×
東京外国語大学
欧米第一課程ドイツ語科 ○
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
ICUという大学は高校入学時から知っていた。
実際志望するようになったのは浪人後で、現役時は受験しなかった。
ICUに通う友人の話を聞き、ICUならしっかり勉強できる!と思い、受験を決意。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
リベラルアーツ教育に強く惹かれた、などなど。 ありきたりのことをつらつら書いた。
<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>
会科学科で政治や経済の仕組みについて学び、それで得た知識をもとに、発展途上国の支援をしていきたい。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
長距離走、書道、パソコン…。
b. 一般能力考査
一般能力考査のあらゆる問題に対応するために、根つめて勉強することはしませんでした。一般能力考査の形式に慣れ、まずは傾向をつかむことから始めました。そしてその傾向にあわせて、自分に足りない知識を補っていきました。しかも、その知識を完全に覚えてしまおうとするのではなく、なんとなく頭の片隅に残る程度の覚え方でした。一般能力は慣れが肝心だと思います。ある程度慣れて、うっすら知識が増えていったら十分です。より確実な得点源になる、他の考査の対策に時間をかけた方がいいと思います。
c. 人文科学考査
対策は、ひたすら読むことです。 世界史的な話や聖書の話など予備知識がほとんどなく、そのうえ観念的で抽象的な話が多く、とても苦手でした。しかし、苦手でもひたすら読めば、多少なりとも知識はつくし、自分の興味範囲外だと思ってた文章にもおもしろさが見つかります。読んで、問題を解いて、形式に慣れることが一番だと思います。
d. 社会科学考査
人文科学考査と同様、読むことが大事だと思います。 読んで、自分の知らなかったことがあれば、政経の資料集などで調べる。新聞を読む。本を借りる。そして設問の形式に慣れる、ということを繰り返しました。
e. 英語学習能力考査
<リスニング>
夏休みに受験したTOEFLの対策も兼ねて、リスニングはしっかりとやりました。 時間をかけて、耳を英語に慣らしていくことが肝心です。 わたしはTOEICやTOEFLの市販の参考書を使いました。ICUのリスニングで今年初めて出た問題(あらかじめ問題に印刷されている広告を見て、それに関する英語を聞き、設問に答える)はTOEICにありましたし、ICUリスニングの最後の問題(長めの英語を聞き、数題の設問に答える)もTOEFLの形式に似ています。
<リーディング>
ICUの英語は、他大学に比べればかなり易しいと思います。 それだけに、常に9割以上を取るつもりで勉強してきました。 単語力はもちろんのこと、過去問をたくさんこなし、4択や穴埋め問題での失点を減らす努力をしました。
f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
「ICUの入試は特殊だ」とよく言われています。確かにちょっと他大学と違っていますが、他大学のための勉強と十分両立できます。他大学のための勉強で知識を得て、ICUの過去問を解いて慣れればいいだけです。ICUの対策としては、本当に「慣れ」が一番大事だと思います。
8. 最後に一言
しっかり過去問をこなせば、必ず合格できると思います!頑張ってください!