ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2025(19) ちゃむさん
<お名前>
ちゃむ
<プロフィール>
出身高校 都内の通信制高校
予備校あり
趣味 百人一首
部活 書道
総合型も受験しましたが、落ちたので一般も受けました。
2.受験形態
一般選抜
3.予想得点
人文社会 = 8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 10割
英語リーディング得点 = 9割
(共通テスト得点参考)
英語リーディング 100/100
英語リスニング 100/100
世界史探求 100/100
国語 142/200
4.併願校
早稲田大学国際教養学部
立教大学異文化コミュニケーション学部共通テスト利用
明治学院大学国際学部共通テスト利用
5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
高校2年生の終わりまで大学に行くつもりは全くなかったのですが、母の提案でICUなら学びたいことあるかもよと勧めてくれて、キャンパスツアーに申し込みました。そこで案内してくださった方が同じ通信制出身の方で、様々な挫折を経験していた私にとってはすごく希望の光にその人が見えました!!
その人にたくさん質問できて、その後もICUのことを調べていくうちにここなら大学行きたいかも!と思うようになり、ICUを目指しました。
6.ICUに期待するところ
ELAで英語の能力をしごいてもらえそうなところに期待してます。一年間英語喋ってないので、そこは心配ですが、なんとかなることを願っています。また、運動部にはいりたいです!
メジャーがたくさんあるし、自由がきくので、様々な勉強に挑戦したいです!!
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>
中学校時の闘病体験と高校で通信制に入って感じたこと、学んだことを書いて、弱者に手を差し伸べる存在になるためにICUで様々なことを学びたいと書きました。
<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >
百人一首と書道について書きました。
a. 人文・社会科学
予備校で一年間授業をとっていましたが、結局あまり効果は感じてませんでした笑
1番効果があったのは、過去問をとにかくときまくること!!
30個くらいは解いたと思います。
一月初めからスランプに陥り、人文が全然取れず不安になりましたが、そういうときは今までやったものを見直して根拠を持って選択肢をきるようにしたらなんとか持ち直せました。
現代文の対策は大いに助けとなると思います。
当日は精読を心がけて資料を40分で読んで、30分で問題を解きました。
時間がなくて焦りましたが、精読したおかげで選択肢をきるのは簡単にできたので、なんとか間に合いました。
わからない問題があったら諦めて飛ばすことが大事だと思います!
実際私も数問飛ばしました!
b. 総合教養(ATLAS)
ATLASの過去問を5周しました。
メモを取る練習は大事だと思います。聞こえたことほぼ全部かけるようにしてました。
今年から形式が変わりましたが、メモ重視なところがあったのでメモ取る練習はおすすめです。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
帰国子女なので参考になるかわかりませんが、一応書いておきます🙇
過去問を聞きまくってました。過去問以外はやってません。
イヤホンでは行わずに、スマホで鳴らして遠くに置くという方法でやってました。また、会場が結構音が響くと言う噂を聞いたので、最後の1週間はお風呂で反響させてやってました笑
お風呂でやってたからなのか、当日はまったく響いてる感じはしませんでした!
スピード早いし、メモとるとわけわかんなくなるのでメモは取らない主義でした。
<リーディング>
最初といた時は時間がなさすぎてパニックになりましたが、時間配分を決めてとく練習をしたら段々時間内に解くことができるようになりました。
穴埋め問題は結構文法出たりするのに、文法ボロボロだったので、文法を1からやり直しました。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
共通テスト後
共通テスト終わった後は全力でICU一本に絞りました。
併願する方は、ICU以外は基本共通テスト利用で出し、共通テストまでの1ヶ月は共通テスト対策に全力を出し、その後2週間ICUってやるのもいいかと思います。私はこれでなんとかなりました。
総合型の話
総合型選抜も出しましたが、落ちました。
総合型で合格する覚悟で書類作ってたのでショックでしたが、1日で切り替えて、本気で勉強しました。
総合型の結果がでるまではあまり一般の勉強に本気出していなかったので、10月からの数ヶ月は人よりも追い詰めてやらなくてはならなかったので、総合型の人でも一般の勉強をしっかりしておくのがおすすめです。
でも、あまり本気を出していなかったとしても10月からでも私みたいに全力出せばなんとかなるので、諦めないでください!
試験日
試験日は会場に着くとみんな天才に見えてビビりましたが、事前に作っておいた時間配分の紙を眺めながら音楽を聞いて精神統一してました。事前に試験休み時間何するか決めておいた方がいいです。あと、お手洗いは行ってください。
高校2年生終わりまで大学受験するつもりゼロだったのと、通信制高校なのもあって、得意な英語以外の科目はゼロに近い状態ではじめました。おまけに中学生3年間入院してたので、中学の基礎もなっていなかったです笑
そんな私でもなんとかなったので、同じような人もあきらめないでICUを目指して欲しいです。
予備校に通いましたが、予備校のお金を稼ぐためにバイトしながら通ったので、時間は人より少なかったかと思います。
時間が少なくても隙間時間にやったり、時間がある時は集中して勉強することができたら、遅れることはないので、時間がない人も諦めないでください。
8. 最後に一言
最後まで諦めないでがんばることが1番大事だと思います。
あと試験を楽しめるようになると強いと思います。実際、私は試験会場到着したばかりはビビりまくりましたが、試験開始のときには楽しむ精神でこの紙解けばICUにいけると思ってるんるんで解きました。
(追加の質問)
・「事前に作っておいた時間配分」を教えてください。また、実際の試験での時間配分はどうでしたか?
<人文・社会科学>
事前予定していた時間配分:
資料読解:35分
問題解答:30分
見直し:5分
※2025年度から試験時間が70分に短縮されたため、80分時代の過去問も70分で解く練習をした。
実際の試験での時間配分:
資料読解:40分(予定より5分オーバー)
問題解答:30分
本番では慎重になりすぎた結果、資料読解に時間をかけすぎてしまった。設問16問に16分かかり、残り15分で半数以上の問題が未着手という状況になってしまった。そこからは「わからない問題は捨てる」と割り切って、なんとか最後の問題までたどり着いた。2分余裕ができたため、最後にわからなかった問題を適当にマークした。
<英語リーディング>
事前予定していた時間配分:
Part1-1, 1-2:各15分(*2025年度からPart1-3はからなくなった)
Part2:11分
見直し:4分
解く順番:
Part2(知識要素が多いため最初に解く)
↓
Part1
Part2を先に解くことで得点率が向上。わからない問題は「他の人もできない」と割り切り、早く解く練習を徹底した。
実際の試験での時間配分:
Part2:11分
Part1-1:13分
Part1-2:16分
見直し:5分
問題変更は予想通りで安心感があり、予定通り進行。見直し時間も確保できた。
<総合教養>
事前の時間配分:
5分見直し時間を取る、それ以外は臨機応変に(*2025年度から形式が変更されたため)
実際の試験での状況:
資料読解:
最初の二つが文学的内容だったため戸惑うも、共通テスト小説問題で学んだ読み方を応用して要点を掴むことを意識。最後の理科系文章はほぼ未読。
問題解答:
知能テスト的な形式で楽しく感じたものの、問題数が多く後半で焦る展開に。試験終了と同時に解答を終えた。10問ごとにマーク確認を行った。