ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

stephan

<プロフィール>

高校はいわゆるスポーツ校
部活に明け暮れた
大学1年

2. 受験形態

一般入試 転入本科(編入学)

3.予想得点

人文社会得点 = 約70%
総合教養得点 = 65~70%
英語リスニング得点 = 85%~
英語リーディング得点 = 85%~

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

少し現在の大学に不満があり、途中からほかの大学への編入を考え始めた。決意したのは新年明けの1月でした。

以前から知ってはいたがさらに友人から紹介された。
ICUを選んだ理由は一般受験で編入出来る点、リベラルアーツ教育、対話型の授業、そしてクセのある(といわれている??)ICU生たち。

6.ICUに期待するところ

リベラルアーツ教育=国際政治学、経済学、教育学、哲学
クセの強い人々

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

他大学と一線を画すカリキュラムである。従来の一方通行型の方法とは異なり、知識を得るだけではなく、さらにそれを踏まえた上で自ら意見を形成し議論する~ etc.. もう一つは、多様なバックグラウンドを持つ学生がいる環境での学びである。学術面においてはもちろん私生活の面においても、多様な自分とは異なった意見を目の当たりにすることで、当たり前や固定概念が消え、多角的な視点を持てるようになること~ etc…

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

学びたいことは、国際政治学、経済学、教育学、哲学と多くありますがどれも密接に関係しており、将来の目標である日本を代表する国際人になり、日本に貢献する為にとても重要であると確信しています。まず政治、経済を知らずして世界で日々起きている出来事を真に理解し、その出来事の表面だけでなく裏側まで思考を巡らせることは難しいと考えます。最後に哲学は学問の基礎であると考える。特に現代の膨大な情報に生きる中で哲学が与えてくれる批判的思考は学びの根幹を成す~ etc…

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

好んで行っていることとして「人との対話」を挙げた。

a. 人文・社会科学

問題自体は読み応えのある文章で難易度は過去問通り、難化も易化もしていなかったように感じます。他には知識問題が減っていたような気がします。
受験を決意したのが年が明けてからで1ヵ月しかなかったので人文社会は、過去問10年分以外には他に対策する時間はありませんでした。一応現役の時は世界史選択で世界史好きだったので、知識問題は世界史は落とさないように心がけました(が、当日は不安な回答もありました笑)。他の知識問題も日頃からニュースを見ていたり社会に関心を持っていれば対応できないものではないような気がします。一番重要なのは読解力と時間管理だと思います(読解だけで6、7割得点できる)。過去問を通して長い文章を強弱をつける読み方を身に受け時間内終わるように過去問をやりこみました。僕は25分くらいで一度文章の全体像をつかむようにさらっと読み、そこから設問にかかります。設問を説いているときは時間を気にしながら迷う問題があれば(知識問題など)飛ばしすべての問題に取り組めるように心がけていました。

b. 総合教養(ATLAS)

人文社会の過去問に慣れることを優先したのが良かったと思います。基本的には同じ読解なので人文社会の対策をしていれば合格点は取れるかと思います。パーIVの自然科学の問題も合格体験記を参考にして取れると思った問題以外は不安でしたがすべて勘でした(1,2問は必ず文系でも解ける問題がある)。
講義に関してはメモに必死にならないほうがいいと思います。細かいディテールのところは出ないので、とにかく理解すること、大筋のみメモするのがおすすめかと思います。
時間配分は基本各パート15分ですが当日はパートI.II.IIIで50分、IVに10分でやりました。文系の方は後者の配分でも良いのかなと思われます。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

通っている大学が国際系の学部なので英語は過去問以外の対策はしていないです。

アドバイスするならば、音読(シャドウイングよりもオーバーラッピングで十分)がいいと思います。一度解き終わった長文をわからない単語を全て調べ、文構造(SVOCをふり、関係代名詞やit, themなどの代名詞もすべて把握)を理解した後にネイティブの音に近づけながらひたすら音読するのがおすすめです。めんどくさいかもしれないですがこれで文法、長文、リスニング、少しスピーキングの対策になります。しばらくすると読むスピードも格段に上がります。遠いようで僕はこれが近道かと思います。あとは、YouTubeで息
抜きに好きなものを英語で見るのも大切です

<リーディング>

リーディング対策も上記を参考にしていただければと思います。

時間配分はI、IIまで各15分でやり、IIIを飛ばしてIVを10分でやってから最後に
IIIに20分残しで入るのがおすすめです。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

シス単。隅から隅まで覚えれば、合格ラインであればほかの単語帳は必要ないかなと思います。

時間配分と戦略が重要だと思います。それを重視して過去問をやりこむ。英語に関しては早稲田の国教やIELTS、TOEFLの問題にも触れておくといいかと思います。

あと昼休みは外の芝生に行くことをお勧めします。僕はこれで午後も集中力を保てました。

8. 最後に一言

合格だけでなく有り難いことに奨学金まで頂けました、4月からまた人生を生きたいと思います。

受験される方、特に編入での方最後まで諦めずに頑張ってください!

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ひょん

<プロフィール>

新潟の私立高校出身です
現役時は受験失敗して
1年間 宅浪をしてました

趣味は 映画観賞 サッカー などなど

部活は ハンド部でしたが 途中でやめました
体育祭の連合長をしました

特技というのもなんですが
韓国出身なので 韓国語が話せます
(小中高 日本育ちです)

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 7~8割
英語リスニング得点 = 6~7割
英語リーディング得点 = 7~8割

(センター得点 参考)
英語 R185 L44
国語 174 (現文88)
世界史100

4.併願校

首都大(前期) 外大(後期)
早稲田 文化構想

以下 センター利用(まだ結果出てないけど 多分合格)
青学 国際政治経済
同志社 社会学部
立教 社会学部 文学部
東京理科 経営学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

元々 国際的な学問を勉強したかったのでICUは現役時も視野に入れてはいましたが、
試験がなんだか面倒そうなので受けませんでした(大失態)

宅浪をすることになり 色々と国際的な大学を考えて
一回だけICUの過去問も解いてみるかと 解いてみたら
特別な対策はしなくても
国語 世界史 英語の勉強をすれば いけるかも と思い
元々 とても魅力を感じていたので 受験を決めました。

6.ICUに期待するところ

ELAや メジャーを後に選ぶなど よくICUの長所と言われているところも
とても楽しみですが なにより 他大学に比べて 学生の質が良いと聞くので

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私は韓国出身で、外国人として日本社会で生きてきました。そのような背景から、外国人共生社会についての関心が高いです。外国人との共生はこれからの日本でも、ますます重要になると考えます。昨年末には外国人労働者を受け入れる出入国管理法が改正され、外国人の就労が拡大されます。 そのため、中国やベトナムなどの国々から多くの人々が日本の先進した農業技術などを学びに訪れると考えられます。
そこで、私は 日本の先進した農業技術や環境技術の知識をもって、そのような方々と交流したいと考えています。そのため 英語を基盤として文系、理系を問わず農業や環境に関する知識と国際感覚を養うことのできる貴学を志望します。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

上記(志望動機)の通り、私は 外国人共生社会と日本の科学的な技術、特に環境技術や農業技術に関心があります。
外国人との共生のためには、質の高い多文化への理解、他言語の習得が欠かせないと考えます。そのため、様々な国の文化や歴史、そして現代の政治経済を、英語などの他国の言語で学びたいです。
また、このような異文化理解の基本となる知識や英語などの他言語運用を土台に日本の自然、食、農業の視点からの環境政策などを多角的な視点から学びたいと考えています。
加えて、貴学の対話型授業によって、自身の意見を的確に述べ、相手の意見を傾聴するディスカッション能力も高めたいという意欲を持っています。
以上の学びを、私自身の礎として将来はアジアを中心に国際貢献に関わりたいです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は人をまとめ、リーダーシップをとることが得意です。
中学では生徒会長を務め、高校では体育祭の応援団長を務めました。そのため千人以上の前で何度もスピーチをする経験をしました。また、仲間とともに何か一つのものを作り上げる難しさや喜びを知りました。
こうした経験を通して、リーダーシップを得て、さらに協調性を学ぶことができました。
この経験から得た力と、貴学で学んだことを活かし、社会貢献したいです。

a. 人文・社会科学

人文社会科学または自然科学 =
まず 伸ばすべきは読解力です センターをはじめ現代文の問題に多くあたりました。
中でも 石原千秋の「教養のための大学受験国語」は 参考書ではなく新書ですが
とても現代文力の 力がつきました おすすめです。

次に大切なのは 社会科目の知識です。
正直 ICUは 世界史選択者が結構有利なのかなって問題が多いです。
センター世界史を1問1答形式ではなく 全体的な流れの知識を
頭に入れておくと 結構文章が読みやすくなります。
特に 西洋の政治経済史と 文化史は頭に入れておいた方がいいです

世界史のオススメの参考書は
「時代と流れで覚える世界史」
「世界史ヒストリア」 です これを完璧にしたらセンター満点取れました。

そして最後に 過去問です
オンレクで ひたすら 過去問を解きました
オンレクは解説もとても面白いし 過去問を解くのが非常に楽しかったです
偏差値54以上を常に意識して解いてました。

ここからはだいぶ細かいアドバイスです
我流の人文社会科学の解き方なので 合う合わないはあると思います

1 章ごとに段落を振る (文章の流れが掴みやすくなります)
2 始まったら 最初の段落と 最後の段落を読む(だいたい、文章の主張が掴めます)
3 各章ごとを読んでから問題を解く ( 結構問題は文章の流れに沿うことが多いです)
(3の例外 問題が文の流れに沿ってないと気付いたらすぐ先に全文読んでから解いてました)
4 人名などの固有名詞は 文章の横にメモる(解答の根拠のサーチが早くなります)
5 考えさせられる問題は後回し

b. 総合教養(ATLAS)

総合教養は ひたすらオンレクの過去問を解きました。

大問1は必死にメモを取りました
大問2、3は 人文社会科学の対策がそのまま生かされます

大問4の自然科学分野は私文だったので 難しかったです
ですが 食らいつく姿勢は大切だと思いました。

2019の大問4の自然科学は 読んだら解ける問題なのに
自分は割とコレは捨て問だな と割り切ってしまった部分がありました。
後から 読んだら解ける問題だったと気づき ここのせいで
落ちたなと思っていました。 ここはすごく後悔した部分なので
文系の方も 食らいつけるだけ食らいついた方がいいです。

ただ 私文が この大問のために理科の勉強をしたりするのは
ナンセンスだと思います。
なんだかんだ自分もこの大問はできませんでしたが
他で取れてたのか 合格できました。

食らいつく姿勢 それだけ忘れなければ私文でも大丈夫です。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは ITPのリスニング教材と オンレクの過去問だけをしていました
自分は英語圏に行ったこともないし リスニングをまともにはじめたのも
12月くらいでした 最初は 5割くらいでしたが 毎日毎日聞き続けるうちに
会話文は結構聞き取れるようになってきました。

センター終わってからも
オンレクでの偏差値はリスニングは悪かったですが3日前とかになって
結構聞き取れるようになってきて、本番が今までで一番聞き取れた気がしました。
リスニングは毎日継続すれば ずっと伸び続けると思います
短い時間でも集中して毎日聞くのがいいとおもいます。

あとは細かいアドバイスですが
ICUのリスニングは間がとても短いです
なので マークは まともに塗りつぶさずに
これだ! と思った選択肢の マーク欄に 鉛筆で軽く印をつけておいて
リーディングのはじめとかに 綺麗に塗るのがいいと思います

問題用紙に印をつけると あとで マークするのに時間がかかるし
非効率的です

また 聞き取れなかった問題は すぐ捨てるのも大事です

<リーディング>

リーディングは かなり癖があるので特に対策が立てやすいと思います。
全体的な話で言えば

単語帳は ターゲット1900のレベルはもちろん
準1級レベルの英単語帳も完璧にした方がいいと思います。
ポレポレという参考書で構文とる練習もした方がいいです
速読につながります

次にICUの英語は 結構出題傾向が固まっています
必ず パラグラフごとに 問題が1、2問設定されているので
パラグラフリーディングは効果的です

最近の英語は時間制約も厳しいので
問題を先読みして どういうことが聞かれるか頭に入れてから
解答の根拠を探しながら読みました。
この方法はだいぶ効果的でした。

こういった自分なりの技術をオンレクの過去問を通して
養っていくのがいいと思います。

自己管理能力は試されますが 宅浪はその点 良かったです。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

文系は 誰かに教えてもらうことよりも
自習が一番勉強になると思います。

国語も 世界史も 英語も
本に書いてあることを覚えて 活用する それだけです。
あまり予備校や先生に頼りすぎないのがいいと思います

予備校に行った友達を見ていると
先生の話で翻弄されたり 授業を聞くことが目的になっていたり
友達との成績の比較で病んだり、無駄が多いな と感じました。

あまり他人は気にせず 過去問と自分との距離だけを
考えてください。

8. 最後に一言

ネットを探すと色々とICU対策の塾などが出てきますが
色々見た上で結論づけると
オンレクが一番いいと思います。
過去問の解説はとても丁寧ですし、 過去の受験者の中で出る
自分の偏差値はだいぶ 信憑性の高いものでした。

料金を高く感じる方もいるかもしれませんが ほかに塾に比べれば
コスパは最強です

私は間違いなく オンレクのおかげで合格できました。

某 ICU専門予備校の模試を外部生として受けたことがあります。
その時
「過去問は解かなくていい、同じ問題は出ないから。
それよりも 第一志望がICUなら 色んな大学の赤本をときなさい、
漢文や古文や理科も出るかもしれないから基礎から勉強しなさい」と言われました。

その時は反論しませんでしたが
自分はそれは間違っていると思いました。

過去問はその大学の傾向が色濃く出ます
英語や国語を完璧にする必要はないんです。
“第一志望の英語” “第一志望の国語”を完璧にすればいいのです。

それは 特殊と言われているICUも例外ではありません。
ICUにも傾向があり、しっかりICUの入試の解き方があります。

オンレクはその解法を身につけるのに最適なコンテンツでした。

実際 私は オンレクとセンターやマーチの過去問しか
していませんでしたが
その某塾のICU模試では170人中10位台でした
拍子抜けでした。

その塾の授業は本を読んでその本に関しての授業をしたりなんだり
本当に遠回りなことをしているなぁと感じました。(オンレクでいうとタコ踊りです)
生徒が試験と同じ形式の模試で点が取れないわけです。

基礎と過去問を制すものが第一志望を制します

 

・追加の質問

(宅浪をしていた時の様子を教えてください。また、自己管理の点で気をつけていた点はありますか? やる気の維持はどのようにしていましたか? )

(宅浪について)

私の宅浪生活ですが4月から8月は韓国に滞在していました。
韓国には住んだことがなかったので兼ねてから韓国での暮らしも体験したいと思っていました。なので、自由な宅浪の時間を使って韓国で一人暮らしをしました。

韓国にいた時は知り合いが韓国外語大の生徒だったので大学に潜って日本文化学(福沢諭吉とか)の授業を聞いたり、図書館や自習室で韓国の受験生の勉強量に触発されながら、勉強をしていました。

(余談ですが、韓国では受験生のために深夜3:00まで開いてる図書館もありました!)

9月からは新潟で本格的に宅浪をしました。

勉強に関して言えば、特に私文は暗記とその活用がほとんどなので、授業を聞くより自分で勉強した方が、私としては質の高い時間を過ごせたと思います。

(自己管理について)

正直言うと毎日うまくいっていたわけではありません。むしろうまくいかなかったなぁと思う日の方がすごく多かったです。それでも日々意識していたことがあります。

それは“完璧主義者”ではなく“最善主義者”になることです。

現役時の土日は朝7:00に起きて8:00までに学校に行くと決めたのに9:00に起きちゃった。なんかテンション下がって勉強せずにいつのまにか午後10時なんてことが多々ありました。

宅浪でもそういうことは必ずあります。しかしどんなに朝起きるのが遅くても、1時でも3時でも6時でも どっかのタイミングで勉強を始めればいいんです。別に一日潰しても次の日やれば大丈夫。

完璧より一日、一日最善を尽くす気持ちは前提として持っておいた方がいいです。
自分自身朝が苦手なので午後から始めた日の方が圧倒的に多いです。

次に箇条書きで1日をうまくいかせるために意識していた事を書きます。

1. 一日の勉強を夜振り返る
一日の勉強を夜振り返ることで
どんなに悪い1日でもリセットできます。
うまくいかなかった原因を考えることで次にも活かすことができます。

また、次の日の勉強計画を夜に立てておくと次の日起きた時目的意識が付きます。
自分だけの時間割を作っておくと良いと思いました。

2. 着る服やリュックは前日の夜 用意する。
これはすごく大切です。意志力は消耗するものなので朝の服選びや身支度で意志力を削らないようにしてください。

3.ベッドメイキングをする
これは アメリカ海軍の方が言っていたことです。
朝起きてベッドメイキングをする。
布団の方は布団をたたむ。
朝起きてすぐこの小さな行為を成し遂げる事が、1日をスタートさせる、うまく行かせるのにとても大切です。
不思議なことに今日はうまく行かなかったという日は大抵朝めんどくさくてベッドメイキングをしてない日でした。

勉強それ自体よりも勉強に取り掛かるまでの行動の方が何倍も大事だと思います。
勉強し始めた後は結構エンジンがかかるものです。
それよりも夜から朝にかけて0から1に入る過程を特に重視するようにしました。

(やる気について)

やる気の出し方は本当に人それぞれで難しいですが私は習慣に関する自己啓発の本を結構読んでいました。自己啓発から得られる情報それ自体も良いですが自己啓発本を読んでいるとシンプルにやる気が出ます。

また週に何度か運動も欠かさずしていました。運動はした方がいいです。運動しながら勉強した方がうまくいきます。

こういった1日のうまくいかせ方ややる気の出し方ってたしかに人によって違うと思います。長文になりましたが 受験生の皆さんが何か得るものがありましたら幸いです。

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

すん

<プロフィール>

高校:広島の中高一貫校です。
塾:誰も知らないような地域密着型の小さな塾(自習室利用のために通っていました。)
部活:高校がSGH校だったので、グローバル系?の団体に所属し様々な活動をしていました

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8~9割
総合教養得点 = 7割
英語リスニング得点 = 5~6割
英語リーディング得点 = 5~6割

(センター得点参考)
英語:164点
国語:136点
世界史:81点

4.併願校

立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

元々、ICUという名前すらも知らなかったのですが、高校にICUを卒業された先生がおり、その先生から、ICUの入学式では世界人権宣言に新入生全員が宣誓するのだという話を聞き、そんな高い意識を持った大学が日本にあるのかと衝撃と興味深さを覚え、調べ始めた事がきっかけです。

私は元々、国際関係学を学びたい、また、英語のスキルを身に着けると同時に第2外国語も習得してみたいと考えていて、その私にとってICUの環境は理想的でした。国際関係学がメジャーとして独立して在ること、コースが非常に豊富で自由に深く学べる事、対話が容易な環境、ELPプログラムや豊富な留学制度、英語以外の語学が学べる事などが決め手でした。また、パンフレットを読んでいてICUの考え方がすごく気に入りました。

6.ICUに期待するところ

国際関係学他、開発研究、平和研究、哲学宗教に興味があり、学びたいです。興味のおもむくまま自由に学びたいです。また、授業を受ける中でプレゼンテーションスキル、コミュニケーションスキルを身に着けられればと思います。周りの優秀なICU生からたくさんの刺激を受けることを何よりも楽しみにしています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ICUを卒業された学校の先生から、ICUでは入学式で世界人権宣言を新入生全員が宣誓するという話を聞き、おもしろい大学だと感じ、また、その文化にICUの確固とした理念や信念を貫く姿勢が表れているように思い共感し、興味を持った事がきっかけです。ICUを志望する一つの理由は、私は国際関係学を中心に学びたいと考えており、リベラルアーツや豊富なコースなど広い視野でその学問を自由に追求できるICUの環境に惹かれたからです。もう一つは、ICUの語学教育にあります。私は、英語力の向上と中国語の上達を目指しているのですが、ICUの英語プログラムや第三言語の習得を積極的に進めてくれる環境が私にとって理想的でした。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は、以前から国際問題に関心があり、それを学問的に見ていきたいという想いから多角的な視点から国際関係学を中心に学んでいきたいと考えています。そして私は、社会の対立とイスラム教の関係について考えさせられた経験があり興味があるので、ICUのリベラルアーツ制度を活かしイスラム教の文化や思想を学びたいと考えています。その上で、イスラム教徒と世界がどうすれば共存できるか探っていきたいです。さらに、私は日本の戦争加害面について関心があるので、大学でもっと学びたいです。この問題は複雑で一つの視点では見れない問題なので、様々な価値観や批判的な思考が許されるICUで勉強したいと思っています。また、私は学内の学びだけではなく、国際サービスラーニングに参加し、実体験として発展途上国の現状を学びたいと考えています。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は、これまで数多くの模擬国連に積極的に参加してきました。この活動で楽しかったのは、本番の会議での優秀な生徒との議論もそうでしたが、何よりも準備段階での政策立案でした。限られた条件の中で現実的に最善の政策を生む過程は有意義なもので、考えることが面白いと思えました。これらの経験を通して、今まで無知だった国際問題を深く知ったり、問題意識をもって批判的に考える癖がついたりと自分自身も成長できました。

a. 人文・社会科学

今年の人文社会科学はいつもより簡単だったように感じました。分かりにくい考え込むような読解問題がそんなに無かったです。ここ近年のものは、昔と比べて知識問題が減り読解問題に比重が多くおかれるようになっていると感じます。なので、知識の部分はそこまで気にする必要がないかなと思います。知識問題は世界史からのものが主になっています。

対策は、オンレクからの過去問人文科学、社会科学含めて10年分以上解きました。何度か解く中で、自分なりの解き方を模索していきました。自分の場合は、開始直後すぐに、ページをめくって、章はどれだけ細かく分かれているか、文章の長さ(どれだけページ数があるか)等を確認して、設問を見ていき、一見して知識問題と分かる問題を解いていく、というのを最初の5分でやってから、文章を読み始めるようにしていました。この過程で、目に入る情報から、どういう系統の話か、という事もはじめにさらっとですが確認できるので良かったと思います。そして、文章は章ごとに読んで、答えられる設問を解いていきました。全部読み切ってから問題を解く方法だと長すぎて内容を忘れてしまうし、設問ごとに文章を読む方法だと流れを把握ししにくく分掌も楽しめないので、章ごとにという方法が最適でした。文章を読む時は、筆者の主張や重要なところに線を引いて、引用などで出てくる人物や作品名に印をつけて、設問で問われた時に探しやすいようにしていました。他、内容理解では記憶で答えずちゃんと本文の根拠と照らし合わせる事、設問の条件を正確に読み取る事等に気をつけていました。

解き終わった過去問は、復習をして、全てではないですが章ごとに要約をするようにしていました。要約は、文章の構成や展開が以前より分かるようになり、効果がありました。

過去問以外の対策はしていませんが、学校の現代文の授業で、センターの過去問を解いていました。センターを解くことで読解力が上がりました。

知識問題の対策はそんなにしていません。ただ、過去問の中で出てきた知識問題を書いてまとめました。まとめたものを見て覚えるというより、書いて記憶に残らせるといった感じです。世界史選択でしたが、学校の進度が遅く、学校の授業が終わるギリギリでようやく近現代史が終わったので時間がなく、世界史の復習に時間を割くよりも英語などに集中した方が良いと思い、復習しませんでした。センター直前に教科書だけを読み、古代中世をさらっと復習したくらいです。しかし、現代史以外はそれまで時間をかけてしっかり勉強していたのと高2まで日本史も選択していたこともあり、うっすらとある記憶を頼って知識問題はまあまあ大丈夫でした。

b. 総合教養(ATLAS)

今年のは、読解が中心で例年まあまあある知識問題がほとんど無くなっていて、ちょっと拍子抜けしました。やっぱり読解力をより重視ししてきているのかなと思います。今後もそうなる可能性が高いと思います。

対策は、今までの過去問とBUCHOさんがupしている演習問題を解きました。(全ての演習を解ききる事はできませんでした…)解いて、間違えた問題を復習し、知識問題は人文社会科学と同じように書いてまとめました。講義パートは、意外と細かい所も問われるので、大きな流れに加え、年代や数字、人物、作品名、出来事などをメモしました。時間が厳しく、1パート20分で収められるように気をつけてやりました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ここ近年のリスニングは、発音が本当に分かりにくくて難しいです。本番の音声もかなり聞き取りづらかったです。Part 1の会話も講義パートも昔より長くなっています。

対策は、10年分以上の過去問を解いて復習を中心にしました。過去問を多く解くことで、会話パートはテンポも分かるようにになってきてある程度解けるようになりました。(講義パートは全然慣れませんでしたが…) 復習は、Part 1の音声を使ってディクテーションをしました。Part 2,3の音声は何回も(10回くらい)集中して聴いて、たまに音読やシャドーウィングをしました。さらに、解き終わった過去問のリーディングのボイスエイドを聴き込んだりしました。また、通学の電車の時間を使って、定番ではありますがtedを聴いたり、昔解いて忘れているような英語の過去問の音声を集中して聴き直したりしていました。

<リーディング>

本番は、近年の傾向通り長文が3つ、穴埋め1つといつも通りでした。ただ、最後の自然科学系の文章が専門度が高く難しかったです。時間内に終わらせる事はできませんでした。

対策は、過去問を始め、TOEFL用のリーディング問題集やトフルゼミナールの完全予想問題集、Amazonで手に入れた洋書のリーディング問題集を使って、学術的な文章ばかりを読みました。(これらの問題集を最後まで解き切った訳ではないです。)直前期は、過去問だけを集中的に解きました。

復習する時は、改めて読み直しながら分からない単語にマーカーを引いて、単語を調べた上で読み直しました。英語を英語のままで理解するようにし、和訳を使わないようにしました(どうしても分かりづらい文があれば、そこだけ和訳を参照しました。)間違えた問題は、本文の根拠を明確にするようにし、その根拠となる部分に線を引きました。また、復習し終わった文章は、5分や10分など時間を決めて速めに読み直し、速読ができるようになるよう、その文章に飽きるまで練習しました。

長文が3つになってからの英語は、一つ15分しか時間をかけれないので、自分にとって厳しかったです。素直にそのまま読んで答えたのでは、そもそも物理的にも時間が足りないと感じたので、設問を先に読んで、パラグラフごとに答える方法に変え、問われていないところはさらっと読むなど緩急をつけるようにしました。(それでも厳しかったです)長文が3つになってからまだ年数が浅く、まだそのような過去問が少なかったので、1年分の過去問と他の過去問の一つをくっつけて時間内に解くなど、本番になるべく近い状態でやって感覚を身に着けられるよう工夫しました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの試験に通るため"だけ"の勉強にならないようにするべきだと思います。例えば、英語を勉強するのはICUのELAで良いスタートを切るためだとか、普通に英語ができるようになりたいだとか、目的はたくさんあればあるほど良いと思います。私自身、この1年、試験のためだけに勉強していた訳ではなく、英語は、今はスピーキングやライティングは無理でもリーディングやリスニングを何とか上達したいという思いでやっていたし、世界史は、ICUのためという意識より、ただおもしろかったので誰よりも多くの時間をかけて勉強をしました。入試のたった1日に点をたくさん取るためだけに勉強していると、不安や焦りも感じやすくなるし、人間は苦しくなるものです。目的が複数あると、楽しいしモチベーションも保ちやすくなります。(精神論になってしまい申し訳ないです。でも、勉強する時に精神論は大切だと思います)

試験の日は、今まで過去問を解いてきて気をつける事などを科目ごとにwordでまとめた紙を持ってきて、休憩時間などに見て、精神を落ち着けていました。このような紙をつくってくるのはおすすめです。試験前、試験中は、合格できるかどうか緊張して不安でどうしようもなくなるかもしませんが、とにかく試験で少しでも多く点数を取れるよう、目の前の問題だけに集中する方向に気持ちを持っていく事が肝要です。開始の合図までは、イメトレをずっとしておくのが良いと思います。

また、試験中の話ではありませんが、私は広島から試験を受けに来たので、とにかく移動で死ぬほど疲れました。重い荷物を持って広い東京駅を歩き回り、ホテルにつく頃には一歩も動けませんでした。早めにホテルに着いて翌日のために勉強をしようと思っていましたが、大量に勉強道具を持ってきたくせに全くできず後悔しました。地方から東京に受けに来る人は、荷物をなるべく少なくしていく事(いるかな?と思って持ってきた物は大抵使わずに終わります。勉強道具をたくさん持ってきてもしょうがないです。)、買い物は最大限、土地勘のある地元で事前に済ませて置く事が大切です。疲れを試験の日に持ち越さないようにしましょう。

8. 最後に一言

オンレクの、大量の過去問を自分の好きなタイミングで解いて慣れるという方法は自分に合っていてとても良かったです。本当にありがとうございました。

指定校推薦もAO入試も駄目になり、最後の手段として一般入試を使いましたが、一般入試で通って良かったと思っています。英語の対策を通して、リーディングやリスニングが以前と比べ、断然出来るようになりました。人文社会科学の対策をしたおかげで、日本語の読解力もより上がったと思います。何より、文章が楽しく新発見や考え直させられる機会が多くありました。有意義な勉強が出来たと思っています。

合格発表前は、駄目なんじゃないかと思いましたが、合格して本当に良かったです。

ICU入試合格体験記2019

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ちゃーりーぱぴこ

<プロフィール>

私立中高一貫校大学付属

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会得点 = 7割
総合教養得点 = 8~9割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 8~9割

4.併願校

明治大学 国際日本
早稲田大学 国際教養

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

中学のときにICU highに興味をもち、その時からICUのことは知っていました。高校生になり受験を考えたときに、昔興味があったこともあり自然と選択肢にあがりました。
元々国際教養や、教養学部に行きたいと考えていたのだ、他大学の教養学部なども実際に行ったりして検討しましたが、ICUの雰囲気、カリキュラムなどが1番だと感じました。

6.ICUに期待するところ

まずはICUの多様で国際的な環境を活かした英語力の向上に期待したいです。
また、軸となるメジャーはもちろん、多種多様な授業の受講を通して自分自身の思考力を発展させていきたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

本物のリベラルアーツならICU。校長先生のこの言葉が、私とICUを結び付けました。外資系で働く母の影響もあり、大学でビジネスを学び、将来は世界を舞台に活躍したいと思っています。ICUは、文理の区別なく、ビジネスに必要な、多岐にわたる幅広い知識を学べる、私にとっては最適な環境です。特にICUでは、個というものが強く求められ、自らが求めるものを学ぶといった積極的な姿勢が必要となると強く 感じています。また、外国籍の方も多く、異なる文化や多様な価値観の中、多くの刺激を受け、新しい学びをたくさん見つけたいです。未知の自分に出会うことは不安もありますが、成長したい気持ちが強く、 ICUで学びたいです。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

まずは、大学生活を通して、生きた英語を身に付けたいです。知識としての英語ではなく、母国語である 日本語と同様に、自身の考えや思いをしっかりと伝えることができるコミュニケーション力として、英語を使いこなせるレベルにしたいと思います。ビジネスに通じる学びとしては、将来は金融系の企業で働きたいので、経済学、経営学などのベースとなる知識と共に、購買活動の軸となる人の行動特性や心理といった内面の部分についても学びを深めたいです。また、中高での部活で吹奏楽班に所属していたこともあ り、音楽とビジネスの融合にも非常に興味があります。音楽という人の感性に共鳴する形のないものを、 ビジネスという現実的な経済活動とどう融合し、社会に貢献できるかを、歴史や音楽という学びを通して探求していきたいと考えています。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

幼い頃からピアノや新体操、中学では部活の吹奏楽でフルートに出会い、高校では文化祭で友人とバン ドを組みドラムを担当するなど、私の生活には音楽とリズムが常にあります。上手と言えるほどの腕前で はないですが、なにより音楽やリズムに触れていることが楽しく、夢中になれる瞬間です。また、コンクー ルや人前でのバンド演奏など、一瞬の成果を求められる緊張感のある体験を通して、集中力を養うこと ができたと自負しています。

a. 人文・社会科学

オンレクを解ける分だけひたすらときました。人文社会のために新しい知識をいれる、というよりは、長い長文をいかに早く、丁寧に読むかが大事になってくると思います。知識問題はある程度割り切る事も大切です。しかし、キリスト教や倫理に関しては、知識暗記はしなくても、大体の流れを理解しておくといいと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

これもオンレクをひたすら解きました。オンレクにしか過去問がないし、範囲が特にないので対策のしようがないと言えばそれまでですが、読解ができれば解ける問題もありますし、知識問題も持っている常識をフル活用すれば答えが導けるものもあります。現代文の参考書に目を通したり、日頃からニュースなどに気を配ることがいいかな、と思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

これもオンレクだけです。ICUの試験当日は緊張をほぐすこともかねて、朝からpodcastsやTED talkを聞いていました。英語の試験前の休み時間も聞いていましたが、結構スマホをいじる人が多いので、気にせず聞いていました。リスニングの本番はすごく早く感じました。TOEFLのリスニングを1.5倍くらいで楽に聞けるレベルまでいければ余裕ができると思います。

<リーディング>

オンレクを解いただけですが、TOEFL ibt 95はありました。長文の比率も高くなったので、早く丁寧に読めるように長文に慣れることが大切だと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの入試はほかの大学と全く違うので模試の結果やオンレクの結果が悪くてもあまり落ち込まず、自分の努力、勉強量を信じて自信を持って受けることが大切だと思います。

8. 最後に一言

オンレクには本当にお世話になりました。これがなかったら受かってないと思います。

B方式も受けましたが、TOEFLのスコア郵送が間に合うか微妙だったので、IELTS6.5で出願しました。一次が通ったので安心しましたが、スコアが高くて悪いことは無いと思うので、B方式に出す人はスコアの郵送などは余裕をもってちゃんと確認するべきです。

ICU入試合格体験記2019

1.お名前、プロフィール

<お名前>

ビーバー

<プロフィール>

地方の私立高校
国際コースに所属しており、2年次に1年間海外へ留学しました

2.受験形態

AO入試入試

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高いレベルでの英語教育、幅広い知識が得られるキリスト教系の大学を探している際、ネットで情報を見つけたことがきっかけです。

6.ICUに期待するところ

リベラルアーツ教育で、いろいろなことを深く広く学びたいと考えています。様々な人と出会い、多文化の中で生活してみたいです。チャペルアワーにもぜひ参加したいです。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

留学の際学んだ宗教の影響に対しての自分の思いをメインに書きました。ICUで、リベラルアーツ教育を受けたい、キリスト教精神を大切にしている大学で学びたいと、経験を交えて書きました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

先ほどのように、経験を元に哲学・宗教学メジャーをとりたいと書きました。他にも、人類学や国際関係学など、国際社会で活躍する上で必要となる幅広い知識と物の見方を得たいと書きました。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

自分が具体的にどのような研究をしてみたいか、どのような人材を目指しているかをまとめました。ICU出身の日本人として頑張りたいと結び、まとめました。

b.エッセイ

3のテーマ(あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験)でした。

留学中に感じた宗教が与える影響の強さ、新しく見つけた自分のアイデンティティなどをまとめました。自分がどう感じたのか、問題が起きた時にどのように対処し、解決へと向かったのか、というようなプロセスを大切にして書きました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

実際に目標にしている人物を挙げて書きました。寮長としての経験と、国際協力系のプロジェクトのリーダーとして活動した経験をまとめました。客観的に書くことが大切だと思います。

d. 推薦状2通

一つは担任の先生、もう一つはホームステイ先のお父さんに書いてもらいました。海外へ輸送、翻訳など大変でしたが、違う視点からの推薦状は書いてもらってよかったなと感じています。

e. 成績書類

TOEIC895点と英検準一級です。評定平均は4.8ほどだったと思います。

f.一次試験(書類審査)のポイント

全ての書類に一貫性を持たせること、様々な人に添削してもらうことが大切だと思います。客観的に書くことが大切です。

g.面接 (二次試験)

(1)米科学雑誌の表紙から得られるイメージ(2)世界終末時計の針の動きのグラフの特徴を挙げ、なぜそうなったか考えを述べる(3)試験日現在、世界終末時計は何時を指していると思うか。でした。
ディスカッションでは、テーマは科学と政治でした。ほかの人たちの知識の深さや、まとめかたの上手さに圧倒され、無理かもしれないと思うことが多かったです。ですができるだけ話す、目を見る、などのアティチュードを大切にしました。

h.二次試験のポイント

わからなくても自信を持って答える!面接官の目を見て、笑顔でハキハキと話すことが大切だと思います。ディスカッションでも、参加したい!という姿勢を態度で示し、自分だけ違う視点で考えてみたり、経験を混ぜるといいと思います。私は留学先であった経験を話しました。
最後まで諦めずに取り組んでほしいです。
二次試験はみんなが仲良く関係を築くことができ、本当に楽しい時間を過ごせると思います。一緒に受かろう!とみんなで言うことにより、緊張もほぐれるし、楽しんでやる!という心意気でいけると思います!

8.最後に一言

AO入試は夏休み前から取り組んでください。新聞を全ページ毎日目を通し、社会情勢に詳しくなっておく必要があります。グラフの読み取りや、1分で話す練習なども出願したらすぐ始めると良いです。
私は塾には通っておらず、心細く不安になることも多かったですが、このサイトに助けられました。先生を頼ったり、本を読んだり、自分の人間力を高めようなつもりで頑張ってください!

・追加の質問

(TOEFLではなくてTOEICを選択した理由、TOEIC対策と評定平均を維持のためにやったことを教えてください。)

TOEICは留学から帰ってきた後は毎月受験していました。学校が推進していたのはTOEICだったため、TOEFLではなくTOEIC中心に受けていました。TOEIC対策としては問題を何度も通して行ったり、苦手なパートだけの問題集を買って取り組みました。
評定平均の維持のためには、定期試験で確実に高い点数を取り続けることを意識していました。