ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2001(20) - α‐EX(一般)

1. お名前

α‐EX

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

高校:某大学付属校出身(ICUに受かったのは、私が4年ぶりとか)茶華道部
予備校:河合塾松戸校、池袋校(ICU対策のため夏期、2学期、冬期に通った) サークル:SCH(スポーツクラブハウス)の117にいます。

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2001年4月
合格:語学科
第1志望:教育学科 第2志望:語学科

4.併願校

早稲田(一文)
↑担任に勧められて、小論対策全くせず受験、ソリャ落ちる。
青山(心理学)
↑新設だったのでただのミーハー、過去問対策せず、英作文で沈没。
独協(英語)
↑ICUの次に入りたかった大学。奨学金をもらえたけどICUへ。
神田外語
↑センター利用で、センターの勉強を全くしてなかったので沈没。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

 高3の始めに大学探しをしていて知りました。リベラルアーツ、ELPと言う定番の謳い文句に引かれて、そのレベルも知らずに入りたいと思うようになっていました。カビラ・ジェイが出身と言うのも気に入った(笑) 夏にICU対策の講義を受け、同じ大学を目指す人たちの雰囲気や、ICU出身の講師陣が気にいり、さらに入りたいと思うようになりました。

6.入学してからのICUの印象

   私がICUに入って一番楽しんでいるのは、ICU生の濃い人柄ですね。皆濃い。とにかく濃い。それが逆にとても心地いいんです。人間の距離感が良い。それとやっぱり色んなBackgroundを持っている人たち、教養がある人たちと一緒にいるのは楽しいです。私の部活はかなり少人数ですが、実質今8人いるうち4人帰国子女、一人ハーフと国際性も豊かで、アルコールが入ると会話が英語になったりします(ドイツ語、韓国語、フランス語なども出ます)楽しいですよ。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

 素直に書くのが一番だと思います。何を勉強したいか、などを聞かれた記憶がありますが、私は大学に入ってから探したいと言うようなことを書いた記憶があります。書くスペースが小さかったので、簡潔に書いたつもりでもはみ出していました。

b. 一般能力考査

 ある程度パターン化されているので、慣れれば解ける問題も多いと思います。わからない問題は印をして、スパスパ先に行ってしまうのがコツだと思います。あとで戻ってやってみたら、電球にぴかっと光が付く時が結構ありました。

c. 人文科学考査

 初めて過去問を見た時は、途方にくれました(笑)過去問を解く以外でやったことは、本(新書の類)を読むことぐらいです。解く時のコツは、問題をさらっと読んで内容を確認してから、読みながら解くと言うことですかね。じっくり読めば、答えは見つけられると思います。はじめは絶対解けないと思っていましたが、頑張って喰らい付いていけば道は開けると思います。

d.社会科学考査

 人文学科と同じです。

e. 英語学習能力考査

 受験英語以外でやったことは、洋書(「キッチン」の英訳)を読んだことです。文法を聞かれるわけではないので、わからない語彙があってもコンテキストから読み取れる力があれば問題は解けると思います。語彙に気をとらわれて全体を読み取る力が弱いと難しいと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

 前日はぐっすり寝ましょう。試験は体力勝負です。ちなみに私はリスニングの時かなりうとうと起きたり寝たりを繰り返していました。睡魔に打ち勝つのが勝利の道。あと、ICUの暖房設備上、部屋の中でも寒暖の差が激しいので、どちらでも適応できる服装をしていくのが良いと思います。

8. 最後に一言

 私の場合は、一般的に言われているレベルに関係なく、入りたいと思った大学に入れました。好きこそ物の上手なれです。未だになぜICUに受かったのか分かりません(苦笑)頑張ってください。