ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2002(5) - ジャンク(帰国生特別)

1. 名前

名前: ジャンク

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

出身高校:私立江戸川女子高校
部活:水泳

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2002年4月(帰国生特別入試)
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科 第2志望:国際関係学科

4.併願校

上智大学法学部地球環境法学科
上智大学法学部国際関係法学科
明治大学法学部法律学科
法政大学法学部法律学科
慶応大学総合政策学部
早稲田大学法学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

 中学生の時一時帰国をして大学廻りをしていた姉についていって雰囲気が好きになりました。それ以来高校入ってから3年間を通して第一志望でした。

6.ICUに期待するところ(ICUで勉強したいことなど)

 社会科学にとどまらずに他学科の科目も勉強してみたいです。(国際関係、語学など)

7.受験対策(4月帰国生特別)

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

 樋口裕一著「ぶっつけ小論文」の志望動機書の書き方を参考にしながら別の紙にまずメモを作って自分が本当に何をしたいかを考え、まとめました。志望理由のみならず色々質問は書いてありましたが、直接清書せず、行数に合わせて下書きをしてから簡潔にまとめるようにこころがけました。

b. 一般能力考査

 国語系と数学系がメインで、あとは図形の同じ物を選べと言うのが出てました。いろはうた、四字熟語、ことわざは知ってれば知ってるほど使えるので便覧などを使って覚えておくと良いと思います。社会系は常識程度に知っておけば良いし、歴史系は問題数が少ないので、あまり気にしないで良いと思います。

 トフルゼミのICU模試を受けておくと良いですよ。一般能力考査も実際解くし、どういうタイプの問題が出るかがわかります。同じ問題など出ませんが。70分がどのくらいかとか時間配分など本番さながらでできるのでおすすめです。
 

c. 英語学習能力考査

 リスニングは一度しか流れないので、聞き逃したらもう開き直って適当にマークをつけておくべきです。心理的にも悪影響を及ぼします。英語(リー、リスともに)は人並みではかなりきついです。ICUの入試の評価の仕方はバランスを見てくれるものですが、帰国生には英語力をやはり期待してると思います。だとするとどちらかと言うと英語圏がやや有利かもしれません。英語は得意だからと言って侮るといけません。確かに問題は癖が無いのですが、だからといって決してカンタンではありません。

d. 小論文

 小論文は記述に慣れる事から始めましょう。いきなり何百字かけっていってもできるはずはない。だとしたら現代文とかの問題文の何字要約から始めてはいかがでしょう?あとは参考書は自分で立ち読みしてフィーリングに合ったものが良いと思います。

e.の他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

 絶対風邪は引かないで下さい。ましてや熱なんて出さないで下さい。ICUの試験当日は長丁場です。つまり体力勝負です。ベストの体調で臨んでも想像以上につかれます。行くだけでつかれる上に、集合時間が早く、精神力もかなり要求されます。病気をしていたらかなり大変だと思います。

8. 最後に一言

 確かにICUの入試は世間とはズレてて変かもしれません。そんなICUの入試を突破するのに必要なのは学習能力と相性です。頭は常に柔らかくして、リラックスしてください。努力は報われるはず。それだけICUにこだわり続けて勉強できていられれば。ICUと併願校の勉強をこなすのは至難のワザと言われています。まず併願校の勉強をして息抜きにICU対策をするのがいいでしょう。 とはいってもキチンとやらなければ合格できません。そんなときは普通の受験科目とICUの受験に共通する所を見つけて勉強してはどうでしょう? でも、どこまで頑張れるのかは自分次第。 諦めないで、最後まで頑張ってください。