ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2003(11) - あき(一般)

1. お名前

あき

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

私立西南学院高校出身
趣味:読書・映画観賞

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2003年4月
合格:国際関係学科
第1志望:国際関係学科 第2志望:社会科学科

4.併願校

上智大学・法(国際関係法)→○
慶應義塾大学・総合政策→○
青山学院大学・国際政経(国際政治)・A方式→○
立命館大学・国際関係、国際インスティテュート・センター出願→×

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

 どうせ勉強するなら徹底的に、そして周りの人からいろんなことを吸収できる環境で学びたいと思い、国際関係学を学ぶことのできる大学をランク順に並べているページを見てみると1番上に国際基督教大学という名前が。興味を持ち早速パンフレットを見てみると学科の垣根がひくく自分の好きな事が広く学べるという特色にまず惹かれました。そしてなんといってもツボだったのはELP。他大学の三倍というこの徹底的な英語教育プログラムの紹介を読み、私の第1志望大学が決まりました。

6.ICUに期待するところ(ICUで勉強したいことなど)

   上にも書きましたが、ELPをかなり楽しみにしています。在学中に留学できるよう頑張りたいです。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

 上に書いたICUの志望理由と将来の希望をからませて書きました。

b. 一般能力考査

 過去問に出ていたのと全く同じ問題(図形の面積を求めるもの)が一問出ました。問題形式は例年と変わらず。推論系の問題が難しかった気がします。赤本などの一般能力考査を何度も解いて慣れておくと良いです。SPIの対策本を買って数学系の問題の練習をしました。

c. 人文科学考査

 文学系の過去問を多く解いていたので問題文を読んですこし戸惑いました。しかし読み方の基本は一緒。集中力がものをいいます。人文・社会に共通して言えることですが何度も過去問を解いていると○○のことはこのページのここらへんに書いていた、というように記憶できるようになるので読み慣れは大事だと思います。

d.社会科学考査

 問題文中にあった説明をもとに計算式を作る問題もあり、なかなか幅広かったような記憶が。知識問題が殆どなかったのでほっとしました。新聞を読む癖をつけておくと背景知識があって読みやすくなります。今年の問題文は9・11テロや北朝鮮問題など最近の情報も載っていました。

e. 英語学習能力考査

 リスニングは秋くらいからNHKラジオを毎日聞き、1月から過去問とTOEFL対策本で勉強しました。リーディングも12月くらいからICUの英語を一通り解き、あとは基本単語を復習。私はDUOを愛用していました。入試直前にはよく出るトピックの英文を読み背景知識を蓄えました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

 リスニングの練習は人のいるところでやったほうがいいかもしれません。私はいつも自分の部屋で一人でしていたので本番では周りの人の鉛筆の音が気になり集中力がとぎれてしまいました。ICUの入試は他大学の入試と異なりあまり暗記力を必要としません。だからこそ本番の集中力が大事!!みんなが初めて見る問題・文章なんだから、興味を持ち、入り込んだもの勝ちです。そして長丁場の体力勝負。チョコレートを食べたり、隣の人に話しかけたりとリラックスする時間が大切です。試験監督の先生もフレンドリーで入試自体比較的リラックスして受けれるので入試1日を楽しんでください。

8. 最後に一言

 ICUの問題を解いて初めて楽しく受験勉強をするということを知りました。新聞、テレビ、友達や家族との会話などあらゆるところで私達は学ぶことが出来ます。何事にも好奇心を持つこと、本当にこれがICU受験対策の極意です。