ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2003(17) - よぴこしゃん(一般理系)

1. お名前

よぴこ

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

福島県立磐城女子高校
代ゼミ(夏、冬は代々木校、いつもは地元のサテライン)
ピアノ、クラシックバレエ、食べること☆。

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2003年4月
合格:理学科
第1志望:理学科 第2志望:教育学科

4.併願校

N/A

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

 高2の夏にICUを見て一目惚れしたものの、高3の夏までずっと医学部志望でした。夏に予備校でICUコースと、医学部コースをとったら、ICUのほうが私に向いている気がして…。本当に悩みました。ICUに行きたいけど、医者にもなりたい。きめては、医大の説明会でした。頭は良さそうだけど熱意はなさそうな子供、子供より熱心にメモをとる親。私は失望しました。そこで、大変ではあるけれどICUに入りメディカルスクール留学をめざして勉強する道を選びました。

6.ICUに期待するところ(ICUで勉強したいことなど)

 私がICUを選んだ理由は、上の理由のほかに色々なことを学べるという点でした。化学、生命科学、生物学、哲学、心理学etc。やってみたいことがいっぱいあります。もしかしたら、医学より魅力的なものに出会えるかもしれません。そのときは、大学院に進みたいなぁ、と考えています。

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

<願書に書いた内容>
1.私は大学卒業後、メディカルスクールへの留学を希望しています。大学生活を通して純粋に学問にふれ、幅広い教養を身に付けることで大きな人間になりたいです。リベラル・アーツは希望をかなえるために最適な学習環境であると考え志望しました。

2.理学科において、化学、生化学、生命科学など色々な分野の学習をし、医学を学ぶ基盤を作りたいです。将来は医師になりたいと考えています。それは、社会に貢献でき他人の苦しみや喜びを分かち合うことで、私自身が成長できる職業だからです。

3.自分の頭で深く考え、学問をすることが好きです。昨年の数学オリンピックでは「準合格」という結果を得ることができました。

b. 一般能力考査

 苦手意識をもたなければ大丈夫でしょう。試験対策は勉強の合間にやると頭の体操になっていいですよ。私は勉強のやる気がでないときに結構やりました。赤本、ICUの英語、MENSA、大卒用公務員試験問題集の判断推理と空間図形などをときました。代ゼミのICU対策はかなりおすすめです。三段論法などを詳しく教えてもらいました。多くの人と同じ方法だと思いますが、本番の時は知識問題を最初に答えるといいです。

c. 人文科学考査

  3色のボールペンで読む日本語という本がやくにたちました。試験本番も3色のボールペンを使いました。文が長いので、色をつけておくと問題を解く時便利です。マーク式なのでセンター対策もやっておくといいです。聖書を読んでおくと役立つかも…。私はまんがの聖書を読みました。普通のは読むのが大変そうだったので。

d.自然科学考査

 私は化学と数学で受けました。化学は代ゼミの亀田先生の直前講習で似た問題を解いたので思ったよりスムーズに解けました。化学の難易度はセンター+α程度です。設問に入る前の長文はさらっと目を通すだけにして詳しく読まないほうがいいです。読んでいると時間がなくなる恐れが…。数学は時間が少ない割に問題が多いので全部解ききれなくても大丈夫です。代ゼミの講習では大問を1つ捨てなさいといわれました。数学がこんな感じなので、できれば理科2教科で受けたほうがよさそうです。

e. 英語学習能力考査

<リーディング>
リーディングは15年分過去問を解きました。昔からほとんど傾向が変わっていないので役立ちました。ICUの英語もよかったです。秋頃から最低でも長文を1日1題解くように心がけました。
<リスニング>
リスニングは10年分ぐらいときました。昔の問題と少し違いますが昔の問題のほうが難しいのでためになります。あとは英語のニュースをよく聞いていました。TOEFL対策のリスニングもよいみたいです。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

 勉強を楽しんでください。勉強を嫌いにならないでください。試験の時は休憩にMDを聞いてリラックスしていました。お昼に配られたお茶おいしかったなぁ。

8. 最後に一言

 ICU入試が終わった後、試験を楽しめたことと全力をだしきれたことで満足感いっぱいのなかICUをあとにしました。受かる自信はあまりなかったけれど、悔いを残さずやれたことが本当にうれしかった。受験生の皆さん、悔いを残さないようにがんばってください。応援してます☆

 Never never never give up!!!