ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2005(7)-みぎは(一般)

1. お名前、プロフィール

<お名前>

みぎは

<プロフィール>

やたら学科のある某道立校。
予備校行ってない。進研ゼミも。 趣味は…写真。読書、映画鑑賞、人間観察。チェコに行きたい。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2005年一般入試
合格:教育学科
第1志望:教育学科 第2志望:国際関係学科

3.予想得点

一般能力:はんぶん
人文科学:6割(強気)
社会科学:6割(強気)
英語読解:7割
英語聴解:8割

4.併願校

無ひ。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ずっと留学しようとしていてもう国公立の勉強はしていなくて。でもはたと「ああ、日本で日本語もちゃんとできる沢山のおもしろい人と勉強したい」と思い始めて、そっからばたばたと引っ張り出した山積みの大学資料の中にICUがあったのです。始め嫌煙してた…というか「そんなんなら受けたくないな」と思っていた特殊な入試に逆に興味が湧いてきて、どんどん気になってきて、キャンパス行ってよし行こうと思って、推薦受けたけど落ちたのをなにくそと思って頑張ったら受かりました。推薦で受かっちゃいたかったけど、たぶん推薦で受かったあたしより今のあたしの方が頭いいな。笑
※あくまであたしの場合。

6.ICUに期待するところ

心理でしごかれに行きます。やりがいありそうで楽しみ。楽しいとか言ってる余裕があるのかわかりませんけど…
英語をきつくやらされるんだったら交換留学くらいはしてやりたいです。
あと森が凄くて夏は都心より二度ほど涼しいらしいからよかったです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

自分のなりたい人間になるのをうまい具合に手伝ってくれるのがICUさんの環境でありリベラル・アーツだと思うんです。その中で懸命に学ぶ生徒の一人になりたいです。(あとサークルもバイトもしたいんです。とは書かなかったけど。)

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

心理学。大学院行きたいなって書いた。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

あたしが写真について素敵だと思うところをブワァって書きました。笑

b. 一般能力考査

傾向…わかりません。
国公立受験者ではないので一般能力考査対策用ノートを一冊作りました。倫理の、日本と中国以外の方々について名前←→主著や名言(?)やした事、政経や現社に出てくる英略語←→日本語非略正式名称などをどちら側からでも言えるように。
周期表。
公務員試験の数学。
○○進法のしくみ。
美術史。
憲法のメジャーなとこ。
アナグラム。
あとはオンレクで形式に慣れました。結局此れだったかもな。

c. 人文科学考査

時間に余裕があるうちはBUCHOさんの言うように要約してました。あとは、此れは社会科学にもあたるのですが新聞の難しいとこをわざと選んで頭の拒絶反応を抑えつつ読む練習を毎日しました。もう本を読む時期じゃなかったので。

d. 社会科学考査

社会科学です。取り敢えず流れをつかもうということで社会全部の教科書を借りる・掘り出す(部屋から)などして揃え、日本史世界史は戦争やら近代、(大体周りの助言が「ここらへん」と言うところ。『ICU その入試のすべて 』にも載ってます、あたしはお店にて携帯にメモで済ませました(違法) 政経現社は全体をざっと見ました。このときあからさまに常識だったりICUが好きそうだったり実際オンレクの過去問に何回か出てきたりする事はメモして覚えちゃいませう。

e. 英語学習能力考査

<リーディグ>

長文ね〜、やだよね…長文テキストを買って幾つかやりました。あとは
◎Z会の「英語速読クリニック」、おもしろかった。まだあんまり焦りのない時期にやっておくのはおすすめ。
◎Z会の「多読英語長文」、↑の実践をかねて。息抜きもかねて。あとTOEFLも過去問も、長文は主題のジャンルが何でもありなのでこういうの読んどくと知ってるの或いは似た雰囲気のが出た時、または「スキーマ」としてやくだちます。
◎旺文社の「TOEFLテストリーディング問題270」シーディロム要らないからもっと安くして欲しかった。
◎「ICUの英語」なんかそわそわしてきた時期になって買って一気にやりました。
上智や早稲田の英語もちょこっとやりました(Part II対策にはなった)。

<リスニング>

リスニングは、英語科的なとこに一応居たお陰か出来ました。ICUのはたまにオチが有って楽しいです。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

この体験記を読まれている時点で机の小ささについてはご存知だと思いますが、覚悟していれば全然平気だと思います。

あたしは鉛筆の上下両方をカッターでこう…マーク用(芯が飛び出てる感じ。削り器より頑丈且つ長持ち★)に削ったのを何本か用意して、試験の間はサブ鉛筆とけしごむ(ペン型)をおっきな髪留めで服に留めてたんで机の上は問題用紙をばったばたしても平気でした。参考迄に。

あとは試験の合間に辛めの目薬を差す、ひえピタを装着し始める(笑)、BUCHOさんの○○教授の鼻毛話を思い出して探してみるなど自分なりのリフレッシュ法を音楽やチョコレートにまじえてすると、一般ゆえのがっかり感なんか消えます。多分…

8. 最後に一言

絶対オンレクやってなかったら落ちてた。偶然見つけてよかった、ほんとに。オープンキャンパス行った時に学生の方に「オンレクやってれば受かるよ」と断言されました(実話)。ただし、当たり前だけどちゃんとこなしてかなきゃならなくて、併願の方は大変かもと思ふ。

赤本の数百倍わかりやすかったしやってて楽しかったです。やばい点数だと思ったらみんな低かったりと偏差値制に慣れることもできます。あたしは毎回かなりやばかったのですが…でも印刷物がどんどん増えていくのには心強いものがありました。

専願だと落ちる落ちる(或いは落ちたらどうするんだ)と言われていたけれど覆しました。でもたしかに、国公立の勉強をしていたら一般とかは楽だっただろうなあと思いました。理科の対策はなんもしてなかったので。

行動範囲やら世界やらを広げたくてゆくわけだけど、まあ其れも自分次第であることは確かだけれど、「ICU色に染まる」だとか「ICU界に限定された人間になる」的なことはよく耳にするので、気を付けたいと思っています。