ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2006(10)-summer27(一般)-
1. お名前、プロフィール
<お名前>
summer27
<プロフィール>
神奈川の県立高校・河合塾
2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科
形式:一般入試
年度:2006年度
合格:語学科
第1志望:語学科
第2志望:社会科学科
センター方式:受験していない
3.予想得点
一般能力得点 = 5割…行ったかな
人文得点 = 6割行けば満足
社会科学OR自然科学得点 = 7割くらい
英語リーディング得点 = 8割くらい
英語リスニング得点 = 9割くらい
4.併願校
早稲田大学 第一文学部
立教大学 社会学部現代文化学科
明治大学 文学部文学科
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
親戚がICU卒で、近くに住んでいたのでなんどか桜を見に行ったりしていました。高校に入ってはじめて大学だと知り(笑)興味をもちました。試験問題に戸惑い、受験をためらいましたが、高3の春にやっぱり行きたいのはここしかない!と覚悟をきめました。
6.ICUに期待するところ
ELP、リベラルアーツ!ラテン語もやりたいです。それから、学生一人一人を見てくれる学校だと思うので、そういう所も期待しています。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
国際化が進んでいく中で必要とされるのは、意思疎通の手段として英語を使いこなせること、自国他国の歴史や文化を理解すること、自分の意見をはっきりと述べられることだと思う。そして、ICUではそれらを身につける環境が整っており、私にとって最高の環境だと思い、志望した。というようなことをもうちょっと具体的に。ですます調で書きました。
<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>
言語が、時代や社会の変遷、多言語との交流のなかでどのように変化してきたのか、また、言語の役割とはどういうものなのか、歴史や心理学など多様な面から学びたい。というようなこと。将来の志望は決まっていなかったので、言語学を通して学んだことを活かして国際社会で活躍したい、と書きました。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
ずっと続けている書道の事をかきました。
b. 一般能力考査
河合塾の夏期・冬季講習、BUCHOさんのオンレク(WGの夏期講習も)、トフルゼミの模試を受けました。最初は本当に絶望的で、解ける問題2割もなかったので、3年分くらいはそれぞれ100問、時間をかけて全部とけるくらいに復習しました。それからは数学系の問題やアナグラムのコツも分かって5割〜7割とけるようになったので、本当に苦手だ!という人はゆっくりやってみるといいかもしれません。時間はかかりますが、分からないまま進めていくよりは解けるようになると思います。でも本番はちゃんと解けたの3割くらいで、あとは勘とモンキースコア狙いでした。
c. 人文科学考査
社会や他大の現代文も同じですが、読解が苦手でした。話は面白いのに、正解できないということがしばらく続きました。塾で現代文の授業を取ったのは、夏期・冬期講習だけだったのですが、その復習をしっかりやったら少し読めるようになったので、現代文の対策をするのが一番良いのではないかな、と思います。他大対策で、文学史、古典や世界史を勉強したのが理解に繋がることもありました。できた!と思って答え合わせしたら酷い点数ということも多々合ったので、本番はこれがすごく心配でした。
d. 社会科学考査
文よりは読解できたと思います。ただ、政経や現社?系の知識問題で結構落としてました。世界史の勉強してたのは力になりましたが、直前期は過去問に出てきた知識問題や本文の内容で、何度も出てくるものを書き出して覚えるようにしていました。余裕がなかったので知識対策はこれくらいです。本番ではあまり役に立ちませんでしたが、過去問では同じ事柄についての話題が結構あったので、こういう話題に気をつければいいんだな、ということが分かった気がします。
e. 英語学習能力考査
<リスニング>
最初は単語帳(DUO3.0)のCDをシャドーイングして、夏くらいからTOEFLのリスニング教材などを、直前講習のCDが届いてからは、使用上の注意どおり全ての年度を20回以上聞くようにしていました。本番2日前とかは、1日で2年分(テスト40回分?)とか聞かなきゃ終わらなくてどうしようかと思いましたが、丸2日ずーっと聞いてたおかげか、本番のリスニングは結構出来た気がします。BUCHOさんのCDは、答え合わせの時に、問題文にスクリプトを書き写してそれを見ながら聞いていました。3回も聞くと、Part1、Part2の答えが聞いてるうちに頭に浮かぶようになると思うので、そしたらあとは移動中とかに流しっぱなしにしていました。
過去問で何問か、DUOほぼそのままの表現もあったので、単語帳やるときなどもCDつきで、例文そのまま覚えてしまうと一石二鳥三鳥の効果があるのでは?
<リーディング>
単語力が弱かったので、過去問や塾のテキストの他にも、学校の授業とか、模試とか、他大の赤本とか、いろんな所から単語引っ張り出して、出てきた単語全部覚えるつもりで復習しました。覚えたはずなのに思い出せない…という単語は、そのたびに辞書引いて書き出していたら、なんとか覚えられました。そのおかげで本番分からない単語はほとんどありませんでした。
あとは長文に慣れることが一番だと思います。教科書でも赤本でも、疲れたら雑誌とかでも、とにかく英語に慣れるようにいっぱい読みました。ただ、文法対策に割く時間がなくて直前講習のPART2の復習くらいしか出来ませんでした。
f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
勉強の効率って、体調によります。私は夜遅くまでやると、次の日まったく頭に入らなかったので、夜は眠くなったら寝て、その分次の日早く起きてやるようにしていました。夜の方が頭に入る、という人もいると思うので、まずは自分にあった勉強時間を見つけると、はかどると思います。
新書読んだり新聞読んだり、テレビを見たり、いろんな所にアンテナを延ばしていくと、なにが役に立つかわからないICUの試験に効果あると思います。人文や社会、readingで出てきた話題は要チェック!
8. 最後に一言
もうだめだ…と思っていても合格しました!だから、だめだと思った時も諦めずに頑張ってください!!試験の日は少し暖かかったせいか、たくさんの人がバカ山でご飯食べていました。外の空気は気分が入れ替わるのでオススメです。