ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2008(13)-にゃんち−ずさんの場合-

1. お名前、プロフィール

<お名前>

にゃんち−ず

<プロフィール>

地方公立進学校出身&地方大学中退。
高校時代より、さまざまな塾・予備校に大金つぎこむものの、成績上らず、社交の場と化す。

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 6割
人文科学得点 = 9割
社会科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 3割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

南山大学外国語学部英米学科(センター50) 合格

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

姉がICUだったので、大学の存在は知っていた。が、全く関心がなく、問題形式も校風も「基督教」の読み方も知らないまま、月日が流れる。
大学を中退。フラフラしていた去年11月のある日「東京に行かねば!」と、なんとも時代錯誤な、吉幾三の「東京さ行くだ」♪おらこんな村いやだ〜。みたいな考えにとらわれる。理系の、数学ギライだったので、とにかく数学ナシ!な私大文系を探し、なんとなく早稲田かなぁ、と。赤本や『早稲田魂』(早大生による大学紹介雑誌)まで買ってみたが、他の早大受験生のような早稲田ラブになりきれず、断念。たまたま取り寄せたICUパンフレットを読んだ瞬間、ICUラブ!!!

6.ICUに期待するところ

やっぱりELP。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

(上記と重なりますが)ELP。
『全国大学満足度調査』第1位を獲得する大学とはどんなところなのか、私もそこで学んでみたい。
向学心旺盛な学生達と切磋琢磨して勉強したい。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

(またまた重なりますが)ELP。
文理問わず、いろいろかじってみて、本当に打ち込める分野を見つけたい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

写真撮影。
高校の頃の写真展受賞暦、写真に対する想い。

・・・のような内容を、賢そうな、よそいきな感じ(笑)で書きました。

b. 一般能力考査

BUCHOさんのオンレクを利用させてもらいました。
理系だったので、元素記号、数列は対策ナシ。
月の異名、いろは歌、三段論法を覚える。
オンレクで過去問を1回解き、時間も余ったし「これはカンタン!イケル!」と幸せな勘違いのまま、本番を迎える。
本番はゆっくり解いていたら、気づけば残り10分で残り30問。
私の解答用カードはcでいっぱい。
一番自信があったのに、全然できず・・・かなりショック。
*当日朝購入のWGの予想問題はオススメ!助かりました。

c. 人文科学考査

同じくオンレク利用。
オンレク2001年度合格体験記たかさんの対策法は必見♪すばらしい!
過去問を1回解いた際に、本文読みに時間をかけすぎて失敗したので、
(1)まず、サラッと全文読む。(2)問題解きながら本文該当箇所に戻って解く。
がオススメ!
登場人物(著書の引用など)が多いときは、(1)全文読みの際に目立つマークをつけておくとよいのでは?今年は読みやすい文章だったけど、カタカナ人名に絡む問題が多く、該当箇所を探すのに苦労したので。

d. 社会科学考査

社会科学を選択。
対策は、人文科学と同じ。

人文科学も社会科学も現代文なので、センター・二次現代文の対策が最適!
あとは、出題文章との相性もあるかも。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

これはもう・・・参考になるようなことは言えません。ごめんなさい。
オンレクCDを眺めただけ。
本番もボーッとしていて一部聞き逃し、お決まりのcマークで(笑)

<リーディング>

1回も過去問を解かずじまいで、本番。
とにかく時間が短いので、パッパと、立ち止まらずに解いていった。
空所補充は、文法知識に加えて、選択肢を当てはめて読んでみた時の、なんとなく違和感があるなぁ、というような感覚も大事かな。
ただマーク式なので、わからなくてもがんばれば大丈夫!
力強くcにマーク(笑)

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

センター対策は必須。
高校での地歴公民&理科の選択がなんであれ、必ずどこかで役に立つハズ!
あとは、日常生活で新聞、雑誌、実用書、なんでもいいから読む習慣をつけること。
「あ〜聞いたことあるけど、なんだったっけ??」
これは一般能力考査で悔しいですからね。

『ICU受験には、無駄になることは何もない!』コレ、本当です!

8. 最後に一言

噂には聞いていた、妙に親切な試験監督軍団、鉛筆&消しゴム貸し出し、あったかいお茶サービス、女子トイレ長蛇の列、わけわからん問題・・・そして、目には見えないけど、キラキラ輝くキボウのような何か・・・ICUには全部ありました。
受験において、こんなにも「この大学に入りたい!」と思えた大学は初めてで、でも、それ以上にダメだと思えたので、帰りのバスでは「ICUあばよ!」柳沢慎吾な気持ちで心の中で泣きました。 

「合格体験記ってみんな同じことしか書いてない」なんて思っていたものですか、結局私も同じようなことしか書けません。

「どうしても合格したい!」

そう強く思える受験生には、最後の最後で、何かが背中を押してくれる。
今、身を持って実感しています。

ナイショの話。
【合格した自分の姿を鮮烈にイメージする】
怪しいですが、結構効いちゃうみたい♪
ICUパンフレットを繰り返し眺めてたせいで、まだ冬なのに頭の中の私は、滑走路の桜満開!バカ山でお昼寝中(笑)

最後まで駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。