ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2008(30)-Claraさんの場合-
1. お名前、プロフィール
<お名前>
Clara
<プロフィール>
田舎の私立進学?高校2008卒。
高3の夏まで音楽系の大学にいくつもりでした。
2. 受験形態
一般入試(センター無し)
3.予想得点
一般能力得点 = 7〜8割
人文科学得点 = 7割
社会科学得点 = 7〜8割
英語リスニング得点 = 5〜6割(いやもっとないかも;;)
英語リーディング得点 = 7〜8割
4.併願校
慶応義塾大学
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
自分は高校三年の夏まで音楽大学系の進路をとっていました。
しかし紆余曲折あって進路転換をしなければならなくなり、困り果てていたところICUを知ったのです。そこで、パンフレットやインターネットでの検索により入試形態、授業の内容などを知り、一挙に一目惚れいたしました(笑
しかし、あの一般入試で受かるとは到底思えずセンター出願を考えていたのですが、センターで想定外の大失敗をしてしまい、願書提出の消印有効日ギリギリに一般に変更いたしました。
それからは併願校の存在を忘れるほどICUの入試対策に励み、ギリギリのギリまで頑張りました。
6.ICUに期待するところ
国際関係や平和学を今のところは学びたいなぁと思っています。
サークル活動などを通じて見識を深めていけたら良いです
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
自分は進路を選ぶ際にいまいちピンと来る大学がなかったのですが、ICUを知ったときに「もうここしかない」と直感的に思った。(実際は欄のギリギリまで書いてあったのですが…記憶が薄いので概要ですみません…)
<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>
狭い世界だけではなく、グローバルな観点から物事を見ることの出来る人間になりたい…的な感じでした。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
えぇと…なに書きましたっけ…恐らく趣味の音楽や読書について述べたのではないでしょうか(曖昧)
b. 一般能力考査
自分は昔からIQテストなどに興味があり、図形問題や数字の問題は割と慣れていたということや、知識問題については家庭環境の中で様々な一般知識に触れる機会が多かったことから、得点元とするにはこれしかない、と思ってはいました。
しかしながら対策期間の短さからほとんどこれといった対策をすることが出来ませんでした。ですが、トフルゼミナールの「ICUの英語」という本と、赤本にある考査だけはしっかりと解きました。
入試では、私は計算が大の苦手ということがあったので、計算を要する問題はほとんどとばさせてもらいました。結局それらのとばした問題を再考する時間は残されていませんでしたが、解けるもんだいをしっかりと解いた、という感じです。
c. 人文科学考査
これは、赤本以外まともな対策をしたとはいえませんが、文章の読み取りについては普段の高校での現代文の授業などをしっかりと聞いていたことが対策となったと考えています。
d. 社会科学考査
恐らく世界史を履修していたことが割と良かったのではないでしょうか。
しかし私は対策のほとんどを英語に取られてしまっていたのでここでも赤本をひたすら解いたという感じです。
e. 英語学習能力考査
<リスニング>
とにかくリスニングが怖くて仕方なかったので、リスニング教材を買い込み毎日聞いていました。私は地方からの上京だったので、特にICUの予想問題や過去問題をプレーヤーに入れておき、入試に向かう移動中でも常に聞いていました。
「英語の発音に慣れる」ということに気をつけましたね。
市販の教材には「高速」で読んでくれるCDなどがあるので、それを活用しました。
しかし、実際問題リスニングはそれほど取れたかどうか…(汗
<リーディング>
長文が大の苦手だったので(時間が足りない)、ひたすら長文を読みました。ICUの受験対策はほとんど英語に費やされたといっても過言ではありません。
いくら英語が読めたとしても、問いでは「文章そのものをいかに理解しているか」を問われるような面があるので、英文に対する思考力も学びました。
f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
私の場合、小さい頃から様々な知識や読書に興味をもっていたため英語以外の対策については比較的楽であったという面があります。
日頃から様々なことに興味を持って学習していくことが大切なのではないかと思います。
最悪、英語の対策が間に合わなくても、英文の読解にも知識が生かされるという面もありますので…(私がそうでした・笑)
8. 最後に一言
色々と書きましたが、実際私も合格発表のその瞬間まで、まさか受かるなんて思いもしませんでした。対策期間も短かったですし。
ですので、大切なのは「あきらめないこと」だと思いました。