ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2011(5) -フランスの風邪-
1. お名前、プロフィール
<お名前>
フランスの風邪
<プロフィール>
出身校:地方公立進学校
趣味:地図鑑賞
特技:合気道
2. 受験形態
一般入試と、一応という気持ちでセンター入試も出願
3.予想得点
リベラル5割
人文科学8割
社会自然7割
英語リスニング8割~9割
英語リーディング6割
(センター参考)
合格していないことに加え、去年の合格最低点を大きく下回っていますが一応出願したので・・・
英語168リスニング46
国語141
数学?TA17 ?UB29
地理92
政経83
化学51
4.併願校
立命館大学文学部地理学科
法政大学文学部地理学科
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
どうやって知ったかは、あまり覚えていません。高校一、二年のときは京都大学の総合人間学部などを考えていましたが、どうやっても数学の克服ができず悩んでいました。アメリカにでも行こうか・・・などとも考え、TOFLEを受けましたが惨敗。結局、いろいろな先生と相談して、ICUを受けることに決めました。
6.ICUに期待するところ
現時点で、なんとなく思っていることですが、ICUでは社会学や経済学、公共政策関連のことを学べたらよいと思っています。
それと、大学院でも通用する英語力を身につけたいとも思っています。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
英語教育や留学制度の充実、レイタースぺシャリゼーション、幅広い学問を深く学べることに魅了され志望しました。2007年にイギリスに行った際、語学力や偏見のない知識、正しい判断が相互理解に必要だと痛感しました。地球市民となるべく、ICUでの学びの機会を望みます。
<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
私は人間の文化や生活とくに地理的要因による違いに関心があり、研究したいと思っています。将来その分野が盛んなイギリスなどで地理を学び他の文化を理解するためには思索力と批判能力が必要だと思います。ICUでは英語で学ぶための方法と広い知識、それを上手く使うための能力を学びたいです。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
ボーイスカウト活動や生徒会副会長の経験から、人をまとめることには自信があります。合気道において最短年数で二段を取得し、体力・精神力を身につけました。
b. リベラルアーツ学習適性
数学が苦手なので、そこを中心に対策しました。まあ、本番でもあまりできたとは思いませんが。
対策にはオンレクのみ使用しました。
c. 人文科学
もともと、現代文は得意だったので、あまり特別な対策はしていません。
繰り返しオンレクの問題を時間内に解き、わからない単語などを調べて、覚えるようにしました。
d. 社会科学
社会科学では、知識問題に力を入れました。高校では地理、政治・経済選択だったので、世界史・倫理の知識を意識的に覚えるようにしました。
といっても、先輩からいただいた世界史の資料集をパラパラみる程度でしたが・・・
e. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
リスニングは、オンレクのCDを使いました。
数をやるより、復習に時間をかけたといった感じです。何度も聞き、どこが分らなかったかを確認していきました。
<リーディング>
リーディングは数を読むことが大切だと思います。
厄介なのが、最後の穴埋め問題。Next stageなどを徹底的にやるのがいいと思います。私は覚えるのが苦手なのでとても苦労しました。
文法は早めの習得を。
f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
試験当日は周りの人がみんな頭よさそうに見えて、焦りました。積極的にストレッチしたり、トイレに行ったりしてリラックスすることに努めましょう!「俺は合格するためにここにいる」と思い込むことも効果がありました。(私の場合ですが)
現代文に関しては、桐原書店の「現代文解法の新技術」(柴田敬司 編著)がおすすめです。センスで文章を読むのでなく、ポイントをつかんで文章を読む方法を学べます。
8. 最後に一言
オンレクのおかげで、無事合格することができました。ありがとうございます。このようにして合格体験記を書くことができ、大変光栄に思っています。
私は高校の担任から最後まで、「ICUは東大に行く人が滑り止めで受けるようなところだ」(お前が受けても受からない)といわれていました。しかし合格しました。オンレクで問題形式に慣れ、素早く解けるようになったからだと思います。最後まであきらめずに頑張ってください!