ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2011(11) -myu17-

1. お名前、プロフィール

<お名前>

myu17

<プロフィール>

高校:某都立高校(現役)
予備校:河合塾+ENGLISH FARM(個人塾)

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

リベラル得点 = 測定不能
人文科学得点 = 8割
社会科学OR自然科学得点 = 5割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 6割

4.併願校

上智大学・外国語
慶應大学・SFC
中央大学・法
早稲田大学・商

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校1年生の夏にICUのオープンキャンパスに行って
親子ともども、ひとめぼれしました(^^)!

緑がいっぱいの限りなく広いキャンパスとか、
まっすぐのびる桜の並木道とか、
ICU独特のあの雰囲気とか、

実際に目で見て、肌で感じたら
もうICUしか考えられませんでした。

6.ICUに期待するところ

やっぱりELPですね。
みっちり英語鍛えたいです。

あと、
比較教育学びたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

素直にICUに対する自分の気持ちを書きました。

私はICUの緑が大好きだったので、

ICU独特の豊かな緑や自然に支えられてこそ
厳しい研究課題にも果敢に挑戦し、取り組むことができると感じました

とかいうようなことも書いた気がします。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

比較教育を学びたいです!
と、具体的にメジャーの名前をあげて

・どうしてそれを学びたいのか
・そこで学んだことを何につなげていきたいのか

を枠いっぱいに書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

10年以上続けている書道のことについて

書道を続けていく過程で得たものや、
全国コンクールで最優秀賞をとれたこと、

などなどを、自己PR的な感じで書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

リベラル適性の対策は、
オンレクの問題をただひたすら解くのみ!でした。

そのおかげで
入試直前には8割とれるようになりました。
が、

入試本番でまさかのマークミス!

試験終了2分前くらいに
マークがずれていることを発見しました。

あわあわしてるうちに試験終了(笑)

休憩時間に一人でこっそり泣きました。
マークのズレにはご注意を。

c. 人文科学

人文科学は、なぜか得意分野でした。

対策として、即効性はないかもしれませんが、
やはり読解力をつけるには「読書」が一番だと思います。

あと大切なのは、
あの長い論文を楽しんで読むことです。

私はICUの人文科学のおかげで、ギリシャ神話が好きになりました。

余裕をもって読めば、客観的に論文と向き合えるので理解しやすいです。

d. 社会科学

社会科学で受験しました。

ただ私は日本史選択だったので、
世界史とか政経の知識問題がでたときはかなりきつかったです。

でも日本史以外の教科を対策する余裕はなかったので
知識問題はなんとか気合いで乗り越えてました。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは本当に、オンレクにお世話になりました。

リスニングのCDは朝起きてすぐと夜寝る前に毎日毎日、聞きました。

CDに収録されているICUの校歌も毎日毎日、聞きました。

結果、覚えました(笑)

校歌がうたえる程、ICU色に染まっているんだから絶対受かる!と思って頑張りました。

<リーディング>

パート2の穴埋めは、とにかく"慣れる"ことです。

最初は適当に単語を選ぶだけでも、
慣れていくうちに、次第に解き方がわかってきます。

私は英語がすごくできるという訳ではなかったので、
とにかく他の受験生との差が開かないように、こつこつ頑張りました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

受験に役立つかどうかは不明ですが、

「ありがとうございます」

を、自分の年の数×1万回言うと奇跡が起こるらしいです。

役立つかは不明と言いましたが、
私はこれを実践して、落ちたと確信していたICUに合格しました。

末期がんの患者さんが、これをやってみたら完治した!
なんていう例が実際にも結構あるらしいので、案外効果がありそうです。

暇つぶしにでもどうぞ-(^^)

8. 最後に一言

私事になってしまい、恐縮なのですが、
私は受験の真っただ中に、最愛の父を亡くしました。
そしてその父との最後の約束が、ICUに合格することでした。

親を亡くすというのは想像以上につらいことです。
受験中はその悲しみやプレッシャーから、数え切れないほど泣きました。

でも今は父との約束が果たせたことを本当にうれしく思っています。
それでですね、結局のところ一体何を言いたいのかというと、

どんなハプニング(?)があっても、とにかく楽しめ!ということ。

それと、家族や自分の周りの人を大切にすること。

この2つです。
なんだか一言のはずが、だらだらと長くなってしまいましたが

つらい時でも「ありがとう」の気持ちを忘れずに、
勉強!勉強!と思いつめることなく
リラックスして思う存分受験を楽しんでください。

繰り返すようですが
本当に、"楽しむこと"これが一番大事だと思います。

心からみなさんの合格をお祈りしています(^^)/