ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2011(32) てな-
1. お名前、プロフィール
<お名前>
てな
<プロフィール>
部活も勉強もという文武両道な公立高校。
吹奏楽をやっていて3年の9月に引退しました。
予備校は夏期講習のみ。
英単語とAO対策の講座をとってました。
2. 受験形態
AO入試入試
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
知ったきっかけは、詳しく覚えていません。
学部が全然選べずにいて、まだ授業も受けてないのにどうやって決めるの、と思っていましたが
ICUの制度を知って、ここしかない!と思いました。
6.ICUに期待するところ
ELPは怖い気もしますが、やっぱり期待しています。
使える英語を身につけたいです。
また幅広い分野の授業を受け、幅広い分野に興味のある人々と触れ合い
自分のやりたいことを絞っていきたいです。
7.受験対策
a.願書
a.願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>
やりたいことをまず書いて、そのために必要なことを書き
ICUならそれが実現できる、ということを書きました。
やりたいことは本当はたくさんありましたが、
書きやすい一つを深く書くことにしました。
a.願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>
1をふまえて、必要な授業を、メジャー名だけではなく、講座名まで調べて書きました。
ICUの授業一覧は、あまり親切ではありませんが、
わからない点はオープンキャンパスで学生さんや、体験授業後の先生に直接訊きました。
また、数年分のパンフレットを見るとメジャー紹介のところで先生方の専門分野もわかったので
そういったことも入れて書きました。
a.願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>
1をふまえて、必要な授業を、メジャー名だけではなく、講座名まで調べて書きました。
ICUの授業一覧は、あまり親切ではありませんが、
わからない点はオープンキャンパスで学生さんや、体験授業後の先生に直接訊きました。
また、数年分のパンフレットを見るとメジャー紹介のところで先生方の専門分野もわかったので
そういったことも入れて書きました。
b.エッセイ
(参考) 以下の課題について十分に考えをまとめ、1500字以内でエッセイを書いてください。
【1】 あなたに深い感動を与えた人物との出会い
【2】 あなたの人生の転機となった経験
【3】 あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験
選んだのは
【3】 あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験
です。
吹奏楽部で全国大会へ行った時の過程で得たこととして、
物事の深いところを見つめることで、新たな課題を発見し、見えてなかったことを知る大切さを語りました。
紙に『初対面の人(複数)に、自分の特長を深く、かつ正確に知ってもらおうとする時』とあるので
基本的にはプラス面を書きました。特長=すぐれた特徴なので。
c. 学校内外における自己活動歴と自己分析
文化祭の出し物中の自分をリーダーとして評価しました。
私はぐいぐいひっぱるよりも、計画を立て、周りの人に仕事を割り振るのが得意だったのでその点を長所、逆に人の反応を気にしてあまり強気に出られない点を短所としました。
分析なので、良いところ悪いところをしっかり書くべきかと思われます。
d推薦状2通
一通は教職を辞められた昨年度の担任の先生。
もう一通は顧問の先生にお願いしました。
元担任の推薦状のリーダーの素質の部分が自己分析とぴったり合っていて驚愕しました。
e. 成績書類
・英語
TOEICで810点です。
AOを受けると決めるのが遅く、6月くらいに一回しか受けられませんでした。
点はあまり関係ないと聞きましたが、この点がとれてとりあえず一安心です。
無知にも程があるんですが、英検はもっと頻繁にやっていると思っていました;
中学の時、面倒で全く受けなかったことが悔やまれました。
・評定平均
4.8です。
f.一次試験(書類審査)のポイント
願書ももちろんですが、やはりエッセイと自己分析が大事かと。
「エッセイ」と「分析」
二つあるということは違う面を見たいということです。
上にも書きましたが、初対面の人、特長とか結構しっかり書かれているので
まずは用紙の質問事項とにらめっこして
何を訊かれているのかを読み取ることをおすすめします。
それから入学後の学部長さんが、ICUはやりたいことが決まってない人ではなく決まってる人に来てほしいとおっしゃっていました。
ただ、まだ決めるのは早すぎる、と。
願書には、色々やりたいので、とか将来決まってないので、よりも、これがやりたい!ということを書けるとよいと思います。
g.面接 (二次試験)
二次試験は資料をもらって三つの質問に一人一分ずつ答え、最後にグループディスカッション、というものでした。
個人質問は緊張で間違えましたし、周りの人も資料の読み違いでちんぷんかんぷんなことを言っていました。
タイムキーパーがいるので話し終わっても一分経つまではしーんとしてしまうので心臓に悪いです。
ディスカッションは10分もなかったのに三つの質問を与えられたのであせりました。
三つの質問の答えも時間内発表だったのですが、結局間に合わず終了。
他のグループは終わらないとこもあれば早く終わりすぎたとこもあったようです。
例年は一問だったみたいなので来年以降どうかわかりませんが
今回のような場合短い時間なので深くほりさげすぎず、まとめながら話さないとまず間に合いません。
じゃあここはこうでいいですよね、じゃあ次の質問ですが…と上手く誘導するのが良いと思います。
一人ひとり順番に発表すると意見交換がしにくいので、他人の意見に少しずつ意見を足したり引いたりする形が良いかもしれません。
対策はあまりないですが、グループディスカッションなので試験前に周りの人と仲良くなるのが良いと思います。私は政経の資料集や文部省の資料を見て読み取ったことを一分で話す練習をしました。あとは塾でICUの二次試験を模擬的にやることができたのが何よりラッキィでした。
とにかく二次での絞り込みはそんなにないと思うので、周りの人を仲間と思い、
なるべく落ち着いて、わかることをゆっくり話せば大丈夫です。
大丈夫だと思うのがコツかもしれません。
8.最後に一言
AOなんて、と受ける気は全然ありませんでしたが、結果受かったのでとりあえず挑戦してみることをおすすめします。
部活頑張っていた人や夢を持っている人にはおすすめです。
アピールできるチャンスかと。
センター利用は教科多くてなかなか受けられないと思うので、チャンスを一回でも増やすためにもAOは受ける価値ありです。