ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2012 〜teheperoさんの場合〜

1月 9, 2020

1. お名前、プロフィール

<お名前>

tehepero

<プロフィール>

田舎の公立進学校出身です。
結構ハードな運動部を7月まで続けていました。
絵画や彫刻が好きで作品集などをよく眺めてます。
某アイドルグループも好きです(笑)

BUCHO.NETのオンラインレクチャー(オンレク)を受講、
塾には3年間通いませんでした 。

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

リベラル得点 = 6割〜6割5分
人文科学得点 = 7割5分〜8割
社会科学OR自然科学得点 = 9割〜10割
英語リスニング得点 = 6割〜7割
英語リーディング得点 = 8割

(センター参考)

世界史83/100
現代文90/100
古文27/50
英語筆記177/200
英語リスニング38/50

センターはだめだめでしたね…。

4.併願校

早稲田 国際教養
立教 異文化コミュニケーション
青山 国際政治経済 国際コミュニケーション
明治学院 国際(センター利用)
中央 総合政策(センター利用)

ICU対策が役に立ちそうなところを選びました。(特に英語)もしICUに落ちたら仮面浪人するつもりでした。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高二の始めまではどこかの国公立に行こうと思ってました。(生物が得意だから生かしたかった)しかしどの学校もパッとせず、学部も決まらず…。
そんなある日廊下でICUのポスターを発見しました。「このポスター綺麗!え?学びながら専攻が選べる…?」すぐに大学案内を取り寄せ一目惚れです。ここしかないと思いました。

6.ICUに期待するところ

私は海外経験ゼロの生粋の純ジャパなのでELAでは苦労するでしょう。頑張ります。
いくつか学びたい学問はありますが、いろいろな授業をとってみたいです。
寮生活もとても楽しみ!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

自分は文理選択に疑問を感じており、ICUの考えと合致していることや英語教育やアドバイザー制などが魅力的だということを書きました。あとオープンキャンパスでの体験授業のことも書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

歴史学、美術学、教育学の三つに分け、それぞれの理由を書きました。
志望動機はAO入試(落ちました)でも書いたので、そのまま同じことを書きました。AOは書類選考が中心だったので志望動機はかなりの自信作でした。願書では誰にも負けない自信がありましたね(笑)あ、一般だけの人はこんなに気合いれなくてもいいです。早めに書いておきましょう。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

部活のことを書きました。素晴らしい達成感を味わった!みたいな感じです。

b. リベラルアーツ学習適性

オンレクをちまちまやってました。
10月あたりから週一でオンレクを解き始め、12月から数学対策をしました。
数学、ちょっと遅かったですね。秋から対策すればよかったかなと思います。(2年生で数2Bまでやっていたのでどうにかなると思っていたら、ほとんど忘れていた!)

リベラルは他教科に影響しない程度にこつこつやりましょう。

c. 人文科学

人文と社会科はど夏休みに2年分解き、9月〜12月初めまで週に一年分(土曜に解いて日曜復習)のペースで解いていきました。本番と同じように二教科続けて解いていました。最終的に13年分解きました。毎週模試がある感覚で、ICUに対する勘?も鈍らなかったので良い計画だったと思います。

問題を解くときは、
問題をザッとみる→問題文を読む(20分)→解く(50分)
こんな感じでした。重要語句にマーク、固有名詞は端っこに書いておくと後で探しやすいです。

復習に力を入れてください。しっかり解説を読み、要約を読み、本文をもう一度読みましょう。

BUCHOさんもおっしゃっているように、要約はいいですよ!
わたしは冬休みから、今まで解いてきたオンレクを要約していきました。
まず段落ごとに要約をして、余分な個所を削っていきました。
そしてBUCHOさんの要約と照らし合わせ、的外れなものになっていないかチェックしました。

直前期にはまた問題演習をしました。
1月後半に一人ICU模試を二日設け、全教科を本番の時間割で解きました。

オンレク(過去問)での得点率は8、9月は6〜7割で
秋からは7割〜8割とれるようになりました。

現代文の授業もしっかりうけましょう。
お勧めの参考書は
『ことばはちからだ!』河合塾出版
です。人文や社会で難解な言葉が出てきたらこれで調べていました。

あと新書を何冊読みましたが直接ICU入試に直結はしませんでした。
新書より、毎日新聞を読んだり、さまざまなジャンルの雑誌を読んだり
TVの教養番組を見たり(美の巨人たち、爆笑学問、ブラタモリをよく見てました。ICUに役立つ可能性は低そうです。)
した方が適度な息抜きになるのでお勧めです。

d. 社会科学

ほとんど人文と同じです。

今年の知識問題は世界史の結構難しいものが2、3題出ていましたが、世界史は早稲田レベルまで対策していたので解けました。
もし他大も受けるのであれば選択した社会科目はきちんと勉強した方がいいと思います。知識問題がでるとしたら世界史、日本史、政経何が出るかわかりません。
私は世界史以外は表面的なことをさらっと覚えておきました。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

すぐに上がるものじゃないのでコツコツ頑張りましょう。
基本的に私は一日最低でも一時間半を目標に聴いていました。

使っていた教材(あくまで参考に)

『TOEFLテスト ITP(団体受験)リスニング完全攻略』
オンレクで買ったものです。レベルはICUより易しいですが問題形式は似ています。
夏休みはこれと過去問やっていました。

『TOEFL TEST対策iBTリスニング』田中 知英
これは難しいです。特に後半はハード。読むスピードも速いです。
しかしこのレベルに慣れれば余裕じゃないでしょうか。(私の達成度は4割くらい)
フレーズ集もたくさん載っていますが、あまり必要ではない気がします。

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あくまで参考書は副教材としてオンレクの過去問を中心に進めたほうがいいと思います。何度も同じような問題が出ているので。
ディクテーション、シャドーイングも効果あります。

本番では大問一題が全くわかりませんでした、、
そのほかは、なんとか!

<リーディング>

夏休みまで
学校の授業中心。国公立の記述問題もちからになります。『基礎英文問題精講』の下記の作業を少しずつ進める。
夏休み
『基礎英文問題精講』に載っている文章をコピーしてノートにはり、構造を書きこんで訳を書き、一題につき5回音読しました。夏休みはほとんどこの作業をしていましたね..。ノートが7、8冊できました。
すると八月の最後の模試で自己最高点をマーク。(たしかICUがA判定早稲田B判定)

入試まで
学校の授業を中心に『やっておきたい長文700』など、そしてオンレクをやっていました。最終的に過去問11年分やりました。(多かったかも)音読は毎日続けましょう。サボると大変なことに(笑)あと過去問は自分なりの時間配分プランを考えましょう。私は各大問20分ずつでした。

単語熟語
『ユメタン1』『ユメタン2』『解体英熟語』使用。
ターゲットはみんな使っていたのでいやでした(笑)
ユメタンは登下校中にCDを聴くといいです。

文法
『UP GRADE』使用。
夏休みに2週したら得意分野になりました。(夏休み後やらなかったら一気に苦手に)
でもICUはあまり深くきいてこないので基礎が大切。

単語熟語文法は偏りなく平均して勉強しましょう。全く触れない時期があると忘れます。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

オンレク受講生はオンレクを徹底的に使い倒しましょう。

某塾でICU模試を受けてみましたが、雰囲気に慣れるという意味では役に立つと思います。問題の解説はオンレクに比べかなり簡潔でよくわかりませんでした。

あと机上の勉強以外にさまざまなことに興味をもつといいです。
私はバラエティー番組のジョブズの特集をみていたおかげでリスニングのジョブズの問題は結構解けました。

毎日勉強日記もたいなものをつけると後で自信になります。

8. 最後に一言

私のような塾なし、かつ純ジャパでもICUに受かります。
ICUに合格できたのはBUCHO.NETのオンラインレクチャーのおかげです。
学校の先生、友達にもほんとお世話になりました。
ありがとう!!

この合格体験記を書けるなんて夢のようです、、
少しでもみなさんの参考になれば。

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