ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2018(7) アルパカさんの場合

1. お名前、プロフィール

<お名前>

アルパカ

<プロフィール>

通信制高校出身。
現役時代にスタディサプリを使って勉強し、成成明学に進学したものの、大学1年生の夏休みに再受験を決意しました。その際、塾などは利用していませんでした。
サークルにたまに顔を出しつつ、単位を取りつつの仮面浪人です。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割以上
総合教養得点 = 6割
英語リスニング得点 = 3割
英語リーディング得点 = 8割
センター得点 =
今年は受けなかったので、現役時代は
英語 168
リスニング 36
国語 112
世界史 97

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役時代に大学に入学したときは語学の勉強以外やりたいことが定まってなくて、偏差値だけを見て受験したようなものでした。なので、途中から自分の専攻に疑問を感じるようになり、ICUのような入学後に専攻を決めるシステムがとても魅力に感じました。語学の勉強が充実している点にも惹かれました。

6.ICUに期待するところ

英語力を磨きたい。
あと、せっかくの少人数制なので、教授とたくさん関われたらいいなぁと思います!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUを志望する一番の理由は、リベラルアーツ教育にあります。多くの大学は専門分野を一つに決めて、それを集中的に学びますが、ICUは専門分野に囚われずに学ぶ事ができる大学だと思いました。大学生時代に様々な学問に触れてみたいと考えていた私にとって、その特色はとても魅力的に感じ、志望することを決断しました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

いろいろ書きましたが、英語力向上を中心に熱く語りました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

音楽を演奏することや歌うことが好きで、得意だということを誇張して書きました(笑)

a. 人文・社会科学

オンレクの過去問を使った勉強しかしていませんが、これが役立ちました。
人文・社会科学が分かれていた時代は解答時間が70分で、それに慣れていたので、本番の80分はしっかり見直しできるくらい余りました。
とにかく慣れることが大事ですってよく言われていると思いますが、確かにそうでした。
解いているとだんだん、聞いたことある話も増えていきます。
知識問題は間違えると気になるかもしれませんが、読解で得点する姿勢が一番大事だと思います!

b. 総合教養(ATLAS)

これもオンレクしかやりようがなかったです。
パート4に関してはオンレク、本番ともにほぼ何もできず、塗り絵しました笑
文系はほとんどの人ができていないと思うので、こんな感じか~っていう雰囲気を抑えておくだけで大丈夫ですよ!私はそれで大丈夫でした笑

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

英語のリスニングはTOEFL ITPの対策本を一周しましたが、基本的に過去問中心です。
一度解いた問題は何度も聞き直していました。
通学で一時間くらい電車に乗るので、その間に聞きまくるようにしていました。
ただ、過去問ではそこまで低い点数を取ることは無かったのですが、本番はひどかったです…
最初から全然聞こえなくて、やっと持ち直しても自信がなくて、落ちる…とまで思いました。
リスニングがダメでも、それをリーディングに引きずらないことは、大事ですね。

<リーディング>

リーディングは一般的な受験生の勉強と唯一変わらない部分ではないかと思います。
単語と文法チェックから初めて、10月くらいからは大学受験参考書の長文を解きました。
ICUの過去問も、問題集のように使っていました。
私の場合一度解いた長文を10回は音読するようにしていました。これは、現役からの習慣でしたね。

ICUは2017年度から長文の数が一つ増えていて、直前期に解いたら時間足りず、すごく焦りました。
実は本番も最後の穴埋め5問くらいは時間足りなくて塗り絵だったんです。
それでも受かったということは、読解はちゃんと得点できていたんだと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの入試は満点や9割を狙うようなものではないので、こだわりすぎないことは大切だと思います。
当日は、とにかく会場は暑いです!!あと机の狭さもナンバーワンです!!
最後まで集中力を切らさないように頑張りましょう!

8. 最後に一言

私は所属していた大学で年間40単位ほど取れるように授業を組んだり、ゆるめですがサークルに入ったりもしていたので、勉強時間の確保は大変でした。
平日の勉強時間は電車内の時間を引くと、1時間くらいしかなかったこともよくありました。
だからこそ、少ない時間で効率よくやろうとか、スキマ時間を使おうとか、いろいろ試行錯誤して、それが良かったのでは、と思っています。
大学でのレポート作成や新たに身につけた経済・文学の知識なども、ICUの入試には役立ったかもしれません。
受かったから言えることですが、再受験を決意して本当に良かったと思っています。
未来のICU受験生、頑張って!!