2005年度入試統計

2005年度入試統計

2005年度入試結果(注:データは非公式のものでBUCHOのICU受験対策が独自に算出したものです。ICUは受験科目別(社会科学、自然科学)の合格率および第二志望合格率は公表していません。)

2005年度入試統計 志願者数 合格者数 第二志望

合格者数

志望倍率 合格率 第一志望

学科合格率

志願者に

占める割合

合格者数に占める割合
社会科学考査受験 1969 554 84 3.55 28.1% 84.8% 81.8% 77.2%
自然科学考査受験 347 143 10 2.43 41.2% 93.0% 14.4% 19.9%
転入本科学生 90 21 3 4.29 23.3% 85.7% 3.7% 2.9%
一般入試合計 2406 718 97 3.35 29.8% 86.5% 100.0% 100.0%
4月入学帰国生特別入試 66 29 2 2.28 43.9% 93.1%

2005年度オンレク 志望倍率 合格率 第一志望

学科合格率

志願者に

占める割合

合格者数に

占める割合

社会科学考査受験 2.15 46.4% 76.9% 82.4% 81.3%
自然科学考査受験 1.50 66.7% 50.0% 8.8% 12.5%
転入本科学生 3.00 33.3% 100.0% 8.8% 6.3%

(統計資料はすべてBUCHOのICU受験対策が独自に作成したもので、ICUとは一切関係はありません。特に、ICUは受験科目別(社会科学、自然科学)の合格率および第二志望合格率を公表していません。全て非公式のデータであることをご了承ください。)

2005年度入試を入試形態別に分析してみた。やはり自然科学考査受験での合格率が圧倒的に高く、41.2%であった。社会科学考査受験の合格率が28.1%であるから、その差は歴然としている。自然科学考査受験は、第1志望学科への合格率も非常に高く、93.0%であったので、自然科学考査受験のほとんどの学生が希望の学科に入ったことになる。自然科学考査が有利である背景には、理学科の学生確保の必要性や、より自分の学習成果が反映しやすい4科目に分かれた受験形態の優位性、ICU高校が受験会場なので机が大きく受験しやすい、など様々な理由が考えられるがいずれにしても、ICU入試においては自然科学考査で受験した方が有利である。

今年度はオンレクの統計も受講者のほぼ全員からきっちりとってみたが、やはり自然科学考査選択者が有利で、実に66.7%が合格した(オンレク生社会科学考査受験者の合格率は46.4%)。その他、第一志望合格率が比較的低く、第二志望合格者が多かったというのもオンレクの特徴で、成績としては微妙なラインの受験生が多く合格した結果であると考えられる。本当は第一志望合格率が良かった方がいいような気がしないでもないが、元々優秀な人を合格させるより、いかに合否ボーダー上の生徒を合格させるかは重要なポイントだと思われる。

その他の項目では相変わらずトランスファー(転入本科生)の合格率が低く(23.3%)、帰国生得別入試の合格率が高い(43.9%)。トランスファーの合格率はオンレクでも最も低かった(33%)。しかしオンレクの成績を見る限りトランスファーとそれ以外の方式での合格ラインはほとんど変わらないので、恐らくトランスファー受験生の多くが十分な学習時間が確保できておらず、合格率が低くなっているのではないかと考えられる。あるいは人数調整的な意味合いがあり、年度によって想定募集人数が異なるという理由も想定される。