2010 ICU オープンキャンパス 交換留学

2010年度 ICUオープンキャンパス 本館の企画を紹介していきます。

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こちらの教室では海外留学の紹介。

教室にはExcange(交換留学)に参加した学生が待機していて、直接相談できます。

留学を考えている人には貴重な機会ですね。

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さて、経済事情や就活の早期化などにより、留学を希望する学生がICUでも減っているという新聞報道が先日ありましたが、たしかに3年次留学(3年9月-4年5,6月頃)というのは就活開始時期にモロにぶつかってしまうのですよね。

朝日新聞(9月6日) 学生よ 海を渡れ 留学希望者低調でサポート強化http://www.asahi.com/edu/news/TKY201009060145.html

ちなみに1年間の留学が基本的に必須となる早稲田大学国際教養学部(SILS)はICUより1年タイミングが早いです。またアジア・オセアニアに関してはSILSもICUもタイミングが一緒なのですよね。

<ICUの交換留学期間>

アジア・オセアニア 出発2年2月頃(2年3学期)-帰国3年11月頃(3年2学期) *オーストラリアの場合の一例
アメリカ・ヨーロッパ 出発3年9月頃(3年2学期)-帰国4年6月頃(4年1学期) *アメリカの場合の一例

<SILSの交換留学期間>

アジア・オセアニア 出発2年2月頃(2年3学期)-帰国3年11月頃(3年2学期)
アメリカ・ヨーロッパ 出発2年9月頃(2年2学期)-帰国3年6月頃(3年1学期)

就職を真剣に考えるとICUのアメリカ・ヨーロッパ組のタイミングは少々厳しいという感は否めません。4年の秋冬採用や院進学の方もたくさんいる半面、もう1年ICUにいて就活、院進学をするという方も多くいます。

アジア・オセアニアがこのタイミング(2年3学期)で出発してよいなら、アメリカ・ヨーロッパ組も2年2学期出発でもOKというオプションを作れば、留学の可能性はかなり広がりそうです。ちなみに自分は2月始まりのオーストラリアに留学したので、実質の留学時期は3年2月-11月頃でしたが、就活には十分間に合いました(そして留学より短い期間で最初の会社を辞めたぞと)。

個人的に2年3学期から出発して学業的には十分だったと思いますし、SILSのアメリカ・ヨーロッパ出発が2年2学期とはやや早いなと思いつつも、オプションとしてはICUでもあってもいいのではと思います。

一方で、上記では単純にICUとSILSの典型的留学時期を比較しましたが、留学できる大学の内容は、大学の質、多様性の点から見て、ICUの方がかなり充実しています。よって交換留学先に勉学の進んでいない学生を送り込みたくないというICUの思いを感じないわけでもなく、何とも難しいところではありますねぇ。

学生よ 海を渡れ 留学希望者低調でサポート強化