NBAカリー、ICUに来校 ICU新体育館の紹介

NBA最高年俸のスーパースター、ステフィン・カリーが6月23日、ICU(国際基督教大学)の新体育館に登場。国内の高校生30人を対象にしたキャンプを実施し、2時間ほど熱心に指導。アメリカを中心に7都市を回るツアーの最後でICUの新体育館が会場として使われたようですね。いったいどういうコネクションでICUの体育館が採用されたのか思いますが、昨年末にできたばかりの新しい施設でバスケットコートも充実していますし、ICUは1学期の期末の期間で、ちょうど体育館を使用しない期間であった事などから引き合いがあったのかも。


Source: MSN.com Sports
Stephen Curry attends the Underrated Tour at International Christian University on June 23, 2019 in Tokyo, Japan

新しくなったICUの体育館の様子も併せてお伝えします。

今回使用されたICUの新体育館(メインコート)の全景はこちら。上の写真でも奥の中二階のスペースが写っていますね。この体育館の設計には建築家の隈研吾氏の事務所が携わっており、大型の木製のアーチなど木製建材が多様され、環境に調和するデザインですね。

Source:ALG|Architectural Lighting Group

ICU新体育館のエントランス付近の外観。ラウンジ等も広く取ってあって、以前より一般の学生が入りやすい雰囲気になっています。エントランスにも木製建材が使われていて、周辺の自然との一体感がありますね。一連の新体育館は2018年11月に完成。

(ICUの新しい体育館の外観 2019年4月撮影)

新体育館は元々テニスコートなどがあった場所に建てられていますが、新しいテニスも新たに屋根付になって2019年の4月に完成。ここは旧プールがあった場所ですね。


(2019年に完成した屋根付きテニスコート 2019年4月撮影)

体育施設をまとめると、一連の工事で旧プールと旧テニスコートがなくなって、新たにメインコート(カリーが使ったやつ)、室内プール、屋根付きのテニスコートが追加されたという形ですね。旧体育館やスポーツクラブハウスは引き続き使用されますので、全体として、スタジオ、ジム、ロッカー棟など各種体育施設が揃ったという形になります。ICU受験生にもうれしいニュースですね。