ICUへのこだわり2 2009年度国際基督教大学一般入試
m-kokusaiさんインタビュー2
(夏休みが終わった2学期以降はいかがでしたか?)
この時期が一番精神的に不安定でした。まず9月に指定校の募集が来て、応募したのですが、噂の子がやっぱりICUの指定校枠を取ったのです…。落選したと担任の先生から電話をいただき、「一般で絶対受からなければ後は無い」という現実が一気に押し寄せてきました。
(早くからICUの指定校を意識されておられたのに、それは厳しいですねぇ)
そうですね、しかし以前からある程度覚悟していたので、落選したことに対して、そこまでの落胆はありませんでした。
(成績優秀なので他校の指定校推薦もいけたと思うのですが、そちらは応募されたなったのですか?)
ICUにどうしても進学したかったので、他校の指定校推薦には応募しませんでした。
ちなみにICU以外だと早稲田や慶応、上智なども推薦枠がありました。例えば慶応の法学部は2人も枠があったので、慶応の1学部で2人もいるなら、なぜICUは1校1人だけしか枠がないのだろうと当時は思っていました(笑)。
(なるほど(笑)AO入試は検討されましたか?)
そうですねぇ、応募要項等は見てみたのですが、AOは学校行事とか部活とかその辺りのウリが必要だと思ったのですが、自分の場合成績はよいものの、あまりリーダーのような活動はしていないし、欠席も結構あったので無理かなと思い、応募していません。
実は友達の一人がAO入試で合格してまして、それはもちろん喜ばしいことだったのですが、その一方で私はこの3年間ICUに行くために必死で勉強してきたのに、なぜ友人はあっさりと受かってしまうのだろうと思い悩んでしまい、その時は落ち込みました。
(確かにAOはキャラ採用というかやったもん勝ち的なところがありますからね。出身校ではAOや指定校で受かる方は結構いらっしゃったのですね?)
そうですね。出身校(都立K)は特色があって、比較的行事や課外活動に熱心な高校だったので、1/3以上は推薦で大学に行くという感じでした。秋頃から段々と推薦を決めてくる人が増えてきますが、そのように進学先が決まった人達は余裕が出てきて、残りの高校生活を楽しむような雰囲気になってしまうので、一般入試受験組にはちょっとつらい環境でしたね。
(次回秋以降の学習に続きます)