ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2011(21) - YK-
1. お名前、プロフィール
<お名前>
YK
<プロフィール>
新潟県立巻高等学校出身。
趣味はポップンと読書と色々。
雑談をこよなく愛する。哲学を学びたいと思っています。
2. 受験形態
一般入試(センター無し)
3.予想得点
リベラル得点 = 5~6割
人文科学得点 = 7~8割
社会科学OR自然科学得点 = 4~5割
英語リスニング得点 = 6割以上
英語リーディング得点 = 7~8割
(センター参考)
合計791/950
国語 187/200
英語 173/200
LIS 32/50
数学IA 92/100
数学IIB61/100
化学 80/100
物理 79/100
倫理 87/100
4.併願校
東京大学理科一類
国際教養大学B日程
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
ある程度難関な私立大学を探していたら、名前が特殊なところがあるなー
↓
なになに、語学に強いのか。んで、教養学部でLater Specialization?
↓
ICUに行きたい!!!!!
6.ICUに期待するところ
ICUには大変独特な人間や意識の高い学生が集まっていると聞いたので、自分の世界が大きく広がる機会として、ディスカッションやサークル活動など、力の限り積極的に参加したい。
高校のときに学ばなかった(もしくは避けてた、身につけられなかった)事柄を頭に入れて、自分の教養?もちろん、教養とは何か、という問いもしていく中で?を高めて行きたい。
あとはいろんな特技を身に着けたい。
7.受験対策
a.願書
ELPとかICUの独特な雰囲気に惹かれたというようなことを書きました
b. リベラルアーツ学習適性
対策のしようがないと思ったので、『ICUの英語(トフル)』、『赤本』についている問題だけ、時間を計ってやりました。ここに重点を置きすぎると痛い目を見ると思うので、僕のように社会的知識や美術的知識のない人間は、無理してここに時間を割く必要は無いと思います。
過去問を通じて時間感覚を体験するのが一番の対策でしょう。
c. 人文科学
高校生になってから、悩むたび毎にいろんな本に手を出してきたためか、国語の読解力は結構あったので、この問題は自分にとって取れる/取るべき問題であると思ったので、「どう読んでどう解くか」について考えて実践するのに時間を割きました。
具体的には、「どこまで一気に読んで、問題に行くか」を過去問3年分を用いて「一番いい結果の出る具合」を見つけました。
d. 自然科学
どこまでこの問題に付き合うか?という尺度がしっかりと出来ていれば、大失敗はしないと思います。
僕は数学と物理化学のうち一つにしようと大まかに考えていましたが、実際の試験では数学の説明文の長さと計算量に「こ れ は む り」と即断し、結局は物理と化学を受験しました。
計算スピードが遅いという自覚がある人は、『合格る計算IA・IIB』あたりで練習するのもいいでしょう。
e. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
『ICUの英語』やICUホームページ内にある音声を使って問題を解いて、また聞き返したり、適当に音読してみたりをしていました。
何故か本番では上手く聞き取れて、その「感じ」を形容するならば、
「耳から身体の奥に音が入ってきて、意味が奥で響く」
でしたね。あれは奇跡なんでしょうが、リスニング学習で到達すべきラインの一端が見えた、そんな気がしました。
<リーディング>
『ICUの英語』を利用して対策をしましたが、この本よりも本番のほうが格段に簡単だと思いました。
国語の力を伸ばすことでも対処は十分に可能ですので、自分で書店に出向いて、気になった新書などを買って読むなどすればいいと思います。
f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
新書を読むことを習慣にすると、後々結構役に立つので、気軽に書店に寄ってみることをお勧めします。あとは、『自分とは何なのか』などの「中二的」疑問を突き詰めて考えてみたりすることが、読解力向上の第一歩だと思うので、恥ずかしがらずにそういったことを友達と話したりしてみるといいでしょう。
試験中に机の上のものが飛んでいく人が沢山居たんですが、そういったハプニングにも動じないために、気を楽にして、これが終わったらあそびにでもいくかぁ!いやぁたのしみだなぁ!!という潔い(?)態度で試験に臨むといいでしょう。
8. 最後に一言
がんばってください。
机に自分を縛り付けるのが苦手で長続きしない人は、思い切って遊びに行ってくるといいと思います。僕はそればっかでしたから(笑)