ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2022(15) Kさんの場合
1.お名前、プロフィール
<お名前>
K
<プロフィール>
出身高校:都内進学校(ICUは数年ぶり)
予備校:K塾メイン
偏差値:春60 夏70 秋冬63(終盤で気を抜きました)
部活:水泳(コロナの関係で引退早かったです)
2.受験形態
一般選抜
3.予想得点
人文社会または自然科学得点 = 9-9.5
総合教養得点 = 8-9
英語リスニング得点 = 5-6
英語リーディング得点 = 8-9
(共通テスト得点 参考)
国語 130
英語 160
日本史 70
4.併願校
慶應SFC-総合政策/環境情報
法政-グローバル教養
中央-国際経営
学習院-国際社会科学
立命館アジア太平洋-国際経営
獨協-外国語(英)
5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
英語で授業受けれそうなところを探してました。一目惚れです。
6.ICUに期待するところ
ELAでシゴキ倒されること。色々な分野に触れられること。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
英語教育、リベラルアーツ、少人数教育あたりのことを理由として書きました。
<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
現時点でジェンダー関連に興味があるとしましたが、基本的に全部に興味があるということも伝えました。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
部活でキャプテンを務めていたのでそのことについて書きました。
a. 人文・社会科学
【対策】
オンレクの過去問演習をほぼ全ての年度やりました。(30年分くらい)
評価が高い問題は複数回やるようにしました。
それ以外は普通の私大の現代文対策です。
【傾向】
ここ最近は読解力!って感じの問題が多い印象です。あの長い文章を読める体力があれば問題ないと思います。
たまに予備校さんで的外れなことを仰るところもありますが、しっかり過去問を見て傾向を掴むことが大事だと思います。
b. 総合教養(ATLAS)
【対策】
オンレクの過去問演習。
過去問は複数回やりました。
【傾向】
ここも読解力を必要とします。かなり時間かかるので速読の練習はいると思います。
理系PART4の問題も読解力が必要とされてる気がしました。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
【対策】
過去問を複数回やる
TOEFLの対策問題集をやる
【傾向】
去年のは簡単だったなと思って行ったらめちゃめちゃ聴けない。焦りました。
座席が教室の端だったので、音は反響するし音声早いし異国言語に聞こえるしで厳しいと感じました。
結果受かってたので体感は気にせず、とにかく食らいつくことが大事だと思います。
<リーディング>
【対策】
過去問を複数回やる
他大の対策(慶應SFCなど)
あとは5月ごろにとった英検準一の対策も生きたと思います。
【傾向】
速読必須!内容のポイントだけ掴んでぱっぱと解いていく必要がある。
長文1→2→穴埋め→3の順番で僕は解いてました。(3が理系の分野のことがあって、たまに分かんないので)
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
勉強法:とにかく自分のできないことを分析する。
志望校決め:第一志望の大学をどの時期(序盤、中盤、終盤)に置くかは性格と相談して決めることが大事。
序盤中盤終盤、隙がない人はどこでもOK、中盤以降弱い(気が抜ける)人は序盤でかますのもあり、序盤だと緊張しちゃう人は終盤にすると良いかも。
8. 最後に一言
ICUに関しては基礎学力+オンレクで完璧です。
ICUを一途に愛せば、きっと応えてくれます。
(追加の質問)
1.英検準1級が受験に活きたのはどのような点か
(1)単語力の向上(一番でかいです)
僕は古い方のパス単(最近改訂)を使ってましたが、難関大(特に国際系)だと準一までの語彙力あると不便を感じることはないかなと思います。(SFCはまた別)
(2)リスニング力の向上
基本的な力もつくのですが、それ以上にスピーカーから出る音でテストを受けることに慣れることも大事だと思います。(僕は従来型で受けました)特にライティング、スピーキング対策ではネイティブの先生にお世話になってたので他の対策しながらリスニング力もついたと思います。
2.第一志望の大学をどの時期(序盤、中盤、終盤)に置くかという点で、ご自分の場合はどのような考えで各志望大学を置いたのか
これは僕が失敗したところです。僕自身、すぐに気が抜けるタイプなのでICUの2/5終わった段階でかなり気が抜けてました。その後の大学(MARCH/慶應)の合否はご想像にお任せします…。そのため、自分がどんなタイプなのかによって組み合わせを最適化すれば戦略的に良い結果が見込めるのではないかと思っています。