ICU祭 2010年度フォトレポート 2
引き続き2010年度ICU祭の様子です。
ICU学内新聞WGの新聞販売及び餃子屋台です。
新聞と餃子のコンビネーションが最強ですね。
(WGとしてはたこ焼き以来数年ぶりの出店。白いキャラは餃子だけに(?)ラビオリちゃんだそうです。)
ちなみにICU祭初日は台風の影響でとんでもない風雨で、屋台は3時に撤退、ほとんど売れなかったとか。
ICU祭で使用されていたお皿です(今年のWGは水餃子なのでお椀を借りてます)。
ICU祭には容器を提供・回収する業者が入っていて、使い捨て容器等はなるべく避けるという方針から、基本的に飲食系出店団体はこれらの皿を使っていたようです。皿回収ポイントは多数設けられていました。環境への配慮がなされていてよいですね。
さて、本館の様子です。本館は主に展示や喫茶店、音楽系サークルの演奏会など、落ち着いた雰囲気の催しが多数行われていました。
写真はICU本館3Fの様子です。写真のゲートはよくできてますねぇ。
高校生・受験生向けの企画も行われていました。写真はキャンパスツアーの待機場所です。気軽にICU生と話ができます。
担当者による入試個別相談のコーナーも設けられていました。
オープンキャンパスは夏に終わってしまうので、秋からICUに興味を持って受験を検討されている方にはよい機会ですね。
なおまだ発売はされていませんが、一般入試とセンター入試の願書の購入予約もできたようです。
さて、本部のメイン企画の一つ、アカデミックトークです。
人文・社会・自然科学の分野からそれぞれICUの教授が1人登場し、共通テーマに関してミニ講義をするという形式でした。
写真は人文の佐野先生です。西洋古典及び聖書の考察から、死生観の変化及び共通項を探るという内容でした。
引き続き我らが西尾先生。(などと言いつつ撮影に失敗しましたすみませんw)、行政学を踏まえつつ、人間の死というものを考察していきました。
人間とは全て名前を持つものであり、それは行政的手続きであり、人間が社会的な生き物であるというところ、またその一方で、ニックネームや
愛称、称号など、人間は人生において様々な名前を得ていくものであり、死というテーマと名前というテーマのリンクが非常におもしろかったです。
最後に生物の風間先生。生物学的な死というものの考察。半面、単に人間が生物として死ぬことが死なのか?
また究極的にそれは何が人間を人間たらしめているか。非常に考えさせられる内容でした。
3教授とも素晴らしい講義をされ、特に迫力ある講義をされた風間先生には盛大な拍手が会場からわき上がっていました。
個人的な感想で恐縮ですが、長年ICUの入試問題を解いていると、これらの3つのミニ講義はICU入試の出題範囲そのものだと感じるのですが、本当にICUの入試問題はICUの授業とリンクしているのだなぁと再認識しました。