ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2025(2) ぱかぱかさん
1.お名前、プロフィール
<お名前>
ぱかぱか
<プロフィール>
東京都の私立高校出身です。
予備校には通ったことがなく、独学のみで中高生活を送ってきました。(少なからず節約できたお金で、新たなチャレンジを沢山していきたい☆)
2.受験形態
総合型選抜
5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
ICUのことは、中学生の時からなんとなく耳にしていたので知っていました。本気で志望校として目指すようになったのは、高校2年生の冬です。
それまではなかなか自分の行きたいと思う大学が見つからず、モヤモヤと模索し続けていました。しかし、偶然読んだICUのアドミッションポリシーに、私は導かれてしまったのです。
自分の姿とアドミッションポリシーが重なり、「ICUこそが進むべき道だ!!」と確信したときの胸の熱くなったあの気持ちは、今でも忘れられません。
6.ICUに期待するところ
「Isolated Crazy Utopia」とも称されるICUだからこそ、ユニークな仲間たちと出会えるのだろうと期待しています。
学生、先生同士の「対話」が多いといわれる授業が楽しみです!!
7.受験対策
願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>
私の場合、自分の将来像や夢など、実現したい・叶えたい「未来」について書きました。
その「未来」のためになぜICUを志望するのか?なぜ他にも色々な大学がある中からICUを志望するのか?熱意が伝わるようまとめ上げるよう意識するのが大事だと思います!
また、「リベラルアーツ」について、詳しく書きました。しかし受験生の大半がこの「リベラルアーツ」を志望動機に述べているだろうと推測します。そのため、個性を出すために、「リベラルアーツ」についてのより深い理解を示せるよう工夫する必要があると思います!
願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>
この問いに答えるためには、自分と向き合うこと・自己内省が本当に鍵だと思います。私はこのエッセイに取り組んだおかげで、「自分」がどんな考え方をして生きてきたのか…等、自分への理解が深まりました。17年間の人生を「総ふりかえり」することをオススメします。大変かもしれませんが、いわゆる「受験対策」だけに留まらない、生きていく上で非常に意義のある発見が出来ます!!!!大きな成長に繋がること、間違いありません!!
(自分のことって、分かっているつもりでも、意外と言語化しようと思うと難しいし、認識できていない部分が多くあるのだと、痛感するばかりでした…!)
願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>
この問いの真意を勘違いしている受験者が多いと聞きます。問いに正しく答えることが本当に大事です。ICU側が何を聞いているのか、勘違いして書き進めていませんか?確認してみてください!
もし不安であれば、誰かに見てもらうと良いと思います!
私の場合、「その内容、聞かれてないよ。」と他者から教えて貰えたことで、間違いに気づくことが出来ました。
具体的に、ICU入学後にどんなふうに自分が貢献していくか、述べられるように意識するのがポイントだと思います!
b.小論文
(3)を選びました(古典探究、日本史探究、世界史探究、理数探究基礎、あるいは総合的な探究の時間などの探究型学習で取り組んだ課題とその成果の要約)。
小学校2年生の自由研究から始まり、今までずっと取り組んできた「探究」を、アピールしました。
3つもテーマの選択肢がありますが、いずれにせよ、ポイントとしては、主張をしっかりと根拠立てて論じることだと思います。(と言うと、簡単に聞こえますが、書き進めていくと意外と抜けがちになります。笑)
また、「小論文」なので、しっかり小論文のルールを守るように意識すると良いと思います。
自分が書いていて「楽しい」と思えるトピックを選ぶのが良いと思います。書き手がつまらないと感じる文章は、読み手を疲れさせてしまいます。
また、本を読んだり勉強したりする、テーマを深堀する時間が、苦痛になってしまっては、長続きしませんから!
c. 学校内外における自己活動歴と自己分析
高校2年生の1年間の留学期間で取り組んだ活動について書きました。
「自己活動歴と自己分析」ですから、問われている通り、〇自主性〇リーダーシップ〇創造性という観点に基づいて、的確に自分の活動を分析するのがポイントだと思います。
意外と800字という制限字数では、書きたいことを全て述べるのには足りないくらいです。「これだけは絶対伝えたい!」と、自分が譲れない部分を明確化させておくのは、推敲の時のコツかもしれません。
d. 推薦状2通
(1)在籍校の担任の先生(2)留学先の先生
自分のことをよく理解してくれている方に依頼できると良いと思います。
e. 成績書類
英語 = 英検準1級
評定平均 = 4.3
f.一次試験(書類審査)のポイント
取り繕うことなく、ありのままに、自分らしく!
伝えたいと思うことを、率直に書く!
合格した今ふりかえると、これが大事なポイントだったと思います。
g.面接 (二次試験)
オンライン面接でした。2人の教授が担当してくれました。
自分の提出した書類に基づいた質問がほとんどでした。
二次試験ポイント
ICUの教育が重視するもののひとつ、「クリティカル・シンキング」という言葉をご存知でしょうか?
まさに面接官の教授方は「クリティカル・シンキング」を駆使した質問を飛ばしてくれます!(笑)自分の書いた書類が熟読してもらえているのだと、びっくり嬉しくなったのを覚えています。
1次書類で嘘や偽りを書いたらば、しっかり見抜かれます。本当の自分をICUに伝えるのがベストです!
8.最後に一言
一般受験でも合格できるくらいの実力を身につけつつ、「受験のチャンスがひとつ増える♪」という心持ちで総合型選抜に挑むのが、
もしも不合格であった時のメンタル的にも、ベターです!また、入学後に困らないためにも、読書や勉強は怠ってはいけないと思っています!
ICUへの理解も深まるので、ぜひ過去問の特に英語の長文を読むのがオススメです!
みんなで一緒に、頑張りましょーう!!