ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2026(16) みけねこさん
1.お名前、プロフィール
<お名前>
みけねこ
<プロフィール>
出身高校:愛媛県内の公立高校
部活:華道部
趣味:旅行
オンレクを受講
2.受験形態
2026年度 総合型選抜
5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
2年次の秋のオープンキャンパスで自然豊かなキャンパスとリベラルアーツ教育に心惹かれ、3年の夏に開催されたGlobal Challenge Forum 2025 Summerという3泊4日の宿泊プログラムに参加したことで、寮も含めて学校の環境がとても気に入ったためICUを選びました。
6.ICUに期待するところ
ELAによるアカデミックな英語力の強化とリベラルアーツという特徴を生かした分野横断的な学びを期待しています。また、自分とは異なる考え方をもつ多種多様な人たちと積極的に関わっていく中で人間的にも成長したいです。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>
分野横断的な学びを通して自らの問いに向き合い、世界と対話できる力を養うという ICUの教育理念が、私の関心や経験と重なるためである。これまで幅広い分野に挑戦してきた中で、一つの分野に限定せず多角的な視点から学びたいという思いが強まり、ICUこそ理想の学び舎だと考えるようになった。
ICUでは国際関係学をメジャー、経済学をマイナーとして学びたい。その理由は、将来国内外で課題解決に貢献したいからである。Global Challenge Forum 2025 Summerで4つの学問分野の講義を経験した。特に、国際関係学の毛利先生の講義とその後のポスターセッションでの対話、国際関係学を専攻し留学先で地経学を学んだICU学生との交流は、将来のビジョンを見つめる貴重な機会となった。そして、物事の本質を捉えるためには、多角的な視点が不可欠だと実感した。ICUのリベラルアーツ教育を通じて、自己実現を達成したい。
<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >
私の人生観に大きな影響を与えたのは、中学一年次から継続している地元Jリーグクラブの運営ボランティアである。活動を始めた年は、コロナ禍でボランティアの人数が限られていたため、受付や清掃、観客案内、イベント準備など多岐にわたる業務を任され、状況に応じて判断し行動する力を培った。また、課題解決力、主体性も身につけられたと自負している。同世代はほとんどいない中で、多様な世代の方々と協働する機会を得られたことも貴重な経験だ。人生の先輩にあたる多くの方から長年の経験に基づく助言をいただき、人間関係の築き方や支え合う姿勢を学ぶことができた。さらに、観客から感謝の言葉を直接いただく場面も多く、自分の働きが人々の喜びや快適な観戦環境に結びついていることを実感した。
スポーツだけでなく、物事は陰で支える存在があってこそ成り立つということを深く理解した。これらの経験を通して形成されたのが、「人や社会を支える存在として貢献したい」という価値観である。この価値観は私の人生観の核となり、自ら考えて挑戦し続けるための揺るぎない原動力となっている。
<3.あなたがICUに入学した場合、大学や他の学生にどのような貢献ができると考えているか述べてください。>
私はまず、自らがリベラルアーツ教育を通じて、ポストヒューマン時代において一層重要となる思索力と批判能力を身に付けていきたい。多様な意見と向き合い、自らの頭で考え抜き、自分の選択に責任を持つ姿勢こそが、ICUの理念を実現するための大切な基盤となると考えている。ICU で出会う国籍やバックグラウンドも様々な 人々との交流を通じて視野を広げ、学問に対する考え方の変革、真理の探究を行い、私自身も他の学生が殻を破るための手助けとなれるよう、意見や問題提起することで貢献したい。また、Global Challenge Forum 2025 SummerでICUの学生ファシリテーターによる適切なアドバイスや問いかけのおかげで、 新しいものの見方に気付いたり、更なる疑問が生まれたりする中で、議論が活性化し、意見を高め合う楽しさを体験できた。そこで、私も学びの楽しさを高校生に感じてもらえるよう、ファシリテーターに志願することで、次世代に伝え、学問の使命を果たすという貢献ができると考える。普段の学生生活でも自ら意見を出し、他者の意見を踏まえた上で双方が納得いくまで議論を重ね、課題を解決するよう積極的に取り組んでいきたい。
b.小論文
(2)を選択し、高校2年生次の総合的な探求の時間に、「方言の促進と保存」というテーマで取り組んだ内容をまとめました。
探究活動の成果を全国高校生フォーラムで、英語によるポスターセッションとして発表したこともアピールしました。
c.自己活動歴と自己分析
私はモルックというスポーツを通じて得た経験について書きました。
モルック部創設にむけて仲間集めや顧問依頼、学校への交渉を行ったり、高校2年次にモルック世界大会への出場権を得て、下位リーグながら予選突破を果たした経験を通して、自主性・リーダーシップ・創造性をいかに発揮したかについて述べました。
d.推薦状2通
担任の先生 1通
中学一年生次から続けていたボランティアの責任者 1通
e.成績、英語資格、書類選考のポイント
英語書類:TOEFL iBT Home Edition(78)
評定平均:4.9
一次試験(書類審査)のポイント:書類作成については自分の経験や強みを随所にちりばめつつオリジナリティを出していくのが大切だと思います。そのために私がしていてよかったと思ったことは、自分のアピールポイントとなる経験を積んでおくことです。特に、Global Challenge Forumは参加してよかったと感じています。
f.面接
ZOOMのオンライン面接で、面接時間は25分ほどでした。私を担当してくださった方は、白人男性と日本人女性の教授のお二人でした。私の場合は20個ほど質問され、特に志望動機の内容の深掘りと小論文に関しての質問が多かったです。
・ICUを志望した動機について
・情報の入手方法
・興味のあるメジャーに関わる本で読んだものがあるか、またその中で最も気になったものは何か
・興味がある国際問題について
・外国人の受け入れが問題になっているのはなぜか
・国際的な問題へのアプローチの仕方について、専門家になったつもりで意見を述べよ
・人々の意識を変えるということは簡単だが、具体的にはどうしたら変えられるか
・どのようにしたらおかしな政治家を排出することを防ぐことが出来るか
・政府は地域活性化のために何をしたらよいのか
・卒業後はどのようにICUでの学びを地域に還元していくつもりか etc.
g.2次試験ポイント
想定外の質問や答えにくい質問を多く聞かれますが、適切な答えになっているのか不安だと思っても自分の考えをはっきりと示して、沈黙をつくらないことが合格への一歩です。実際に、少しずれた回答をしてしまったかもしれないと感じたことはありましたが、追加の質問によって私の発言を理解しようとしてくれました。発言の内容を過剰に心配せず、面接官との会話のラリーを楽しむようにするとよいと思います。
8. 最後に一言
英語資格の取得時期に気を付けておくことをお勧めします!
私は「2023 年 10 月 1 日以降に受験したスコアを有効とします。」という条件に苦しめられました。1年生の10月以降に取った資格しか認められないため、私の場合は高校に入学してすぐに取得した英検準1級の資格が条件を満たしませんでした。また、出願時に英検1級の1次試験は合格済みでCSEスコア2700ありましたが、2次試験に合格していなかったため使用することはできませんでした。3年の夏休みに、唯一出願までに結果が間に合うTOEFL iBT Home Editionを急遽受けることになり、納得のいくスコアが提出できずに後悔が残りました。
最後になりますが、私自身もこの合格体験記には非常に助けてもらったので、私の文章が誰かのためになれば幸いです。頑張ってください!!
